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古都グラファーリグヒトのカメラで彩るアートな日々
皆さんこんにちは
念願の鎌倉検定2級、合格しました
正式な発表は来年ですが
試験翌日に解答が出るので、自己採点の結果…
ほぼ満点に近い点数でした
(公表しないところがやらしいわぁ)
そして、満を持して
2級を取得したら是非やりたいと思っていた
鎌倉裏歴史ガイドツアー
12月21日(木)に開催します〜
撮れる、書ける、ガイド出来る
歴女フォトグラファー・リグヒトでございます
(書いてて恥ずかしいけど)
ツアー名は題して
「冬の裏鎌倉長谷さんぽ✩知られざる歴史とグルめぐり」
今回は長谷にスポットライトをあてます
歴史もグルメも満載のツアーになっております
教科書にもガイドブックにも載っていないストーリーを中心に案内します
何度も鎌倉へ来られている方にも
満足していただける内容です
そして忘れてならない
グルメ食いしん坊のリグヒトですので
今回のランチ場所とカフェに設定した場所は
自信を持ってオススメできるお店です
クリックするとお店を紹介した過去記事へ飛びます
・無農薬野菜・自家製調味料をふんだんに使った17品目からなる完全予約制のヴィーガン膳
・トトロ道の奥にある隠れ家カフェで職人バリスタが淹れるコーヒーとこだわりのスイーツ
ツアーの詳細・お申込みは以下リンクからどうぞ
今のところ残席2名です
お店の予約の関係で18日までの募集となります
紳士淑女の皆様のご参加をお待ちしております(殿方も大歓迎ですよ)
番宣?が長くなりました
本日は念願だった財閥のお屋敷のレポートをお送りします
最近鎌倉の記事があまりない理由について
鎌倉での撮影はライフワークなので続けております
ただ、かつて記事で取り上げた場所ばかりなので
フォロワーさん目線で見ると重複するのでつまらないのでは?
という私の考えから、何か目新しい出来事がない限りは記事にしていません
寺院の歴史については過去記事(テーマ「鎌倉」)や、記事の最下部にある「鎌倉三十三観音霊場巡り」のリストを御覧くださいませ
写真だけでしたら
インスタグラムに毎日アップしているので
よかったらそちらも御覧くださいね
フィードも考えて配置しているので
写真集を見るように楽しめると思います
すべてが桁違いだった!日本の経済界をリードしてきた三菱財閥の邸宅
イチョウがちょうど見頃の時期
お屋敷までの長いアプローチ…
否応なく期待は高まります
お屋敷のシンボルのドームが見えてきました
ババ〜ン
(いやしかし毎回この昭和な効果音ですみません)
旧岩崎邸庭園
この堂々たる洋館は、1896年に三菱財閥の三代目社長・岩崎久彌氏が建てました
設計者は三菱の御用達としても知られるジョサイア・コンドル
岩崎久彌氏(ひさや)
(画像転用元:三菱グループHP)
逆光ですけど、イチョウがたわわ
このイチョウもお屋敷とともに歴史を重ねてきたのねきっと
それにしてもちょっとこれ…
どうなってはりますのん
(最近「ブギウギ」の影響で脳内関西弁)
ほな、あがらしてもらい…(しつこい)
もー卒倒しそうな入り口です…
これまで色々なお屋敷をまわってきましたが
ここは桁違い過ぎます
イスラムっぽい玄関のタイル
照明
ステンドグラス光と影…とこんな調子でエントランスで15分ほど滞在
玄関を撮影していると
奥から「キャ〜素敵」と建物女子の声
思わず振り返ると
このホールですよ奥様
「素敵」以外に形容しようがありません
もはやドアノブにも歴史がつまっている
この時確信しました
1記事では間に合わないボリュームだということを…
入りたくなる衝動をやんわりと押さえてくれます
どこもかしこも凄すぎて
財閥(お金)の力をひしひしと感じます
三菱財閥という巨大組織の裏で
あらためてこのお屋敷を建てた岩崎久彌氏という人物が、どんな歴史を辿ったのか紐解いてみたいと思います
財閥創始者の父はカリスマ!息子は…?
久彌は慶応元年(江戸時代最後の年号)に
父・岩崎彌太郎の長男として高知に生まれました
日本家屋と洋館がドッキングしています
三菱財閥創始者の彌太郎はかなり有名な人物ですよね
貧しい地下浪人の身から巨万の富を築き上げ
明治維新後の新しい国造りに貢献しました
この時久彌は20歳でした
彌太郎の弟・彌之助が34歳で二代目社長に就任すると
翌年、久彌は米国へ留学します
和館部分で現在残されているのは大広間の一棟のみ
かつては550坪にも及ぶ岩崎家の居住部分があった
ゆくゆくは社長を継ぐことになるので
まずは海外で見聞を広めよということなのでしょうね
豪快!米国留学中の久彌のエピソード
豪放な性格である父・彌太郎と違って
息子の久彌は控えめで冷静沈着な人物だと評されています
書院造りの大広間
しかしそんな久彌の意外な一面を伝えるエピソードをご紹介
米国のペンシルベニア大学で
久彌と友人となったロイド・グリスコムは
後に久彌との旅行中に起きた出来事を書に残しています
ノルウェーのフィヨルドの
断崖絶壁を走る汽車でのこと
絶景を前に峡谷に
瓶を落としてみたくなったグリスコム
瓶はたちまち遥か眼下で粉々に砕け散ります
よほど痛快だったのか
すぐに久彌も空瓶を投げ入れましたコドモ…
それから二人して
缶詰やら卵やらを投げ入れ
あらかたなくなってしまうと
最後にグリスコムは久彌の飲み物が入っていた瓶を投げてしまいます
すると久彌は大激怒
棚の上から自分のコートと旅行鞄を取り出し
中身もろとも全て谷へ投げ捨てたそうです
いやいやいや
どうすんの、旅
そこが常人とは違うのか(資金が十分にあるから)
次の駅に到着するとケロリとして
旅行グッズを揃えられるお店へ直行したそうですよ
そしてロシア・サンクトペテルブルクでの出来事
上質な毛皮製品市場で有名なサンクトペテルブルク
上流階級の子弟であるグリスコムは
とある高級店でアザラシの帽子を買い求めます
「私も毛皮を買うことにしよう」と言う久彌を
グリスコムは内心、心配でしかたがありませんでした
というのも、久彌は普段から粗末な下宿に住み
質素すぎる生活を送っていたからです
ところが…
久彌はディスプレイされている帽子全部を
包んでほしいと店員に言い放ちます
驚いたのはグリスコムだけでなく
店長以下店員たちも同様
さらに婦人用品も見せてほしいという久彌に
熊、狐、アザラシ、ビーバーなどの高級品が運ばれ
これでもかと並べられました
極めつけは
その並べられた商品すべてをお買い上げ〜
目が点のグリスコムに「僕の家族は大勢だから」と
何食わぬ顔で答えた久彌
石の巨大さ…
その後グリスコムは別の日本人の友人から
久彌の実家を明かされます
天下の三菱財閥だったのですね〜
暴れん坊将軍か!
一度でいいから
ここからあそこの棚までの物ください
なんて注文してみたいですっ
友達無くすかも?意外なほど○○○だった久彌
久彌の素性もわかり、一層親しくなった2人ですが
5年間の留学を経て、いよいよ久彌が日本へ帰国することに
「手紙を書くよ」と約束を交わしたものの
グリスコムがいくら手紙を書いてもナシのつぶてだったそうです
実は2人の友情は音信不通となった12年後
グリスコムが駐日大使として来日した際に復活します
大使として赴任中、久彌は自宅で飼育している牛から搾乳して
毎日新鮮なものをグリスコムに届けさせたそうです
グリスコムが帰国した後も
再び久彌からは手紙のひとつも来ませんでした(笑)
息を飲むようなゲームが繰り広げられていたことでしょう
このように「筆不精」としても名を馳せた久彌ですが
留学から戻ると叔父・弥之助が率いる三菱財閥の副社長へ就任します
※見出しの○○○は「筆不精」でした
見事正解した方、おめでとうございます(いるかい)
撞球室(ビリヤード場)には本邸とつながる秘密の地下道が…
後編では素晴らしい洋館内部へお招きします
後編へ続きます
(しばしお待ちを〜)
1月のカメラ体験レッスンのお知らせ
■1月23日(火) 10時〜11時
■場所:鎌倉市内(参加者にのみ場所をお伝えします)
■体験料:3000円→公式メールマガジン読者様は1000円off♪(初回のみ)
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