おかあさんのモンテッソーリ
![おかあさんのモンテッソーリ](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51DMHxpGaZL._SL160_.jpg)
子どもの家での1年が紹介されると同時に、家庭での実践方法のヒントが散りばめられている1冊です。いつも読み返すたびに、新たな発見があります。
昨夜、ふとおしごと部屋を覗くと、娘がひとりで向かい合っていたのはこちら。
2歳の頃出会った日常生活の練習の用具、着衣枠です。当時は母の提示が未熟で、親子で苦戦していた時間が長かったのですが、さすがに4歳ともなると2歳ではできなかったことも、すいすい。
けれども、この「すいすい感」がたまらなく嬉しいらしく、すでに獲得しているはずのおしごとを敢えて選択。
衣服の着脱に必要な動きを身につけることができる着衣枠。
ボタンをしめたり、ホックをとめたり、ファスナーをしめたり、様々な運動が必要となります。もちろん、日々の生活の中でこの着脱の動きはいずれ身につけることができるのでしょうが、子どもにとって難しい部分だけを取り出してあげるこの手法は
「子どもの混乱を避け、集中しやすくするための援助」
であると、こちらの著者、野村緑先生は仰います。
「困難性の孤立化」と呼ばれるこの手法は、モンテッソーリ教育では様々な場面に取り入れられていますが、まさに家庭においても色々なシーンで取り入れることが出来ます。
例えば、おもちゃ選び。ごちゃごちゃしてどこにポイントがあるのか分からないものよりも、子どもは単純なものが大好き。どこかポイント一つに絞って集中できることのようが、飽きもこなく、長く使えるのだと母も4年の子育てで実感・・・^^
こんな風に様々なモンテッソーリ関連書籍を読んでは、何かヒントを得て、子育てに活かしてみる。直接的なおしごとでなくとも、どこか糸口を掴んだり、何かのきっかけになったり、母にはまさに知の養分です(笑)。
「あしたも、ちゃくいわくのおしごとする~。」と言いながら、スヤスヤ眠りについた4歳児。
果たして、今宵のおしごとも着衣枠なのでしょうか^^;
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