松本市浅間温泉湯々庵枇杷の湯へ行ってきた

ということで松本安曇野桜ツアー、すばらしい拾ヶ堰・じてんしゃひろばの桜と芝桜を観賞後は、国宝松本城がライトアップをやっているとのことでそれを観ようと。ライトアップまでちょっと時間があったので、松本城近くの浅間温泉にある湯々庵枇杷の湯へ行ってきました。

場所はこちら。

https://maps.app.goo.gl/ssE49XZPFD3cTAwJ6

枇杷の湯は、松本藩の御殿湯として400年の歴史を持つ温泉です。その歴史は、初代松本城主石川数正が浅間に湯御殿を造営し、湯殿を整備したことから始まったそうです。初代の湯守である石川晶光（改易後小口楽斎）は、石川数正の三男康次の子であり、戦で負傷し歩行困難の身となったことで御殿守の役職をあずかるに至ったそうです。

枇杷の湯は今では日帰り温泉として運営されています。歴史ある温泉でもあるので、佇まいや設えは歴史を感じるものになっています。

そんな枇杷の湯の内湯はこんな感じ。

露天風呂はこんな感じ。

露天は桧の風呂になっていて雰囲気もいいですね。泉質はナトリウム硫酸塩泉で、源泉は46.5度になっています。加温されており塩素消毒もされているので源泉掛け流しではありません。湯温は41度ぐらいでしょうか。温泉成分がそれほど高いわけではないですが、ちょうどいい温度に調整されているので、桧の風呂にゆっくり浸かることができていいですね。

早朝から17か所の桜を観て来て疲れた体を癒すいい温泉でした。

浅間温泉は歴史ある温泉街ということもあり、枇杷の湯の前には古い木造3階建ての旅館が。