私の防災・その108 断水に備え、節水生活を考える
和歌山市の断水は10月9日早朝までに復旧の見込みだそうですね。
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何とか少しでも早い復旧を願います。
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今回は本当に前触れもなく水菅橋が崩落して断水となったそうですね。
大きな災害が起きなくても快適だった日常生活が突然崩壊してしまうことがあります。
突然断水した時に、慌てることなく対応できるだけの水の確保は出来ていますか?
一般的に災害に備えた水の備蓄は一人一日3L と言われています。
最低三日、出来れば一週間分は備えておきたいところです。
今回も橋が破損してから復旧するまで一週間くらいは断水が続く見込みなわけですよね![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
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今回は過去記事から断水に関連するものを集めてみました。
書いた時から変化したことや足りない点を適宜補足しています。
水の備蓄と給水について
我が家は口の広いウォーターバッグと焼酎の空きペットボトルで給水するつもりです。
それと言うのも一般的なサイズのペットボトルで給水に行くと口が小さくて上手く入らないんだそうです。
給水に手間取るだけでなく、貴重な水が無駄にこぼれることがあるのでペットボトルで給水に行くなら漏斗を用意しておくと良いそうですよ![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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市内の給水ポイントはご存じですか?
ハザードマップには災害時の給水所や防災井戸などが掲載されていたりしますので、一度確認しておくと何処まで水汲みにいくことになるかがわかります。
更に、近くの学校などに臨時で給水車が来てくれて給水ポイントになることもありますので、自治体からの情報は小まめに確認されることをお勧めします。
水は本当に重たいのでキャリーカートやショッピングカート、スーツケース等、転がして運べるものがあると便利です。
転がして運べるものが無いときはリュックのように背負うのが一番運びやすいでしょう。
給水ポイントからの運び方も考えておいてくださいね。
トイレの備え
断水で真っ先に困るのはトイレが流せないことです。
バケツで勢い良く水を流し込めば流すことが出来ますが、出来れば貴重な水をトイレ用には使いたくないですよね。
非常用トイレセットを利用するのが一番だと思いますので、是非備えておきましょう![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
トイレの後の手洗いだけでも水でしっかりしたいところですが、水を使えない場合は感染対策も兼ねて使い捨て手袋を使うか、除菌ウエットティッシュとアルコール除菌で代用するのが一番現実的でしょう。
使い捨て手袋を使った後は汚れている外側に直接触れないよう裏返しながら外して捨ててくださいね。
入浴の代わりに使うもの
日常生活で一番水を使うのは入浴ではないでしょうか。
断水していない地域の職場や知り合いの家、銭湯などで入浴できれば良いのですが、心当たりが無かったり、そこまで行くのが大変だったりしたら、やはり体を清潔に保つためのアイテムが必要です。
我が家は最近マウスウォッシュも使い始めました。
下水が無事なら漱いだ液を吐き出しても大丈夫なので。
清潔なガーゼなどにマウスウォッシュを染み込ませて指に巻いて歯磨きシート代わりに使うことも出来ますよ。
日頃ほぼ素っぴんの私は忘れそうになりますが、女性の場合はメイクを落とすのにクレンジングシートもあった方が良いですね。
洗濯の節水について
今回は同じ市内でも断水していない地域のコインランドリーを使うとか出来るでしょうけれど、災害時には少ない水で手洗いするのが基本になるかもしれません。
アナログですが、洗濯板もあると意外に使えます。
節水調理について
断水した時の食事は何といっても「洗い物を出さない」ことに尽きます。
ガスや電気が止まっていなければ、調理は出来ますが、調理器具や食器を洗うための水は出来るだけ節約しなければならないですから。
作り置きや下味冷凍は一番汚れ物が出る調理過程が終わっていますので、手早く洗い物無しの食事が出来ます。
洗い物を出さない調理法「パッククッキング(ポリ袋湯煎調理)」についてや、使い捨てできて洗い物を出さない便利なものあれこれについて書いてます。
特に「パッククッキング(ポリ袋湯煎調理)」は是非覚えておいてもらいたい調理法です![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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鍋底には耐熱の皿を敷いてくださいね。
調理の時に使い捨て手袋を使う場合は必ず「食品衛生法適合」の物を使ってください。
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コロナ禍で感染予防のために使い捨て手袋を揃えた方も多いと思いますが、感染予防のためのものと調理用とは衛生基準が異なるのでご注意ください。
我が家では断水した時の生活について、具体的にイメージして備えてきました。
勿論、実際に体験したわけではないので、これでも足りなかったりするところもあるでしょう。
それでも、突然断水した時に出来るだけ困らないように考えました。
参考にしていただければと思います。