おはようございます。安藤静希です。

 

※今日はお子さまの過食症卒業を支えるお母さま向けの記事です。

 

 

過食症は、というかどんな「病気」も、

本人以外の人が【治してあげる】ということはできないと私は思っています。


他の病気はお医者さまに治してもらえるじゃない?

って言いたくなるんですけど、

本人に「治したい!」という意志がないと病院には行かないだろうし、

無理やり連れて行ったところでお薬飲まなかったり…

なんてことになりそうですよね。


なのに過食症の場合、

 

お母さんが責任を感じておられることが多いような気がします。

「治してあげる」っていう考え方がなんとなーくある というか。



過食症を卒業するタイミングは、本人が決めること

私はそう思ってます。

これは正直、ご本人以外の誰にも手出しができません。


もちろん、周りの理解とか協力ってすごく重要です。

すごく、大きな力になると思ってます。

これは、間違いないかと。


だけど、いくら理解や協力があっても、

その理解や協力をプラス(自立の方向)に活かせるかどうかは、やっぱりご本人次第なのです。


例えば、ご家族のサポートに対してご本人が、

私のためにこれだけ尽くしてくれる
=愛されてる
=ちゃんと愛を受け取って自立しよう!

ってなるのか、


私のためにこれだけ尽くしてくれる
=愛されてる
=このままでいたい

ってなるのか。


これはもう、ご本人の心の状態、いま乗り越えるべき課題、

 

そういったものによって決まることなのです。




 

じゃあ母親にできることって?

私がお母さまむけに情報発信をしている意味は?

と、疑問に思ってくださったかもしれません。


その答えは何かというと、


お母さまをはじめご家族の協力は、

川の流れを作るようなもの。

道を歩きやすく整えるようなもの。



そんなイメージです。



良かれと思ってやってたことが


お子さまが向かう方向とは逆方向の流れを作っていたり、

お子さまが歩く道をでこぼこ道にしていたり、

そんなことになってたら、あまりにもったいないと思うのです。



過食症卒業のために必要なことというのが、

いわゆる世間一般の常識とは全然違うんです。

いわゆる「いいお母さん」とか「正しい子育て」とも、全然違うんです。



でも、そんなことどこかで教えてくれるわけじゃないから、知らない。

ただ知らないだけなのです。


これまでのサポートを通じて、もどかしいほどこのことを感じてきました。



お母さまの「本当の意味でのサポート」は、

お子さまが向かう方向に水を流し、

お子さまが歩きやすいように足元を整えることになる。



逆流に耐えて進むより、でこぼこ道を歩くより、

ずーっと楽にスムーズに、過食症卒業を叶えることができるはず。


そのように私は考えています。



今日のお話はちょっと抽象的で分かりにくかったかもしれないですね。


ただ、今日お伝えした考え方はぜひ知っておいていただけるといいと思うのです。


「治してあげる」の考え方でいると、

お子さまの症状が思い通りにならないことに苦しくなりやすいと思うから。


お母さまの心が楽になれること、お母さまに無理がないことは、

 

お子さまをサポートしていくうえでほんとに大事だから。


というわけで今日は、

 

「治してあげる」ことはできない。

でも、お母さまのサポートは大きな大きな力になり得る。



というお話でした。
 

 

それではまた^^

 

安藤静希の情報発信はメルマガをメインとしております。

過食症の元当事者としてお伝えできることを発信しています。

読者さまからは、

「うちの子もそうです!」
「勇気をもらって嬉しいです」


などのお声をいただいております。

カウンセリングや各種講座のご案内もメルマガからとなりますので、ぜひご登録ください^^

「登録」も「配信停止」もとても簡単です♪

無料メール講座(メルマガ)のご登録はこちらから↓↓↓

 

いつも応援ありがとうございます^^

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 過食症・過食嘔吐へ
にほんブログ村