おかんが長男を認められるようになったわけ | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

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大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

長男は小学4年生で
発達障害(ADHD)と診断されました。

生まれたときから
ものすごく繊細な子で
寝ないし、偏食だし
ちょっと思っていた子育てと違うって
ずーっと感じていたので
診断がついたときには
ショック半分、
「やっぱりな」半分でした。

 







診断がつく前
小学校に入学してからは
あれやこれや
できていないことに怒り
頑張っていないように見えることに怒り
勝手に持った期待が外れて怒り
毎日荒れ狂っておりました。

同時に
そんな風に荒れ狂う自分が嫌で
もっと優しくしたい
いい関係を築きたい
彼のいいところを伸ばしてあげたい
とも思っていたのです。

その思いが勝手な期待につながり
勝手に期待して勝手に裏切られて
怒る。
というパターンにつながっていたのですが(苦笑)

つまり
どうしていいかわからない状態だったわけです。





そこからコーチングに出会い
これで子育てを変えられるかもしれないと思って
学び、実践を始めていきます。

その中でたくさん考え
コーチのセッションを受け
いっぱい気づきがありました。

それは
長男は長男で頑張っていること。

その頑張りがおかんの求める頑張りでは
なくてもいいってこと。

頑張っているように見えなくても
本人が頑張っているというなら
それを認めればいいってこと。

そもそも特性があって
周りと同じようにできない中で
しんどさなんて何倍も感じながら
過ごしているわけで
それを思うと
生きているだけですごい頑張りなんだ。
ってこと。

 







結局ね
生きてくれていれば
それでOKなのです。

這えば立て立てば歩めの親心
って言いますけど
まさにそんな状態で
生きていてくれてOKのはずが
生きているなら
ちょっとは成果を出せ。
ってやっちゃっていたのだと
思います。





よくこのしんどさの中
頑張って生きてくれているよな。

頑張っているのに
うまくいかず怒られてばかりで
なんとかしようにも
自分で自分をコントロールするのも
大変さや困難さが伴うのだから。

そりゃ「どうせオレなんて」の思考にも
なっちゃうよね。

そこにかぶせるように
おかんがガミガミ怒っていたんだから
自信もなくすし
嫌にもなっちゃうよね。

それでも
生きること自体をあきらめずに
いてくれたこと
それ自体に感謝するようになりました。

 







今のおかんの心境は
長男も次男も
今この世界に
生きてくれているだけで十分なのです。

確かにね
自立だとか
自分で自分の食べる分くらいは
なんて言っていますが
いざとなれば
がっつり関わって
助けて
一緒になんとかしていくつもりです。

どうやってかは
その時にならないと
わからないけれど
万が一そうなったら
その時集められるだけの
情報を集めて
必死で考えて
なんとかしようと思っています。





考え方が甘いと言われても
そういうものだから仕方ないし
「万が一何かあったら
なんとかする」
って決めているのと
そんな自分を信じているから
今穏やかに彼らを応援できるのです。

そう思うとね
彼らの頑張りを想像し
生きているだけでOKと思い
存在そのもので認められるようになったのは
それを応援する自分自身を
信じられるようになったからでも
あるわけです。

結局自分が悩んでいるのは
自分自身の問題であり
必要なのはまず、自分との対話。

そこから自分のあり方を整え
親として、サポーターとして
子どもとどう向き合い
どう行動していくのかを
決めていく必要があるのです。

 

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あきらめずに学び続け、実践し続けてきた結果がこの状態です。





自分を否定的に見たり
自分の粗さがしをしていると
子どものことも
否定的に見たり
粗さがしをしてしまいます。

もちろん子ども以外の
すべての人に対して
否定的な視点を持ち
粗さがしをするようになります。

自分以外の人への接し方は
自分への接し方と同じであり
まるで鏡のように
自分のありようを映してくれているのだと
思うのです。





我が子を認めるためには
徹底的に自分のことも
認めていく必要があります。

どんな自分であれ
この自分が今の自分。

これが私だ
This is me.

そこが自己肯定感であり
別に高くなくてもいいのですが
しっかりと揺らがずに
その思いを持っていれば
それでいいのです。

 

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これが「私」で
この私のことを大切に思い
大切に扱うこと。

誰かの犠牲になったり
誰かに虐げられたりすることなく
私はわたしで生きていくこと。

子どもを認めるというのは
私はわたしという土台を映す鏡ですからね。





おかんが長男を認められるようになったわけ。

それは
おかんがおかん自身を
これが私で、これでいい
と受け止め
自分を世界で一番大切な存在として扱い
それをそっくりそのまま
長男にも当てはめたからです。

スタートは、自分。

一点の曇りもなく
このままの自分を
このまま認めてみるところから
スタートしませんか?

 







その人その人の気づきに寄り添い
コーチングの精神とやり方をお伝えし
その実践をサポートしています。

おかんと一緒に
自分も子どもも家族も
自分の周りにいる人も認め
自分らしく生きていく道を
自分の力で作って歩いていきませんか?

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今日もお読みくださり

ありがとうございます。

 

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