私の防災・番外編 30年越しの礼状 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・番外編 30年越しの礼状


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


先日実家に行った時に母から一通の書状を見せて貰いました。


昨年末に出した喪中葉書で父が亡くなったことを知り、お香典と共に送られてきた手紙です。


差出人は阪神・淡路大震災の時に父の職場で働いていた方で、あの震災で自宅が倒壊し、障害がある息子さんが生き埋めになってしまった方でした。


その話はこちらに書いてます下矢印


寒さ厳しい時期の震災でしたが、生き埋めになってしまった息子さんのそばを離れることなど考えることも出来ず、壊れた自宅から引っ張り出した毛布を被ってひたすら救助を待ち続けたご家族を父は職場の人と連携して支援しました。

手紙には改めてあの時の支援に対する深い感謝を伝える言葉を綴ってくださっていました。

支援のお陰で自宅を離れることなく息子さんの無事を願い続け、震災から3日目に無事傷一つなく助け出されたことを忘れることはなかったと。

既に息子さんも奥さまも亡くなられて一人暮らしをされているそうですが、奥さまも生前何度も繰り返しあの時の感謝を口にされていたそうです。


息子さんの救助の瞬間、偶然ですが父もその場にいて、共に喜びあえたことも大切な思い出だそうです。

阪神・淡路大震災から30年と言う節目にこの様な心のこもったお手紙を受け取れたこと、人と人が助け合い、心を寄せることの大切さを改めて教えて貰った気がします。

父もきっと喜んでくれているのではないかと思います。

自宅を安全な場所にすること、しっかりと備えをすること、そして、助け合える人達と繋がること、これからも大切にしていきたいと思います。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


私と家族の被災体験(阪神・淡路大震災・東日本大震災・台風15号)


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