もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ -6ページ目

私の防災・その436 子どもにも防災の知恵と体験を やってみるとわかること


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先天性の遺伝子疾患と重度知的障害ありの娘(22歳)

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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます

今年の防災週間は昨日で終わりましたが私にとって「防災は日常」ですので、本日も防災関連記事で行きますてへぺろ


防災の日の前後には様々な防災関連の報道が出ますがね。

その中に、避難所で良く使われる段ボールのパーティションだと周囲の音までは遮れず安眠できないと言う問題の解消に「高校生」が取り組んだと言う記事が出ていました。



音がうるさいからと言って完全な箱形のパーティションでは光も空気の流れも遮ってしまうので現実的ではないですよね。

ちゃんと開口部を確保しながら周囲の音が内部に回り込む回折音を遮るパーティションの形状を研究したそうです。

研究した高校生の内の一人はお父さんが能登半島地震のボランティアに行かれて実際の避難所の状況を見聞きしたそうで、そこから今回の研究に繋がったそうです。

避難所生活は出来るだけ体験しないで済む様に備えているわけですが、どうしても避けられずに生活せざるを得なくなった時には是非この研究をいかして少しでも負担が少ない避難所生活をおくりたいですね。

避難所生活がどれ程不便でどれ程過酷か、今の便利な生活に慣れきった子どもには想像することも難しいと思います。

実際に避難所訓練を体験しておくと、

災害時には手ぶらで避難所に行けば
自分ではない誰かが
寝るところの準備もトイレの処理も至れり尽くせりしてくれて
食べ物も日用品も着替えも必要なものは何でも手に入る

等と言うのは幻想で

自分達が全て何とかしないといけないのだと知るきっかけになるのではないでしょうか。


避難してきた人のスペースを割り振ったり
段ボールベッドを組み立ててみたり


物資を運んだり
掃除をしたり


ポリ袋調理をしたり


避難所運営の中心になって取り組んだり
食材を無駄にしない方法を考えたり

中学生や高校生ともなると体力もついて大人並みの行動力があり、大人以上に物事を柔軟に受け入れる適応力や発想力を発揮したりします。

私達大人はついつい子どもは守るべきものと考えて災害時の対応について子どもを戦力から外して考えがちですが、ちゃんと学ぶ機会さえあれば子どもは自分で自分を守る力を得るし、大人と共に頑張れる頼れる仲間になれると思います。


子どもを守るのは確かに大人の役割ですが、子どもを危険な目に遭わせないだけではなく、
子ども自身に「防災の知恵」「防災の体験」を与えるのも
正しい「子どもの守りかた」だと思います。


お子さんの成長に合わせた防災の知恵や体験、折に触れてプレゼントして上げてくださいね。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。

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防災記事まとめ・その1はこちら➡

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私の防災・その435 緊急交通路 なまずの道路標識


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防災週間なので、防災関連記事を出来るだけ上げていこうと思います。


いつも通り12時に予約投稿したはずが下書きのままでしたガーン

病院から帰宅したら投稿されてないことに気付いたので遅くなりましたが投稿します。


今回は意外に知られていないらしい災害時の道路規制について。


幹線道路などでなまずのイラスト入りの道路標識を見かけたことがありませんか?


昔は地面の下のなまずが暴れることで地震が起きると言われていたからなまずを描いたことも知らない世代が増えましたね。
そもそもなまずを見たことがなくて、これがなまずのイラストだと言うことすら知らない人も増えたようですが💦

これは地震災害時には緊急車両専用になる「緊急交通路」であることを示しています。


大きな地震災害が発生したら一般車両は通行できません。

詳しくはこちらの警視庁のホームページに載っていますが、

人命救助・消火活動等に従事する緊急自動車(警察、消防、自衛隊等)及び道路点検車などの車両以外は通行できません。


災害対策基本法に基づく標章をつけた車両のみ通行が許可されますのでたとえ善意で「助けに行くから緊急車両」などと主張しても標章をつけていない車両は通行はできません。


写真は警視庁のホームページからお借りしました。

この様な標識がある道路は地震発生時には使えなくなると覚えておく必要があります。

また、都内では防災型信号機と言う特殊な信号機があります。

警視庁のホームページからお借りしました。

平常時には点灯せず、震災発生時のみ点灯して一般車両を誘導して都心部への流入を避けるためのものです。

警視庁のホームページより引用します。

都内で震度5強の地震が発生した場合、交通混乱を防止するため、都心部における帰宅困難者の滞留状況、交通渋滞の発生状況等を勘案し、必要に応じ、次の交通規制が実施されます。

  • 環状七号線から都心方向へ流入する車両の通行を禁止
  • 環状八号線から都心方向へ流入する車両の通行を抑制


震度6以上の大震災となれば更に大規模な交通規制がかかります。





災害時には人命救助が最優先です。

基本的に車を使った移動は避けることが望ましいのです。


警視庁のホームページより災害時の対応について引用します。

自動車を運転する方へのお願い

大震災発生後は、新たに自動車は使用しないでください。
大震災発生時、運転中の方は次のように行動してください

  • 急ハンドル、急ブレーキを避けるなど、できるだけ安全な方法により道路の左側に停止してください。
  • 停止後は、カーラジオ等により地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動してください。
  • 高速道路を通行中の自動車は、交通情報板や警察官等の誘導に従って行動してください。
  • 引き続き自動車を運転するときは、道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などに十分注意して走行してください。環状七号線内側の道路を通行中の自動車は、道路外の場所に移動をお願いします。
  • 特に高速道路を含む7路線(高速道路、国道4号、国道17号、国道20号、国道246号、目白通り、外堀通り)は、大震災発生後、人命救助及び消火活動に従事する消防、警察、自衛隊等の緊急自動車専用路の路線となりますので、緊急自動車等以外の一般車両は通行しないでください。
  • 目的地に到着した後は、新たに自動車は使用しないでください。
  • 皆さんのご協力をお願いします。


災害時には路面の陥没やひび割れ等の損壊もあり得ますし、思わぬ場所が通行できなかったり渋滞したりします。


道路上に車が連なっているところに近くで起きた火事の火が引火すると、車が次々に炎上して大火災に繋がる可能性もあります。


災害時には出来る限り車を運転するのは避けるのが原則です。

自分の命を守るためにも助けを待っている誰かの命を繋ぐためにも緊急車両優先でお願いいたします。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。

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私の防災・その434 必ず持ち歩くものだからスマホ防災


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


防災週間なので、防災関連記事を出来るだけ上げていこうと思います。


【注】昨日の記事に一部追記して本日11:20に更新してます。

よろしければそちらもお読みください。


今回は現代社会には欠かせなくなったスマホの防災。


毎年Yahoo!とLINEが防災の日にあわせて#災害に備える特集をしてますね。



スマホで出来る避難シミューションとか



お子さんでも楽しみながら学べる防災クイズとか


「災害に備える寄付」や大切な人へ「#おくる防災」ショッピングのページ、防災関連ニュースも纏めて読めます。

特にお勧めなのはこちらのスマホ防災のページ


防災の基本的な知識がまとまっていますし、災害前や災害時に必要な情報を入手して活用出来るスマホの機能が出ています。

災害時にはスマホの電源やWi-Fiをどう確保するかも課題となります。



こちら↑のサイトには
  • スマホの電源節約&電源確保の為のモバイルバッテリーの紹介
  • 災害時に無料で使えるWi-Fiとその注意点
  • 安否確認に使える災害用伝言板やLINEの機能、
  • お勧めの防災アプリ等
が載っています。

充電器も一般的な充電式のモバイルバッテリーだけでなく乾電池式等様々なタイプがありますね。


安否確認と言えば、災害時は電話が繋がりにくくなります。

大切な人との連絡手段を幾つお持ちですか?

  • LINEやSNS を活用
  • 被災地から離れた場所の知り合いを中継地として連絡を取り合う三角連絡法
  • 比較的繋がりやすい公衆電話を利用
  • 災害用伝言ダイヤル171や災害用伝言板web171


災害時の公衆電話については以前記事にしています


スマホはこれ一つでとても多くのことが出来る優れたツールです。
災害時にも上手に活用できれば強い味方になるでしょう。


だからこそ、「災害時にも使える備え」と「災害時に使えない時の備え」どちらもしておく必要があると思います。

ちなみに大雨の中を避難しなければならない場合も考えると防水ケースを用意しておくと言うのも「災害時にも使える備え」だと思います。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。

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