春を嫌いになった理由(わけ) /誉田哲也


相方のおさがり。
彼の作品はドラマ化もされたストロベリーナイト以来。
ストロ~もそうだったけどこの作品も
一気に読めちゃう感じですね。
内容はよくある霊媒師?を使った
テレビ番組を主軸に各々の物語が
オムニバスちっくに展開されます。
特に中国人密入国者の物語はドキドキしたり、
その辺はちと面白かったかな。
でもそれ以上でも以下でもない感じ…か。



んでんで、、
いやもうこれはこの小説に限らないのだけど、
あたしみたいないい歳したおっさんが、
こうした消費型小説(大衆小説?)を読む必要性が
あるのかつくづく疑問な今日この頃。
無論小説の楽しみ方は人夫々だけど、、
まぁ少なくともあたしは当分要らないかなぁ…?
ちょっと思案中。。


読書力 (岩波新書)/齋藤 孝


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仮想儀礼 篠田節子

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仮想儀礼〈上下〉 (新潮文庫)/篠田 節子

篠田さんのは2作目。
前回も宗教ちっくなお話だったのだけど、
これはもろそれ、というか、
ビジネスとしての宗教がどういったものか。
という内容がリアルな感じで、
小説というよりドキュメンタリー…は言い過ぎかもだけど、
なかなか読み応えがありました。
ただ終盤はすこし退屈だったかも。。

あたしも若い頃はよく上司なんかに、
○○君は宗教始めた方が良いよ。なんて言われてたなぁ。
無論若さ故の言動がそう言わせたのもあるし、
内容は別として”説得力”があるのだそうだ。
つまり詐欺とかそうゆうのには向いてるとかなんとか…
でもでもそれを実感するような出来事も
確かに以前はよくあった気がしますネ(笑)

ただこの小説を読むとやはり宗教と言えど、
結局は経営のセンスなんだなぁ…とか、
いずれもあたしは経営には向いてないのかな、、
というのが痛い程?わかったのでした(苦笑)
やっぱりあたしはトップをサポートする方が性に合うし、
その方が持ち味を発揮できるような気がします。。
…ん?何の話??(笑)
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箱男 安部公房 #2

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箱男 (新潮文庫)/安部 公房


2回目読了。
箱男に深入りすると危ない…。
とはこの小説の話の1つだけれど
同じくこの小説に深入りすると危ないのかもしれない(笑)
いやぁちょっとこれはヤヴァイですね。
無論、いい意味で…ですよ。
読めば読む程真相に近づくかと思えばまるで逆で…
しかしそれを解きたいがためにより深みにハマるという…
まるでメビウスの帯…
エッシャーのだまし絵の中に閉じ込められて…永遠に、、
そう、贋魚になって永遠と夢を彷徨うように。
(贋魚の話もこの小説の中で際立っていますね)

箱を被る事で匿名性と覗き続けるという特権を手に入れた箱男。
ある時空気銃で狙撃され肩を負傷してしまう。
治療を受けた病院で看護婦と交わした約束。
そしてその思いもよらない約束の履行に戸惑う箱男。
病院の一室では裸の看護婦とその側に自身そっくりな贋箱男。
箱を脱いだ箱男と箱を被った贋箱男と看護婦を挟んでの攻防…。
やがて発見される変死体(箱男)。

簡単に言えばそんなストーリー。雑?(笑)
オムニバス的要素も含むこの小説は箱男が書いた
とされるノートがそのまま物語になっていて、
その語り手「ぼく」があるとき違う「ぼく」になり…混乱は必至。
しかしそこはやはり安部公房。
ストーリーの展開以前に読ませる文章力(表現力)は流石です。
特にエピソード的に挿入される贋魚の話や、
少年がアングルスコープで女教師のトイレを覗く…
(実際はバレて屈辱的な仕打ちを受けるのだが)
それらの話だけでもこの小説を読むに値するかと。。

箱男とはあくまで物語を分かり易くするための表現に過ぎず、
言わんとする内容は見るもの見られるもの、覗き…覗かれるもの、
安楽死、匿名性…次から次へと流れる多くの情報。
これらは自身の部屋(箱)に閉じこもって
必至にフィギュアを相手に…といった光景だったり、
インターネットの世界も通じるものがあるかもしれない。
多くの匿名者が各々の欲望のままに覗き続ける窓…。

さて…
きっといつまで経ってもこの小説の真相…
謎解きなんて出来やしない。それをわかっていても
何故か引き寄せられるこの引力…
当分抜け出せそうにないけど、また新たな発見があったら
記事にしてみたいと思います。…?
(当分この小説を手放せそうにありません…苦笑)
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追悼 スティーブ・ジョブズ

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怒れる小さな茶色い犬-111019a

久しくこの手の雑誌は買っていなかったのだけど、
本屋で並んでいるのを見つけてつい買ってみた。
Myパソコンはmacだし、iPodiPhone...
もちろんアップル(Apple)の製品は好きなんだけど、
正直彼について今までそれほど興味を抱く事はなかったなぁ。
そんなあたしが見るには丁度好い内容かと思います(笑)

改めてここ十数年のアップル動きを振返ってみると、
当時としては世の流れ…MSによるソフトウェア戦略、、
に反したハードウェアへの執着だったり
今こそ見直されてきた民需を念頭においた開発等…
あたしもseの端くれではあるけど似た様な業界?
に身を置くものとしては少し思うところがあったり。。



そしてなんとも懐かしいカラフルポップなiMac(↑)。
確かにあの製品をきっかけにアップルが…Macが
一般消費者にも一気に浸透したかのかなぁ…とか。
結果あたしもmyPCの2台目(1台目はwin)は白いiBookでした。
…仕事ではwinしか使わないのにネ、、(苦笑)

これからもアップルに関わらず、
こうしたときめきプロダクトが生まれることに期待しつつ…
ありがとう、スティーブ。




Mac Fan 2011年12月 臨時増刊号/著者不明


Mac Fan.jp

Casa BRUTUS COFFEE BOOK

テーマ:
怒れる小さな茶色い犬-111006a

去年も似た様なの出てましたが懲りもせず…(苦笑)

正直あたしのコーヒーライフはこれといって
特筆すべきものはなにもなくって、
ただ週末の朝にお豆を挽いてペーパードリップる♪
最近はファイヤーキングでなくて専らミィさん
お豆チョイスだてそらもう適当この上ない。
名前が素敵♪とか金額がオサレ♪とか…?

そんなあたし…でもでも、

こんな雑誌をめくりながら、
登場する”素敵”器具やテーブルウェアやお店やお豆に…
あれこれ巡らせるのは楽しいのです。
(まだ見てないよ…)


CasaBRUTUS特別編集 COFFEE BOOK
(マガジンハウスムック)



###追記###
んで↑勇んで読みはじめたら…あれ??
昨年に出ている同様のモノ(2010年12月号)と内容が一緒?
色々調べたら50%は刷新とのことですが、感覚2割にも満たない感じ。
てことで同じく去年の持ってる人は一考されたし。
因みにコチラ↓「街とコーヒー。」はあたし的に面白かったです♪



ku:nel (クウネル) 2011年 11月号


昭和16年夏の敗戦 猪瀬直樹

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昭和16年夏の敗戦 /猪瀬 直樹


毎年この季節は…と書きたいところが、
なかなか読み進められず、気付いたら秋になってしまってた(苦笑)
てことで毎年夏にこの手のものを読むのが習慣になってます。
特に脈絡は何もないのだけど今年はコレ。
冬の真珠湾への奇襲で幕を開けた太平洋戦争。
奇しくも同じ年の春に設立された総力戦研究所。
官民問わず集められた角界の若手エリート達から
構成された模擬内閣がシミュレーションの結果
導きだされた夏の答えは敗戦必死だった…といった内容。
その総力戦研修所を軸に何故負け戦を始めなければならなかったか?
米国との開戦回避を昭和天皇より勅命を受けた
東條英機の苦悩の日々等を交えながら描く。

主軸の総力戦研究所での模擬内閣の話はなかなか新鮮でしたね。
きっと今の時代にも通じるものがあるのでは?とか思う。
30代という若い世代が今の日本をどう評価し、
どういった未来を想定するのか?
いつの時代も権力を持つ一歩手前の世代が
その時代を担っているのかなぁ…とかとか。
あとは東條英機…というのが一般的?にはA級戦犯とか、
あまり良いイメージがないのだけど、
総理になった過程やその後の苦悩等、
ちょっと考えさせられる部分がありましたね。
なかなかこの辺りは難しい。

いずれもタラレバはなく、
確かにその時点ではもう戦争しか答えがなかったのも
これを読んで少しわかる気がしました。
いつしか出来レースのシナリオは決まっていて。
結局はそこに至る長い歴史の1つ1つの過ちの結末…だったのかな?
ここから何かを学ぶというのは到底おこがましくて、、
ただ歴史認識を少し深められたのかな…と。

パスタマシーンの幽霊 川上弘美

テーマ:
怒れる小さな茶色い犬-110813a

自慢じゃないけれど、あたしは料理が下手だ。
(パスタマシーンの幽霊の冒頭より)

クウネルに掲載の彼女のエッセイをよく読んでました。
ほとんど散髪の合間に…ですけど(笑)
でも彼女の文章というか表現とかはなかなか好みで、
したらこうゆうの(短篇集)出てるの知って買ってみた。
ざらざらとパスタマシーンの幽霊。
その殆どが ku:nel に連載されたものです。

夫々の物語も実際にありそうでなさそうで、、
でもなんかやっぱりありそうな…とか。
その辺の距離感?が心地良い。
(たまにSFちっくなのもあるけど…)
ただきっとこうゆうのは好みが分かれるだろうな。
分かり易いオチがあるわけじゃなく、
ハッピーでもアンハッピーでもない感じとか。
でもだからその分リアリティはある。
「世の中白黒じゃなくてグレイよね…」
って感じがうまく表現されてるというかね。
でもどっちかというとアンハッピーかなぁ?
だけど、どこか前向きになれる感じも残してあったりとか。

なんてことない日常にありそうなちょっとした
描写がとても心地良いし、ちょっとクセがあるけど
何故か憎めない登場人物も印象に残る。
パスタ~に登場する料理が得意でない女性がその真逆…
てきぱき料理ができる女性をパエリア女と毒づくとことか、
他にも料理にはこだわるけど容器にはこだわらないちかちゃんの話とか、
何度か登場するおかま(ゲイ?)の修三ちゃんに
コロボックルの山口さん… 数え上げればキリがない。。

自身では味わえない様な上等で甘味な生活を綴った
キラキラ物語とは真逆?に位置するような作品だけど、
やっぱあたしはこうゆうのが好きですネ。


ざらざらパスタマシーンの幽霊/川上 弘美

箱男 安部公房

テーマ:

箱男 /安部 公房


覗く快感と覗かれる苦痛…

これで安部公房はもう(まだ?)6作目だけど、
やっぱり期待を裏切りませんね。
この箱男。公房の中では砂の女と並んで
代表作レベルに位置する作品だと思うけど、
だからといって初心者には勧められないという…(苦笑)
とかく免疫がないとなかなか辛い作品ではないかと思いますね。
ただそれを考えるとたまたま公房に興味を持った人が
最初にこれを手にしたらちょっと悲運だよなぁ…
まぁそれも1つの縁なんだろうか。。

因みにある程度免疫があるはず?のあたしだって
コレ1回読み終えただけではなんとも消化不良で、、
近い内に再読は必至ですから(笑)
でも難解だからとそれで終わりに出来ないところが…
またのめり込んでいく…中毒性?
とかくそういった引力?が公房の作品にはあります。
ま、単に好みの問題なのですが。。
てことで感想は再読の後に譲るとして、
ネットで色々関連ネタを探すとなかなか面白い。

解説がとても参考になった花谷紫月の詩的な空想ノートさん
実際に箱男になって街を徘徊する【体験報告】
他にも動画や箱男の箱制作記など色々出てきますね。
岸部四郎も頑張ってますしね↓(笑)



あたしも段ボール箱でミニチュア、
作りたくなったよぉ!!
あ、目の前に丁度良さげな段ボールが、、
こうしてあたしも…(笑)

秘密 東野圭吾

テーマ:

秘密 (文春文庫)/東野 圭吾


相方のお下がり。
そういや最近tvドラマでもやってましたね。
後でだけど映画でやってたのも知りました。
しかも邦画に限らず洋画まで…

読後、所謂"秘密"にあぁなるほど…となりますね。
いずれも♂のあたし的には、
主人公(すっかり佐々木蔵之介イメージ…)
の焦りや不安や屈折した愛情表現、、
どうにもやり場のない想いは、うん。理解できました。
もしあたしもあの立場になったら…なんて思ってみたり。
でもあぁゆう経過を辿る事は容易に察しがつくから、
早々にお互い新たな人生…
と割り切る方が傷つかなくていいのかなぁ?とかとか。
まぁ現実にはあり得ない?話だけど、
親の子離れ…とかには通じるものがあるのかも?ですね。。

p.s.
志田未来は割と好みです。。
しかもAB型という…(笑)

BRUTUS (ブルータス) 2011年 7/15号 [雑誌]


イームズ。
幾らミッドセンチュリーモダンを代表する
インダストリアルデザイナーだとしても
彼らを知ってる人は過半数どころか
きっと1割にも満たないんだろうなぁ…?
でも別にそれは憂うことではなくって、、
いずれもこうゆうのってその人の生い立ちとか
各々の興味のベクトルで全然違っちゃうからねぃ。。
まぁそんなごたくはさておき、、

いずれもあたしは何の因果か知るに至ったし、
きっとインテリアとかに興味ある人はその是非は別として
必ずといっていい程耳にする名前ですよね。
無論あたしは彼ら(イームズ夫妻)が世に出した多くの家具は
やっぱり憧れの対象として眺めてしまうのです。


※所有のイームズ2点 シェルチェア(FRP)LTRT

だからね、ブルータスさん、狡いよ…
きっとイームズとか好きな人は反応しちゃう。
でもだからってイームズハウス、
所謂ケーススタディハウスNo.8は今更感もあり、、
んっと、何が言いたいかというと、
こんなの(雑誌)都度買ってたらキリがないので…
それでも買おうか悩み中とか(苦笑)

マガジンワールド|ブルータス BRUTUS

p.s.
こちらでもイームズハウスは拝めます↓。
家具デザインとは違った才能も垣間見れますね。
特に有名な”Power of Ten”も収録♪


EAMES FILMS
チャールズ&レイ・イームズの映像世界 [DVD]