
私の防災・その529 障害者の避難生活と防災
自己紹介&ブログ紹介
先天性の遺伝子疾患と重度知的障害ありの娘(20代)
特撮オタクの旦那(5歳年上)
アニメ&防災オタクの私(アラフィフ)
元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます
先日、千葉県柏市で精神障害ある人たちの避難生活を考える催しが開催されたそうです![]()
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-1000123415
不特定多数の人達が集団生活を送る避難所での生活は健常者であっても決して安心して快適に過ごせる環境とは言い難いのが現実でしょう。
ましてや精神障害ある人たちにとっては、健常者には気にもならないような事が大きな負担となってしまい避難所での生活を送ることを困難にさせています。
精神障害は目に見える障害ではないだけに周囲の理解を得られにくく、
「非常時だから我慢するしかない」
「みんな我慢しているのだから」
「我が儘を言うな」
等と障害がある人にとっては耐えがたい苦痛であっても簡単に切り捨てられてしまうことも多いと思います。
私自身も疲れがたまるなど体調が万全ではない時にはほんのちょっとした音や刺激が耐え難いものに変わってしまうタイプなので「我慢したくても出来ない」つらさは他人事ではありません。
日本の避難所は基本的に被災者の生活が短期間で立て直せると言う前提で考えられており、長期間生活を続ける場所としての整備はされてこなかったのが現実です。
かつての様な子沢山の三世代同居などの大家族で働き手が複数家庭内にいた時代なら、また、地域社会での繋がりが濃厚だった時代なら家族や親族、地域で助け合って避難所での生活は短期で済んでいたかもしれま。
ですが、現在のような地域社会との繋がりが薄い核家族中心の少子高齢社会では自分達の生活を自力で立て直せるだけの力を持たない人達の方が多くなってしまっていると感じます。
そうなると当然ながら避難所での生活は長期化します。
避難所の環境を誰もが過ごしやすい環境に整えていく必要性が高くなっていると感じます。
そして、避難所での生活は精神障害だけではなく全ての障害児者や高齢者、乳幼児連れ等のいわゆる災害弱者にとって厳しいものだと言うことを前提に
出来るだけ避難所生活をせずに済むだけの備えを自分達でしておく必要
があると思います。
来週11/15に港区で障害者参加型の防災訓練が行われるそうです。
https://www.city.minato.tokyo.jp/shougaifukushi/event/2025bousaikunren_kaisaiannai.html
障害のある方とその家族、関係者等が対象となっていますが、障害のない方もどなたでも参加できます。
災害時に自分達が得られる支援や自治体の備えはどの様なものがあるのか、
それを踏まえて自分達が何をどのくらい備える必要があるのか
学ぶ機会になるのではないでしょうか。
大規模災害が起きた時、基本的には支援する側も被災者であり、まずは広く浅い支援から始まること、スペシャルニーズに応える余裕が出来るまでには時間がかかると言うことも覚悟しておく必要があると思います。
あなたが被災した時
- 何が必要ですか?
- どの様な支援が必要ですか?
- 必要な情報は入手できますか?
自分の生活に守る方法、具体的に考えて備えておきませんか。
非常時の備えしてくださいね![]()
特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。
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【追加あり】私の防災・その528 給水は早い者勝ち
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11/6にアップした記事ですが、11/7 10:00 一部内容を追加したので再投稿します。
追加した部分がわかるよう赤字でマークしてあります。
先日Yahoo!ニュースに西日本豪雨で1ヶ月の断水を体験した方の備えについての記事がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51eb1a022a7900045ee6fadd9c9a690f33e9f5b6
当時夫婦共に海上保安官だった為に災害時には出動のイメージが強く自宅の備えが全くといって良い程出来ていなかったのだそうです。
ですが、被災した時には産後1ヶ月だったそうなのですが、体調もまだ万全ではない中でもお子さん達を守るためには親である自分がなんとかしなければならない状況になったわけです。
そしてやはり大変だったのが水の確保
水は飲食以外にも使う場面がとても多いと言うこと、皆さんは意識していますか?
記事から水を必要とした例を引用してみます。
・トイレの後に手を洗う
・食事の前に手を洗う
・おむつ替えの後に手を洗う
・野菜を洗う
・調理器具を洗う
・食器を洗う
・テーブルを拭く
・洗濯をするための水
・歯磨きの後のうがい
お気付きでしょうか。
そのほとんどは清潔を保つため、衛生的な生活を維持するための水なのです。
水の備蓄と言うと一般的に
一人1日3リットルを3日分=9リットル
必要だと言われます。
ですが、これはあくまでも
飲食用として生命を繋ぐのに必要な最低限の量
でしかありません。
生活用水に関しては別途備えなければならないのです。
更に言えば、断水が長引いたら飲食用の3日分だってあっという間に使い果たします。
とは言え、災害時には給水所や給水車で水を貰うことが出来るから大丈夫と考えていませんか?
記事の中にも出ていますが、給水車で水を配る時、全ての住人が受け取れているかどうかなんて確認しながら配ることなんて出来ませんし、しません。
給水車が来てくれたタイミングで水を貰いに行けた人達から順番に給水する、つまりは
給水は早い者勝ち
なのです。
実際に記事の体験者さんは給水ポイントから離れた場所に住んでいた為に1度も給水を受けられなかったそうです。
皆さんは給水所や給水車が来てくれる場所からご自宅までどのくらいの距離があるか把握してますか?
災害時は上水道の浄水場や給水場などが応急給水ポイントとなりますが、多くの場合は実際に断水が起きた状況に合わせて応急給水ポイントから断水した地域の小・中学校や公的施設に給水車を出すことになる筈です。
我が家は上水道の給水場からは遠いので車が使えない状況だと利用するのは厳しいのですが、徒歩圏内に小学校と防災公園がありますので、おそらくはそこが災害時には給水ポイントとなります。
給水車による給水は24時間いつでも行われるものてはありませんので、給水車が来てくれたことを知らなければ給水に行くことすら出来ません。
市によると給水車による給水の情報はホームページや公式SNSなどで知らせるそうです。
お住まいの自治体の公式SNSなどをフォローしてますか?
また、私の実母の様にデジタル音痴&離れて暮らすご家族がいらっしゃる場合にはそちらの自治体の公式SNSもフォローしておくと良いかもしれません。
更に、無事に給水が受けられるとなったとしても手ぶらで行けば良いと言うものではありません。
給水タンクなど水を入れて運ぶ容器は原則として自分達で用意する必要があります。
そして、何度もこのブログで書いてきた事ですが
水は重たいです❗
給水容器に加えて運搬方法、例えばキャリーカートやベビーカー、マンション上階にお住まいなら階段で運ぶためのリュックなども考えておく必要がありますが、それらを駆使してもやはり重たい水を大量に運ぶことは難しいと思います。
上に出ていたような手を洗う、食器を洗う等々
全て賄えるだけの水を運ぶことはまず無理
だと思った方が良いです。
ましてや我が家のもえもえの様な障害児者、高齢者、乳幼児がいたり、災害時に怪我をしてしまったり体調を崩してしまったりしたら、給水に行くことすら困難です。
だからこそ水の備蓄と節水生活への備えが必要なのです。
ちなみに我が家(3人家族)は常時2Lと500~600mlペットボトルの水を常時7~8箱+お茶のペットボトルも箱で備えてます。
☆☆☆☆☆ 追加ここから ☆☆☆☆☆
また、生活用水として焼酎の大型ペットボトルに水道水を貯めてます。
我が家の生活用水の備蓄に関してはこちら
焼酎のペットボトルは一般的なペットボトルよりも口が広くて給水車の太い給水口からも入れやすく、しっかりした持ち手が付いているので運びやすいし注ぎやすいので給水容器にお勧めです。
水を溜めておく場合、水道水なら出来るだけ空気が入らないようにしておけば3日程飲用としても使えると言われています。
ですが、我が家ではある程度過ぎたら庭の水やり等で消費しているとは言え、そこまで小まめには入れ替えていないので基本的には生活用水として活用するつもりでいます。
それでも最初にリンクで紹介した記事に出ていたように給水が受けられず飲食用の水が無くなった時には最終手段として煮沸消毒&簡易濾過、蒸留等で飲めるようにすることも想定しています。
ここまで想定しているのはもえもえと言う何をするにもフォローが必要な家族がいて災害時に動きが取れない可能性があるからです。
我が家ほどの想定は必要ないにしても、水は一人1日3リットルを3日分に拘らず少しでも多く備えておくべきだと思います。
☆☆☆☆☆ 追加ここまで ☆☆☆☆☆
災害が起きる前、今なら店頭にも楽天などネット通販でも箱買い出来ますから、災害時に慌てずに済むようしっかりと備えておきませんか。
そして先にも書きましたが、生活の中で水を必要とするのは清潔を保つ、衛生的に暮らす為のものがほとんどなわけですから、そこを出来るだけ少ない水で済ませる或いは水を使わずに済ませることを考える必要があります。
かさ張って重たい水を自宅で備蓄するのにも限度はありますし、被災してから重たい思いをして運ぶよりも別の対策を考えておく方が負担が少なくて済みます。
- 使い捨て出来るものを上手に使って汚さない
- 洗い流さず拭き取り&消毒
- 水の上手な使いまわし
考えてみませんか。
Yahoo!の記事にも使い捨てショーツやおりものシートなど使い捨て出来るものやウェットティッシュなど洗うのではなく拭くことで清潔を保つ品の備えの必要性と備えた品々が書かれています。
我が家の場合は備えの詳細はこちらの過去記事で
リンクした記事を読み返してみたら載せていなかった物があったのでここで載せときます。
持ち運べる個包装タイプの液体歯磨きや清浄綿。

清浄綿は傷口や目の周りに使っても安心です。
プラ包装の物が多いですがアルミ包装の方が長期保存向きですので我が家はアルミ包装のもの。

被災時には医療機関も混乱しますから出来るだけ体調を維持して不必要な受診をしなくて済む様にしなければなりません。
その為にも衛生的な生活を維持して
食中毒や感染症、皮膚トラブル等から身を守りたい
ですね。
体調管理と言えばこれから寒くなる季節に被災するとお風呂で暖まることも難しくなりますから寒さ対策も必要です。
暖かい肌着や使い捨てカイロ、湯たんぽ、カセットコンロやカセットガスストーブ等も忘れず備えてくださいね❗
今はちょうど楽天お買い物マラソン中ですし、私も家族の暖か肌着&靴下を追加購入しました。
どうぞ今一度備えの見直しをお願いいたします。
非常時の備えしてくださいね![]()
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先日旦那が親の会のレク企画に参加してきました。
お好み焼きでお馴染みのおたふくソースでお好み焼きを作ろう!と言うものだったのですが、直前に参加キャンセルが増えて人数が足りなくなりまして。
急遽数合わせに我が家に声がかかり、もえもえと私は別の用事があった為、旦那だけが参戦と相成りました。
エプロンと三角巾持参と言われたので、もえもえのエプロン(シンプルな被りデザインでブルーだけどポケットに可愛いウサギ🐰)&花柄の三角巾を持っていきました(笑)
母と子の組み合わせで参加した人が多い中で結構ガッチリ体型&丸刈りの旦那が可愛いエプロン&三角巾を身に付けて一人で参加している姿はかなり目立っていたらしく、知り合いの皆さんに相当いじられたらしいです。
旦那は女性陣の中に男性は自分一人というシチュエーションでも自然体でいられるタイプで、今回も「娘のを拝借してきました~可愛いでしょ?」と全く気にしていないのがまた面白かったみたいです。
焼き上げた広島お好み焼き(美味しかった😋🍴💕)の他にお土産におたふくソース商品を持って帰ってきてくれたのですが、その中でも面白い商品があったのでご紹介。
私はコンビニにはあまり行かないので知らなかったのですが、主にコンビニで販売されているそうです。
中身はもんじゃの具材とソースが既に混ざった状態のものがフリーズドライのブロックになっていて、キャベツ(市販のカットキャベツで可)と水を加えてフライパンかホットプレートで焼けば完成と言うお手軽さ。
フリーズドライですから常温保存できますし、非常時には常備している乾燥キャベツでも代用出来るのではないかと考えています。
乾燥キャベツでOKなら、ローリングストックに加えても良さそう。
もえもえも「まぜまぜ」するのは大好きですので、その内もえもえと一緒に作って美味しく食べたいと思います。
非常時の備えしてくださいね![]()
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