
私の防災・その615 続×3 線状降水帯で冠水 車で走行中の急な豪雨&冠水への対処の難しさ
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先天性の遺伝子疾患と重度知的障害ありの娘(20代)
特撮オタクの旦那(5歳年上)
アニメ&防災オタクの私(アラフィフ)
元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます
いい加減しつこいと思われるかもしれませんが、8/13に発生した令和8年8月千葉豪雨の話です。
これ迄の
今回は車が水没して亡くなられたケースが多かったのですが、これに関して2回目の私の防災・その613の末尾でこの様に書きました。
今回の豪雨では冠水した道路で沈んだ車の中で亡くなられた方々が複数いらっしゃいます。
道路に溜まった水の表面は水平を保ちますから、水面下の路面の位置を走りながら判断するのは困難です。
冠水しているとわかったらその時点で出来るだけ早く高さのある駐車場などに移動するのがベストでしょう。
動かせない家とは異なり車は動かせる財産です。
冠水する(している)とわかった時点で避難させておきませんか。
しかし、改めて振り返ってみると実際にはこれはとても難しいことだと感じました。
今回の豪雨で報道された道路が冠水して多数の車が止まっている映像の中には私たち家族も度々走ったことがある道も多く映し出されています。
その道を走った記憶にある道路やその周辺の状況と、今回私たちが体験した冠水するまでの異常な早さを鑑みると走り出した後に冠水が始まってしまったら逃げる場所が殆ど無いことに気付きました。
私の見知っている冠水した道路沿いには路面より高くなっている駐車場や立体駐車場はあまり多くありません。
走行車線が少ないわりに交通量が多い道であることを思うとUターンして来た道を戻る選択も取りづらい。
横に逃げる道も細くてしかも高低差があまり無かったり逆に少し下がったりアンダーパスに繋がったりしていることが多い。
となると、冠水していても走り抜けた先に冠水していない場所があることを期待して進む以外に選択肢が無いわけです。
冠水すること、今後水位が危険な高さまで上がることが事前にわかっていれば車を出さない選択も可能ですが、既に走り出している場合には避難することがとても難しいのだと改めて思いました。
私の覚えている範囲での事にはなりますが、比較的ファミレスの駐車場は路面より高くなっている事が多いように感じます。
その一方でコンビニはそれ程には路面との高低差は無いような?
あくまでも個人の印象ではありますが、ネット上でもファミレスに避難して助かったとの書き込みを複数見かけました。
数10cmの差が車にとって生命にとってとても大きな差になり得ますから、冠水した時の一時避難場所、退避場所としてこうした「路面より高くなっているファミレス等の駐車場」を探すのは有効かもしれませんね。
また、やってしまいがちな事として、もしも帰宅途中の家族から
「雨が強くて歩いて帰るのは危ないから最寄駅まで車で迎えに来て」
とか
「電車もバスも止まっていてタクシーも捕まらないから迎えに来て」
とか
逆に家で留守番をしている子どもから「心細いから早く帰ってきて」
とか連絡が入ったら、家族思いな人ほど多少の無理を押しても車を走らせてしまうのではないでしょうか。
実際に家族を迎えに出て車が水没し、生命からがら避難した体験談がこちらにも出ていました
https://www.sankei.com/article/20260814-NYDGJYDC4VJG5P7KZEMMNDXAKM/- 冠水の危険があるなら迎えに行かない
- 帰れなくても安全が確保できる場所にいるならその場で待機
- 家族や知り合いに迎えを頼まない
なのでしょうけれども、この判断をするのは結構難しくないですか?
まず最初に「情」が冷静な判断を妨げると言うか。
また、既に冠水しているなら
歩くのが危険な水位はすなわち車で走るのも危険な水位
ですから、車を出さない判断を下すことは出来るかもしれません。
しかし、今回のように車を出す前は冠水していなくても冠水が始まったら一気に水位が上がってしまう場合、特に一時的に雨が弱まった時間帯等は本当に判断が難しいと改めて思いました。
それでも、少なくとも
- 普段から走行するルートの浸水リスクを把握しておくこと
- 回避するルートや退避場所を複数確認しておくこと
- 帰宅途中に一時滞在できる施設を確認しておくこと
等が出来ればリスクは減らせるかもしれません。
さらに「早く帰ってあげなきゃ」とか「迎えに行ってあげたい」と言った心理的なハードルを下げる為にもその対象者が安全だと思える備えをしておきたいですね。
特にお子さんに留守番をさせている場合は一人でも自分の身の守る方法を事前に教えてあげてくださいね❗
豪雨に限らずトラブルですぐには親が子どものもとへ駆け付けられない状況はあり得ます。
一人待つお子さんのためにも可能な限り「想定外」を無くしておくこと、大事だと思いませんか。
帰宅する人の備えとして私の防災・その614でも書いてますが、無理して動かず安全な場所で待機できるように外出時に持ち歩く
「いつものバッグ」に飲み物やモバイルバッテリー等の最低限の安心材料を
入れておくのも大事です。
家族と連絡を取ったり情報収集をしたりするのにもスマホの充電を確保できるかどうかは大きく関わってきます。
是非安全と安心を持ち歩いてくださいね。
それから、我が家周辺も低地ではあるのですが、普段歩いたり車で走行している時にはそこまで高低差や道路の傾斜を感じることはありません。
それでも台風や今回のような大雨の時には明らかに決まった方向へ水が流れていくのがわかるので、人間の目では判断できない程度の傾斜でも水は決して見逃さないのだと感じさせられます。
自分達が生活する範囲の何処が浸水リスクが高いのか、それを知るにはやはりハザードマップが一番です。
今回はとてつもない雨量だったために浸水想定地域を越えた場所でも被害が多発しましたが、浸水想定地域での被害が大きかった事は間違いありません。
自分達が暮らす地域のリスクと被害を回避する方法を
- ハザードマップを見ながら回避ルートを想定しておく
- 何でもない日常の中で散歩やドライブしたりしながらいざと言う時の退避場所(避難場所)を探しておく
水害から車と何より生命を守るためには一番大切なことではないかと思います。
今回の豪雨で行方不明になっている方が一名いらっしゃいます。
https://article.auone.jp/article/c9cdbe50-d21e-46a2-a5e6-6d5b6040a03a
水没した車に乗っていた人を助けに向かった人が流されてしまったのだそうです。
勿論、水没した車から居合わせた人に助けられたケースも多く報じられていますが、やはり救助する側にも相当なリスクがあるのだと思わされました。
人助けだからと言っても自分の安全が確保できない状況でやみくもに飛び込むのは犠牲者を増やすだけの事になりかねません。
どうか冷静な判断をしてくださいね。
そして当然ですが一番良いのは救助を必要とする状況にならないこと。
車なら雨の中でも大丈夫の思い込みを捨てて、冠水したら基本的には徒歩でも車でも移動しないか、出きるだけ早く安全な場所に退避すること、覚えておきたいですね。
行方不明になっている方が早く見つかること願っております。
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特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。
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私の防災・その614 続々・線状降水帯で冠水 2階に運び上げた物と避難準備
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令和8年8月千葉豪雨と命名された線状降水帯による豪雨被害の詳細がわかってきましたね。
このブログでは我が家の状況について書いてきましたが、被害の大きさに被害らしい被害が無かった事が申し訳なく思う程です。
とは言え、我が家程度の被害や対策であっていつかどこかの誰かの役に立つこともあるかもしれませんので、まだ書いて無かった事を書いておきます。
それは1階に浸水した時に備えて絶対に濡らしたり流されたりしたくない物の扱いや万が一状況が悪化した時の避難の準備についてです。
前回前々回と書いた通り我が家はハザードマップ上では内水氾濫の場合、一番高い水位でも床下浸水かギリギリ床上浸水するかも知れない程度の浸水想定です。
それでもここ数年の気象災害の激甚化を思うと想定を上回る可能性はゼロではないので、1階で管理しているもの、特に床面に近い場所に収納しているもので絶対に守りたいものは2階に運び上げておくことにしました。
まずはもえもえと私の処方薬関連
- 処方薬(在庫全て)
- お薬手帳セット(診察券&マイナ保険証&重度心身障害者(児)医療費助成受給券)
これらは被災後の体調維持のためにも絶対に欠かせない物なので最優先❗
次にもえもえの福祉サービスなどの書類関係
- 福祉サービス受給者証
- 通所、ショートステイ関連書類
ファイルにまとめているのでファイルごと持ち出せばOK。
たとえ浸水被害を受けても、もえもえの通所は継続できるようにしておかないと復旧作業にも支障が出る(もえもえがいたら作業にならない😅)ので
- 通所用のリュック一式(食事セット&連絡帳)
万が一の屋上避難も視野に入れて
- 財布や貴重品の入ったいつものバッグ(肩掛け&リュックにもなるタイプ)
- もえもえとの外出用リュック
- もえもえのネックウォレット(療育手帳&ヘルプカード&現金)
- 非常持ち出しリュック(防災リュック)
- 雨具&靴
お薬手帳セットは自宅を離れる時にも持ち出せるように貴重品の入ったいつものバッグに入れておきました。
いつものバッグ&もえもえとの外出用リュックに関してはこちらに
折に触れて中身の見直しはしているので多少変更点はありますが、基本ラインは変更ありません。
熱中症対策で乾電池式モバイルファンや冷感グッズが多めに入ってます。
豪雨の中で何処まで役に立つかわからないけれど一応屋上避難時の雨風避けともえもえの居場所作りに
- 簡易テント×2
- ブルーシート&ロープ(パラコード)
書類は念のため濡れ防止にジップロックに入れた上でバッグに入れておきました。
また、屋上避難の時にテントに入れられない荷物を濡らさないように
- 90Lサイズの厚手ポリ袋
も準備。
後は就寝前に床の上に置いてあったクッションや低い収納棚の物を出来るだけソファーやテーブルの上に上げておきました。
あ、食卓の椅子もだ。
勿論、万が一河川氾濫となったら氾濫した場所によっては避難する時間的余裕が殆ど無い可能性があるので、その時には
- 雨具&靴
- 貴重品の入ったいつものバッグ(リュック)
- もえもえのネックウォレット
- 非常持ち出しリュック(予備の薬と処方箋や受給者証のコピー入り)
を優先して屋上避難することも想定しています。
勿論最悪の場合はこれらの品々も諦めて
着の身着のまま、身一つの避難も視野
に入れてます。
もえもえは就寝時大容量タイプの紙パンツを履いているので、そのまま逃げ出したとしても避難中のトイレ問題はある程度何とかなります。
全財産を失ったとしても生命だけは失うわけにいきません。
とは言え、身一つの避難は本当に最後の選択肢です。
「生き延びた後」の為にも、避難する時に持ち出すものの優先順位は考えていらっしゃいますか?
「避難しなきゃ!」となってから持ち出す品を準備するのでは間に合いません。
持ち出し品もそうですが、被災後の過ごし方も考えておきたいところです。
このブログを長年読んでくださっている方ならご存知でしょうけれど、我が家は2階のウォークインクローゼットがメインの防災備蓄スペースです。
1階で保管していたり普段使っているものの中で重要なものさえ2階に運び上げてしまえば、1階が被害を受けたとしてもある程度の期間は何とか出来る筈。
それなりに不便はあっても2階だけで在宅避難できるように考えて備えてきています。
普段持ち歩いている「いつものバッグ」に皆さんは何を入れていますか?
今回の千葉豪雨では帰宅困難者が多数出ました。
車を乗り捨てて避難した方々もいらっしゃいます。
その時「いつものバッグ」にあるものだけで何とか乗り切ることは出来ますか?
千葉日報に実際に帰宅困難者になって一時滞在施設を利用した記者の体験談が出ていました。
スマホバッテリーや防災アプリの必要性、一時滞在施設はあくまでも一時避難するだけの場所で安心してくつろげる場所ではないこと等がわかります。
その他にも例えば
- ペットボトル飲料1本
- お菓子でも良いので軽食の一つや二つ
- アルミブランケット
- 携帯用の非常用トイレ
等、バッグの隙間に入るだけの安心を持ち歩くのは如何ですか?
今回の豪雨でガレージが浸水被害を受けた私の実家。
幸い物置きとして使っていただけでしたので高齢な母でも自力で片付けられる程度で済みました。
壁もコンクリート製なのでホースで水をかけて大胆に洗えば済みますし。
ですがこれが自宅の被害だったとしたら一人暮らしの母が自力で何とかするのは困難です。
私たち夫婦も日帰りできる距離とはいえ離れて暮らしていますし頻繁に手伝いに行ける余裕がありませんので、おそらくはボランティアさん頼みになったことでしょう。
実際にはお願いしなくても済みましたが、改めてボランティアさんのありがたみを感じる事態となりました。
この夏休み期間に熊本地震の被災地へボランティアに行かれたもしくはこれから行く予定の方々もいらっしゃるでしょう。
熊本ではまだ地震活動が活発で後1ヶ月程度は震度5弱以上の揺れに注意するように言われていますね。
千葉豪雨の被災地にしろ熊本県にしろボランティアに行かれる方々、どうぞ熱中症や怪我に充分注意して作業なさってくださいね。
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私の防災・その613 続・線状降水帯で冠水 澄んだ水から知る治水対策の進歩
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昨日書いた通り線状降水帯による都市型水害、内水氾濫で一時大変な状況になった我が家。
あの時、冠水した道路を見て思ったのが
水が澄んでいる
事でした。
道路冠水と聞いてイメージする水はどんな色をしていますか?
おそらくは泥や汚水(下水)が混じって茶色く濁った水ではないでしょうか。
ですが、今回のような河川氾濫ではない都市部の内水氾濫ですと基本的には下水道の排水処理能力を超えて
下水に流れ込めない雨水だけが
アスファルトを舗装された道の上を流れる
ので意外に綺麗
です。
もえもえが帰宅した時に水の中に入りましたが、路面が見えるので危険物を警戒する必要もありませんでした。
勿論、これは我が家近くの排水ポンプ場が下水の排水処理を頑張ってくれていたからこそで場所によっては汚水(下水)や泥が混じった水だったと思います。
昨日書いた以前我が家の自家用車やエアコン室外機が被害を受けた冠水時の水は茶色く濁った水でしたから。
我が家の近くの排水ポンプ場が完成運用開始後、少し離れた地域でも排水ポンプ場の建設が始まっています。
今回市内で被害が出た地域は複数ありますが、その内の一つ我が家周辺含む低地の内水氾濫対策として排水ポンプ場を複数作る計画が長い年月をかけて進められており、その最後の一つが建設中のポンプ場です。
今回の事で最後の排水ポンプ場が完成後は、この地域の内水氾濫の被害は相当軽減されるだろうと希望が持てました。
また、昔から繰り返し氾濫してきた市内の中小河川も早い段階で危険なレベルの水位に達していましたがどうやら氾濫しないで済んだ様です。
市内の被害全容はまだ正式発表がないのでわからない部分はあるのですが、知り合いからの情報によると調整池公園が威力を発揮したとのこと。
調整池公園とは河川の近くの低地に作られていて普段は公園としてイベントや市民の憩いの場として使用し、大雨などで水位が上がって危険な状況になったら河川の水を引き込んで一時的に溜めることで氾濫を防止、河川の水位が下がったらまた水を河川へ流す治水設備です。
私たち家族もイベントの時など遊びに行くことも多い場所ですが、豪雨の翌日近所の知り合いが様子を見に行ったら設置されているベンチの背もたれがわずかに見える位まで水がたまっていたそうです。
既に河川に水を戻し始めていたようなので、実際にはもっと大量の水を溜めていたのでしょう。
改めて治水対策の進歩を肌で感じる事態となりました。
今回、我が家周辺の冠水は済んだ水でしたし、もえもえが帰宅したのがまだ明るい時間だったのでそのまま水の中にじゃぶじゃぶと入っていけましたが、茶色く濁った水だったり暗くて見えない状況だったら迂闊に水の中に踏み込むのは危険です🙅
冠水した中を避難しなければならない時には
- 底が厚くて脱げにくいスニーカー等を履き
- 長い傘や棒で水中の状態を確認しながら
- 出来れば複数人で繋がって
歩いてくださいね。
水の中にどんな危険物が落ちているか、蓋が外れたマンホールや側溝が何処にあるか、目で確認できない状況になりますから。
今回の豪雨では冠水した道路で沈んだ車の中で亡くなられた方々が複数いらっしゃいます。
道路に溜まった水の表面は水平を保ちますから、水面下の路面の位置を走りながら判断するのは困難です。
冠水しているとわかったらその時点で出来るだけ早く高さのある駐車場などに移動するのがベストでしょう。
動かせない家とは異なり車は動かせる財産です。
冠水する(している)とわかった時点で避難させておきませんか。
我が家も嵩上げしておいたことで車を守れました。
以前冠水した時に駐車していた車が全滅した被害が出たマンションの地下駐車場に今回も大量の水が溜まってしまったけれども、利用者が前回の教訓をいかして車の避難を完了させていたので車の被害はゼロだったとの報道も見ました。
想定を上回る災害は起きますが、過去から学んで減らせる被害は確かにあるのだと思います。
今日は終戦記念日ですね。
私が生まれてこのかた戦争をこれ程身近な危険と感じる日々はなかったと思います。
平和な日々を守り続けていくこと、忘れてはならないですね。
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