おはようございます。安藤静希です。

 

※今日はお子さまの過食症卒業を支えるお母さま向けの記事です。

 

 

今日は、以前メルマガ読者さまからいただいたご質問にお答えした内容を、こちらにも投稿したいと思います。

 

 


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以前のメルマガで、たしか、しづきさん自身、過食嘔吐の時期は、

幼いころ経験できなかった自立と甘えの繰り返しだった、

とおっしゃっていたと思うのですが、

 

この甘えの部分で、実際、その時期に、こういう風に甘えたかった、

こういう声掛けが欲しかった、

というのは、ありますか?

(中略)

15才の娘に対して、

自立心を阻害することなく、どうやったら甘えさせてあげられるのか?

が、なかなか分からなくて、、、もし、どこかのタイミングで触れていただけたら、嬉しいです。

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ご質問ありがとうございます!

 
過食症卒業の「3段階」について、以前お伝えしたことがあります。

 

https://ameblo.jp/irielife0310/entry-12576077922.html


 

【解放(依存)期】を経て、自立に向かう。

これが過食症卒業には欠かせないステップで、【解放(依存)期】は飛び級できないですよ~

っていう、私の考え方があります。

 

ここで書いてくださってる「甘え」というのが、この3段階で言うと【解放(依存)期】に当たります。

 

私は過食症になって、幼い頃にうまくできなかった甘え(依存)のやり直しをさせてもらった

って感じてるんですが、

たしかに、2歳3歳の子に対する接し方と、15歳の娘さんへの接し方、違ってきますよね。

 

まず大前提として、

「お母さんが無理をしないこと」

これは鉄則です。

 

お母さまに無理や我慢のあることは続かないし、エネルギー的に見ても良いことが1つもないからです。


お母さまがお子さまと関わるときにマイナスエネルギー(負の感情)が出てる状態だと、それはお子さまに伝わります。
 

お母さんが自分のために努力してくれることは、お子さまにとって表面的にはうれしいかもしれませんね。


でも、心の深い部分で、お子さまが満たされることはありません。

もちろん、お母さまもしんどいだけ。

 

なのでこの鉄則は大前提にあるとして、そうですね、私が一番してほしかったことは…

 

ただ抱きしめてほしかった。

 

それだけだったかもしれません。

 

当時は母には言えなかったし、

 

というか 自分でもそんな気持ちには気づいてなかったし、

なんか頼んでやってもらうことでもないし…

ってことで、そういう場面は実際にはなかったんだけど、

 

お母さんが私の味方でいてくれる

こんなダメな自分も愛してくれる


 

それを肌で感じたかった、心の深いところで感じたかった、

そんな気がします。

 

 

泣くことを許してほしかった

頑張れないことを許してほしかった

役立たずなことを許してほしかった

お母さんのせいにすることを許してほしかった。


世間体なんて気にしないで。


 

でも、そんな自分を誰より自分が許せてなかったから、

言葉で「そのままでいい」って言われても受け取れなかったかもしれないな と思うんです。


「そんなこと、ほんとは思ってないくせに!」って。


それまでさんざん、怠惰な生活態度にチクリチクリと言われてきましたしね。笑

(私がそんな自分を責めていたから、責められるようなこと言われるんですけどね)

  

お母さまからしてみたら、

もう15にもなって、こんなに親に甘えるってどうなのよ…

自分のこと全然自分でできないじゃない…

そんなふうに感じられる場面もあるかもしれません。

 

こんなことで将来大丈夫なのかな…

そんな不安も、お子さまのことを思うからこそだと思います。

 

でも、子どもって、生きてくれてるだけで本当は100点ではないですか?

生まれてきたとき、息してくれてるだけで100点ではなかったですか?


 

成長するとともに少しずつできることが増えてきて、

うちの子はまだ歩かない、まだオムツがはずれない、まだ字が読めないって、

知らず知らずのうちにハードルが高くなっていく。

 

でも、生きてくれてるだけで100点ですよね。ほんとは。

 

私ごとで恐縮ですが、

私は過去に子宮外妊娠と死産と流産を経験してまして、

私の母も生後間もなく子どもを亡くす経験をしてまして、

生きてることってほんとにすごいことなんだなって思います。

 

そう思うのに、娘が大きくなるにつれて求めることが勝手に増えていく。

子どもを思うからこそ、できるようになってほしい!ってこともある。

 

でも、本当は生きてるだけで100点なんだった。

たまにその原点に立ち返らされるときがあります。


そんな、お子さまに感じていた気持ちをそのままに、抱きしめてあげられたら充分じゃないかな~

なんて、思います。


母親大先輩のみなさまに、私が偉そうに言うようなことではなかったですね♡

  

というわけでまとめますと、

あのとき(解放(依存)期)の私がしてほしかったのは、

存在そのものを受け止めてもらえる安心感

だったかなと思います。


それには、抱きしめてもらえるだけで充分だったかな^^

 

拾っていただけるところがありましたら幸いです。

 

 

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