発達障害であってもなくても、「子どものことがわからない」「認められない」は起こります。 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

発達障害やグレーゾーンの子どもの行動が
自分の理解や想像を越えていて
「だから私は子どものことがわからない」
「発達障害じゃなければこんな苦労はしなかった」
と感じていることって
よくあるかと思うのです。

 



確かに困りごとや問題の程度は
発達障害の程度に比例して
大きくなりますからね。

けれど実は
発達障害ではなくても
子どものことってわからないし
想像するほど理解できたり
受け止めたりできるものでもない
のです。

それが現実です。





発達障害ではなくても
想定外の言動をする子どもはいますし
それって
一般常識から見てどうか
ではなく
親の思っている「子ども像」から
どの程度離れているかで
しんどさは変わるので
一見いい子のように見えても
その親は苦労している。
なんてことも起こります。

だから
「発達障害じゃなければ
もっと楽に子育てできていたのに」
は、意外とそうではなく
発達障害でなければないなりに
様々な苦労や問題を抱えて
悩んでいた可能性は十分あるのです。

残念ながら
ひとりの子どもの子育てで
2パターンを経験することはできませんから
体感は無理としても
発達障害であってもなくても
子どものことなんて
わからないし、理解できない時があるし
受け止めきれないことも多い。

と知っておいてくださいね。

 







そのうえで
子どもをうまく受け止めようと思うのであれば
まずは自分の子どもに対する先入観や
子どもはこうあるべき
子育てはこうあるべき
親はこうあるべき
という考え方を
意識して手放していきましょう。

ここが強ければ強いほど
その考えとは違う我が子に対する
拒否感が強くなります。

自分が持つ意識を手放すには
「持ってはいけない」
と自分に禁じるのではなく
「~べき」が出てきたと気づいたときに
自分に言い聞かせればいいのです。





例えばこんな風に。

世の中にはさまざまな人がいて
考え方も感じ方も
自分とは全く違う人であふれている。

子どももそのうちの一人であり
親だからと言って
理解できるとか
受け止めきれるとか
簡単に信じられるとか
思わなくていい。


1回や2回ではありません。

「~べき」が出てくるたびに
自分に対して何度も繰り返して
言い聞かせ続けます。

それが手放すということです。

その考えを持っている自分を
責めているだけでは
何もかわりませんからね。

 







これまでたくさんのお母さんたちの
悩みを聴いてきましたが
結局なぜ悩みが出てくるのか?
といえば
自分が思っている子どもに
我が子がならないから。

我が子のそのままの行動が
理解できなかったり
不安から
信じられなかったり
応援できなかったりするから。





つまり
子育ての悩みの原因は
子どもにあるのではなく
悩みを抱えている親自身の中に
ある
のです。

だから
子どもが発達障害であろうとなかろうと
悩む人は悩むし
悩まない人は悩まない。

その差は
自分との違いを
どう捉え
どう受け止めているかによるのだと
おかんは見ています。

 







だからといって
悩む自分はダメな親だと
思う必要もないわけで
「あぁ自分は今子どものことで悩んでいるのだな」
という認識をして
その悩みを具体的に言葉で書いてみて
その悩みを客観的に眺めて考えることに
取り組めばいいのです。

ここで
悩み事の
事実の面と自分の感情の面を
ごっちゃにしてしまうと
悩み事が整理できないので
実際の出来事と自分の感情との間には
境界線を引くことが大事になります。

それができると
客観視ができるようになるので
問題に対して
落ち着いて対処がしやすくなります。

ちょうどいい状態、
つまり「いい加減」で
子どものことも受け止めやすくなり
気持ちが楽になったりするのです。





こういう思考の方法を
わかりやすくお伝えしているのが
方眼ノート1DAYベーシック講座です。

 



ノートを使って
自分の思考を整理して
考える、学ぶ、話す、決断する、行動する力を
伸ばしていきます。

自分で自分を整えよう!頭の中が整理できる「方眼ノートベーシック講座」

セルフコーチングを使って
自分との対話をしながら
その答えにたどり着く方法を学ぶのが
コーチング講座です。

コーチングは
コミュニケーションのやり方であり
その相手は
子どもや周りの人だけではなく
自分自身も含まれます。

子どもを認めて伸ばす子育てを手に入れる!「子育てコーチング講座基本編」

そのコーチングを使いながら
自分自身のあり方を整えたり
子どもへの接し方を学んだり
コーチングを実際に受けながら
自分で考えて行動できるようになっていくと同時に
子どもを自分で考え行動できる子に
育てていくのを目指しているのが
マンツーマンの子育てコーチング講座です。

 



ありのままの我が子を受け止め育てる!「カウンセリングつき子育てコーチング講座実践編」

その学びのプロセスに
人の性格分類を知り
自分と家族の持って生まれた気質を知って
接し方や、行動に活用していくと
より自分らしく
その子らしく生きる道が
見つかりやすくなります。

それが
気質診断アドバイスです。

自分や家族のトリセツを手に入れて、子育てをもっと楽に!性格診断アドバイス





学んで実践を繰り返すことで
人はいくらでも
なりたい自分に変わっていけます。

ただし
ひとりで何とかできる人はまれで
そのゴールにたどりつくために
コーチの伴走があったほうが
より速く確実に
なりたい自分
理想の子育てが手に入ります。

来年は
コーチとともに
新しい自分
新しい子育てを手に入れて
もっと充実した毎日を
過ごしていきませんか?

「気質」×「コーチング」×「ノート術」で人生も子育てもうまくいく~ハンサムおかんの子育て塾~

 

image

 

 

 

 

 

今日もお読みくださり

ありがとうございます。

 

おかんが今に至るまでの道のりと、発達障害児の子育て
おかんが子育てコーチになるまで
長男との16年間
子育てという真っ暗なトンネルからどうやっておかんは出てこれたのか
発達障害と診断された息子のその後
発達障害の子どもを育てるために大事なこと
発達障害もHSCもHSEがポイントだった!
発達障害とは、生まれつき能力が低い人のことではない
発達障害のある子どもを育てるということ
発達障害とか定型発達とか、いちいち分けなくてもいいと思うんだけど
我が子が「発達障害かもしれない」と思ったとき、こういう部分も考えてほしいのです
発達障害児の子育てで、地味に傷ついていたこと
発達障害の特性による行動はプレッシャーがあると強くなり、受け入れられ安心できるとましになる
発達障害と気質診断〜子どものことをどう理解し、受け止めるのか〜
発達障害のお子さんと保護者の方向け!運動機能向上を目指すオンラインエクササイズ

 

これまでによく読まれた記事はこちら
都合が悪くなると無視する子どもへの接し方は?~ご質問いただきました!
おかんが長男を認められるようになったわけ
子どもへの言葉がけや、自分が使う言葉を変えていく方法
おでんと最小公倍数
自分を変えたいときに~気づくと変わる~にチャレンジしよう