後半、ちょっと感傷的になってます。

 

では、いつものご注意をば・・・。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

『奇蹟 Kiseki』

 Kiseki  Dear to Me

 2023年(台湾)8/22~ Nov 7, 2023

 25分×全13話

 制作:GTV

 原作:林珮瑜

 

前記事を未読の方はこちらから  #1 #2-1 #2-2 #3-1  

 

 

Kiseki #3-2 

 

~本部の客間?~

 

チェンイーたち以外は残ってますね。

 

シュオ「ジャントンとカタをつけさせるって・・彼らを信用できるんですか?」

シュオは、手下と言っても、シェンの参謀というか、実質はシェンと同格、それなりに古株なので、そこそこの発言権あり、と見ました。

 

シェン「なんで、無理なんだよ? 俺らが17だった頃なんて、一体、何人を鉈でぶった切ったか、わからないくらいだぞ。ですよね?老大?」

 

ドンヤン「バカを言うな。お前こそ、もうそんな短気なことを言う年じゃないだろ。」

 

隣の、ミンレイは昔気質なのか、それとも、なにか理由があるのか、ソファに背もつけてない。

 

ドンヤン「ぶった切られて、痛くなかったか?お前の腹には、デカい傷があるじゃないか・・」

え、アーロン、ここでも傷ネタ?

 

「まだ、どう振舞うべきか、学んでないのか?」と、シャツを、少しめくりあげたところで、それまで、隣で神妙に聞いていたシュオが、ドンヤンの手を止める。

 

シュオ「兄貴の面倒は私が見ますから・・老大」

 

たとえ、老大であっても、触れさせまじ。

なんか、この感じ、すごくいいわ~~。

ハンク、かっこいい!!

舎弟役をやってた頃の、若かりし高倉健とか、渡瀬恒彦・・とまではいかないけど、その路線!

 

彼の佇まい一つで、隣にいる、ちょっとお調子者で、喧嘩っぱやくて、頭も足りなさそうな、← 役よ、役(笑)

アーロン扮するシェンのこと、逆を返せば、きっと、熱くて、男が惚れちゃうような人物なんだろうなって、もう、人物像が出来上がるもん。

これが、カメオ出演なんてもったいない。

スピンオフチュセヨ!!

 

ドンヤン「お前がこんなんで、どうやって、(今後の)日本での事業展開を任せられると思う?」

ボスの厳しめな言葉に、ちょっと、言葉につまりつつ、さっと、シュオの肩を抱き、「俺たちならできます!老大、信じてくださいよ、ね?」と宣言するシェン。

 

やれやれ・・・と言った調子のドンヤン。

 

そして、この間、じっと、口を挟まずにいるミンレイ。

 

シュオ「どうもゆっくりしすぎたようです。飛行機の時間もありますんで・・・」

頷くドンヤン。

 

シェン「え、まだいいだろ。もうちょっとゆっくりさせてくれよ」

 

いくぞ、と、シェンの手を引いて、部屋をあとにするシュオ。

シェン「まだ、全然、ゆっくりしてないのに~~」

 

シュオ「行くって言ったら行くんすよ」

シェン「まだ、お茶だって、全部飲み終わってなかったのに~~~」

ここで、シェン&シュオ退場。

 

 

ドンヤン「シェンの奴、シュオの言うことだけは聞くんだな」

ずっと渋い顔のままのミンレイ。

 

ドンヤン「心配するなって。いくら、シェンがふざけようとも、どこまで進めたらいいか、その引き際もちゃんとわかってるさ」

 

ミンレイ「チェンイーが仕出かした後、龍幫は警戒を強め、やつらの資産を動かしはじめた。俺が集めた情報と、立てた計画が、全て水の泡になった」

 

あ、そっちか。。

 

ドンヤン「一度(計画を)立てられたのなら、次もそうできるさ。俺はお前を信じてるからな」

ほだしにかかるドンヤン。

 

ミンレイ「この20年、お前の、その4語(我相信你?)に騙されてきたよ。」

ドンヤン、耳が痛いです。

 

ミンレイ「俺が、また、騙されると思ってるのか?」

ドンヤン「20年以上、騙されてきたのなら、これ以上、一つや二つ増えようと気にするのか?」

ミンレイ「・・・次はない」

ミンレイ、今度ばかりは、決意が固そう。

ミンレイの手に、自分の手を重ねるドンヤン。

ドンヤン「ああ、次はないよ」


こういうことを繰り返してきたんだろうな、この二人は。



立ち上がり、出ていくミンレイ。

 


ここで言う「次がない」っていうのは、警告の意味ですが、どうもそれだけじゃなく、チェンイーの件も絡んでる気がします。

もう一つ 意味があったとは。ショボーン

 

一人残り、辛そうな表情を浮かべるドンヤン。

 

そう単純な話ではないとは思いますが、チェンイーや、ドンヤンの関係性って、やっぱり、「圏套~ラブ・トラップ」の世界観を踏襲してるのかな。

 

さて、ここからです。ショボーン

 

~ゾンイーの部屋~

今日も、飼い主ゾンイーが学校に行ってる間、家の中でのんびり大きく伸びなんかしちゃって、過ごしてる黒猫ルイ。

 

ゾンイーの、学習用の参考書やらなにやら(下の段は、ルイの包帯とかの介抱セットだね)並ぶ本棚の前に立ち、退屈そうにその背表紙を見ている。

隠してある通帳も見つけちゃったり。。。

 

この部屋にきた初日、留守をする際、現金だけは持って出たゾンイーを思い出す。

ルイ「俺が泥棒でもえり好みするぞ。お前の部屋には盗むようなものなんてないじゃないか」

 

中身を見ないのはマナーよね(笑)

また、元通り、本棚に通帳を戻すルイ。

 

付箋だらけのテキストブックを見て、「一生懸命頑張ってるな。まるで、本を食い尽くしそうだ」

そう、ゾンイーは、この手のドラマに出てくる、いつ勉強してんだ?という現実離れしてる超絶頭いいヒーローとは違い、ちゃんと、目標をもって努力してる普通の男の子。

学校トップの実力は、努力で勝ち得たもの。

おそらく、自分のためだけではなく、あの写真に写っていた家族のことも考えてのことだよね。

 

ふと、その時、挟んであったメモがひらひらと床に落ちる。

 

イチゴのショートケーキと書かれたメモには、ゾンイーが調べた、評判の店と、そこに売られてるショートケーキの種類や値段がリストアップされてる。

しかも、ささっとメモったんじゃなくて、日頃のゾンイーのノートを彷彿とさせるようなまとめ方おねがい


自宅から近い店とか、コストパフォーマンスのいいケーキとか、書き足してある。。

そして・・・提拉米蘇草莓盛に、「最推」のマークがついてる!(ちなみに、お値段は一番高い)

 

最初、すぐには、このメモの意味がちゃんと分かってなさそうなルイ。

 

そのメモを拾い上げたルイの、スマホに着信が。。

 

ルイ「どうした?」

電話には出たものの、目はずっと、メモを追っている。

 

アイディ「なぁ、もうそろそろ戻ってこいよ。上が、あんたがいなくなったことに気づいたんだよ。」

ルイ「まだ早い。俺は、休暇を楽しんでるんだぞ。もう長いこと、こんな自由な時間、なかったからな」

アイディ「なんだよ、真の愛に出会い、一緒に暮らして、もう戻りたくなくなったのかよ?」

 

一瞬にして、ルイの表情が硬くなる。

ルイ「・・・・・・・・・」

 

視線は、ずっと、ゾンイーが書いたケーキのメモ。

 

ああ、もう、ダメだ、、、

ルイ、気づいたよね?

目から汗が止まらない。 

 

それだけじゃなく、今までの回想シーンがこれでもかってくらい、流れるのよ。。。

 

もう、とっくに気づいてた自分自身の気持ち。

 

アイディには、ここでの暮らしやゾンイーのことをなんて言って説明してたのかな。

 

アイディ「聞けよ。チェンイーと俺は、お前が戻ってこなけりゃ、破滅する。言うまでもないが、お前の家族に知られたら、俺たちは死ぬより他、ないからな。まともな死に方はできないぞ」

 

現実に戻されたルイ。

 

ルイ「今日の午後、迎えに来い。」

アイディ「おい、なんで、そんなにコロコロ変わるんだよ?」

ルイ「いいから、俺の気が変わらないうちにさっさと急げ!」

 

アイディ「え・・あ・・・また、切りやがった。住所もわからずにどうやって迎えにいきゃいいんだよ」

 

すると、間髪入れずに、メッセージで住所が送られてくる。

 

もしかして、ルイのアイコンは、ゾンイーの部屋の屋上テラスから撮った青空?

 

戻らなければならない場所がある人の・・ほんのつかの間の夢のような休日。。。

ああ、ここは、『KinnPorsche』の、あの森だ。。

 

 

ルイの好物のケーキをあれこれ考えながら、リサーチしていたゾンイーの、この秘めた真心が、ルイに退去の時期を早まらせるなんて・・・。

 えーんえーんえーんえーんえーん

もう、ここで、涙腺決壊。


 

 

~バー~

ここは、あとでわかりますが、アイディが任されてるバーです。

 

「老大、あの日、俺、本部で、本気で動揺しました」

アイディが奥にむかって、進んでいくと、チェンイーの声が聞こえてくる。

 

チェンイー「あなたがいたから、耐えたんです」

これは、あなたがいたから、ミンレイの言葉に耐えたんです、という意味でいいんだろうか。

 

たまりかねたように前に進み出るアイディ。

チェンイーの電話の声を遮るように、わざと、電話の向こうに聞こえるように、大声をあげる。

 

アイディ「義雲盟北部支部長チェンイーに報告します。我々は、ハン・ジョールイを発見しました。ハン・ジョールイは今すぐ、迎えにくるよう、望んでいます。もし、すぐに向かわなければ、間に合わなくなるかもしれません」

完全に、電話の向こうの相手に、聞かせてます。

 

アイディ「なにしろ、彼は、なんの痕跡も残さずにいなくなったりするような奴ですからね」

チェンイー「はい、じゃ・・わかってます、ええ」

言葉少なに電話を切りあげたチェンイー。

 

わめき続けているアイディに、「お前とは一緒に育った仲だから、お前のやることなすことすべてに、俺が我慢してるんだ、と考えたこともないのか?」と静かに言い含めるチェンイー。

アイディ「ふん、別に、俺に文句を言いたいだけだろ。お前に少しでもそんな気構えがあるなら、老大への気持ちをちゃんと伝えろ。弱虫め・・」

アイディの胸倉をつかむチェンイー。

 

アイディ「なんだよ? 俺、なにか間違ったこと、言ってるか? 風呂にいたときの、お前の、老大を見てた様子ときたら、まるで、目玉が飛び出そうだったぜ。俺が気づかなかったとでも思うか? そんなに好きなら、あの人をぶちのめして、連れ戻したらどうだ?」

 

ぬ、ぬわぁんと・・・そ、そんな裏設定もあったんすか?

これは、アイディがそう思うに足るなにかがある(あった)わけよね。

アイディの、勘違い、もしくは、現在は状況が変わってる、とかいう可能性は?

 

う~ん、でも、この世の中には、(自分の)好きな人が、好きになった相手に、好きな人本人よりも先に気づいちゃう、とかいうことも、まま、あるくらいだからね。

 

アイディ「ああ。お前があの人に敵わないってこと、忘れてたよ。じゃ、あと10年くらい待ってみたらどうだ。あの人は年を取り、お前は、もっと成長する・・大きくな・・」

チェンイー「黙れ!」

アイディ「なんだよ、哥哥(おにいちゃん)?」

 

チェンイーを追うアイディ。

ここにも、自分の傷口を、自分で更に深く抉(えぐ)る人がいたよ。。。

 

~ケーキ屋さん~

 

ショーケースの中の、ケーキを、スマホで写真に収めているゾンイー。

 

これが、提拉米蘇草莓盛 ですね。

 

ほかにも、並んでる苺のケーキをパシャパシャ。(笑)

あ、後ろに人が並んでるよ。(笑)

 

店員さん「あの・・お客様。お決まりですか? 他のお客様もお待ちなので・・・」

あ、ここで、出てきたエイミー!

なんか、『約定』のルオちゃんの頃と、ちょっと雰囲気変わった?

お団子ヘアじゃないからかな?

ああ、『正負之間』の時とも違うような。。。

 

ようやく気付いたゾンイー。

ゾンイー「あ・・すみません。ここの、苺のシフォンケーキ、すごく甘いですか?僕の友達、ケガをしてるんで、あまり甘すぎるものを食べてほしくないんです」

店員さん「ご心配なく。うちでは、果物本来の味を表現するために、甘さを調整していますから。甘すぎるってことはありません」

笑顔になるゾンイー。

店員さん「お友達思いなんですね」

ちょっと頭を搔きながら、

「じゃ、これとこれをください」と指さすゾンイー。

 

~通り~

ケーキの箱を下げ、歩いているゾンイーの足取りは心なしか軽くて、微笑みを湛えていて・・・。

 

うわ、ルイったら、もう、チェンイーの車の中じゃん。

助手席にはアイディが、後部座席に、ルイが座ってる。

・・・ってことは、もう、引き上げてきたの?

 

ぼうっと、車窓を見ていたルイが、慌てて、身体を起こす。

 

道の反対側を歩く、ゾンイーを見つけたのね。

完全に、すれ違った。。

 

なんでもない素振りで、再び座席に身体を埋めるルイ。

 

その様子に、気づいたチェンイーとアイディ。

 

アイディ「何も言ってこなくてよかったのか? 命の恩人なんだろ。」

ルイ「・・必要ない」

チェンイーは、無言で、ルームミラー越しに、ルイを気にしてる。。

 

ルイ「やるべきことは、全部すませてきた。ほかに、これ以上、何か言う必要があるのか?」

チェンイー「どっちにしろ、もうお互い、会わないほうがいいだろう」

チェンイー!!!

追い打ち掛けないでよ(涙)

住む世界が違うって言いたいのはわかるけど、あの子はね、今、ルイのための、イチゴのケーキを買って帰ってる途中だっていうのに、それ言う?

 

チェンイー「その子と、俺らの間の関りがわかったら、もっと迷惑をかけることになるんだぞ」

それはそうかもしれないけど。。。

 

ルイ「わかってる・・。翼の違う鳥は群れたりしないものだ」

 

わざとらしく拍手してみせるアイディ。

アイディ「はぁ、さすが、これぞ大人だってところを証明してみせたな。成熟してるねぇ。」

チェンイーにも、拍手を向ける。

 

ルイ「少しは、お前も学べ」

 

中指立てて、答えるアイディ。

 

その後、無言になってしまうルイ。

 

~ゾンイーの部屋~

 

「ただいま~」と門を開けながら、入ってきたゾンイー。

散々、挨拶しろって言われたり、「お帰り」とか「お、帰ったか?」って言ってくれたルイのことを無視してたけど、ちゃんと、自分から言うようになったのね。

 

ゾンイー「ハン・ジョールイ、約束したケーキ、買ってきたよ。ついてるな。最後の1個だったんだぞ。ほかにも一つ、買ってきたからな」

意気揚々と、引き戸をあけるゾンイー。

 

なんの返事もなく、物音ひとつしない部屋。

ルイの気配がない代わりに、テーブルの上に置かれた、ビニール袋入りのナイフ。そして、紙袋。

 

<いままで、いろいろありがとうな。この金は、感謝の気持ちだ。あんまり感激するなよ。 未来の名医! 范哲睿>

すぐさま、紙袋の中を覗くゾンイー。

映しませんでしたが、おそらく、ゾンイーが手にするには、あまりにも多すぎる大金が入っていただろうことは、想像がつきます。

 

投げやりに、紙袋を脇におくと、「なんで、もっと早く言わないんだよ。そうしたら、こんなもの、買わずにすんだのに・・・。もったいない・・」と呟くゾンイー。

ケーキの箱を手に取ったゾンイーの表情は、すでに、虚ろです。

 

きっとルイは、なんでもないことのように、平然と出て行ったに違いない、そんなふうに想像するゾンイー。

 

そして、同時に思い出すのは、幼いころ、自分たちを捨てて、母親が出て行った日のこと。

自分のほうを気にするでもなく、黙って出て行った母。


あの時も、泣かなかった。

 

同じだ。

 

みんな、そうやって、いらなくなった用済みのものを捨てて、出て行ってしまうんだ。。。

 

 

~バイト先の豆乳屋~

呆然としながら、皿洗いをするゾンイー。

まったく、身が入りません。

店主「どうした?」

ゾンイー「なんでもないです」

店主「じゃ、なんで、そんなにぼうっとしてるんだ? 皿洗いしながら、よく復唱してたじゃないか。Disease(疾患)、Elbow(ひじ)・・」

ああ、洗い場の前に貼ってあった紙は、英単語表だったの?

店主さん、見て覚えちゃったの?(笑)

きっと頑張ってるゾンイーのこと、邪険にせず、応援してくれてたんだね。

 

店主「失恋でもしたか?」

ゾンイー「違いますよ」

店主「じゃ、なんだ?」

ゾンイー「うちの猫がいなくなったんです」

店主「猫だって? 心配すんな。腹が減ったら、帰ってくるよ。心配いらないさ」

 

なんで、拾っちゃったんだ・・って悪態ついてた自分が、いつのまにか、出ていかれる日がくるなんて、考えられないくらいになってた。。。

 

家に帰ってきても、当然の如く、真っ暗で。。

 

いつも、ここで、自分を待ちながら、缶ビール飲んでたルイ。

ルイ「お帰り」

ルイがいるだけで、家が明るく、暖かくなってた。

 

ルイ「飲むか?」

ゾンイー「未成年だし、ビールは苦いよ」

ルイ「苦く感じなくなった時が、大人になったってことだろうな」

ん?と言って、ルイはビール、ゾンイーは飲みながら帰ってきたジュースで、乾杯する二人。

 

そんな些細なことで、笑いあえるようになってきていたのに。。。

 

いつのまにか、ルイの幻影は消え、元通り、真っ暗になる部屋。

それでも、泣けないゾンイー。

 

~バー~

同じころ、一人、缶ビールを飲んでいるルイ。

 

あの日、アイディに指摘された 「なんだよ、真の愛に出会い、一緒に暮らして、もう戻りたくなくなったのかよ?」という言葉と、その時に手にしていた、イチゴのケーキのリスト

 

 

あのまま、あそこにいたら、本当に戻れなくなりそうで、怖かったんでしょ。

 

 

自分で、自分の、張りはじめた根を断ち切ったんでしょ。

今のルイは、見えないけれど、血が噴き出してる。

 

だけど・・・・

何も事情がわからず、一人ぼっちの寂しさに戻されてしまったゾンイーだって、血だらけだと思う。

 

 

 

★『奇蹟 Kiseki』Ep.03-2 雑感★ 

 

夏バテすると、涙もろくなるとか、そんな話、聞いたことありますか?

どうも、私、今、その症状なんですよね。

 

自分で、入力しながら、号泣ですよ。

ルイの言葉も、ゾンイーの言葉も、訳したらそのまま、普通の会話で、後半の、ルイが出て行ってからだって、一言も、悲しいとか、寂しいとか、辛いとか、そんなことは言わないけれど、画面には、二人を引き裂いた刃が、飛び出してくるみたいで、なんだか、こっちまで傷だらけです。

 

ま、いつまでも、グズグズ泣いてもいられません。

 

まだ、先は長いので、実際、この筋追いが終わった時に、いつものごとく、「おまけ」と称して、「MVもどき」を作るかどうかは確実じゃありませんが、実は、このシーンで、既に、ある曲がぶわ~~~っと降りてきてます。 ← ほぼ確定やん(笑)

 

もし、陽の目を見ることがあれば、正解はその際に発表します。(泣き笑い)

 

 

3話、懐かしい顔ぶれに思わず、笑う場面もありました。

 

ハンクの、襟なしのジャケットがまるで半纏みたいで、黒髪短髪、言葉少なな出で立ちが、どこか、日本の任侠映画の、若頭補佐みたいな雰囲気で、それでも、ただ黙って、はいはい、ということを聞いてるだけじゃないって感じが、かっこよくて痺れました。

 

アーロンがまた、それに輪をかけるように、シェン役を楽しんで演じてたよね(笑)

ああ、また、この二人でドラマ、見たいなぁ。

キャラの変幻自在ぶり、楽しみです。

 

ケーキ屋さんの店員さん役を演じたエイミーも、特別出演だったんだ。。

 

エンディングソングで、ちゃんと流してくれて、すごく親切。。

っていうか、このドラマ、エンディングソングが流れてる間、ちゃんと、その回のダイジェスト → 次回予告・・って感じで流してくれるんだよね。

そこも、すごく手間をかけててくれて、とっても親切。← でも、これは、最後のクライマックス回とかになると、予告を入れなくなるパターンとかもあるけどね。(笑)

 

予告と言えば、え? Σ(゚Д゚)ってなった人?

はい!!パー(笑)

 

 

★『奇蹟 Kiseki』Ep.04-1に続く★