前回の続きです。
前回の記事はこちら
・「放っておいて」と言われたから放っておいたら、何もできていなかった
について書きました。
今日は
・子どもが安易に「手伝って」と頼ってくる気がする
と感じるときの
対応について書きますね。
子どもの困りごとは
子どもから「助けて」「手伝って」が
あるまで
親からは手を出さず
ギリギリまで待つと
前回の記事で書きました。
そうすると
また別の心配が
出てきます。
「手伝って」
と言われるまで待って
手伝っていると
今度は
頻繁に「手伝って」が来るようになり
依存されているのではないかと
思ってしまう。
あるいは
そうなる不安があるので
なかなか
「手伝って」の言葉に
気持ちよく対応できない。
自分でできないことについて
「手伝って」とか「助けて」
と頼んだら手伝ってもらえた。
その際に
子どもの困りごとを
丸ごと引き受けて
代わりにやってしまっていませんか?
どんな時でも
行動の主体は
子どもにあります。
「手伝って」「助けて」
と言われた際に
まずはやるべきことを整理して
子どもができることは
すべて子どもに行動させなければ
「やってもらってラッキー」
につながるので
依存してくる可能性が
高くなります。
そうすると
頼めばやってくれて
ラッキーだし自分は楽になるので
どんどん安易に
「手伝って」と言うようになるでしょうし
その状態で
手伝えないとなると
期待を裏切られるので
子どもが怒りをぶつけてきたり
することも
ああるかもしれません。
「手伝って」と頼まれたときに
まずすることは
実態の把握です。
何をどこまでできているのか
何ができなくて困っているのか
そこを明確にして
子どもが自分でできるように
サポートします。
親にしかできないことは
もちろん快く引き受けますが
子どものできることは
代わりにやったりしません。
自分のことは自分でする。
これが基本であり、
絶対のルールなのです。
何をどうすればいいか
わからなくて立ち止まっている子であれば
何をどうすればいいのか
わかるようにサポートしてあげて
そのやり方を見せつつ
一緒に取り組めば
いずれ自分でできるようになります。
「手伝ってほしい」理由が
・自分に自信がない
・自分の思うようにやると親から注意されたりする
である場合は
子どもができたときに
きちんと「認める」だったり
普段から
「あなたはできる」と励ましたり
そもそも親自身が
「この子ならできる」
という気持ちを前提として持ったうえで
子どもに接する。
という態度の変換が
必要です。
初めてのことは
誰しも不安を持っています。
強く不安を感じる子も
もちろんいます。
その不安を
大きくするのではなく
安心感や自信に
変えていくには
やはり親の声かけやサポートが
大事なのです。
間違ったことは
責めずに説明して
できるようにサポートする。
本人のプレッシャーに
なりすぎないように
注意しながら
「あなたならできる」を伝える。
お子さんの様子を
しっかり観察しながら
細かく対応を考え
ゆっくり時間をかけて
自信を育てていきましょう。
このまま「手伝って」を聞いて
手伝い続けたら
どんどんエスカレートするのではないか。
その不安を
まだ何も手伝っていないうちから
感じて子どもに快く
手伝ってあげられない。
そう感じているのなら
まずは今日書いたことを実践し
お子さんの様子を観察しながら
お子さんが自分でできる自信を
つけていくような接し方を
積み重ねていきましょう。
自分一人でその判断は
できない。
自信がない。
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➡過干渉とサポートの境界線はどこにある?(3)
今日もお読みくださり
ありがとうございます。