モンテッソーリの「困難性の孤立化」で自立が進む!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。 

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昨夜、娘がリビングでひたすらジャンプを繰り返していました。

 

「何をやっているの?」

 

そう声をかけると、

 

「タイマーが鳴るまで待っていて」

 

意味がよく分からず待つこと約3分。

 

タイマーが鳴った後、すっきりした顔で教えてくれました。

 

「後ろあやとびの練習」

 

縄跳びもなければ、エア縄跳びでもない(笑)。

ただジャンプするだけ?

 

そんな疑問を抱えている母を察知してか、教えてくれた娘。

 

「体育の授業で後ろあやとびを3分するんだけど、いつも3分ぎりぎりのところで引っかかるの。どうすればクリアーできるか体育の先生に聞いたら、後ろあやとびはマスターしているから、3分以上飛び続ける練習を毎日すれば良いって。」

 

なるほど…。

モンテッソーリ教育でいう「困難性の孤立化」と同じ。

 

困難性の孤立化とは
「難しいところをはっきりさせる」ことをモンテッソーリの用語では、「困難性の孤立化」と言います。つまり、どの行為にもどこか必ず難しいところがあります。その難しいところを重点的に、ていねいに示すテクニックが必要です。そのためには、何回かやってみて、どこがいちばん難しいか、また、子どもが必ず行き詰まってしまうところを見極め、その部分を取り出し、少しずつ、繰り返し練習できるようにします。(『おかあさんのモンテッソーリ』野村緑、サンパウロ、2015、46頁)

 

 

幼児期からこの「困難性の孤立化」を意識することで、多くのスキルを身につけてきました。時にはスキルだけではなく、大切なことを話し合う際には、ポイントを一点だけに集中し、話し合うための環境作りに注意を払ってみたり…。

 

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娘が困難に向き合った時、面白いなと感じるのは、彼女自身が「困難性の孤立化」を行っていること。体育の授業で難しい部分があると感じた場合、幼児期は何でも「パパ、これどうやるの?」「ママ、やり方教えて」だったのが、今では親では答えを持ち合わせないことを知っているのか、専門の先生に聞きにいく!!(笑)。

 

どうすれば、一番効率的に正解に辿り着けるか、彼女自身が分かり始めているようです。

 

まさにこの「効率的」という部分も、幼児期にはなかった部分。

あれもやりたい、これもやりたいで大忙しの小学生は、どうすれば効率的に動くことができるのか。そんな発達段階にいるということを知っていると、ちょっぴりずる賢くなったような行動を見ても、親は穏やかな気持ちでいられます(笑)。

 

後ろあやとび3分クリアーの目標を掲げ、これから毎日3分ジャンプを行う予定の10歳(笑)。

到底真似できません^^;

 

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