【マンガ感想】
『GIANT KILLING ジャイアントキリング 23巻 (綱本将也、ツジトモ)』
GIANT KILLING(23) (モーニング KC)
ツジトモ 綱本 将也 講談社 2012-04-23 by G-Tools |
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【あらすじ】
達海猛35歳、職業サッカー監督。今季より弱小プロサッカークラブ『ETU イースト・ トーキョー・ユナイテッド』の監督に就任する。現役時代も監督になってからも、好物は「番狂わせの大物喰い=ジャイアント・キリング」!★相手は強豪川崎! ETUは超攻撃的布陣で激しい点の取り合いを挑む。さらにスタンドには大江戸通運の副社長が! スポンサー撤退の危機か?
サッカーの監督を主人公としたマンガです。
タイトルの『GIANT KILLING』とは、弱い奴らが強い奴らをやっつけるという意味。
その言葉は、選手時代から多くの番狂わせを演出してきた主人公・『達海猛』の口癖で、
彼が過去に在籍していた『ETU』というチームから監督のオファーを受けるところから始まります。
一癖も二癖もある主人公が、常識では考えられない練習方法を提案したり、
とんでもない言動で選手達を混乱させつつ、自分のペースに巻き込んでいき、
反論する選手や、やる気の無い選手達を意のままに操っていく、
というようなストーリー展開の作品です。
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ここからは、23巻の感想。
23巻では、『vs川崎フロンティア』の試合が描かれることとなりまして、
かなり激しい点の取り合い劇が描かれることとなりました。
そんな23巻のメインとなるのは、やはり点の取り合いですね。
『vs川崎フロンティア』とは、10巻~11巻で一度戦ったことがある相手でして、
久しぶりの再戦となりました。 一度戦ったことのある相手だけ会って、お互いに
研究をしているようで、お互いの弱点をついて点を取り合うこととなりました。
で、話が進み、2対2というハイスコアで前半が終了します。
格上の『川崎フロンティア』と互角に戦っていることは、サポーターを始めETUのフロント、
そして選手たちに大きな自信を与えることとなりまして、いつも以上に盛り上がって行きます。
『ETU』としては、後半は、より体力を温存しながらも、相手の意表を突くプレーをし、
数少ないチャンスをモノにしようという作戦に出ることとなります。 一方、『川崎フロンティア』
の方は、前半よりも守備を重視しつつも、様々なカウンターを仕掛けていく作戦を取ることと
なったようです。 実際に、試合が始まってしまうと、地力に勝る『川崎フロンティア』のペースで
ストーリーが進むこととなりまして、何度もゴールを脅かされますが、なんとかその攻撃を
防ぎ、その都度、『ETU』はカウンターを狙っていくこととなります。
これ以上の展開についてはネタバレとなってしまうので詳しくは書きませんが、
個人的に『ETU』のベテラン選手たちが意地を見せて『川崎フロンティア』の陣営に攻め込む
シーンはかなり盛り上がりましたし、新加入組の2人が『川崎フロンティア』の意表をついて
攻め込もうとするシーンもなかなか見どころがありましたよ。
いや~、面白かったです。
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【総評】
о(ж>▽<)y ☆ 面白いです。
『川崎フロンティア』との再戦ということですが、前回と戦っているメンバーが微妙に違うので、
マンネリ展開にはならず、なかなか面白く仕上がっております。 次巻も楽しみです。
点数的には
100点
です。
では、ここまで。