もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ -26ページ目

補助床調整と咀嚼訓練強化へ!


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


昨日はもえもえの歯科定期受診&摂食指導に行ってきました。


もえもえの摂食のあれこれはこちらにまとめてあります下矢印



上のリンク記事内にも書いてますが、もえもえは歯の質の弱い部分や高口蓋、顎の変形、反対咬合等様々な問題があるので定期受診は欠かせません。


小さい頃から通っている&先生方の対応も素晴らしいので毎回自分から診察用の椅子に座る余裕っぷり爆笑グッ


今回も虫歯無しで食事時に使う補助床の留め具の緩みなども無しOK


今回は診察の直後に摂食指導が入っていたのですが、朝から私が摂食指導用のお弁当を作っていてその事を把握していたもえもえは補助床のチェックが終わっても「この後ご飯食べるから外さないの❗」と主張。


そのまま摂食指導に移動しました(笑)


現在もえもえは舌訓練と首や肩周りのストレッチ、口周りと頬の訓練を行うことで摂食(咀嚼&嚥下)に必要な筋肉の柔軟性の維持と筋力アップを目指しています。


舌を自在に動かし、食べ物を適切な位置にキープして噛み潰し、口の中で飲み込みやすくまとめて喉に送り込むには意外な程多くの機能が必要です。


舌が上顎にしっかり当たらないと食べ物全てをお喉に送り込むことが出来ないので、上顎に大きな窪みがある高口蓋のもえもえはその窪みを埋める舌接触補助床を使用しているのですが、これも適切な厚みで無ければ却って咀嚼&嚥下の邪魔になります。


今回はもえもえの舌の動きが前回に比べて格段に良くなっていて、その分補助床が厚すぎて口の中の空間を狭めてしまい、もえもえの舌の動きを邪魔していることがわかりました。


最近食事中に唇の間から舌の先が出ることが増えたと感じていたのですが、それは補助床が厚すぎて本来なら上顎に押し付ける筈の舌が上に行けずに前に押し出された状態だったのだそうです。


と言うことで、その場で補助床の調整開始❗


補助床の調整は食べた時に補助床のどの辺りにどの程度舌が当たっているかを特殊な塗料を塗って確認して当たりすぎている場所を削り、当たっていない場所を盛って行います。


つまり

塗料を塗った補助床をはめて食べる

外して確認して調整

塗料を塗った補助床をはめて食べる

外して確認して調整

塗料を…


と適切な厚みになるまで繰り返します。

食べている最中に何度もストップをかけられるので、当然もえもえの不満がたまるのですよねーアセアセ

その合間にも口の状態を確認するためにあれこれさわられたり舌や頬を引っ張られたりするわけでタラー

さすがに怒り出すこともありましたが、先生達(摂食指導はグループで対応です)がもえもえの性格を熟知しているのでまあ上手にもえもえの気持ちを盛り上げてくれたお陰で持ち直し、無事に補助床の調整が終わりました。

ただし、舌が当たる側だけ。

裏側の顎に当たる側に食べ物が入り込む隙間が出来てしまっていることがわかったので、次回は裏側の調整ですタラー

今回程では無い筈ですが、また何度か食べては外して調整しなければならないのがね…正直面倒くさい

さて、今回もえもえの舌の動きが良くなっていることがわかり、更に咀嚼訓練の効果があらわれてきて固形物を噛んで食べる動きが見られるようになってきました爆笑拍手

ただ、訓練で私が口に差し込む形で食べさせると上手に噛むのに自分で食べる時はスプーンで削り取って食べようとします。

これは補助床が厚すぎたのもおそらく影響していて、食べ物を舌で噛みやすい場所に移動してキープして噛んで食べるのに充分なスペースが確保できず、舌で上顎に押し付けて潰して食べる方が食べやすいのだろうとのことでした。

と言うことで、今回調整した補助床で噛んで食べる負担が小さくなれば固形物を噛んで食べることへの抵抗感が減って自分で食べる意欲が出てくることが期待できます。

勿論まだやわらかい物限定ですが、固形物に食形態をアップできる可能性が出てきたことが嬉しいです。

また、かたい物の咀嚼訓練としてアタリメを噛む訓練をしているのですが、どうしてもぎゅーっと噛みしめておしまいで、かみかみもぐもぐと繰り返し噛む動作が出ないのが悩みでした。

今回先生に相談して訓練方法をあれこれ変えながら試してみたら、突然何をこちらがして欲しいのか理解できたのか、まだ弱い力ながら繰り返し噛む動作が出るようになりました爆笑拍手

しかもこれ迄は私が噛みやすい位置に差し込んでそれを噛むだけだったのが、自分の舌で横にずらして噛みやすい位置に持っていく動きまで出ました。

すごい進歩❗

まだ食形態を全面的にアップすることは出来ませんし、負担が大きくなりすぎてもいけないので基本的には現在の食形態を続けて夕食の時に一部固形物を噛んで食べる訓練を取り入れることになりました。

食べることが大好きになってくれた今だからこそ多少負荷がかかっても頑張って食べてくれると思うので、ようやく次のステップに踏み出せそうです。

まあ、もえもえのことですから、またのんびりと進んだと思ったら後ずさりする様なこともあると思いますのでこれ迄通りに

成長を焦らず
欲張らず
でも諦めない

の精神で頑張ります。


非常時の備えしてくださいね!

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東日本大震災から10年のまとめはこちら➡

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私の防災・番外編 猿の目撃情報で110番


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ちょっと前のことですが、もえもえの行動援護のお迎えに来てくれた支援員さんが開口一番「猿がいるんですけど、通報した方が良いですかね?」と仰いまして。


首都圏の我が家ですが、たまに行政から猿の目撃情報&注意喚起メールが届きます。


ここ暫くは来てなかったのですが、後で調べてみたら数日前から近隣の市で目撃されていたようで、移動してきたみたいです。


とりあえず外に出て確認してみたら自宅のすぐ近くの電柱の上で烏とやりあっている真っ最中…と思ったら烏に負けて逃げていきました。


念のために書いておきますが、猿を見かけたら
  • 絶対に近付かない
  • 餌付けしない
  • 目を合わせない
  • 窓などの開口部を閉めて家に入れない
のが原則です。

一先ず支援員さんには予定通りにもえもえと出掛けて貰って私の方から猿の目撃情報を通報することに。

目撃情報は110番

こちらの住所をもとに丁寧に場所と状況を確認してくれました。

管轄の警察官がすぐに現場確認に向かうとのことで一安心。

その後我が家からの情報の他にも目撃情報が多数載った注意喚起メールが届きました。

野生動物が人間の生活圏に入り込む事案が増えていますね。

どうぞ皆様も目撃したら110番通報で情報提供してくださいね、


非常時の備えしてくださいね!

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私の防災・番外編 30年越しの礼状


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先日実家に行った時に母から一通の書状を見せて貰いました。


昨年末に出した喪中葉書で父が亡くなったことを知り、お香典と共に送られてきた手紙です。


差出人は阪神・淡路大震災の時に父の職場で働いていた方で、あの震災で自宅が倒壊し、障害がある息子さんが生き埋めになってしまった方でした。


その話はこちらに書いてます下矢印


寒さ厳しい時期の震災でしたが、生き埋めになってしまった息子さんのそばを離れることなど考えることも出来ず、壊れた自宅から引っ張り出した毛布を被ってひたすら救助を待ち続けたご家族を父は職場の人と連携して支援しました。

手紙には改めてあの時の支援に対する深い感謝を伝える言葉を綴ってくださっていました。

支援のお陰で自宅を離れることなく息子さんの無事を願い続け、震災から3日目に無事傷一つなく助け出されたことを忘れることはなかったと。

既に息子さんも奥さまも亡くなられて一人暮らしをされているそうですが、奥さまも生前何度も繰り返しあの時の感謝を口にされていたそうです。


息子さんの救助の瞬間、偶然ですが父もその場にいて、共に喜びあえたことも大切な思い出だそうです。

阪神・淡路大震災から30年と言う節目にこの様な心のこもったお手紙を受け取れたこと、人と人が助け合い、心を寄せることの大切さを改めて教えて貰った気がします。

父もきっと喜んでくれているのではないかと思います。

自宅を安全な場所にすること、しっかりと備えをすること、そして、助け合える人達と繋がること、これからも大切にしていきたいと思います。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


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