映画『THE FIRST SLUM DUNK』を見る前の私
本日2回目の更新です。
本日、夫婦で映画を見てまいりました。
映画『THE FIRST SLAM DUNK』です。
昨日のお昼頃、仕事中の夫から急に「明日、映画見に行かへん?」とメールが来まして「いいよ、なに見るの?」と返信したところ「スラムダンク」という返事が。
スラムダンク?
実は私『SLAM DUNK』を一度も見た(読んだ)ことがないのです。
少年ジャンプでの連載が1990年から1996年、テレビアニメ化が1993年、私はすでに社会人になっておりました。
システムエンジニアから、コンピュータ専門学校の講師になっていたあたりかな。
子どもの頃は同じクラスの男子から借りて読んでいた少年ジャンプをもう手に取らなくなっていた頃です。
でも、おもしろいという噂はかねがね聞いていました。
なんの会話だったか、夫に「スラムダンクってそんなにおもしろいの?」と聞いたときに「面白いよっ!!何せ画力が桁違いやねん。『バガボンド」描いた人やねんぞ!」と、食い気味の返事に驚きもしました。
へー。そんなにおもしろいんだ。
そしてこんな私でも桜木花道という主人公の名前くらいは知っておりました。
でも『SLAM DUNK』ってバスケットボールの漫画ですやんね?
私はバスケットボールには全く興味がないのです。
いや、むしろ嫌いでした。
その理由はひとえに、体育の授業にあります。
私は見るのは好きだけど、球技が大の苦手。
バレーボール、バスケットボール、テニス、卓球、全部苦痛でした。
特にバレーとバスケはあの大きなボールが自分めがけて飛んでくるのが怖くて。
痛いやん。
バレーボールはまだ腕で対応できるけど、バスケットは手のひらで受け止めるのだから、私には絶対に突き指するという自信がありました。そんなん痛いやんか!
体育の授業中、バスケットボールに対して「こっちに来るんじゃないぞ!こっちに飛んでくるなよ!」と念じながらコートを走る(逃げ回る)私。万が一、私にパスが回ってきたら、ドリブルもせず、さっさと味方に放り投げて責任を逃れる作戦。
全く楽しくなかった。
そのせいでしょう、私は、バスケットボールの試合もまともに見たことがありません。
マイケル・ジョーダン選手とか、八村塁選手のことはすごいなー、かっこいいなー、素晴らしい!とは思うのですが、試合を楽しんだことはナシ。
前置きが長くなりましたね。
夫から『THE FIRST SLAM DUNK』を見に行こうと誘われたとき、上のようなことがぐるぐる頭の中を駆け巡り、本心を言えば「私はいいから、どうぞ一人で行ってきて」の気分でした。
でも、まぁせっかくだから、見ましょか?そないに好きでもないけど?
ある種「そんなにいうなら見てあげますわ」ぐらいの気分で出かけたのですよ。
予告編
映画『THE FIRST SLAM DUNK』を見終わった私
いやぁ、バスケットって最高!面白い!かっこいい!素晴らしい!!
清々しいまでの手のひら返しです。いや本当に面白くて、映画だというのに途中で湘北高校のプレーに拍手しそうになる自分がいました。
まず、アニメの感じが、私がこれまで見てきた『君の名は。』や『エヴァンゲリヲン』やジブリ作品のように、人や物の表面がつるんとしていないのが良い。
なんというか、誌面の漫画がそのまま動いているような、ちょっと荒削りなところがいいですねぇ。
この映画では桜木花道くんが主人公ではなく、チームメイトの宮城リョータくんが主人公になっておりました。彼の生い立ち、地元でバスケットチームのスター選手だったお兄ちゃんとのエピソードなどが、インターハイの「山王戦」の試合風景と前後して繰り広げられるのも、緩急があって飽きさせません。
宮城リョータくんだけではなく、それ以外の選手のエピソードも程よく組み込まれていて、活躍する選手ってそれぞれ物語を背負っているなぁ、と胸が熱くなるのでした。
そして圧倒的なのは試合のアニメーション。
私はバスケットのルールをほぼ知らないし、知っていたとしても大昔のルールなのだけれど、そんなことは全く関係なく、手に汗にぎり、思わず声を出したくなる迫力です。
選手の目線になったり、ぐっと引きの絵になったり、はたまた体育館の上の方からの視点になったり、ありとあらゆる角度から選手を、ボールを追いかけて行くのですよ。
よくできているわぁ。
上映が終わり、場内が明るくなった時の私の第一声。
「めっちゃ面白かった!!誘ってくれてありがとう!本当に、めちゃくちゃ面白かったわー!!」
すると夫は「そうやろ?」と鼻の穴を膨らませながら
「でもな、原作はもっとおもしろいねんで!あの面白さを2時間ちょっとにまとめるなんて無理や」
ええええ〜原作はこれ以上なの?
それは読まずにはいられないわねぇ。
漫画喫茶に通おうかな。
ちなみに。
登場人物の中に、超絶好みの男子がいました。
キツネ目の流川楓くんです。
いやー流川くんを知れただけでも今日は映画館に行った甲斐がありました。
流川くんの次に好みだったのは、「メガネくん」の小暮くん。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
私はこれまで生きてきて、何人かの人からこのセリフを聞いたことがありました。
初めて聞いたときにはその人の座右の銘だと思っていたのですが、全員同じ言い回しなので、何かの作品の一節なんだな、とは思っていましたが、どの作品のセリフなのか確かめたことがありませんでした。
そして本日、映画館の暗闇で思わず膝ポンしてしまいました。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
おおおお!!このセリフは『SLAM DUNK』のこの人のセリフだったのか!!!
やっと本家に巡り会えましたわ。
いやいや、知らないって恥ずかしいことですね。
明日から私も、諦めたくなったときにこのセリフを言うわよ。
おまけ
映画『THE FIRST SLAM DUNK』のお客様に配られていたカードと、シール。
カードの裏のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んだ後、表の絵をかざしてみると、動き出すんですよ。たのしーい。
映画を見た人だけのお楽しみです。
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