私の防災・その68 やっぱりトイレ!
私の防災シリーズで前回まで、もえもえ連れの防災について書いてきましたが、改めてトイレの備えがとても大事なわりに手薄になりがちなのではないかと思いました。
そこで、改めて我が家のトイレの備えについて書いておきます。
災害時、自宅は無事だけどライフラインが止まってしまったら。
排水管に問題がなければ、お風呂の残り湯や汲み置きの生活用水をバケツ等で流し込むことで対応することが出来ます。
トイレのタンクに水を足して使うのは故障の原因になりかねないので避けた方が良いそうです。
折り畳み式バケツ
排水が出来ない時にはやはりこれ
排水菅が無事かどうか、専門知識がない一般的な人には判断が出来ませんよね。
ですから、基本的には震度5以上の揺れの場合はトイレを流すことは控えた方が良いそうです。
特にマンション住まいの方は大きな地震が来たら排水管に被害がないことが確認できるまで水を流すのは避けなければ危険
です。
上の階の人がトイレを使った汚水が下の階に漏れ出す可能性
が有ります。
我が家でも大きな揺れを感じたら少なくとも2階のトイレを使わないようにするか、非常用トイレをセットして使うことにしています。
そして、トイレを流すために必要な水は一回に6~8L と言われています。
マンション住まいの場合、
断水時にトイレ用の水を階段を使って運ぶ苦労を考えたら、絶対に非常用トイレを準備
しておくべきです。
これなら既存のトイレに袋を被せて凝固剤で固めて捨てられます
人は一日に平均5~8回トイレにいくそうです。
我が家はこの50回分のセットを3個、別のタイプの30回分のものを1個、凝固剤のみを更に50個準備してます。
家族3人なので、一人辺り70~80回分。
一週間から10日はもつ計算です。
もえもえは紙パンツを使うこともあるので、常に在庫は100枚位をキープするようにローリングストックしてます。
普段は使ってもせいぜい一日に1枚程度なのですが、非常時には使用枚数が増える可能性がありますし、拡げてトイレの中に敷けば非常用トイレのかわりにも使えると考えてますので在庫は手厚くしています。
組立式簡易トイレ
下の部分は段ボールですが、体重をかけてもぐらつかず不安定な感じはしません。
外で使うときは屋上キャンプで使っているテントの中でと考えていましたが、自宅で過ごせないほどの被害が出たらテントが生活の場になりますので、やはり別に用意したいなと思いました。
そこで、着替えやシャワールーム、トイレに使えるプライバシーテントを購入しました。
人気の商品なので品薄でまだ届いていませんが、トイレと生活空間をわける準備がこれが届けば出来るのでほっとしています。
外出時用のリュックと車にはこれ
このオマルタイプは先程の椅子型より浅いので、椅子の上に置いて座るか、和式トイレのようにしゃがむか、正座した膝の間に挟むような感じで座って使うことになります。
正座で使う場合は地面に膝がついてしまうので、そういう時は便座の下にビニール風呂敷やレジャーシート等を敷けば汚れも気にならないと思います。
もえもえはしゃがんで用を足すのが難しいので、いつものリュックにはビニール風呂敷も入れてます
自宅にいる時、外出先で、車の中で、と言うように具体的にイメージすると自分達には何が必要なのかが見えてくると思います。
トイレの備えは防災を考えた時、絶対にしておいて欲しい備えです。
気持ちよく用を足せない状況は悲惨です。
是非、被災時にも快適トイレライフを送れるように備えましょう