茶々吉24時 ー着物と歌劇とわんにゃんとー

 

私の平日のお弁当・ランチ外食記録です。

 

2024/07/15(月) 

  お弁当お休み日

 

2024/07/16(火)

 母の買物介助で西宮ガーデンズへ。

 お昼ご飯は割烹そば 神田さんで。

 母は天ざるセット、私は鰻重をいただきました。

 ミニそばは、温冷どちらかを選べます。私は温かいお蕎麦にしました。

 

 

 

2024/07/17(水)

 みのおエフエムでの生放送が終わった後、この夏の読書感想文教室の参考資料を揃えるために図書館のはしご。

 行ってから思い出した、宝塚市立図書館のほとんどが水曜日は休館だってことを。とほほ。無駄足。

 お昼はアロハカフェPineapple宝塚店で。

 モチコチキンプレートと、ピニャコラーダ。

 モチコチキンとは餅粉で揚げた唐揚げ。外側カリカリ、中はジューシーでおいしかった!

 

 

 ピニャコラーダはラム酒をベースにココナッツミルクとパイナップルジュースをブレンドしたカクテルなんだけど、ここのはノンアルコール。夏場の疲れに、ココナッツミルクとパイナップルの甘さが効くのよ。

 あー、ハワイで飲んだピニャコラーダは最高だったなあ。またハワイに行きたいなぁ。

 

2024/07/18(木)

 キャロットラペ、ウインナー炒め、茹でブロッコリー、茹でロマネスコ、チャーハン、目玉焼き

 

 今日は失敗続きだったワ。

 目玉焼きの黄身を指で突いて破いちゃったし、黒胡椒がカビみたいに見えるし、シャウエッセンは焦げ気味。

 ま、こんな日もあるよね。

 

 

2024/07/19(金)

 大阪心斎橋のブルックリンパーラーにてOSK日本歌劇団『Revue Cruise』を観劇。

 併設のカフェでランチを食べました。

 

 平日限定の「ブルックリンパーラーランチプレート」 

 ・本日のメイン:冷豚しゃぶ ゆずポン酢添え

 ・サラダ

 ・本日のスープ:ビシソワーズ

 ・ライス

 ・セットドリンク:ストレートアイスティー


 冷しゃぶの下には紫オニオンなどお野菜が敷き詰められていました。

 

 サラダも結構ボリュームがあり、お野菜をたくさん食べられるランチでした。

 

 

 

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今日は心斎橋ブルックリン・パーラーにて

OSK日本歌劇団 天輝レオさん主演の『Revue Cruise』14:00開演を拝見しました。

 

天輝さんには6月に、私が担当するラジオ番組にご出演いただき、

この公演についてもいろいろなお話を伺っていたので、すごく楽しみにしておりました。

もしよろしければアーカイブをお聞きくださいね。

 

 

ワクワクドキドキこの日を待っていたのに、昨日からワタクシ、目に違和感を覚えておりました。

今朝見ると、右目がパンパンに腫れているではありませんか。

めばちこかな?(のちに、化粧品かぶれと判明)

嫌だなー。よりによって天輝さんの公演を拝見する日にこんな土偶みたいな目になっちゃって。

天輝さん、ブルックリンパーラーでは舞台からお客様の表情が全て見えるっておっしゃっていたもんなぁ。目の前に土偶がいたら、びっくりされちゃうかも。

 

楽しみな気持ちと、ユーウツな気分両方を抱えて客席に。

すると、後ろの席の方から「茶々吉さんですね?」とお声をかけていただきまして…

土偶が振り向いて、びっくりさせてしまったのではないかと思います。

すみません。

でも、お声をかけていただいて、本当に嬉しかったです。

ありがとうございました。

 

ま、私の目が腫れていようがいまいが、そんなことはどうでも良いのです。

『Revue Cruise』の感想を。

(写真は撮影タイムのものです↓)

image


 

『Revue Cruise』は はやみ甲さん作・演出で、出演者を変えて3通り上演されており、天輝さんがその3回目を務めています。

私は他の二人の方の舞台を拝見していませんが、舞台というのは同じ脚本演出であったとしても、演じる人が変われば違う味わいが生まれてくるものなので、3通り全てご覧になる方もきっと毎回楽しめているではないかと思います。

いえ、出演者が同じでも、生の舞台では隅から隅まで同じになることはないと思います。毎日が新しいクルーズになっているはず。

だから本当なら何度も足を運びたいところですが、私は今日だけしか拝見できません。その分、気合を入れて拝見しました。(目が腫れていて右の瞼が重いのが悔しいところ)

 

私はブルックリンパーラーで観劇するのは3回目ですが、LEDパネルを駆使した演出がどんどん進化していることに驚きました。

冒頭、宇宙船のコックピットが現れたのですが、もしこの映像がちゃちなものだったら、がっかりというか、子ども騙しだな、と感じてテンションが下がったと思うのです。

ところが、某大手テーマパークに引けを取らないクオリティでして、小さな劇場の弱点を強みにしているなぁと感じましたよ。

 

ショーの構成はプロローグを含めると四場でした。

 

ここから先、芸名には敬称略で失礼します。

 

ようこそアドベンチャーレビュークルーズ天輝号へ

 キャプテン:天輝レオ、

 ガイド:雪妃詩 琴海沙羅

 赤と白の快活な感じの衣装に身を包んだ3人が登場します。

 私は雪妃さんと琴海さんをはっきりと認識しながら見るのは初めてのこと。

 フライヤーの写真イメージしかない状態で拝見することになりました。

 お二人ともとっても良いお声だし、歌がお上手!

 天輝さんとのハーモニーも抜群で、冒頭数分で早くも満足感がありました。

 

 雪妃さん・琴海さんはパニエで広がったミニスカートに白いニーハイブーツがとてもお似合い。

 お二人ともフライヤーの写真より実物の方が数倍可愛いですね。

 天輝さんは写真と実際の姿にさほど差がないのに、どうして娘役さん二人はこんなにも違うのか?!

 メイクのせいなのか、撮影の時に緊張されていたのか……

 余計なお世話だと思うのですが、写真うつりの研究をされた方がいいと思いました。

 勿体なさすぎです。

 

吸血鬼の森

 伯爵:天輝レオ

 マーガレット:雪妃詩

 

 私が最も期待していた場面です。

 天輝さんが吸血鬼、ハマることは見る前からわかっていました。

 吸血鬼といえば、黒いロングマントに赤い裏地っていうのが定番ですが、天輝さんが出てきてマントがひるがえった瞬間「おや?」と思いました。

 鮮血のような朱赤の裏地を予想していたのに、エンジ色っぽい赤なんです。これは動脈じゃなくて静脈の血色よね、見慣れると渋いわ。

 黒髪のロン毛を後ろで束ね、そこに黒いリボンが。おおおお、こういうの好き!

 前髪のひと束だけ束ねずに垂らしているのだけど、そこだけがシルバー。

 このヘアスタイルが超絶好みすぎて、心の中で「きゃああああ!伯爵すてきっ!」と声をあげておりましたよ。

 天輝さんはお肌がとても綺麗で、永遠の命をもつ伯爵の妖しい美しさが感じられました。

 

 子どもの頃に見た洋画の吸血鬼は単なるホラー、怖いだけでした。きっとまだ幼すぎて、人の生き血をするる怪物という部分しか理解できていなかったのでしょうね。

 大人になってから見たバンパイアものには恋愛要素が絡んでおり、女性が自ら望んで同じ道を歩むパターンと、バンパイアが相手のことを考えて、愛するが故に拒絶しお別れするパターンがあることがわかりました。

 どちらも切ないのですが、今回は後者で、ずっと一緒にいたいというマーガレット・雪妃を突き放してお別れするパターン。

 

 いつか死んでしまう人間をちっぽけな存在だと見下していた伯爵が、マーガレットを知ってから、終わりがあるからこそ命が美しいことに気がつく部分、マーガレットが望むままに永遠の命を与えようとしかけてハッと思い直す部分、 そして一人になり永遠の命の孤独を噛み締める部分、それぞれ見応えがありました。

 一人になってからの歌の途中で、天輝さんの目から涙が。

 もー!!

 「へぼ侍」の松岡の涙もそうですけど、シャープな面差しの男役さんの涙は反則モノですよ。

 かっこいい!!

 

 私は拝見したことがないのですが、かつて上演された「ドラキュラ」が再演されると聞きました。

 ほんのわずかな時間内でもこれだけ芝居心を見せてもらえたのだから、天輝さんの「ドラキュラ」を見てみたい気がしました。

 

 この場面で、唯一気になったのは、天輝さんのアクセサリーです。

 左右の手に、鍵爪をデフォルメしたような銀色の指輪(指サックみたいに見えた)をしておられるのですが、右手のそれが結構長くて尖っていて、雪妃さんの目に当たらないか、とても心配で。

 天輝さんはその点はすごく気をつけておられることは、手の動きでわかりましたが、先端恐怖症の人だったら思わず絶叫しそうなくらい尖っていまして、怖かったです。それだけ吸血鬼に似合ったアクセサリーではあるのですが。(一体どこで見つけてきはったんやろ、と思いました)

 

 

異世界ワールド エルダ

 勇者:天輝レオ

 戦士:雪妃詩 琴海沙羅

 

 娘役戦士が、凛々しくも可愛い。

 結構長い剣を振り回していて、大変そうです。

 私のお席は一番前で、当たりはしないとわかっていても、迫力がありました。

 (ここでも先端恐怖症の人は絶叫しそう)

 

 恐竜(?)それとも怪獣(?)との戦いに、一時的に勝利したものの、次に襲われたらもう無理、伝説の勇者が現れてくれないか……という二人の願いが天に届いたのか、そこに勇者登場、なのですが、なんだか軽いんですよ、この勇者。チャラ男なんです。

 「吸血鬼」の場面がシリアスだったので、ガラリと変わって面白いです。

 はやみ甲さんのダンスカンパニーのお芝居を何度か拝見したことがありますが、はやみさんは、お客様を楽しませたいというお気持ちが伝わってくる先生でして、今回もそれを感じました。

 

 ところで、天輝さんの勇者が加わってからも激しいダンスがありまして、何かに当たったのか、なんなのか、天輝さんの持っていた剣(だと思う)の飾りのビジューが一つ外れて舞台上を転がりました。

舞台にものが落ちると大怪我の原因になりかねないので、一瞬ハッとしましたが、うまく転がって客席に落ちてくれてホッとしました。ちょうど私の席の前に転がってきたので、拾って、終演後関係者様にお渡ししておきましたよ。 

 

 

ビューティフルワールド

 男:天輝レオ

 女:雪妃詩 琴海沙羅

 

 インタビューさせていただいたとき、このショーの見どころだと話しておられた場面です。

(上に貼り付けたYouTubeで語っておられます)

 

 天輝さんはこのコーナーの冒頭で、場面の趣旨を説明するのですが、珍しくセリフがぐだぐだに。

 私はこれまで みのおエフエムで2度天輝さんにインタビューさせていただいたのですが、天輝さんは収録の時も生放送の時も全然言葉に澱みがないのが印象的でした。

 その天輝さんがカミカミになったので、珍しいものを見せていただいたと嬉しくなるくらい。

 ただ、カミカミになっても天輝さんは慌てず騒がず「噛んでしまいました。ではもう一度(言い直します)」と、冷静に対処しておられたのがさすがでした。

 若草色と白の燕尾服の天輝さん。パステル調の天輝さんはなんだか新鮮でした。

 そして娘役さんの緑のお衣装が可愛い。

 

 3人で色々な国を巡り、その国の踊りを披露。

 中国(だったかな)の場面では雪妃さんと琴海さんのフレアー扇子さばきに感嘆しました。

 日本の場面では3人が舞う際、桜がらの扇の動きのシンクロ度合いが素晴らしくて、うっとりしましたよ。

 「人生は選択の連続」っていう歌詞も心に沁みるものでした。

  また、娘役さん2人との舞台で、天輝さんの包容力を感じることができたのが、私には新鮮な感動でした。

 

撮影タイム

 iPhoneのカメラって、起動すると最後に使った時の設定で立ち上がるんです。

 今日も、動画にするか静止画を撮るかあらかじめ考えまして、動画にすることに決定。

 客席に座ってすぐにカメラを起動し、ビデオ設定にして閉じておきました。

 こうすれば撮影タイムのコールと同時にビデオモードで待機できますから。

 

 撮影した動画はYouTubeにアップしました。

 ぜひご覧になってください。

 

 撮影タイムでは、変わるがわる紹介をしていく趣向です。

 天輝さんの紹介の最後に「King of Lion」というコールがあって、私はそこで「ん?」と思っちゃいました。

 「百獣の王(King of Beasts)」じゃなくて「ライオンの王」なんだ、と思ったのです😆

 

 

トーク&桜咲く国

 この後、3人のトークがありました。

 「Around The World」の場面についてだったと記憶しております(なぜか記憶が曖昧)

 

 このトークで最も印象的だったのは琴海さんです。

 話が盛り上がってくると、ところどころ声の調子が変わって、いわゆる娘役さんの声ではない、ちびまる子ちゃん的な声色になるのです。

 それがおかしくて「もしかしてこのかた、とんでもなく面白い引き出しをお持ちなのでは?」と思いました。

 

この後、どうやって公演を締めるのだろうと思ったら、天輝さんから「桜咲く国をお送りします。パラソルをお持ちの方はご一緒に、持っておられない方は手拍子をお願いします」とお声がかかりました。

 

ガーン!!!

 

実はですね、3月に『ジェントルメン2』を拝見した際、「桜咲く国」がなかったので、今回桜パラソルを持参していなかったのです。

ぬかった!!

油断した!!

そんなに大きなものでもないし、重たくもないのに、なぜ持って行かなかったのか!!

悔やみながら手拍子。

こうして公演は終了しました。

 

 

 

ところで、「ビューティフルワールド」からトークまでの間、どのタイミングかは不明ですが、琴海さんの左耳のイヤリングが外れ飛んでしまっていました。

「吸血鬼」の場面で外れ落ちたビジューもそうですが、これも怪我の元になるのでとても心配しましたが、3人の動線上ではなく、背後のLEDパネルのあたりまで飛んでいったので、誰にも支障がなくてホッとしました。

 

この公演、お着替えやヘアスタイルチェンジの回数や、小道具が多くて大変だと思います。

お怪我のないように、千秋楽まで良い船旅を!

 

購入者のみの特別ブロマイドがついていると聞いて、パンフレットを買いました。

このショット、綺麗!

 

 

 

おまけ

 

OSKのチケットにはワンドリンクチケットがついておりまして、併設のカフェでいただくことができます。

心斎橋を数分歩くと汗ばんで喉がカラカラだったので、まずはアイスコーヒーをいただきました。

 

 

終演後に改めて、遅めのランチをいただきました。

 

 

 

 

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  7月17日(水)のイラスト

 

みのおエフエム「デイライトタッキー」水曜日。

 

スケッチブックに手描きのイラストを描いております。

 

番組内コーナー「季節を味わう」では、第3週にはその月の行事・暦の俳句をご紹介します。

今回のお題は「祇園祭・祇園会」。

そして7月17日は山鉾巡行の日ということで、巡行の先頭である長刀鉾を描くことに。

 

 

描き始めてすぐに

「えらい(関西弁のえらい=大変)ものにトライしてしまった!!」「難しすぎる!」

と気がつきましたが、下書きせずにペンで描き始めたからやめることもできず、描き上げました。

心の声も添えておきましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

  図書館だより

 

「図書館だより」では、瀬尾まいこ さんの『掬えば手には』をご紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

  ブック・プレゼンター(講談社さまご協力)

第3水曜日にお送りする「ブック・プレゼンター」。

講談社さまのご協力のもと、新刊本を1冊紹介し、その本をプレゼントする時間です。

 

今月のプレゼント本はリト@葉っぱ切り絵さんの『葉っぱ切り絵いきものずかん』です。

 

 

 

応募方法はこちらをご覧ください。

(締切:2024年7月23日)

  ↓

 

 

  季節を味わう

 

デイライトタッキー11:30から(生放送)は季節の話題をお送りします。

 

今年度は3週目にはその月の行事・暦の俳句を紹介します。

 

今月は「祇園祭・祇園会」を選びました。

・祇園会や二階に人のうづたかき   正岡子規

 

内容はこちらにまとめています。よろしければお読みくださいね。

    ↓

 

 

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  みのおエフエム 「図書館だより」

本日2回目の更新です。

 

私がパーソナリティを担当している

大阪府箕面市のコミュニティFM みのおエフエムの「デイライトタッキー」。

その中の”図書館だより”は箕面市立図書館の司書さんが選んだ本をご紹介するコーナー。

私は司書さんのコメントの代読をし、そのあと自分の感想も付け加えます。

 

今日(2024月7月17日)放送の番組では、瀬尾まいこさんの『掬えば手には』をご紹介しました。

 

 

 

 

 

  瀬尾まいこ『掬えば手には』

 

梨木くんは19歳の大学生。

彼は自分が全てにおいて平均的な人間だと思っている。

中肉中背。イケメンでもなければパンチの効いた顔立ちでもない。

成績は常に真ん中あたりで、運動も大体クラスの真ん中あたり。

とにかく何をやっても平均値なのだ。

梨木くんにとって「平均」「平凡」は肩身の狭いものだった。

というのも、梨木くんの父はカメラマン、母はバイオリニスト、姉は画家の卵で現在海外留学中。

自分以外は非凡、特別な才能の持ち主なのだ。

 

梨木くんは幼い頃から両親が自分にも期待をかけていることがわかっていた。

「この子にはどんな才能があるのかな?」と。

そして両親は常に、勉強はできなくてもいいから、自分の才能を伸ばせばいいと言い続けてきた。

ところが成長するに従って、梨木くんには親が期待するような特別な才能はなさそうであることがわかってきた。何せ、何をやっても常に真ん中あたりなのだ。

普通ならそれほど不満に思われることではないだろうが、梨木くんはそんな自分に引け目を感じずにはいられない。

ところが中学3年生の秋、梨木くんは自分にも特殊な能力があることに気が付いた。

自分はどうやら「人の心が読める」らしい。

以来、梨木くんは人の気持ちを読んで、困っている同級生を助けたり、カップル成立に一役買ったりしてきた。そんな梨木くんのことを「エスパーだ」というクラスメートもいる。

人にはない能力がある、それは梨木くんにとって「存在意義」だった。

 

梨木くんはオムライスのお店でアルバイトをしている。そのお店はアルバイト生が3日続かないという伝説のお店だ。何しろ店長がひねくれ者で、口が悪いのだ。

気持ちが読める梨木くんだからこそ「こう見えて寂しがりや」と理解でき、続けられているのかもしれない。

そこに、新たに常盤さんという女性が加入した。そしてなんと、店長の悪口雑言にも耐えて辞めずに働き続けている。常盤さんはプライベートな会話をしない。医療系の専門学校に通っていることくらいは聞き出せても、それ以上の会話を望んでいないようなのだ。梨木くんが心を読もうとしても、全くわからない。感情の起伏がないというか心の扉を閉ざしている感じがする。ところがある時、常盤さんの内部から、幼い子どものような声が聞こえてきた。その声は梨木くんにしか聞こえないようだ。この子は一体誰なのか?!

(瀬尾まいこさん『掬えば手には』の出だしを私なりにご紹介しました)

 

私は最初、梨木くんに親近感を覚えました。

私も子どもの頃から「特別な才能」に憧れながら自分にはそれがないことがわかっていたから。

自慢げに聞こえたら申し訳ないのですが、私はなんでも、やる気になったらそこそこはできるのです。

日本舞踊は名取になれたし、勉強もそこそこ優秀。運動は得意ではないけれど、箸にも棒にもかからないわけではない。ただ、何でもそこそこできるけれど、何ひとつ突出したものがありませんでした。

 

ですから、私が担当しているラジオ番組コーナー「聞かせて!ペット自慢」が、2020年に第22回JCBA近畿コミュニティ放送賞 優秀賞をいただいたときは心底嬉しかったものです。

 

 

もちろん私一人が受賞したわけではなく、局のスタッフやペット自慢に出演してくださった皆さんのおかげではあるのですが、その代表として表彰していただけるのだと思うと、嬉しくて嬉しくて。

生まれて初めての表彰式だ!と大喜びしたのですが、残念なことにコロナ禍真っ只中で、表彰式は中止。後日スタジオに表彰状が送られてきました。うーむ、残念。もしかしたら後にも先にも表彰はこれっきりかもしれないのに。今思い返しても残念ですわ。

 

かなり脱線しましたが、特別な才能がないと自覚している私なので、主人公の梨木くんに同調できるような気がしたわけです。

 

ところが、読み進めるうちに、どうしても梨木くんに寄り添えないことがわかりました。

それは、梨木くんがあまりにも自己肯定感が低いから。

私はですね、自分に突出した才能がないことはわかっています。だけど、なぜか自己肯定感は高い。

いや、自己肯定感というよりも、自分が好きなのですよ。自己愛、というほど強い気持ちではありませんし、そんな自惚れもありません。

「表彰されたことなんか一度もない。何をやってもてっぺんを取れないけど、私はそんな自分を気に入ってるんだ〜」

くらいの、軽い気持ちです。

私の周辺の人も、自己肯定感が高い人が多いような気がします。

昔からの友達も、世の中に特別に優秀な人、美しい人、強い人、速い人はごまんといることは知った上で、自分を卑下せず、かといって人を見下すこともせず、自分自身を生きているように見える人が多いのです。

悪いけど、私は梨木くんとは友達になれないような気がするわ。

 

そして驚くことには、この小説に登場する人物がほぼ全員、自己肯定感が低いんです。

梨木くんがアルバイトしているオムライス屋さんの店長 大竹さん。彼は39歳の男性で、アルバイト生に暴言ばかりはいております。のちに、彼はある出来事で心に傷を負い、そんな捻くれ者になってしまったとわかるのですが、もともと自分をそれほど好きではないからそんなことになっちゃうのではないかしらん。

 

極め付けは心を閉ざしている常盤さん。

彼女は自分の人生を楽しむことに罪悪感を抱いています。

今風に言えば陰キャですわ。

多分、私がこの小説の中に生きていたら、どの人物とも仲良くなれないと思う。

 

性格的なことだけでなく、私が梨木くんを受け入れられない理由はもう一つありましてそれは「話を作る」こと。誰かの心を読んで、その人が困っている場合、うまく打開できるようにしてあげようとする、その気持ちは優しくて良いと思うのだけれど、そのために「話を作る」んです。嘘をつく、というとキツすぎると思うけれど、大きな枠で見ると嘘をついているのと同じかもね。「嘘も方便」の範囲内だとは思うけれど、私はそういうのが好きではないのです。話を作らずに解決する方法を探してほしいと思ってしまうのでした。

 

あ、今急に思い出しました。

何をしても平凡・平均以外に、私には梨木くんと似たところがありました!

梨木くんは「人の心を読める」わけですが、私は時々オーラが見えたり、霊的なものを感じることがあったのだわ。

とはいえ、この小説はエスパーの話かと思ったら、そこが主旨ではありませんでした。

最後まで主人公に寄り添うことはできませんでしたが、真に悪い人が出てこず、ほのかに明るい終わり方なのは良かったです。

 

 

 

  声の書評 stand.fm

 

 

アプリstand.fmでは声の書評をお送りしています。

 

いつもはこのブログとは少し違う切り口で同じ書籍についてお話ししていますが

今回は声の書評はお休み。

 

よろしければこれまでの声の書評をお聞きください。

  ↓

 

 

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  みのおエフエム 「デイライトタッキー」水曜日

私がパーソナリティを担当している

大阪府箕面市のコミュニティFM

みのおエフエムの「デイライトタッキー」水曜日。

 

選曲は基本的に自分でしています。

今日番組で放送した音楽のリストです。

 

タイトルをご覧いただくだけでも、

楽しいかもしれません。

あれこれ音楽に関するご意見をいただけたらありがたいです。

 

 

◎印:リスナー様からのリクエスト曲

△印:リスナーさんのリクエスト曲をかけることができず、

   別の曲に差し替えた印

◯印:ご出演者からのリクエスト曲、

   またはゲスト様本人の曲、

↓印:FacebookなどSNSを通して寄せられたリクエスト曲、

   主に中学高校時代の友人からのリクエストです。

 

どんな歌か、ご興味がある方のために、

Youtubeに動画があるものは、リンクさせています。

アップ主様、ありがとうございます。

 

クリックしてお聞きください。

 

⚫︎︎あの夏に咲け/ヨルシカ

 

⚫︎オブラディ・オブラダ/ザ・ビートルズ(◎)

 

⚫︎Summer of’69/ブライアン・アダムス(◎)

 

⚫︎まつり/藤井風(◎)

 

⚫︎テノヒラ/スネオヘアー

 

⚫︎負けないで/ZARD (◎)

 

⚫︎You Are My Sunshine 〜バイ・バイ・ラブ/ペドロ&カプリシャス

 

⚫︎真夏の感触/あいざき進也(◎、△)

 

⚫︎Magic Hour /門松敏生(△)

 

⚫︎夏の誘惑/西城秀樹(◎)

 

⚫︎お祭りマンボ/美空ひばり(◎)

 

⚫︎東京/BEGIN (△)

 

⚫︎Express /クリスティーナ・アギレラ

 

⚫︎Virtual Insanity/ジャミロ・クワイ

 

 

 

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