これは、9話の後半です。
前記事を未読の方はこちらから #9-1
いや、たしか、范弘達とかいうお名前でしたっけ?
あ、あった!
✨ #奇蹟 #KISEKI ✨🎬人物紹介
— 《奇蹟》Official (@KISEKI_DearToMe) October 10, 2023
📌范弘達 役 |楊烈
汎亜グループの最高指導者(74 歳)
👉范家の権力者。根深く残忍な性格で、典型的な男尊女卑主義者。自身の権力と范家の地位と威厳を強固にするためにはそれを脅かす者や事はあらゆる手を尽くして排除する。范姜睿臣を唯一の後継者とみなしている pic.twitter.com/8iVyIv2xoG
すべては、中の方の、演技力のおかげでもあり、あからさまに私情バリバリで貶めるのもどうかと思いますが、手がすべってですね、范家のじじいとか、く◯じじいとか、打ち間違っても直すのを、つい忘れてしまうかもしれません。
誤字脱字いつものことですから、許してくださるとありがたいです(笑)
では、いつものご注意をば・・・。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『奇蹟 Kiseki』
Kiseki Dear to Me
2023年(台湾)8/22~ Nov 7, 2023
25分×全13話
制作:GTV
原作:林珮瑜
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#1 #2-1 #2-2 #3-1 #3-2 #4-1 #4-2
#5-1 #5-2 #6-1 #6-2 #7-1 #7-2 #8-1
Kiseki #9-2
《4年後・・・》
~范家 ダイニング~
范家では、食事の間も、執事のように、祖父の傍に仕えているルイ。
じっと、ルイを見上げていたと思ったら、
書類をパシっと叩きつけ、投げ捨てるじじ・・老太爺。
弟(あ、27歳ってことはルイの弟だったね)のチェンはテーブルについてる。。。
皆様、初めまして。范姜睿臣です。#奇蹟 #KISEKI@KISEKI_DearToMe https://t.co/w2gwISrTDL
— 安俊朋 (@michaelan428483) 2023年10月10日
爺「上場してまだ 3 年しか経っていないテクノロジー企業を買収するために 20 億を費やしたいだと?」
床に落ちた書類を拾い上げるルイ。
企画書みたいなものなのかな。
ルイ「申し訳ありません。董事長(会長)」
爺「出てけ、出てけ!!!」
ルイ「はい、董事長」
一言も言い返さず、書類を持って、出ていくルイ。
爺「ハン・ジョールイには気をつけろと言っておるのだ」
苦々しくチェンに告げるじじ、老太爺。
え・・と意外そうなチェン。
チェン「どうしてですか? あいつなら、ここ何年もずっと私を手伝っていますが・・」
少しだけ、声を潜める老太爺。
爺「かつてのあいつは、自分を認めてほしくて、ギラギラと見苦しかった。だが、今は、目立たぬように控えているだけだ。おかしいと思わんのか?」
チェン「ですが、あいつは記憶を失ったんですよ。」
爺「たとえ、そうであっても、人の性根というものは、そうそう変わることなく、痕跡を残してしまうものなのだ。だが、今のあいつは全くの別人だ。あいつは、汎亜グループに入ってから何年もお前の傍で働いてる。一度たりとも、たてついたり、言い返したりすることがない。」
老太爺・・・亀の甲より年の劫やな。癪に障るけど、あながち見当はずれとは言えないですね。
爺「これほどまでに、高い忍耐力を持つのは、並大抵のことではないぞ・・」
やっぱり、要注意ね、このく◯・・、老太爺。
その言葉を背負うように、ベランダに出て、外に出ているルイの後ろ姿が映し出される。
あのゾンイーの屋根部屋のテラスから空を眺めていたルイを思い出すね。
祖父の言葉を、考えながら、聞き入っているチェン。
でも、イマイチ、ぴんと来てる風でもない。
典型的なお坊ちゃんなのかな。
一応、公式様には
👉容姿端麗、冷静かつ合理的な性格で、疑り深い。後継者らしく、冷酷で、計算高い。裕福な家庭に生まれた彼は、高い地位に立つことを運命づけられている。
って書いてあるじゃない?
のちのち、私を烈火の如く、怒らせることをしでかしてくれちゃうんだろうか?
そして、ベランダのルイの耳には・・・イヤモニだぁ。。
もしかして、盗聴器仕掛けて、爺たちの話とか、聞いてるの?
今、見てるルイは、復讐の鬼なの?
さて、ここから、場面は変わります。
1話冒頭に戻ってきました。
~刑務所前~
4年の刑期をおえて、出所の日です。
1話と同じシーンが流れますが、見てるこっちの気持ちは、全然、同じなんかじゃありません。
まったく違います。
このでこぼこコンビのことをとても正視できない。。。
だって4年だよ。
青春のど真ん中の一番キラキラした時期を、愛する人たちのために捧げた4年だよ。
黒髪のアイディ。あの日、ドンヤンに申し出て、適当な罪をでっちあげたか、なにかで、ゾンイーを守るために、刑務所に入り込んだんだね。
出所が同じ日だったところからみても、何らかの力が働いたことは間違いないでしょう。
出所の予定時刻ぴったりに迎えにきたチェンイーを無視するアイディ。
ほぼ、1話の冒頭と同じように進み、チェンイーに担がれたアイディが、車で発進するギリギリまで、メモを見ろよ、会いに行くからな、とゾンイーの世話を焼くところや、
メモを確認したゾンイーがひとりで歩き出すところまで、流れます。
ただ、ルイのことを想い、どうしているか、と、空に問いかけるシーンがカットされているのが気になります。
そして、気になると言えば、4年ぶりに会うこっちの車中の二人も問題ありありです。
ゾンイーのことを思えば、もう関わらないほうがいい、というチェンイー。
アイディ「お前こそ、俺のことなんか放っておけ。俺はもう、義雲盟から足を洗った」
ドンヤンとの間で、そういうことになっていたんですか?( ゚Д゚)
チェンイー「俺はそんなの認めてない。」
思わず、厳しい声をあげてしまうチェンイー。
アイディ「老大は、4年前に認めてくれた。どこかその辺で降ろしてくれ」
チェンイー「俺はお前のボスだぞ」
アイディ「・・・・・」
ゾンイーを守るためという目的以外にも、自分には切れない絆を断ち切ろうとして無理やり刑務所に入った4年。
結局、無理だってことくらい、アイディにだってわかってるはずだけど。
~カイエンガレージ前~
台湾のお出迎えは、刑務所前じゃないのね。。。(苦笑)
並んだ子分たちが、兄さんの出所を祝って整列してました(笑)
「おかえりなさい、アイディの兄貴・・」
「おかえりなさい、アイディの兄貴・・」
荷物をもって、立ち去ろうとするアイディを、例の如く持ち上げるチェンイー。
アイディ「何しやがる!!」
お尻を押さえてるのは、アイディが暴れるため、安全確保のためです(笑)
子分たちにとっては、久しぶりに見た光景?😁
アイディ「お前、狂ったか? さっさと下ろせよ」
叫びまくってるアイディを、ようやく、ガレージの奥のテーブルにおろすチェンイー。
チェンイー「食え」
テーブルの上には、食事が用意してありました。
アイディの好物・・・っていうか、“そのまんま丸ごと唐辛子”まであるじゃん。
韓国ドラマあるあるの出所後の豆腐は、これで、真っ白に生まれ変わりなさい、という意味以外にも、長い刑務所生活で質素な食事になれた身体で、いきなりごちそうを食べて、胃の負担とならないよう、栄養価が高く体に優しいお豆腐を渡すのだ、とか。(諸説あり)
あ、でも、これも台湾の流儀では、なにか謂れのある出所飯なのかな?
ちらっと見ては心が揺れるアイディ。
胃袋は正直。
それに、チェンイーの心遣いに気づかない訳がない。
それでも、平然としたふりで「どういうつもりだ?」とチェンイーに問いただす。
チェンイー「いいから、まず食え」
有無をいわせずです。
仕方なく、とにかく、一口だけがっついて食べてみせるアイディ。
すぐに箸をおくと、「これで出てってもいいんだな?」とあくまでも、出ていく意思を見せると、傍らに腰を下ろすチェンイー。
チェンイー「話がすんだら、行かせてやるよ」
アイディ「調子に乗んな」
チェンイー「なんで、あんなことをした?」
そりゃ、チェンイーにだって、言いたいことは山のようにあるでしょう。
アイディ「なんのことやら、さっぱりわかんねぇな」
チェンイー「あの晩は・・・酔ってた」
あ、そっち。
チェンイー「お前、俺のことをずっと見てるって言ってた・・・」
アイディ「なんだよ、またやりたいのか?」
チェンイー「・・・・!」
アイディ「いいよ。部屋に行こうぜ」
チェンイーの腕を取り、そのまま、引っ張ろうとするアイディ。
チェンイー「なにをする!」
アイディ「もう一回やれば、もう俺に借りはないだろ。それとも、ここでやりたいのか?」
チェンイーの後ろに回り込み、胸のあたりに手をまわすアイディ。
アイディ「テーブルでっていうのも悪くないよなぁ。結構デカいし。さぁ・・お前がしたいこと、なんでもできるぜ」
わざと、蓮っ葉に偽悪ぶるアイディをふり払うチェンイー。
チェンイー「やめろ!」
アイディの首元を掴み、「俺は理由が知りたいんだ。なぜだ?」と詰め寄るチェンイー。
・・・っていうか、チェンイーの中では、あの晩の出来事やら、ゾンイーのこととか、つながってないわけないよね?
繋がってるけど、それを踏まえたうえで、この先の二人の話をしたいってこと?
でも、アイディが自ら話すわけがない。
アイディ「なんで、そんなこと、ここまでこだわんだよ?(ちらっと下をみて)その気になったか?」
チェンイー「ふざけるな!」
アイディ「あの晩は、ただ、ちょっとそんな気分だったんだよ。一発やっただけ・・それでいいじゃん。俺はもう、ここの人間じゃないんだ。トラブルを避けるためにも、もう会わないようにしようぜ」
チェンイーの目を見られません。
チェンイーだって、このまま、行かせられるわけがない。
アイディの腕を、咄嗟につかむチェンイー。
チェンイー「お前、嘘ついてるだろ」
ここで、一瞬だけ躊躇うアイディ。
でも、なんとか耐えて耐えて・・・
「好きに言ってろよ!」と歩き出したアイディの背中に、「どれだけ時間がかかろうと、必ず見つけ出すからな」とぶつけるチェンイー。
ここは、一歩、引いたんだね、チェンイー。
~裏路地~
一人で、たどりついたゾンイー。
雨上がりの道を進んでいき、家の様子を見つめているゾンイー。
※私、最初、ここの家のこと、パパやジンユーが事件後住むようになった家なのか、と思ってちょっとショックだったんだけど、あとから出てきた家の中の感じを見たら、元の家でしたね。
その時、1台のバイクが違づき、「お兄ちゃん!!」と叫ぶジンユーの声が、路地に反響する。
ジンユー「父さん、やっぱり、お兄ちゃんだった!! 私の言ったこと、信じてなかったでしょ!」
バイクから降りるなり、ゾンイーに飛びつくジンユー。
「お兄ちゃん・・・」っていうのが精いっぱいで、ゾンイーの身体に触れたり、顔を見つめたり、「おかえり~~」と抱き着くジンユー。
その後ろから、呆然と近寄ってくるパパ。。
事情は、ちゃんと、伝わってるのかな?
まさか、パパやジンユ―たちにも、罪を犯して、刑務所に入ったことにしてるの?
でも、仕事中に倒れた自分が、心臓の移植手術を受けられたことを、術後に知って、パパもそれをそのまま、受け入れたりしないよね?
ドンヤン親分がちゃんとフォローしてくれたよね?
ジンユー「やっと帰ってきてくれた~」
一歩ずつゆっくりと近寄ってきた父親もまた、ゾンイーの頭に触れ、再会を喜び合う。
何度も小さく頷きながら、「お前が戻ってきてくれて、嬉しいよ」と声をかける父。
ゾンイーも「ただいま・・」って言うだけで、涙ぐんでる。
家の中に入った三人。
ゾンイーのための、手料理が振舞われる。
父「さぁ、できたぞ。」
ゾンイーが一口食べる姿を、じ~~っと食い入るように見つめているパパとジンユー。
ゾンイー「なんで、そんなふうに見てるの? 二人とも食べようよ」
首をふるジンユー。
ジンユー「ううん。お兄ちゃんを見てるだけで、お腹いっぱい」
ゾンイーの好物をお茶碗の上に乗せる、アジアン作法で、
いっぱい食べるように、と、かわるがわる世話をやくジンユーとパパ。
ゾンイー「俺ばっかりに盛らないでよ。二人も食べなきゃ」
ゾンイーも、二人のお茶碗のうえに、おかずを盛り盛り。
ゾンイー「もう長い間、一緒に食べられなかったんだからさ・・」
それを聞くと、涙を拭きながら、席を立ってしまうジンユー。
ゾンイー「ジンユー・・・」
パパ「あの子はいつも、お前に申し訳ないと思い続けてきたんだ。。お前にあんなことまでさせて・・・私の面倒もろくに見られなかったくらいだ」
この4年、ゾンイーの周囲にいた関係者は、ゾンイーの人生を犠牲にし、一人だけに負担を強いたことへの罪の意識を抱いて、みんなが辛い思いをしてきたんだよね。
パパ「もう、この話はよそう」
食べなさい、と促すパパ。
その様子に、言葉を失うゾンイー。
自分が刑務所に入ったのは、大切な家族にこんな思いをさせるためじゃなかったはずなのに・・・。
それでも、目の前のパパは生きてるよ。
ジンユーだって、あの時は、あれしか方法はなかった、とわかってるはず。
言いにくそうに言葉を続けるパパ。
パパ「その・・あの人だが、あのあと、お前に連絡はくれたのか?」
ゾンイー「(ルイは)記憶を失くしたんだ・・・。なにも覚えてないらしい」
その話は伝わってるんだね。
そうか・・と、黙ってしまうパパ。
ゾンイー「でも、もし思い出したら、きっと来てくれるよ」
小さく頷くものの、複雑そうなパパ。
パパ「祝いに、乾杯でもするか。お前、前は飲んでたんだろ?」← 部屋を引き払った時に、ビールが冷蔵庫にあったのをジンユーから聞いてたのかな。
ゾンイー「飲んだことないよ」
パパ「まぁ、ビールでいいか。再出発には、ビールくらい飲まないとな」
ゾンイー「父さん、心臓は・・・」
パパ「ああ、ちょっと飲むだけだ。そのくらい、なんでもないさ。お前が18になったら一緒に飲もうって、前に話したよな」
その18歳の誕生日を、獄中で迎えさせてしまった・・と、今はもう、全てがそれに結びつき、言葉がつまりまくるパパ。
パパ「もってこような」
席を立つパパ。
いたたまれないゾンイー。
ね、同じ家でしょ?
これは、パパの入院の準備をしに帰ってきたときの家の中の様子)
そして、更に言えば、幼いころ、自分には目もくれず、黙って出ていった母親を最後に見たのも、あの柵つきの窓だった。。。
冷蔵庫から、ビールを2缶取り出した段階で、もう、涙をこらえきれなくなったパパ。
その嗚咽に、ゾンイーがやってくる。
ゾンイー「父さん・・・」
必死に、涙をこらえようとするパパ。
パパ「あんなに優秀だった息子が私のせいで・・・こんな地獄のような目に合うなんて・・・」
自分の胸を叩きながら、泣き出すパパ。
パパ、心臓を叩くのはアカン!
ゾンイー「やっとよくなったのに、そんなことしたらだめだよ。父さん、あれは、俺が選択したことなんだ。誰のせいでもないよ。最初からやり直そう、ね?」
そういって、父親を抱きしめるゾンイー。
でも、親からしたら、とても、そうは思えない気持ちもよくわかる。
術後、事実を知った時のパパの気持ちをおもうと、たまらないよね。
これからは、これより悪いことが起こらないように、今まで以上に支え合っていけたらいいね。
〜ゾンイーの部屋?〜
ん? 参考書とか問題集なんか、箱につめてる?
パパ「本当に処分してもいいのか?」
ジンユー「お兄ちゃん、勉強、すごく出来たのに・・」
ここで、衝撃的な事実がゾンイーの口から告げられます。
ゾンイー「ここに傷を負った時、海馬に損傷を受けて、そのせいで、短期間の記憶障害があるんだ。」
※短期記憶障害・・・短い時間内に起きた新しい出来事を記憶する機能が低下すること。
昔のことは覚えてるし、繰り返し反復して覚えたこととかは大丈夫なんだよね。
え?と驚くパパ。
ジンユーも言葉を失くしてます。
ゾンイー「たいしたことはないんだよ。ただ、時々、メモしておかないと、ちょっと忘れたりしちゃうんだ。心配しないで」
いやいや、たいしたことだよ。
このまっすぐで、優しくて、勇敢なこの子に、なんて試練を課してくれたんだ! あのく〇じじい!!
ゾンイー「治療だって受けてるし、リハビリ中で、よくなってきてるんだ。」
・・・怪我を負った当時と比較すれば、よくなってきているっていうその言葉に、嘘はないかもしれないけれど、逆を言えば、習慣的にメモを取らないと生活に支障をきたすってことでしょう。
パパと、顔を見合わせるジンユー。
あの出所の日のスケジュールを細かく記載していたのはゾンイー自身で、少なくとも、現時点でも、あの程度のメモは必要だってことなんでしょう。
そして、そのメモを書いたことすら忘れないように、アイディは常にリマインドしたり、フォローしたり・・ってことを刑務所内で続けてきていたんだね。
いまになって繋がる、この、しつこいくらいの注意の意味よ
でも、前に進むと決めたからには、もう後ろを振り返ってばかりはいられない。
パパ「それが人生ってもんだ。お前に前に進む意思がある限り、より多くの選択肢できる道が開けるんだ」
力強く頷くゾンイー。
ジンユー「父さん、それ、どの自己啓発本からの受け売りなの? 恥ずかしい・・」
パパ「ひねり出してくるの、大変だったんだぞ」
声をそろえて、笑う三人。
ジンユー「ねぇ、お兄ちゃん、これから、どうするの?」
そう訊ねるジンユーの声に、もう悲壮感はありません。
刑務所にいるときから、考えていることがある様子のゾンイー。
ゾンイー「実は・・・ケーキ屋を開きたいんだ」
ジンユー「ケーキ屋さん?」
目を輝かせるジンユー。
パパ「お前、ケーキなんて作れるのか?」
頷くゾンイー。
ゾンイー「たくさんのケーキやスイーツの作り方を習って、製パン免許も取得したんだよ。これについては、ずっと長いこと、考えてきたんだ」
うわ~~~~ん、
いいよね。
これはさすがに泣いていいよね。
ゾンイー「台中市の近くで、ケーキ屋を開きたいんだ。」
ジンユー「いいんじゃない!!」
ゾンイー「ちょっと見せたいものがあるんだ」
そう言って、例のレシピ本を、パパやジンユーに見せるゾンイー。
パパ「これ、全部お前が書いたのか?」
ジンユー「おいしそう~~~!」
ゾンイー「ここにあるのは、全部作ったことがあるんだよ」
ジンユー「ね、他には?」
ページをめくるようせがむジンユー。
ようやく、3人に笑顔が浮かんだね。
やっぱり、未来って大切だよね。
希望の光があれば、人はそれだけで前向きになれる。
夢中になって、お菓子の作り方をジンユーに説明してるゾンイーを見つめるパパの瞳が暖かい。。
男手ひとつで、いい子たちに育てあげたよね。
パパ「このレシピノートはすごく詳しく書いてあるなぁ」
ジンユー「こっちのもおいしそう~~」
ゾンイー「これでも、優等生だったんだからね」
~カイエンガレージ~
チェンイー様は、縄跳びで、身体を鍛えていらっしゃる。。。
アイディが去り、生来のストイックさに、更に磨きがかかった感じです。
電話に出るチェンイー。
たぶん、相手はジェね。
「イーの兄貴、誰かがバーで、アイディの兄貴を口説こうとしてます」
~バー~
パリピたちが大騒ぎです。
結局、このバーに出入りしてたら、組を出たことにならないんじゃないの?
酔っぱらって、男に抱き寄せられそうになったところを、
後ろからぐっと掴まれるアイディ。
アイディのマスク(仮面)を強制的に外し、
「うちに戻ってこい」とチェンイーが、アイディをすっぽりと背後からホールドしたところで、
9話終わりです。
★『奇蹟 Kiseki』Ep.09-2 雑感★
ここに、なにを書いていいのか、わからないくらい、本文中に書きなぐったような気がします。
とにかく、9話で、私の中の、アイディの株、爆上がり!!
もちろん、今までも、口は悪いけど、いい子だな、とは思っていましたが、うちに秘めた深い愛情に泣かされっぱなしです。
でも、本当は、寂しがり屋で、好きな人には憎まれ口叩くけど、くっついていたくて、守られていたくて・・・。
あの晩の、悲壮な切なさのこもった捨て身も捨てがたいけれど、愛情のたっぷりこもったベッドシーンで、上書きっていうのはどうかな。
絶対、幸せになってほしいと切に願います。
あ~、できれば、涙はここまでで、次回以降は、ゾンイーとルイだけじゃなく、みんなの愛の日々を取り戻すための、反撃と反転の回になっていってほしいなぁ。
爺「これほどまでに、高い忍耐力を持つのは、並大抵のことではないぞ・・」
この言葉が、10話以降の指針になればいいな、と思います。
要望てんこ盛り!!
ああ、また、火曜日まで長いなぁ。。。