おはようございます。
過食のあるなしよりももっと大事なことがある！
過食症卒業 親子サポートしてます
※今日はお子さまの過食症卒業を支えるお母さま向けの記事です。
今日の記事は１年くらい前に書いたもの
なんですけど、
やっぱり同じこと
今でも思ってるなぁって思うので
あらためてシェアさせていただいてます。
私ね、こんなことは思ってないんです。
「当事者としてこんな辛い思いしたから、
このメッセージを読んでくださるお母さまには
もっとこうしてほしい」
なんてことは
思ってない のですよ、私。
辛い思いをしたから
伝えたいことがあるのではなくて
辛かったはずの出来事が
私の人生にとっての「ギフト」に
変わったから、
だから、伝えたいことがあるんです。
私ね、私の生きづらさの元凶は
「過食すること」と
「体重が増えること」
だと思ってたんです。
過食が止まって、
体重が減ってくれさえすれば、
ぜーんぶうまくいく。
そう思い込んでたんです。
（答えはもちろん No！）
だから、
「過食を止める努力」ばっかり
してきたんですよね。
過食症になってから８年間くらい
ずーっと。
もう一日中、一年中、
何年も何年も、
どうしたら食べずに済むのか
どうしたら過食衝動が落ち着くのか
どうしたら体重が落ちるのか
そのことばっかり考えてました。
太ることがただただ怖くて
とにかく痩せたくて
そのことが私の頭を占領して
他のことが考えられなかった。
それが好都合だったんだなって
今は思うんです。
私の生きづらさの
「本当の原因」と向き合わずに済んだから。
親のせいにして
家庭環境のせいにして
周りの人のせいにして
私悪くない！って主張しとけば
「かわいそうな私」でいられたんです。
苦労してきたね
偉かったね
すごいね
って言ってもらえた。
カウンセリングに行っても
その言葉を言ってもらうのが目的で
問題解決なんて本当はする気ないの。
（↑当時は無自覚だけど）
それで、
カウンセラーさんから
ほしい言葉もらって
気持ち良くなって
満たされて
一時的に症状止まっては
またすぐぶり返す。
傍から見たら
ぐるぐる同じところを
回ってるように見えたと思う。
でもね、これが、
私に必要な経験だったんです。
過食症卒業の３段階でいうところの、
２．解放（依存）期 ですね。
過食症になって、
もう「いい子」でいられなくなって、
自分の嫌なところを
これでもかってくらい見て、
でもこんなの私じゃない！って
否定して。
こんな私になったのは
私のせいじゃない！
そう思いたくて
人のせいにして
被害者にどっぷりなって
私悪くないの！
私の頑張り認めてほしい！
って全身で訴えて、
それでも、楽になれなかった。
この経験こそが
必要だったんだなぁって思うのです。
いくら人のせいにしても
私が幸せになれない。
いくら「かわいそうな私」でいても
私が幸せになれない。
このことが嫌でも
わかったからです。
過食症で苦しい思いされてる
お子さまを見てるとね、
助けてあげたい
って思うかもしれない。
どうしてこんな目に
あわなきゃいけないの
って思うかもしれない。
人生の汚点に見えるかもしれない。
でもね、
いまお子さまは、
とっても大切な体験を
されてると私は思うんです。
「親に気を遣った私」じゃなく、
「周りの顔色を気にした私」じゃなく、
そのままの自分で、
自分の本質をそのまま活かして、
「自分を生きる」ための準備期間
だと私は思うんですよね。
だから、
その経験させてあげたらいいなって思う。
その経験、奪っちゃいけないなって思う。
この時期を見守るお母さまが、
「過食症」というものを
否定的に捉えているか
必要な体験だと
どーんと構えていられるか。
この違いってね、
すごく大きいと思うんです。
お母さまはもちろん、
ご家族が幸せに過ごすために
どちらがいいかというと
きっと後者だと思うんです。
だから、
私は伝えたいことがあるんです。
過食症は私にとって
人生のギフトだったよっていうこと。
過食症になったことは
その先の人生を
もっと幸せに生きるための
めちゃくちゃ大事なきっかけだということ。
このことを伝えたいのです。
私がこうしてブログで
日々お伝えしていることは
今のお母さまが間違ってるよ！ とか
こうしなきゃいけないよ！ とか
そういうことじゃなくてね。
その今の苦しい状況さえも
ギフトに変わるのですから
それはそれでいいんです。
これまでのお母さまの頑張りを
否定するつもりはぜーんぜんない。
ただ、
きっと今のままじゃ苦しいから
私のブログも見てくださってると
思うから
だったら
お母さまがどんな未来に行きたいのか
今と違ってどうなることを望んでいるのか
そこへ行くお手伝いは
したいなと思って書いてます。
今日は私の想いのお話でした。
長くなったけど
最後まで読んでくださって
ありがとうございます💕
それではまた＾＾
