子どもの摂食障害・不登校・引きこもりに悩む

心配性お母さんのための

子どもの自立を叶える「聴き方」専門家

安藤静希

 

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卒業を支える大変さは
「決めるのが怖い」ことにあります。



「決める」ができたら

お母さんのお悩みの多くは
解消するものだったりします。



だけど


もしこの決断で
子どもの状態がもっと悪くなったら?



なんて考え始めると
怖くて答えが出せない。



そういうものですよね。泣




というわけで

この怖さを乗りこなす考え方
4回にわたってお届けしてます。


>>前回の内容はこちらから

 



今日は

2.「決める」を超スモールステップにする

について。



とにかく小さなことからでいいから
自分で決めてみる


という方法です。




例えば

今日の夜ごはんを作るとき

自分が」何を食べたいかって
考えましたか?



洋服を着るときに

自分が」何を着たいのか
考えましたか?




結構 自動運転で

「自分がどうしたいのか」なんて
考えてないこと

意外に多くないでしょうか?




これをね、

「私は今どうしたい?」って
イチイチ聴くクセをつけるんですね。




どうしてこんなことを
するのかというとね


摂食障害からの卒業=自立

だからです。




ここから
ちょっと受け取っていただきにくいこと
書いちゃうかもしれないんだけど


摂食障害の当事者さんは
依存の状態にあります。




依存っていうのは

自分の人生を
「誰か(自分含む)/何かのせい」
している状態
のことを言ってます。




生きづらいのは

私がこんな見た目だから とか

私の人間性がダメだから とか

こんな環境で育ったせいだ とか


その矛先は人によっていろいろなんだけど



「自分を含む誰か(何か)のせい」にしてる

っていうことが共通点なんですね。




で、

お母さんがお子さまの摂食障害に
悩んでいるときは


お母さんもまた

「誰か(自分含む)/何かのせい」にしてます。





この子がこんなに苦しんでるのは

私が寂しい思いをさせてきたからだ とか

私が厳しく育てすぎたからだ とか

この子の摂食障害が治ってくれなきゃ
私は幸せになれない
 とか。



この状態を抜けること=自立


ここを目指したいんですね。




なぜなら、

摂食障害からの卒業=自立

だからです。




そのためにはね、

自分で選んでる感っていうのが
すーーーっごく大事になってきます。




私ね、

30歳すぎまで
ほんと生きづらかったんです。



そのことを

「あんな家庭環境に育ったんだから
しょうがないよね」

って、環境のせいにして生きてました。




でもそんな理屈も

自分が家庭を持ったとなると
だんだん自分の中で
通用しなくなってきて

それで心の学びを始めたんだけど



心の学びをしたお師匠が
14歳から自活して
生きてこられた人なんです。



びっくりしません?



22歳までどっぷり
実家のお世話になってきた私としては


14歳から自分の力で生きるって
どういうことなの!?


って頭殴られたような衝撃で。




そのとき思ったんですよね。



本当にあの家が嫌なら
自活すればよかったんだよねって。


でも私にはそんな勇気も、能力も、
発想すら、なかったわ、と。




でも

本当に本当に嫌なんだったら
一人で生きる方法を
もっと本気で考えただろうなと思う。




結局

うまくいかないことを親のせいにできることに
私はさんざん助けられてきたんだよな


って分かったとたんに



「家庭環境のせい」っていう概念が
スコーン!って吹っ飛んだんですよね。





私はお師匠とありがたく出会えて
そんな体験談を聴けたから
スコーン!ってなれたんだけど


そのスコーン!を自分で起こすには
自分で決める」が有効です。




もしも

あなたがお子さまの症状に振り回されて
何か「やらされてる感」があるのなら。



ぜひ「自分で決める」
やってみるといいですね。





でもいきなり大きなことを決めるのは
怖いものだから


例えば「今日の夜ごはん」レベルの
小さなことからでいいので


自分の気持ちを聴いて
その気持ちを尊重する



っていうことをやってみるんです。



これが「自分で決める」です。




どうしても作りたくないときは
「買ってくる」っていう選択をするって
自分で決める」。



今日しんどくてさ、

どうしても仕事が遅くなってさ、

とかいろいろ言いたくなるんだけど
(言ってもいいけど)


結果「どうしたいのか」は
自分で決める」。





「小さなこと」って書いてますけど
はじめてやるときは
めちゃめちゃ勇気いりましたよね。



私は
「専業主婦なのにお惣菜買うのはダメ」
って思ってたんだけど


でも子育て中で
もう色々限界だっていうときに


自分を助けるために
お惣菜を買ってみたんです。



勇気いりましたよね~。



でもそうやって
小さなステップを1つずつ
上がっていくことをしていると


だんだん「自分で決められること」の
範囲が広がっていくんです。





それでも
「決めるのが怖い」場面って
支える中でたくさんあると思うけど


そんなときは
「怖いよね」って寄り添ったうえで


で、私はどうしたい?
聴いてあげてくださいね。



次回は

 

3.自分以外の人生に起こる出来事にたとえ親でも手出しはできないことを理解する

 

をお届けいたします!




それではまた^^

 

 

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