おはようございます。安藤静希です。

 

※今日はお子さまの過食症卒業を支えるお母さま向けの記事です。

 

このブログを読んで

くださってるお母さまが、

過食症を経験したことがない場合、

 

お子さまがどうして過食するのか、

どうしてやめられないのか、

 

その心理ってなかなか

理解しがたいものじゃないでしょうか。


 

 

人それぞれに抱えてるものは違うけど、

 

私の体験が少しでも

お子さまを理解するヒントに

なればと思うので

 

今日は私が過食していた頃の心理について

書いてみたいと思います

 

 

 

 

私は過食症の症状が止まって

7年ほど経つので

 

過食症当時の感覚を

忘れてるところもあるんですけど、

 

今でもあの頃感じてた

孤独感は覚えてます。


 

家で家族とおなじ空間にいても、

学校で友だちと一緒にいても、

 

ずーっと、心の中、奥の方に

孤独感が張り付いていて


そわそわ落ち着かないような、

地面から浮いてしまってるような、

 

だけど、一人になると

心と身体が重たくて

どこまでも沈んでいくような、

 

そんな居心地の悪さがありました。

 

 

 

あの居心地の悪さって、

なんかね、

うまく言い表せないんですけど、

とにかく耐え難いんです。

 

一秒でも早く、逃れたいような感じ。


 

 

その手段が私にとっては過食で、

自分の部屋についたら

一刻も早く過食をしたくて。

 


 

急いで一口目を食べたそのときに、

すーっと安心できるのです。

 

あー、私、ここにいる。

存在してる。

大丈夫。


ほんのひと時だけど、

そう思えるんですよね。


 

 

あのときの安堵感は

何にも代えがたくて、

本当に私、

過食に支えられてたなって思います。

 

 

 

私が帰る場所はここだ

って思える場所が、

私にはなかった。

 

ここなら安心できる

って思える場所が、

私にはなかった。

 

どんな私を見せても

大丈夫だと思える場所が、

私にはなかった。


 

それが、家族のいる家で

あってほしかったんだけど、

 

当時の私は家に近づくにつれて

体がズドーンと重くなるような感じがあって、

安心とは程遠い場所だったんです。

 

 

 

どこにも私の心が帰る場所がない。

 

そんな宙ぶらりんな状態だったから

(そう感じてたから)

 

自分の未来への不安もすごく強くて、

ずっと一人ぼっちで

生きてかなきゃいけないかもしれない

なんて考えると、

 

怖くて、不安で、

いてもたってもいられなくて、

 

またその不安を過食で紛らわせて…

 


と、何の解決にもならない

のは分かってて、

過食に助けてもらうことを

私は選んでたんです。

 

 

もちろん、

 

帰る場所がないっていうのは

私の思い込み。

 

事実ではないです。

 


母はほんとに、

いつもいつも全力で

私を育ててくれてました。

 

家に帰ったらいつも

あったかいごはんを用意して

待ってくれてました。

 

私は、母の愛情が足りないなんて

全く思ってなかったんです。


 

だけど、心が安心できなかった。


 

それは私の場合、

 

母があの家で安心して

過ごせていなかったから

だったんじゃないかなと、

今となっては思います。

 

それはもう、

私が生まれる前から、ずっとです。


 

 

母も私も、がんばった。

がんばり過ぎてきた。

もう、ごまかしがきかなかったんだ。

 

 

そんな落ちるとこまで落ちた状態

から始まって、

 

まずは自分を安心させるため、

私は行動していくことになります。


 

「人の心配してる場合ちゃう!

まず自分のことなんとかしなあかんやん!」

 

って思ったから。


 

これだけ私は母に

色んなことをしてもらってきたのに、

 

私ときたら自分のことしか

考えてなくて 自分勝手で

 

「最低やな」って

自分が嫌になったりもしました。

 

 

それでも、

自分の安心をまずは優先して、

行動して、

 

それで、今があります。


 

過食症から卒業できて、

再発の不安もなくて、

親との関係も良好で、

母のことを過度に心配するでもなく、

お互い心地よい距離感でいられる

今が、ある。

 

 

今だって、

悩むことも困ることも

もちろんあるんだけど、

 

心の土台に安心が根付いてくれたので、

だいたいは安心して過ごせてます。

 

 

だからもう過食する理由も

なくなったんだなぁと思います。

 

 

 

こんな体験から私が思うこと。


それは、お子さまがどんな状況であれ、

お母さまが心から安心して過ごせていることは

すごく大きな意味がある ということ。

 

 


苦しんでるお子さまを

差し置いて申し訳ない…

 

なんてことでは全くなくて、

むしろ大きな支えになると

私は思ってるんです。

 

 

だからお母さまは安心して、

自分の安心を優先して大丈夫。

 

 

お母さまは今、安心してますか?

それとも、不安でしょうか?

 


もしも不安がある場合、

安心の作り方はいろいろ

あると思うんだけど、

 

依存になるとしんどいから、

そこは要注意かなと思ってます。


 

まだまだ書き足りないけど、

長くなったので今日は

このへんで失礼します。

 

 

帰る場所がないなんて、

本当に私の思い込み。

 

↓このときも、親は私を

すんなりと受け入れてくれてたのに、

私が受け取れなかったんだな。

 

https://ameblo.jp/irielife0310/entry-12616376841.html

 

 

それではまた^^

 

 

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