【追加あり】私の防災・その528 給水は早い者勝ち | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

【追加あり】私の防災・その528 給水は早い者勝ち


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


11/6にアップした記事ですが、11/7 10:00 一部内容を追加したので再投稿します。

追加した部分がわかるよう赤字でマークしてあります。


先日Yahoo!ニュースに西日本豪雨で1ヶ月の断水を体験した方の備えについての記事がありました。


https://news.yahoo.co.jp/articles/51eb1a022a7900045ee6fadd9c9a690f33e9f5b6


当時夫婦共に海上保安官だった為に災害時には出動のイメージが強く自宅の備えが全くといって良い程出来ていなかったのだそうです。


ですが、被災した時には産後1ヶ月だったそうなのですが、体調もまだ万全ではない中でもお子さん達を守るためには親である自分がなんとかしなければならない状況になったわけです。


そしてやはり大変だったのが水の確保

水は飲食以外にも使う場面がとても多いと言うこと、皆さんは意識していますか?

記事から水を必要とした例を引用してみます。

・トイレの後に手を洗う
・食事の前に手を洗う
・おむつ替えの後に手を洗う
・野菜を洗う
・調理器具を洗う
・食器を洗う
・テーブルを拭く
・洗濯をするための水
・歯磨きの後のうがい

お気付きでしょうか。

そのほとんどは清潔を保つため、衛生的な生活を維持するための水なのです。

水の備蓄と言うと一般的に

一人1日3リットルを3日分=9リットル

必要だと言われます。

ですが、これはあくまでも
飲食用として生命を繋ぐのに必要な最低限の量
でしかありません。

生活用水に関しては別途備えなければならないのです。

更に言えば、断水が長引いたら飲食用の3日分だってあっという間に使い果たします。

とは言え、災害時には給水所や給水車で水を貰うことが出来るから大丈夫と考えていませんか?

記事の中にも出ていますが、給水車で水を配る時、全ての住人が受け取れているかどうかなんて確認しながら配ることなんて出来ませんし、しません。

給水車が来てくれたタイミングで水を貰いに行けた人達から順番に給水する、つまりは
給水は早い者勝ち
なのです。

実際に記事の体験者さんは給水ポイントから離れた場所に住んでいた為に1度も給水を受けられなかったそうです。

皆さんは給水所や給水車が来てくれる場所からご自宅までどのくらいの距離があるか把握してますか?

災害時は上水道の浄水場や給水場などが応急給水ポイントとなりますが、多くの場合は実際に断水が起きた状況に合わせて応急給水ポイントから断水した地域の小・中学校や公的施設に給水車を出すことになる筈です。

我が家は上水道の給水場からは遠いので車が使えない状況だと利用するのは厳しいのですが、徒歩圏内に小学校と防災公園がありますので、おそらくはそこが災害時には給水ポイントとなります。

給水車による給水は24時間いつでも行われるものてはありませんので、給水車が来てくれたことを知らなければ給水に行くことすら出来ません。

市によると給水車による給水の情報はホームページや公式SNSなどで知らせるそうです。

お住まいの自治体の公式SNSなどをフォローしてますか?

また、私の実母の様にデジタル音痴&離れて暮らすご家族がいらっしゃる場合にはそちらの自治体の公式SNSもフォローしておくと良いかもしれません。

更に、無事に給水が受けられるとなったとしても手ぶらで行けば良いと言うものではありません。

給水タンクなど水を入れて運ぶ容器は原則として自分達で用意する必要があります。

そして、何度もこのブログで書いてきた事ですが

水は重たいです❗

給水容器に加えて運搬方法、例えばキャリーカートやベビーカー、マンション上階にお住まいなら階段で運ぶためのリュックなども考えておく必要がありますが、それらを駆使してもやはり重たい水を大量に運ぶことは難しいと思います。

上に出ていたような手を洗う、食器を洗う等々
全て賄えるだけの水を運ぶことはまず無理
だと思った方が良いです。

ましてや我が家のもえもえの様な障害児者、高齢者、乳幼児がいたり、災害時に怪我をしてしまったり体調を崩してしまったりしたら、給水に行くことすら困難です。

だからこそ水の備蓄と節水生活への備えが必要なのです。

ちなみに我が家(3人家族)は常時2Lと500~600mlペットボトルの水を常時7~8箱+お茶のペットボトルも箱で備えてます。

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また、生活用水として焼酎の大型ペットボトルに水道水を貯めてます。

我が家の生活用水の備蓄に関してはこちら下矢印


焼酎のペットボトルは一般的なペットボトルよりも口が広くて給水車の太い給水口からも入れやすく、しっかりした持ち手が付いているので運びやすいし注ぎやすいので給水容器にお勧めです。

水を溜めておく場合、水道水なら出来るだけ空気が入らないようにしておけば3日程飲用としても使えると言われています。

ですが、我が家ではある程度過ぎたら庭の水やり等で消費しているとは言え、そこまで小まめには入れ替えていないので基本的には生活用水として活用するつもりでいます。

それでも最初にリンクで紹介した記事に出ていたように給水が受けられず飲食用の水が無くなった時には最終手段として煮沸消毒&簡易濾過、蒸留等で飲めるようにすることも想定しています。

ここまで想定しているのはもえもえと言う何をするにもフォローが必要な家族がいて災害時に動きが取れない可能性があるからです。

我が家ほどの想定は必要ないにしても、水は一人1日3リットルを3日分に拘らず少しでも多く備えておくべきだと思います。

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災害が起きる前、今なら店頭にも楽天などネット通販でも箱買い出来ますから、災害時に慌てずに済むようしっかりと備えておきませんか。

そして先にも書きましたが、生活の中で水を必要とするのは清潔を保つ、衛生的に暮らす為のものがほとんどなわけですから、そこを出来るだけ少ない水で済ませる或いは水を使わずに済ませることを考える必要があります。

かさ張って重たい水を自宅で備蓄するのにも限度はありますし、被災してから重たい思いをして運ぶよりも別の対策を考えておく方が負担が少なくて済みます。

  • 使い捨て出来るものを上手に使って汚さない
  • 洗い流さず拭き取り&消毒
  • 水の上手な使いまわし
考えてみませんか。

Yahoo!の記事にも使い捨てショーツやおりものシートなど使い捨て出来るものやウェットティッシュなど洗うのではなく拭くことで清潔を保つ品の備えの必要性と備えた品々が書かれています。

我が家の場合は備えの詳細はこちらの過去記事で下矢印


持ち運べる個包装タイプの液体歯磨きや清浄綿。


清浄綿は傷口や目の周りに使っても安心です。

プラ包装の物が多いですがアルミ包装の方が長期保存向きですので我が家はアルミ包装のもの。

他には赤ちゃんのオムツ換えの時や女性のデリケートゾーンにも使える洗浄&除菌&保湿が出来る拭き取りタイプのスプレーローション


被災時には医療機関も混乱しますから出来るだけ体調を維持して不必要な受診をしなくて済む様にしなければなりません。

その為にも衛生的な生活を維持して
食中毒や感染症、皮膚トラブル等から身を守りたい
ですね。

体調管理と言えばこれから寒くなる季節に被災するとお風呂で暖まることも難しくなりますから寒さ対策も必要です。

暖かい肌着や使い捨てカイロ、湯たんぽ、カセットコンロやカセットガスストーブ等も忘れず備えてくださいね❗

今はちょうど楽天お買い物マラソン中ですし、私も家族の暖か肌着&靴下を追加購入しました。

どうぞ今一度備えの見直しをお願いいたします。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


私と家族の被災体験(阪神・淡路大震災・東日本大震災・台風15号)


東日本大震災から10年のまとめはこちら➡

阪神・淡路大震災から30年のまとめはこちら➡


防災記事まとめ・その1はこちら➡

防災記事まとめ・その2はこちら➡

自宅療養・感染対策まとめはこちら➡

 

夏の防災(暑さ対策)まとめはこちら➡

水害対策まとめはこちら

災害弱者の備えと医療的ケア児者の避難実例まとめはこちら➡

 

先天性難病による障害児もえもえのことまとめてます。

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