やっぱり「聴く」ことが一番大事。親と子の関係性を振り返った時に出てきた実感です。

昨日の夜は
地元のカルチャースクールで
コーチング講座でした。

コーチングスキルの「聴く」
についてお伝えしていたのですが
受講生の方が
これまでの自分の育てられ方を振り返り
「親との関係性がしんどかったのは
親の意見を押し付けられて
自分の意見を聴いてもらえなかったこと

自分がやりたいと思ったことを
ことごとく否定されたこと」
とおっしゃってました。

親はたいていの場合
「良かれと思って」
「子どものために」
正論を言い
親の思う正しさを
子どもにも理解して
そうしてもらおうと
伝えます。

親からすれば
単に伝えているだけに
感じるかもしれませんが
子どもから見れば
それは正論の押し付けです。

しかも親が
反論を許さない
厳しい性格だった場合
親の言うことに反論したり
否定したりすることは
許されないこととなります。

下手をすると
言った100倍くらい返ってくるので
それが予想され
言い返すこともできなくなり
そのうちに
自分の意思なんて出せなくなった。

と振り返っていらっしゃいました。

問題は
親に悪意がないことです。

悪意ではなく
どちらかというと
善意で
子どもにもっと良くなってほしい
と願って
あれこれ考えを押し付けたり
関わりすぎたりしていて
子どもも
それが親の愛情だと
なんとなくわかっているから
突っぱねられず
結局は親に縛られて
苦しくなっていくのです。

子どもから親の干渉を
断ち切ることはできません。

親自身が気づいて
変らなければ
良い方向には向かないのです。

自分の意見を言う。

子どもが自分の思うとおりに
なっていなければ
そのことに反対したり
否定的な態度をとったり
なぜ言う通りにしないのかと追求する。

もしそんな接し方、育て方を
しているなら
早めに気づいて
自分が変わる努力をしましょう。

大事なのは
否定も反論もせずに
子どもの話をとことん「聴く」こと。

自分の意見は
子どもから求められた時だけ
言うこと。

子どもは
黙って聴いてほしいのです。
無条件に信じてほしいのです。
心から応援してほしいのです。

そこに条件を付ける必要は
全くありません。

子どもの話をちゃんと聞いて
子どものことを信じて
子どものことを
心から応援しても
子どもは甘えたり
わがままになったりはしません。

わがままになるのは
子どもの言い分に
無条件に従うから
そして先回りして
整えていくからであり
話を聴くからではないのです。

子どもの問題には
親自身の問題が
少なからず関わっています。

まずは親が
自分自身と向き合い
自分を整えることが大事です。

自分が本来
持って生まれた性格を知り
それを存分に活かす生き方を
手に入れましょう。

そして次に
コーチングの学びを通して
これまでの育てられ方や
自分自身の生き方、考え方を振り返り
子育てにとって必要なことを
学んでいきましょう。

最後に
学んだコーチングのやり方を
実践するための
ツールとして
そいて
自分の頭で考えるための
ツールとして
方眼ノートのメソッドを
手に入れて活用していきましょう。

独学でも学んだり
調べたりすることは
ある程度はできます。

けれど
本当に伸びるのは
スクールや
誰かについて学んだ時です。

それに人は
ついつい目の前のことに
流されてしまうので
最初は意欲があったとしても
だんだん薄れていって
しまうのです。

だから
定期的に学ぶ機会を
持つことが大事です。

また
餅は餅屋なのですよ。

その道のプロに委ねるのが
一番確実で
最短で望むゴールに
たどり着く道なのです。

今思うように子育てが
できていない
何かしら問題が発生している。

子育て以外の
例えば
仕事でも生き方でも
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