発達障害かどうかは勝手に判断したり決めつけてはいけないもの。 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

SNSなどを見ていると
「こういうことをするのって
発達障害ではないのか?」
などと
安易に自分や他人のことを
発達障害と言ってしまう人がいます。

何をすれば
発達障害

何ができなければ
発達障害

そんな明確な基準は
ありません。

 



また
周りからは
そうは思えないと
言われたとしても
診断される場合もありますし
逆に
周りからも
発達障害ではないのか?
と言われていても
そう診断されないことも
もちろんあるのです。





発達障害には
一般に言われているような
特徴はもちろんありますが
すべての発達障害の人が
それに当てはまるのかといえば
そうではなく
現れ方も
困りごとの程度も
ひとそれぞれ。

複数の発達障害を
持っている人もいれば
一つだけの人もいます。

困りごとの程度も
さまざまあって
とにかく
日常生活において
困りごとはあれど
その程度や内容、特徴は
みんな違うのだと
認識しておくことが
大事です。





「私は発達障害なのかも」
自分の中でたまに感じる程度なら
いいのかもしれませんが
それを人に対して伝えたり
子育てにおいて
「この子は発達障害なのかも」
と感じるのであれば
まずはきちんと
検査を受けて
判断してもらうのがいいと思います。

そして
何が苦手なのかを
理解して
そこをどうすればカバーできるのか
考えていく必要があります。

自分が今できていないことの理由に
「発達障害かもしれない」
を使うのではなく
できないことをカバーして
より良く生きていくために
診断を受けて
きちんと見極めて
適切な療育やサポートを
受けるために行動してほしいのです。

 







そして
「発達障害だから仕方がない」
「発達障害だから無理」

発達障害を理由に
今の現状のままで
あきらめるのではなく
もっと具体的に
「ここが苦手だから
このような対応をしてみよう」
とか
「こうなりやすいから
そのまえにこんな声かけをしよう」
など
あくまで発達障害であるという事実は
今のその人を知るための
一つの手がかりとして
使ってほしいのです。





発達障害とひとくくりに言っても
診断名はさまざまですし
診断がつかない
いわゆるグレーゾーンもあります。

そもそも
発達障害とそうではない部分は
グレーゾーンを含んで
グラデーションのようになっていて
明確な線引きは
できません。

また
愛着形成がうまくいっていなかったり
もともと持って生まれた気質的に
こだわりが強めとか
行動が衝動的だとか
そういうものもあります。

学習障害を伴うかどうか
知的障害を伴うかどうか
注意欠陥だけなのか
多動もあるのか
自閉的傾向がつよいのかどうか
同じ顔の人が
いないように
同じ発達障害でも
持っている特徴は異なっていることも
多いです。

 







自分とは違う思考パターンや
行動パターンを持つ人のことを
乱暴に「発達障害ではないのか」
と決めつけてしまうのではなく
発達障害そのものについて
深く理解し
肯定的に受け止め
今自分ができるサポートを考える。

そういう理解者が
ひとりでも多く増えてほしい
特に
子どもと関わる大人には
正しい知識と接し方を
知って実践してほしいと
願っています。

そのためには
人の性格と発達障害について
知ること。

人をありのままで受け止め
その人の可能性を引き出す
声かけや対話のスキルを持つこと。

今起こっている問題に対して
どう対処すればいいのかを
考え、実行していくための
思考力をつけること。

それが必要だと考えています。





親だけではなく
子どもと関わる大人すべてが
そこをしっかり学び
発達障害であってもなくても
個性を活かして輝ける人を育てていく。

そんな社会になっていってほしい。

そう願って
今年から新たなオンラインスクールを
立ち上げることになりました。

開講は6月。

5月からは説明会を
開催予定です。

発達障害について
きちんと理解したい。

人の性格についても
学び、活用できるようになりたい。

自分を認め
人を認め
肯定的なコミュニケーション力をつけたい。

そんな願いに応える内容を
お伝えしていきます。

詳細はこちらから
問題児のモンダイは「きく」だけでうまくいく~「先生のためのオンラインスクール」 

一緒に子どもたちの明るい未来のために学び

子育てやその支援に
関わっていきませんか?

 

親向けの子育て塾はこちら
「気質」×「コーチング」×「ノート術」で人生も子育てもうまくいく~ハンサムおかんの子育て塾~

 

image

 

 

 

 

 

今日もお読みくださり

ありがとうございます。

 

おかんが今に至るまでの道のりと、発達障害児の子育て
おかんが子育てコーチになるまで
長男との16年間
子育てという真っ暗なトンネルからどうやっておかんは出てこれたのか
発達障害と診断された息子のその後
発達障害の子どもを育てるために大事なこと
発達障害もHSCもHSEがポイントだった!
発達障害とは、生まれつき能力が低い人のことではない
発達障害のある子どもを育てるということ
発達障害とか定型発達とか、いちいち分けなくてもいいと思うんだけど
我が子が「発達障害かもしれない」と思ったとき、こういう部分も考えてほしいのです
発達障害児の子育てで、地味に傷ついていたこと
発達障害の特性による行動はプレッシャーがあると強くなり、受け入れられ安心できるとましになる
発達障害と気質診断〜子どものことをどう理解し、受け止めるのか〜
発達障害のお子さんと保護者の方向け!運動機能向上を目指すオンラインエクササイズ

 

これまでによく読まれた記事はこちら
都合が悪くなると無視する子どもへの接し方は?~ご質問いただきました!
大人は大丈夫かもしれないけれど、この時期とっても疲れているお子さんもいるのです。
次男のお引越しが完了しました(敬礼)~それは大混乱と大格闘だった~
子育てがしんどい。そのしんどさをきちんと言語化できたとき、その悩みは解決していきます。
子どものことでどうすればいいのか迷ったとき、判断するためのポイント3つ