おはようございます。

 

 

過食症があってもなくても100点!

過食症専門カウンセラー安藤静希です。

 

※今日はお子さまの過食症卒業を支えるお母さま向けの記事です。

 

 

お子さまが摂食障害の症状のことを
お母さまに伝えておられる場合だと


お子さまからは
いろんなリクエストが
あったりするみたいですね。



これ(食べ物)を
買ってほしい、買わないでほしい
作ってほしい、作らないでほしい

体重の話はしないでほしい

私の話を聞いてほしい

などなど。



当事者さんにとって
自分でコントロールとか対処するのが
難しい部分があって、


その部分をお母さまに
頼っておられる感じだと思います。



こういうリクエストに
どこまで答えていいものか
悩まれることもあると思うんです。



で、いろんなアドバイスとか情報を
仕入れて実践もしてみるんだけど



これで本当に
いい方向に向かってるのかな
って不安になるし


すると、
これで「正解」なのか
また迷いが出てきて・・・



なんてこともあるかもしれませんね。





例えば、



もう過食する食べ物を買えないように
お財布を管理してほしい



って言われて、
そうすることになりました。


買うことができないから
過食は回避できてるようです。


でもすごく辛そうです。




そうなったとき、
「これって正解?」って
疑問が出てきたりすると思うんですよ。



こんなとき
すぐに相談できる場所がなかったら
不安にもなるんじゃないかなぁ。



今日はそんな不安を軽くするために
ひとつの考え方をシェア
したいなと思うんです。





私が思うのは、

これが「正解」かどうかは


「目的次第」

 

ということです。




まず、【当事者さん側】の目的

 


「過食で疲れた体を休めたい」なら、
これは「正解」だと思うんですね。



物理的に「買えない」時期が
少しでもあることで
体を休められたらいいなって思います。

目的達成です。




でも、

「生きづらさから卒業したい」なら、
がんばるのはそこじゃない
という感じです。



過食は、症状にすぎないですから。

ここについては参考記事を
最後に貼っておきますね。





次に【お母さま側】の目的です。



「お財布を管理することで
どうなるのかを体験してみよう」



こんなことが目的なら、
お財布管理してあげることは
「正解」ですよね。



でも、

「生きづらさを卒業してほしい」
という目的になっているとすると、


お母さま側が苦しくなる
可能性が高そう
です。




こんなふうに、

目的によって何が「正解」かは
変わるものなので、



「正解」をいかなきゃいけない
間違っちゃいけない


っていう発想は
しなくていいと私は思ってます。





気をつけたいのは
間違ってしまうことではなくて、


目的がズレてるだけなのに
結果が伴わないから私はダメと
「勘違いすること」です。




これはすごく避けたいなって
私は思うんです。




「お財布を管理してもらったのに
生きづらいままなんです」



って、当事者さんやお母さまが
悩むのは違いますよ〜!



っていうことです。



こうやって文字にすると
分かりますね。



「お財布を管理してもらったのに
生きづらいままなんです」

って、そりゃそうですよね。



でもこんな勘違いを
私たちはよくしていると思うんです。



で、勘違いなのに、
自分を責めちゃう。



それは違うよ、
責められてる自分自身が理不尽だよー!



って、すごく思うんです。




だからね、


「正解」をいこう とは
しなくていい。



注目したいのは

「正解」か「間違い」か
ではなくて


目的、ちゃんとクリアになってる?


っていうところです。



お母さまの頑張りが報われなくて
疲れてしまったとき
自分を責めてしまうときには


目的なんだっけ?


ってチェックしてみるのを
おすすめしたいと思います!



それではまた^^
 

 

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