私の防災・その513 救急車で24時間対応の手話通訳 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その513 救急車で24時間対応の手話通訳


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


先日聴覚や言語に障害がある方でも救急通報が出来るNET119緊急通報システムについて記事にしました。


その更に上を行く取り組みを千葉県船橋市が始めたとの報道がありました。


https://news.yahoo.co.jp/articles/ca4daeb26161f918461e6f60e0b1a02bdd69624b


全ての救急車に搭載されているタブレットを利用して手話通訳者とビデオ通話を行うことで手話を使う方との円滑なコミュニケーションを可能にすると言うものです。

手話通訳者は3人体制で24時間対応だそうですので、とても心強いですね。

船橋市福祉サービス公社のブログがイラスト入りで分かりやすいでしょうか。
https://www.ffsk.or.jp/gallery/2025/2025-0917-1007-17.html


イラストは船橋市のホームページからお借りしました下矢印

これ迄も
  • 症状などの絵が書かれたボードを患者らに指さしてもらう
  • スマホの音声文字変換アプリを使ったりする
など聴覚障害がある方にも配慮されていたようですが、細かいニュアンスを伝えるのは難しかったのではないかと思います。

聴覚に障害がない方でも、例えば多言語しか使えない海外で救急搬送されるとしたら、イラストボード(コミュニケーションボード)を使って自分の容態を説明するよりも日本語で説明できる通訳さんが介入してくれた方がずっと簡単かつ詳細に説明出来ると想像がつくと思います。

聴覚障害がある方にとってどれ程の安心考えられることか。

今後はこの取り組みが全国の標準になっていくと良いですね。

ただ、大きな災害の時や、先日起きた西日本NTTの通信障害の様にビデオ通話を使えない状況はあり得ます。

また、イラストを目で見てわかるコミュニケーションボードは、子どもや知的障害者でも使える可能性が高いので、タブレットで全てに対応できると思わず、必ず救急現場に携えていただきたいと思います。


命に関わる現場だからこそ、適切な配慮をお願いしたいですね。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


私と家族の被災体験(阪神・淡路大震災・東日本大震災・台風15号)


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