おはようございます。安藤静希です。

 

※今日はお子さまの過食症卒業を支えるお母さま向けの記事です。

 

 

過食症を抱えるお子さまと日々向き合っていると、次から次へと「問題」がやってくるかもしれません。


私が過食症だった頃も、きっと母は問題山積みだったと思います。


使う予定だった食材がなくなってる

お風呂に入ってほしい時間に入らない(父が怒る)

父親に過食嘔吐を知られてしまった(母が問い詰められる)


今パッと思いつくだけでも、母は毎日毎日どれだけストレス抱えてただろうなって思います。


目の前にどんどん問題がやってきて、解決しなきゃいけないことがいっぱいある。


そんなとき、その「問題そのもの」だけを見て解決しようとすると、解決できないのです。



例えば、食材問題。

母が使う予定で買ってるものだって、私も分かってたんです。

食べたら困らせちゃうってことも分かってた。


でも、コントロールが効かないのです。

もう本当に自分でもどうしようもなかったのです。


いくら隠れて食べたって、当然母は気づきます。

「ここに置いてるのは食べんといてっていう意味やから。」


そうやんな、わかってるの。

食べたいわけじゃないねん。

いや、食べたいんやけどさ、それでやめられたら苦労してない…




母は、食材問題を解決するために「食べないで」と私に言う。

私も、食べないようにしようって思う。


それで解決したらいいのですけど、しないのですよね。


「食べることをやめさせよう」としても解決しないのです。

(ご本人が食べることをやめようとしても解決しない)




こんなときはまずは、目の前の問題でどんな困りごとがあるのか、明確にしてみましょう。


買った食材がなくなるとどうして困るのか?

その理由を具体化していきます。


作る予定だったものが作れない?

お金が足りなくなる?

また買い物に行かなきゃいけない?

夫に知られたら怒られる?

子どもの体が心配?


自分にとって、一番解決したいのはなんだろう?

と、お母さまの心に聴いてあげてほしいのです。



作る予定だったものが作れないのが問題なら、

それができないとどうなる?

解決策はない?


って考えます。



確かに、予定を崩されるのってものすごいストレスですよね。

私も嫌です(>_<)


でもね、おそらく本当の問題は、作りたいものが作れないこと自体ではないんです。


なんで私だけこんな大変な思いばっかりしなきゃいけないんだろう とか

いつまでこんな生活続くんだろう とか

いろんな不満や不安が、苦しいのです。


だから、まずはね、毎日がんばってるお母さま自身に味方してあげてほしいと思うのです。


それができたら、そのあと解決策を考えてみます。


他にあるもので何か作れないか?

食材がなくなることが分かってるなら、作る直前に買うのはどう?

買いに行くのが大変なら、宅配を利用するのはどうだろう?

それとも、食べてもいいものを別に用意する?


みたいに、お母さまにとって【無理なく】できて、お母さまが【楽になれる】解決策を出してみる。


このとき、相手を変えることはできない前提で考えます。

そうして解決策を考えていくことで、いま自分にできることが具体的に見えてきます。


これが、お母さま側の問題解決法。

お子さま側の問題解決をサポートしたい場合についても、ちょっとしたコツがあるのでまたあらためて。



拾っていただけるところがありましたら幸いです^^

 

 

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