過干渉とサポートの境界線はどこにある?(2) | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

前回の続きです。

前回の記事はこちら

 


・「放っておいて」と言われたから放っておいたら、何もできていなかった
について書きました。

今日は
・子どもが安易に「手伝って」と頼ってくる気がする
と感じるときの
対応について書きますね。




 

子どもが安易に「手伝って」と頼ってくる気がする

 


子どもの困りごとは
子どもから「助けて」「手伝って」が
あるまで
親からは手を出さず
ギリギリまで待つと
前回の記事で書きました。

そうすると
また別の心配が
出てきます。

「手伝って」
と言われるまで待って
手伝っていると
今度は
頻繁に「手伝って」が来るようになり
依存されているのではないかと
思ってしまう。

あるいは
そうなる不安があるので
なかなか
「手伝って」の言葉に
気持ちよく対応できない。

 

 

 







自分でできないことについて
「手伝って」とか「助けて」
と頼んだら手伝ってもらえた。

その際に
子どもの困りごとを
丸ごと引き受けて
代わりにやってしまっていませんか?

どんな時でも
行動の主体は
子どもにあります。

「手伝って」「助けて」
と言われた際に
まずはやるべきことを整理して
子どもができることは
すべて子どもに行動させなければ
「やってもらってラッキー」
につながるので
依存してくる可能性が
高くなります。

そうすると
頼めばやってくれて
ラッキーだし自分は楽になるので
どんどん安易に
「手伝って」と言うようになるでしょうし
その状態で
手伝えないとなると
期待を裏切られるので
子どもが怒りをぶつけてきたり
することも
ああるかもしれません。





「手伝って」と頼まれたときに
まずすることは
実態の把握です。

何をどこまでできているのか
何ができなくて困っているのか
そこを明確にして
子どもが自分でできるように
サポートします。

親にしかできないことは
もちろん快く引き受けますが
子どものできることは
代わりにやったりしません。

自分のことは自分でする。

これが基本であり、
絶対のルールなのです。

 







何をどうすればいいか
わからなくて立ち止まっている子であれば
何をどうすればいいのか
わかるようにサポートしてあげて
そのやり方を見せつつ
一緒に取り組めば
いずれ自分でできるようになります。

「手伝ってほしい」理由が
・自分に自信がない
・自分の思うようにやると親から注意されたりする
である場合は
子どもができたときに
きちんと「認める」だったり
普段から
「あなたはできる」と励ましたり
そもそも親自身が
「この子ならできる」
という気持ちを前提として持ったうえで
子どもに接する。

という態度の変換が
必要です。





初めてのことは
誰しも不安を持っています。

強く不安を感じる子も
もちろんいます。

その不安を
大きくするのではなく
安心感や自信に
変えていくには
やはり親の声かけやサポートが
大事なのです。

間違ったことは
責めずに説明して
できるようにサポートする。

本人のプレッシャーに
なりすぎないように
注意しながら
「あなたならできる」を伝える。

お子さんの様子を
しっかり観察しながら
細かく対応を考え
ゆっくり時間をかけて
自信を育てていきましょう。

 







このまま「手伝って」を聞いて
手伝い続けたら
どんどんエスカレートするのではないか。

その不安を
まだ何も手伝っていないうちから
感じて子どもに快く
手伝ってあげられない。

そう感じているのなら
まずは今日書いたことを実践し
お子さんの様子を観察しながら
お子さんが自分でできる自信を
つけていくような接し方を
積み重ねていきましょう。

自分一人でその判断は
できない。
自信がない。

そんなときは
継続セッションや
マンツーマンの子育てコーチングで
ご自身もサポートを受けつつ
取り組んでみませんか?

月額3,300~5,500円で継続セッションやマンツーマン講座が受けられる!「おかんのサブスク」

ありのままの我が子を受け止め育てる!「カウンセリングつき子育てコーチング講座実践編」


image





続きはこちらです
過干渉とサポートの境界線はどこにある?(3)

 

 

 

 

 

今日もお読みくださり

ありがとうございます。

 

おかんが今に至るまでの道のりと、発達障害児の子育て
おかんが子育てコーチになるまで
長男との16年間
子育てという真っ暗なトンネルからどうやっておかんは出てこれたのか
発達障害と診断された息子のその後
発達障害の子どもを育てるために大事なこと
発達障害もHSCもHSEがポイントだった!
発達障害とは、生まれつき能力が低い人のことではない
発達障害のある子どもを育てるということ
発達障害とか定型発達とか、いちいち分けなくてもいいと思うんだけど
我が子が「発達障害かもしれない」と思ったとき、こういう部分も考えてほしいのです
発達障害児の子育てで、地味に傷ついていたこと
発達障害の特性による行動はプレッシャーがあると強くなり、受け入れられ安心できるとましになる
発達障害と気質診断〜子どものことをどう理解し、受け止めるのか〜
発達障害のお子さんと保護者の方向け!運動機能向上を目指すオンラインエクササイズ

 

これまでによく読まれた記事はこちら
都合が悪くなると無視する子どもへの接し方は?~ご質問いただきました!
子育ての、一つの区切りとなりました~次男の大学卒業~
反抗期はいつか抜けられる。けれど接し方を間違うと一生続くこともある。
自己肯定感は高けりゃいいってもんじゃないし、低いからダメでもない。
春になってオンラインレッスンの受講が復活しました