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昨夜、レイトショーで『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を見てきました。

 

原作は東野圭吾さん。

 

 

私は2012年に読んで、オススメ度 星4つをつけています。

(当時は☆をつけていたのです。生意気にも)

そして、ナミヤ雑貨店の奇蹟の元は「愛だろ、愛」

とまとめております。

詳しくはこちらをお読みください。

旧・茶々吉24時 東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」読了

 

さて、映画はどうだったのか。

 

同じ東野圭吾さん原作の映画『容疑者Xの献身』では、

堤真一演じる容疑者Xの覚悟の深さと、結末での絶叫に

思わず泣かされてしまったものですが、

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』はそういう激しいものはなく、

じんわり、じわじわ温かいものが 湧いてくる感じでした。

 

ネタバレすると面白味がなくなると思うので、

ストーリーについては語りません。

(上のリンクを読んでいただくと、

 物語の導入についてはまとめてあります)

 

私は、この映画の一番のテーマは

「人は希望によって生かされている」

ではないかと思いました。

 

次に感じたのは

「人は一人で生きているのではない」

ということ。

自分と同世代の人だけではなく、

その上の世代、もう一つ上の世代……と、

ご縁がずっとつながって一人の人が存在しているのだと

感じさせてもらいました。

 

この物語で鍵を握るのは「悩み相談」。

よく、人にものを教えることで

自分自身が教えられる、と言いますが、

人の悩みに一生懸命答えようとすることで、

自分自身の悩みに答えが見つかるのかもしれません。

 

主役のワルガキ三人がイケメンであることも、

映画の楽しみの一つかも。

私は特に幸平役の俳優さんが好みでねぇ。

見終わった時に夫に

「あれ、佐藤浩市の息子やデ」と教えられてびっくり。

そうか、道理でと思いました。

私は高校時代から佐藤浩市のファンだったんですよ。

そうとは知らねど、似たタイプに目がいくものですね。

芸名は寛一郎さん。

この映画がデビュー作なのだそうで、

今後注目だわ。

 

ただし、ファンタジー映画が苦手な人は

最後まで物語世界に馴染めないかもしれません。

そもそもの「不思議」を深く考えて

「そんなことあるわけないやん!」と思う人には

最後まで楽しめない映画ではないかと。

 

ちょいとネガティブな感想も書かせていただくと、

感覚的に違和感を覚えたのは、季節感。

「昨日、ジョン・レノンが死にました」

という場面の温度感が私の記憶と違う……。

ジョン・レノンが殺されたのは12月。

今でもはっきり覚えているのだけど、

もっと寒かったように思うのよね。

映画の登場人物たちの服装が、

あんまり寒そうじゃなくて

「あれれ?」と思いました。

 

もう一つ、これは私の個人的な感想ですが、

映画の中で一箇所、物語世界から離脱してしまう場面がありました。

「なんでこの場面にこんなに時間を使うのだ〜。

 映画の筋に全く関係ない

 プロモーションビデオを見せられている気分。

 よほどセリ役の門脇麦ちゃんを売り出したいのかなぁ」

なんてことを考えてしまいました。

はっきり言ってあれは おとなの思惑が透けて見える場面でした。

子ども時代のセリ役 鈴木梨央ちゃんの演技は流石でしたが。

 

西田敏行、小林薫、萩原聖人といったベテランは安定の演技力、

それに比べて若手の演技は……

正直に言うと俳優の力量という点では

全体のバランスがちょっと悪い気もしました。

 

 

 

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先週、映画『関ヶ原』を見てきました。

朝8時台の上演でも、けっこうお客様は入っていました。

 

原作は司馬遼太郎さんの『関ヶ原』です。

昔々、読んだ記憶がありますワ。

 

 

 

 

 

 

客席を見回すと、年齢層はかなり高め。

ということは主演である岡田准一さんファンというよりは、

司馬遼太郎さんファンである可能性大。

 

映画もそれを配慮した作りになっていて、

司馬遼太郎さんのモノローグ的な場面から始まり、

途中で挟まれるナレーションも、

原作の地の文を読んでいる感じ。

司馬遼さんへのリスペクトを感じました。

 

キャストは

西軍の将 石田三成:岡田准一

東軍の将 徳川家康:役所広司

 

島左近:平岳大

大谷吉継:大場泰正

小早川秀秋:東出昌大

直江兼続:松山ケンイチ

豊臣秀吉:滝藤賢一

北政所:キムラ緑子

前田利家:西岡徳馬

島津義弘:麿赤児

 

伊賀の忍び 初芽 有村架純

伊賀の忍び 蛇白 伊藤歩

伊賀忍者 赤耳 中嶋しゅう

 

豪華なメンバーです。

 

率直な感想を言うと、

関ヶ原の戦いで、誰がどちらにつくのか、

誰がどのような最期を迎えるのか、

あらかじめ知識があることが大前提なんだなと思いました。

 

大河ドラマで一年を通したとしても、

描ききれないエピソード満載な合戦ですから、

3時間程度の映画だと、あんなことやこんなこと、

詰め込みきれていないのです。

それは責めているのではなく、無理もないなぁと。

 

で、どこをクローズアップして、どこを削るかは監督次第。

石田三成を「愛と義に生きた」と位置付けた原田眞人監督は、

「愛」の部分を大切に描こうとされたようです。

 

私は石田三成が愛したのは淀殿、だと思い込んでいたので、

この映画での設定に最初は面食らいました。

でもよく考えれば、この人がチョイ役なわけがないなぁと、

あとで納得しましたよ。

 

ただ、情愛を描く時間分、他の説明にしわ寄せが来て、

「義」の部分があまりよくわからない感じになっていました。

秀吉が老醜をさらけ出してからの場面が多いので、

「この人(三成)、いったい何をどう思ってこんなに尽くすのか?」

と。

また、三成が守った淀殿と秀頼の姿が

ほとんど出てこないので、

誰のために戦っているのかもよくわからない。

そのあたりは知っていて当然、なのかな。

 

今まで読んだ小説やドラマで、

石田三成のイメージがしっかりある人でないと

わけがわからないかもしれません。

 

私の中の三成は、

私利私欲のない人ではあるけれど、

なんでも型にはめて考えてしまって、

それを自分だけではなく他人にも求め、

追求して行ったため、

他の武将の信望を得られなかった人、です。

 

もったいないなぁと思ったエピソードはたくさんあれど、

冒頭、島津の侍が数人歩いている場面を

「島津の侍もやってきているではないか」

といったセリフ一言で片付けられていたのが残念でした。

そのエピソードだけでも小説になる面白い話なのに。

(池宮彰一郎『島津奔る(はしる)』)

 

個々の役者さんを見ていると、

やはり役所広司の力量が抜きん出ていると思いました。

次に平岳大。

役柄が良いせいもあるけど、目立ちますねぇ。

存在感大きい!

もちろん主役の岡田准一も良いのですが、

時代劇は難しいものだなと思いました。

ところどころセリフが聞き取れなかったです。

セリフが聞き取りづらいのは岡田さんだけじゃなくて、

他の役者さんもそうでした。

唯一、全部のセリフを聞き取れたのは役所広司だけ。

私の耳が衰えているせいかと思ったけれど、

SNSでの評判を見ても、

セリフが聞き取れなかったというご意見は多数ありました。

残念。

 

意外にはまっているなと思ったのが小早川秀秋の東出昌大。

体は大きいのに、頼りなさげな感じがなぜかぴったりで。

 

有村架純と伊藤歩の二人は本当に良い役でした。

この映画の彩でした。

ただ「関ヶ原」に特化するなら、

二人が本当に必要な役だったのかは疑問。

 

儲け役といえば、福島正則役の音尾琢磨。

東軍についた七将は、

途中から誰が誰やらわかりにくくなるのですが、

福島正則だけは最初から最後までバカ丸出しで、

絶対に見損ねることがなかったです。(笑)

 

最後の山場、戦闘シーンは見応えがありました。

でも肉弾戦って怖いわ。

刀、槍、鉄砲といった武器で、ゴリゴリ押し合い、

最後は相手の首を取る……

遠隔操作で近代兵器が飛んでいくのとは又違った恐ろしさです。

近代戦は規模が大きすぎて、絵空事のように感じるのに、

関ヶ原の戦いのシーンには、リアルに痛みを感じるからかも。

 

 

見終わった後、もう一度司馬遼太郎さんの『関ヶ原』を

読み返さねばなと思いました。

 

最後に。

お亡くなりになった中嶋しゅうさん。

もしかしたら映像ではこれが最後の作品では?

味のある忍びを演じておられましたよ。

 

※役者さんのお名前は全て敬称略で失礼しました。

 

 

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梅花女子大学に創設された梅花歌劇団「劇団この花」。

今年1月にファーストパフォーマンスを行なったばかりですが、

8/26(土)から8/28(月)まで、

オリジナルミュージカル公演が上演されました。

 

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私は最終日の今日、拝見しました。

会場は梅花女子大学内、澤山記念館 講堂。

美しいです。

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オリジナルミュージカル

『私は、作曲家コール・ポーターの妻』は、

偉大な作曲家コール・ポーターの妻リンダ・リー・トーマスの物語。

 

芸術監督、プロデューサーの謝珠栄さんが、

素晴らしい生き方をしている女性たちに光をあてて連作を予定されている

エレガンス・レディ・ミュージカルの第一作目です。

 

私はコール・ポーターの曲が大好き。

音がキラキラしている気がします。

ですが、その生涯についてや、妻のことについては、

全く知識がありませんでした。

ですので、この作品を通して、勉強させて頂きましたよ。

 

出演するメンバーは14人。

どなたかが男役としてコール・ポーターを演じるのかしらと思ったら

舞台の真ん中にグランドピアノが一台。

椅子の部分にスポットライトが当たっていて、

本当は誰もいないのに、

そこにコール・ポーターが座っているように感じる演出。

時々かぶさるピアノの音がまるでコール・ポーターの声のよう。

なかなか洒落ています。

 

I Conentrate on you

So in Love

Night & Day

Anything Go

ビギン・ザ・ビギン

I Love Paris

 

などなど、コール・ポーターの名曲と共に綴られる、

コール・ポーターとリンダ・リー・トーマス二人の歴史。

時にワクワク、時に切ないものでした。

 

リンダを演じている岩井奈々子さんの歌のうまさと、

リンダの友人エレナを演じる 野村珠々さんの動きの美しさが印象的でした。

 

舞台は二部構成で、

第一部はミュージカル『私は、作曲家コール・ポーターの妻』

休憩をはさんだ第二部はSHOW CASEでした。

 

SHOW CASEのメニューは

殺陣「残暑 斬新」

HIP HOP「PASSION」

コンテンポラリーダンス「Freeze You Out」

ゴスペルソング

 

まぁ、なんと自在に体が動くことよ。

ミュージカルでは、男女の機微や生き方など、

出演者の年代ではなかなか難しいものを表現していて、

ちょっと背伸びしているように見えましたが、

SHOW CASEでは若さが弾けていて、

等身大の魅力を感じました。

 

背伸びが悪いことかというと全然そんなことはありません。

自分自身の経験をはるかに超えている人物を演じるため、

精一杯頑張る、それが演技力を伸ばすだけではなく、

人間力を伸ばしているのではないかと思います。

偉そうにすみません。

そういう伸び盛りの彼女たちを眩しく見つめました。

 

 

私は5年前、今日のご出演者の一人、野村珠々さんに、

インタビューをさせていただきました。

その時は箕面芸術祭『銀河鉄道の夜』でザネリを演じておられたんです。

 

そんなご縁もあり、今回、みのおエフエムのパーソナリティとして

芸術監督であり、演出・振付を担当された謝珠栄さんと、

野村珠々さんにインタビューさせていただきました。

その時お聞きした話は、ここでは書きますまい。

放送は9/20(水)11時から。(再放送は当日の夜7時40分から)

ぜひお聞き下さい。

 

それにしても、開演前のお忙しいときに

インタビューや撮影にご協力いただき、

大変恐縮いたしました。

 

少しも早く!!と撤収したあとで、

謝先生にツーショットをお願いしなかったことに思い至り

 心底ガッカリしました。

また、撤収途中でこの公演での歌唱指導担当された

むっちゃん(福麻むつ美さん)にもお会いし、

「あ〜〜!!ムッちゃんだぁ!!」と興奮したものの、

やはりお写真をお願いできず。

 

ま、仕事で行ったわけで、

ミーハーしてる場合じゃなかったんですけども、

こんな機会はそうそうないというのに、悲しい。

 

 

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童心にかえって『怪盗グルーのミニオン大脱走』を見てきました。

 

 

これまで全くミニオンには興味がなかったのに、

つい最近、突然ミニオンを可愛く思うようになったことは、

8月1日に書いた通りです。

(詳しくは→茶々吉24時『ミニオンと阪急のコラボ スタンプラリー』

 

 

見たのは日本語吹替え版。

夏休みということもあり、劇場はお子さんが多かったです。

映画は前作までを見ていなくても、楽しめる作りでした。

 

怪盗グルー(フェロニアス・グルー)は、

今では足を洗い、逆に悪党を取り締まる側にまわっていた。

再婚相手のルーシーは同僚で、ともに悪に立ち向かっている。

しかし、悪党バルタザール・ブラッドをあと一歩で取り逃したことが原因で、

夫婦共々クビになってしまった。

そんな時に現れたのが、グルーの双子の兄弟と名乗る男。

彼の執事がグルー一家を”双子の兄弟”のお屋敷へと案内しにやってきた。

豪勢な屋敷に驚き喜ぶグルーの娘たち。

しかし、”双子の兄弟”は自分がいっぱしのワルであることを証明したくて、

一度は足を洗ったフェロニアスを焚きつけ、再び犯罪へと誘うのだった……。

 

ストーリーもキャラクター設定も非常にわかりやすくて明快。

また、動きがコミカルだし、ノリがいいし、

ワハハハと楽しんでいたら、あっという間に終わっていました。

いやー、面白かったですわ。

でもただ面白いだけかというとそうではなく、

人間のコンプレックスや、家族愛、友情などがいっぱい詰まっていましたよ。

何よりグルーの子どもたちやミニオンの可愛らしさといったら!

 

そして吹き替えもハマるところはハマって、素晴らしかったです。

たまに、知名度や人気だけをあてにしたかのような吹替えに

がっかりする映画もあるけれど、

この映画での吹替えの中で

フェロニアス・グルー:笑福亭鶴瓶

ドルー・グルー:生瀬勝久

バルタザール・ブラッド:松山ケンイチ

アグネス・グルー:芦田愛菜

(敬称略)

は、さすがに演技の上手い役者さん(鶴瓶さんは落語家だけど)だなぁと

思いましたよ。

全然違和感がないどころか、芝居心を感じました。

 

申し訳ないけど、

フェロニアス・グルーの奥さんであるルーシーや、

グルーが所属していた反悪党同盟の新しい女性ボスは

明らかに聞き劣りがしました。

別にタレントさんや俳優さんの吹替えを全否定するわけではなく、

適材適所にしてほしいなぁと。

実力の均衡がとれないようであれば、

普通に声優さんの声で聞きたかったと思ったのです。

偉そうに言ってすみません。

映画に没頭している時に、

ふと吹替えの声に違和感を覚えて現実に戻ってしまうのが残念だったんです。

 

最後に、私がお子さんがたに混じってこの映画を楽しめた理由は音楽!

ワタクシの青春時代である1980年代前後の名曲が目白押しなんです。

a-haの『Take on Me』にはワクワクしたし、

オリビア・ニュートンジョン『フィジカル』も懐かし〜い!!

中でもマイケルジャクソン『BAD』が使われている場面は、

声を出して笑っちゃいました。

 

また、舞台好きな私には、

途中のミニオン オン ステージがたまりませんでした。

よくよく考えると、あの場面は

別段ストーリーに不可欠なものじゃない気もするけど、

思わず拍手したくなりましたよ。

 

ああ、楽しかった。

すっかりミニオンファンになってしまった私。

阪急電車とミニオンのコラボのスタンプラリーを是非完成させねば!

 

 

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本日2回目の更新です。

 

昨夜、レイトショーで『22年目の告白 -私が殺人犯です-』を

見てきました。

 

この作品については絶対にネタバレさせてはいけないと感じたので、

慎重を期して書かせていただきますね。

予告編はこれ。

 

 

5人が殺害され、未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件。

2010年4月27日、刑事訴訟法改正により、

殺人罪などの公訴時効が廃止されたものの、

わずか1日(数時間)の差でこの連続殺人事件には適用されなかったのだ。

 

警察の懸命な捜査をかいくぐり無事に時効を迎えた犯人が、

事件から22年後、突然 名乗りを上げた。

それだけでも驚くべきことなのに、

自分が犯した連続殺人についての告白本を出版し、

発表記者会見では顔を隠さずマスコミの前に登場したではないか。

その犯人の名前は曾根崎雅人。

連続殺人犯がかなりのイケメンだったこともあり、

告白本は話題沸騰し、どんどん売り上げを伸ばしていく。

曾根崎は、サイン会を開き、テレビにも生出演を希望するなど、

やりたいほうだい。

被害者の家族たちは、

大切な人が殺害された事実を再び生々しく思い出さされるとともに、

曾根崎への許しがたい思いを強くするのだった。

 

刑事 牧村航は22年前にこの連続殺人事件を担当。

一度だけ犯人と接触し、逮捕するチャンスがあったのに、

それを逃したことを今も悔やんでいる。

そして22年後、名乗り出てきた犯人 曾根崎と相まみえるのだった。

 

 

私なりにまとめましたが、

予告編で明かされている部分で止めてあります。

 

 

この映画はダブル主演のようで、

ポスターなどには藤原竜也と伊藤英明の名前が

均等に大きく記されています。

 

マスコミの前に現れ、自己アピールを繰り返す

曾根崎雅人を藤原竜也が、

犯人を取り逃がし、苦い思いで時効を迎えた

刑事牧村航を伊藤英明が演じています。

キャストはぴったりハマっていると思いました。

 

ただ、藤原竜也くんは映画『藁の盾』でも同じように、

胸の悪くなるような殺人犯を演じており、

オーバーラップするなぁと、思わないでもありませんでした。

とはいえ、アップでみるとお人形さんのようなお顔の藤原くんが

血も涙も無い犯人というのがものすごく良いんですよね。

見るからに極悪非道そうな強面の犯人より不気味さが増すというものです。

一方の伊藤英明さんは、

爽やかでいい人のイメージを払拭したかったのか

映画『悪の教典』では極悪非道な殺人犯を演じました。

が、やっぱり今回みたいな刑事さんの方が似合いますよ。

伊藤さんは。

 

 

映画全体のお話としては、

私たちは早い段階で5つの連続殺人事件を見せられることになります。

レイトショーに関わらず半分くらい埋まっていた客席は、

この連続殺人を見るうちに、シーンと静まりかえってしまいました。

(映画のスタートが阪神淡路大震災のニュース映像だったのも

 静まり返る原因のひとつではある)

もうね、声も出ない。

いや、私は「ううう」とか「いやだー!」とか「やめて〜!!」と

言いたくなるのを必死でこらえておりました。

多分、声を出すのを我慢していた人は他にもたくさんおられたのでは?

とにかく声や物音を出すのがはばかられるような殺人なのですよ。

はー、見るのもしんどかった。

でも、ここが精神的にキツければキツいほど、

被害者家族への思いが高まり、

「こんな罪を犯した人間を のうのうと生かしていて良いのか?」

「いったい時効ってなんなのよ!!」

「こんな事件の犯人が書いた告白本を出版させるとか、

 それがベストセラーになるとか、許して良いのか?!」

という気持ちになるのです。

 

 

それこそが思う壺。

すっかり感情移入したところで

ストーリーが二転三転し、

「え?どういうこと?」

「ええええええ??そういうことなん?」

「じゃあ、いったい全体どういうこと?」

と、疑問だらけになるのです。

 

まだ見終わっていないのに

「この映画、おもしろーい!!」

 

しかし、ここで予想外の敵が隣に居ました。

夫です。

私の耳元で囁くじゃありませんか。

「これな、◯△?⬜︎◯※!⬜︎◎やな」

(ネタバレにつき、伏字にしました)

「えっ?!」

 

絶句しつつ、その可能性を考えながら、

これまでの部分を振り返ると、

確かにそれが正解な気がする。

そして確かにそれが正解でした。

いやーん!!

途中で言わないでよ〜!!

 

見終わった時、夫が鼻の穴膨らませて

「な?言った通りやったやろ?」

といった時、軽い殺意を覚えましたわ。

(不謹慎発言、ごめんなさい)

 

この映画に関しては、予告編以外の情報を得ると、

映画を見る楽しみ激減です。

一緒に見る相手も吟味して、無口な人と見ることをお勧めしますワ。

 

もうひとつの注意事項は、席を立つタイミング。

エンドロールで「藤原竜也 伊藤英明」と出たところで

安心して席を立たないようにしたほうが よろしいですよ。

 

 

 

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