
私の防災・その584 赤ちゃんの生命を守るための知恵
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春休みと言う事もあってか前回の通学路の話、通常よりも多くの方が読んでくださっているみたいでありがたい限りです![]()
成長するにともなって段々と親の手を離れていく子ども達。
どの様に子どもの安全を確保しながら親が上手に手を離していくか、とても大きな課題ですね。
さて、子どもの安全と言えば、先日私がフォローさせて頂いているアメブロの備蓄女王(仮)ラキ田ラキ子さんが、東日本大震災で被災した母親の体験をもとにした「防災かあさん」と言う本を読んで、将来のお孫さんの為に覚えておきたい知恵として、粉ミルクが手に入らない時にはお湯200mlに大さじ1の砂糖を溶かした物が代用出来るとの記事を書いてらっしゃいました。
そこで余計なお世話かと思いつつ、お粥の上澄み(重湯)も代用出来ますよ、ついでに哺乳瓶が無かったり洗えない時にはスプーンで一口ずつ飲ませるやり方もありますよとコメントに書きましたところ、その内容を改めて記事にしてくださいました![]()
後述しますが、個包装の小さな使い捨てスプーンを取っておくと衛生的に赤ちゃんにミルクや重湯、離乳食等与える事が出来ますので、身近に乳幼児がいらっしゃる方は是非防災備蓄として取っておいてくださいね。
そして、そう言えば災害弱者の防災と言いつつ赤ちゃんの防災については軽くしか触れてなかったなと思いまして、今回書いておくことにしました。
ミルクの備えと代替品
上で軽く触れましたが、赤ちゃんの防災と言えばやはりまずはミルク(母乳)の事でしょう。
母乳が充分に出ている方なら乳房を清潔に保つ為の清浄綿等があればとりあえずは大丈夫かと思います。
そうそう、お母さんの避難用のリュックには授乳ケープやポンチョなど授乳中の人の目を避けられるものや母乳パッドも入れておいてくださいね。
避難所は不特定多数の人が集まりますし、開設直後だとプライベートを守れる仕切りや授乳スペースが確保できていない可能性もありますし、着替えも足りない状況で母乳が漏れると大変😖💦
避難用リュックまでは手が回らない場合でも、普段から持ち歩くママバッグは赤ちゃんのための必需品全てが揃う最強の非常持ち出し品です。
いつでも使えるように使ったらすぐ中身を補充しておくとそのまま避難用に使えますので、是非習慣にしておいていただきたいですね。
普段は母乳で賄えても、お母さんの体調が悪かったり、赤ちゃんのそばにいなかったり、母乳を与えられる環境ではなかったり、出が悪かったりする事もありますよね。
母乳に頼れない場合の最初の選択肢はやはり普段から使っているだろう粉ミルクでしょう。
ただ、これも粉ミルクを溶かす為のお湯(水)が手に入らなければ使えません。
断水に備えて水の備蓄は必須です。
赤ちゃんのミルク用のペットボトル水も売られていますが、
一般的なペットボトルの水でも軟水であればミルク用に使用して問題ない
と言われています。
また、粉ミルクは一度沸騰させた70℃以上のお湯で作ることになっていますが、非常時には
衛生管理されたペットボトルの水であれば常温でも大丈夫です。
水は大人にとっても命綱ですので充分に備えてくださいね❗
東日本大震災の時には福島第一原発事故の影響で水道水から放射性物質が出たので、赤ちゃんのミルクには使わないようにと言われました。
赤ちゃんを抱いたまま必死にペットボトルの水を探してお店をハシゴしていたお母さんに出会い、たまたま持っていた500mlの水1本を手渡したら半泣きで受け取ってくれた時の事は今でも忘れられません。
安全な水が手に入らなければ粉ミルクがあっても飲ませることは出来無いことから、東日本大震災以降日本でも広く使われるようになったのが液体ミルクです。
開封したらそのまま常温でも飲ませる事が出来るので災害時だけでなく、夜間の授乳や外出時、調乳に慣れていない人が代理でミルクを与える時など、日常的に使うにもとても便利です。
液体ミルクの缶や紙パックに直接取り付けて飲ませる事が出来る乳首も売られていますので、普段は使っていない方でも防災備蓄としてセットで揃えておいて頂きたいですね。
母乳も粉ミルクも液体ミルクも駄目だとなった時には代替品として
- お湯(200ml)に砂糖(大さじ1)を溶かした砂糖水
- 重湯(お粥の上澄み)
等が使えます。
重湯は昔から使われてきた日本の伝統的な母乳の代替品でもありますね。
市販のレトルトの白かゆは離乳食初期に良く使われる水分が多い10倍粥ですので、
充分に上澄みが重湯として使えます。
離乳食をスタートしたお子さんの食事にも使えますのでレトルトの白かゆは是非揃えておいて頂きたい一品です。
ただし、砂糖水も重湯も赤ちゃんに必要な栄養素が充分に足りているとは言えませんので、ミルクが手に入るまでの一時凌ぎと考えた方が良いです。
栄養補助にスポーツドリンクや果汁(果物ジュース)を薄めたものを飲ませるのも良いと聞いたことがあるのですが、改めて検索してみたらこちらは月齢にもよるとか意見が別れるようですので、飲ませるにしても薄いものを補助的に少量でと言うのが良さそうです。
また、常温のミルクを嫌がる赤ちゃんもいますので、出来れば一度は常温で飲ませてみて反応を確認してみてください。
ちなみにもえもえは飲み始めがそれなりに温かければその後冷めても大丈夫と言うタイプでしたが、もえもえのお友達は冷めたら絶対に飲まないタイプでした。
後半で説明するスプーン授乳はどうしても哺乳瓶で飲ませるより時間がかかります。
飲み始めは適温でも冷めてしまう可能性がありますので、出来れば常温で飲む体験はさせておいた方が良いと思います。
そしてやはり温かいミルクが赤ちゃんには一番良いのですから
- 在宅避難用にカセットコンロ
- 非常用持ち出し品に加熱調理グッズ
も備えておいてくださいね。
未開封の液体ミルクや水なら使い捨てカイロと一緒に保温しておくことで気温やカイロの性能、温めたい物の量にも寄りますし時間もかかりますが、適温とまではいかなくても冷たくはないところまでは持っていけると思います。
そして当然皆様普段から守ってらっしゃると思いますが、
飲み残しを取っておいて飲ませるのは絶対にNG🙅
直接口を付けていない液体ミルクであっても
開封して常温で保管していたものは飲ませない🙅
適切な管理が出来ていないミルクは雑菌の宝庫です。
災害時、貴重なミルクを破棄するのは勿体無いと思うかもしれませんが、大切な赤ちゃんの健康の方が大切です。
残ったミルクは思いきって破棄してくださいね。
哺乳瓶と代用品
災害時、断水したら哺乳瓶は洗えなくなります。
赤ちゃんのミルクは栄養豊富なのでその分雑菌も繁殖しやすいですから洗わずに使うのは危険です。
使い捨ての哺乳瓶や乳首を複数備蓄しておくのが一番手っ取り早いですが、
毎日複数回授乳する事を考えると全てを賄うのは難しいかもしれません。
普段使っている哺乳瓶を出来るだけ汚さないように使う方法も
覚えておくと良いでしょう。
湯煎調理にも使える高密度ポリエチレン袋を哺乳瓶の中に入れてその中でミルクを作り、哺乳瓶の口を覆う様に袋の口を折り返して被せ、袋を押さえるように乳首とキャップを取り付けると哺乳瓶本体は汚れません。
汚れたのが乳首とキャップだけなら少量の水で洗ったり消毒したりもしやすいと思います。
哺乳瓶をつかわずにミルクを飲ませる方法も覚えておきたい知恵です。
上に貼ったラキ田さんへ紹介したのがスプーンで一口ずつ飲ませる方法(スプーン授乳、スプーンフィーディング)です。
ラキ田さんは使い捨てのスプーンをしっかりと備蓄されてるのを知っていたので(笑)
- 赤ちゃんの手が邪魔にならないようにバスタオルやおくるみ等で包んで
- 誤嚥防止に縦抱きにし
- 下唇にそっとスプーンを当てて
- 赤ちゃんが口を開けたら少量ずつ口に含ませます。
これは後鼻孔閉鎖と言って生まれつき鼻の穴が塞がって鼻呼吸が出来ず、母乳やミルクを「吸って飲む」事が出来なかったもえもえが経管栄養から経口での飲食に切り替える訓練を始めた時に教わった方法です。
直母でも哺乳瓶でも吸って飲ませようとすると授乳前より授乳後の方が体重が減ると言う状況でした。
また、スプーン授乳以外にも紙コップから直接飲ませる方法(カップ授乳、カップフィーディング)もあります。
こちらもスプーン授乳と同じく
- おくるみ等で包んで縦抱きにして
- 紙コップの半分程ミルクを入れて
- 紙コップの縁を赤ちゃんの下唇にそっと当て
- ミルクが上唇に触れる程度に傾けて
- 赤ちゃんが自分で飲む
ように促します。
どちらの方法でも無理に流し込んだり一度に大量に飲ませるのはNG🙅
スプーン授乳の時は小さなベビースプーンやティースプーン、アイスやヨーグルト等に付いてくる小さな使い捨てスプーンだと少量ずつ飲ませやすいです。
大人用のスプーンしかない時は先が丸いスープ用よりも先が細いカレースプーンの方が赤ちゃんの小さな口に合う様です。
この記事の中にもスプーンや紙コップでの授乳の動画がありました
災害時にいきなりこの方法を試すのはなかなかハードルが高いと思いますので、
赤ちゃんの体調が良いときに一度試しておく
と、いざと言う時に慌てずに済むと思います。
この方法なら哺乳瓶を洗えない時でも
使い捨ての紙コップやスプーンがあれば
衛生的に赤ちゃんにミルクをあげられます。
- 使い捨て出来る食器が無くても哺乳瓶と同様にポリ袋やラップを被せて使う
- スプーンやコップを少ない水で洗う
- 食器に使える除菌スプレーを使う
- 清浄綿や除菌ウェットティッシュで拭いて使う
などの
次善の策を考えられる柔軟性も大切だと思います。
赤ちゃんの生命を守るための備え
- 粉ミルク
- ペットボトルの水(軟水)
- 液体ミルク
- 使い捨ての哺乳瓶や乳首
- カセットコンロや加熱調理グッズ
- 使い捨ての紙コップやスプーン
- 高密度ポリエチレン袋
- 食器に使える除菌スプレーや除菌ウェットティッシュ
- 清浄綿
等に加えて、足りない物があった時にどうすれば良いのかの知恵、柔軟な発想力を持ち合わせておきたいものですね。
非常時の備えしてくださいね![]()
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4月に入り、桜も咲いて間もなく入学式を迎えるお子さんも多いと思います。
小学校に入るとこれ迄は必ず付き添っていた親から離れて1人で登下校する様になりますね。
特に全員が同じ時間に行動する登校とは異なり、下校は下校時間が学年毎に異なったり習い事等で個人個人別のスケジュールで行動することが多く、子ども自身が自分自身で安全を確保しなければなりません。
交通事故で生命を落とす子どもの多くは新一年生です。
お子さんが毎日歩く通学路や習い事への道、お子さんにとって何処が危険でどうやって身を守るかちゃんと教えてありますか?
子どもの目線は大人よりも低く、視野も狭いです。
また、一つの事に意識を向けたらそれ以外の事に注意が行かなくなる事も多いです。
道の向こう側に仲の良い子を見つけたら車が来ているかどうか確認もせず走り出してしまい事故に遭う、と言った事例を聞いたこと有りませんか。
更に「車は必ず止まってくれるし、たとえ事故に遭っても責任は車の方にある」と言った間違った思い込みから危険な行為に出てしまうこともあります。
「度胸試し」として、こんな危険な遊びをしていたと言う例もあります![]()
「F1ごっこ」と言って横断歩道でクラウチングスタートの体勢でスタンバイし、信号が青に変わった瞬間に飛び出すレース遊びを目撃したと言う話も聞いたことがあります。
信号だけしか見ておらず信号の変わり目に車が突っ込んでくる可能性など頭に無いから出来る遊びですね。
車から子どもは見えにくく、気付いてからでは止まれない事もあるのだと言うこと、しっかりと教えて挙げて欲しいです。
私達車を運転する側も改めて子どもは予期せぬ動き方をする事を心に止めておきたいですね。
通学路に潜む危険は交通事故だけでなく、災害や思わぬトラブルもあり得ます。
明日明後日の週末は是非お子さんと一緒に交通安全&防災散歩してみませんか。
一般的な交通ルールに加えて、通学路の中でも特に車に気を付けなければならない曲がり角や交差点とか、車は通らなくても自転車は多いところも案外要注意ですので、どの位置からどのように確認するのが良いかお子さんの目線で見直してみてくださいね。
また、突然地震が起きたらブロック塀や落ちてきそうな物や看板等から離れて頭を守ることとか、揺れがおさまった後は学校と自宅どちらに向かうのか等の身を守るためのルールを明確に教えておくことも大事だと思います。
冠水しやすい道だったら、雨の日は別の道を通る事も検討しておく方が良いでしょう。
特に用水路や排水溝との境がわかりにくい道は避ける様に教えておいていただきたいですね。
それ以外にも突然子どもだけでは対処できないトラブルにあった時に何処の誰に頼れば良いのか、例えば「子ども110番」の家を教えておくとか、公衆電話の使い方を教えておくのも良いでしょう。
お子さんが親の手を離れて歩き出す時期、安心して歩き出せるように親子で学びの防災散歩してみませんか。
これ迄の関連過去記事あれこれです![]()
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https://ameblo.jp/moemoemama/entry-12798304475.html
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大切なお子さんの新生活、安心して「いってらっしゃい」が言えるようにしておきませんか。
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栃木県で震度5弱の地震!
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先程10:06頃に栃木県で震度5弱の地震が起きて我が家でも揺れを感じました。
皆さんご無事でしょうか。
https://emergency-weather.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20260401100625/
震源は茨城県南部とのことで、震源から離れた栃木県の方が揺れが強くなったようですね。
今日は新年度最初の日で入社式の真っ最中と言う方もいらっしゃるかもしれません。
職場で被災した時の事、自分事として考えておいていただきたいと思います。
職場で被災したら職場が安全なら基本は無理に帰宅せずとどまる事が推奨されています。
ですが、出社中もしくは帰宅中に被災した時には多少無理しても安全な場所に移動する必要が出てくると思います。
普段から
歩きやすい靴を履いて
バッグの中には水や軽食、非常用トイレ、ホイッスル等
最低限の防災グッズは入れておいてくださいね❗
進学などで引っ越しをされた方も自宅や学校(職場)のハザードマップを確認し、家具の固定や備蓄など自宅を安全に過ごせる場所にしておくこと、忘れずにしておいてくださいね❗
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