おはようございます。安藤静希です。
※今日はお子さまの過食症卒業を支えるお母さま向けの記事です。
私は過食症卒業には大きく分けて3段階あると思っています。
1.封印期
↓
2.解放(依存)期
↓
3.自立期
って呼んでるんですが、
私は【解放(依存)期】を飛ばして【自立期】
【解放(依存)期】ってどういう時期かというと、いったん、
親のせい
環境のせい
(=依存)
にして、被害者になりきる時期です。
過去に封印してきた思いを解放して、
自分自身がその思いに寄り添うことで、
心を内側から満たしながら、自立へと向かっていきます。
でね、ものわかりのいいタイプの方に多いのが、
「封印」したまんま、「解放」することなく、「
親には感謝してる。
学校通わせてもらって
ここまで育ててもらって
家庭環境だって恵まれてる。
そんなふうに、物わかりよく、現状をを受け入れてるんですね、
親のせいにしたり、家庭環境に不満を持ったり、
無意識に自分に制限をかけてます。
過食嘔吐で迷惑かけてる罪悪感もあるから、
尚更、親のせい、環境のせいにできないわけです。
そういう場合、表面的にはよい方向に向かってそうに思えるけど、
心の奥の方では欠乏感を抱えたままになりやすいのです。
依存期をしっかりと通って、
お母さまはいったん、悪者になってあげるといいです。
といっても、お子さまをわざわざ苦しめる必要はもちろんなくて、
お子さまが安心して「お母さんのせい」
どうするとその状態を作れるかというと、
お母さまが、無理とか我慢とかしないで、自然と、
「責められてもいい」
っていう意識でいられるようになることです。
お母さまに、
「ごめんね」
「お母さんが悪かったね」
っていう気持ちになったりしますよね。
ですが、この気持ちの裏には、
「もうこれ以上責めないで」
っていう思いが隠れていたりします。
自分が誰より自分を責めておくことで、
人から責められないように自分を守りたいのです。
逆に、
「お母さんは悪くない!」
って、お子さまを責めたくなったりもするかもしれません。
どっちにしても、このどちらも、
お母さまが自分自身を責めていて、
だからこそ「私を責めないでほしい」
これってすごく苦しい。
逃げ場がないから。
逃げたくても逃げたくても、
責められるのは嫌ですし、自分のせいにされるのも怖いです。
でも、お子さまがこの【解放(依存)期】
【自立期】にスムーズに向かっていけるんです。
そのためには、
「責められてもいい」
が大事になってきます。
で、さらにそのためには、
お母さまの中の
私のせいでこの子がこうなったと思われたら…
っていう思いとか、
ご主人、ご両親、学校の先生、
っていう不安とか、
そういうものを取り除きたいですね。
↑みたいな不安、あるなぁというお母さまは
カウンセリングを受けていただくのがおすすめですが、
ひとつひとつの不安を具体化していくだけでも不安は解消していけ
私のせいだと思われたら、どうなる?何が起こる?
そんな風に自分に問いかけて、不安の中身を具体化するんですね。
そうやって不安のない状態で、
「責めてもいいよ~」ってどーん!
お子さまは本当の意味での自立へ向かっていきやすくなる
と私は考えてます。
拾っていただけるところがあれば幸いです。
▼過食症克服の「3段階」
https://ameblo.jp/irielife0310/entry-12576077922.html
それでは、また^^