そろそろ、他の作品もアップしていかないとですよね。(苦笑)

 

なかなか決めかねて、別の気になってる作品の1話を、いくつか筋追いし始めたりしてみましたが、やっぱり、当初の予定通り、これになりそうです(笑)

 

Rakutenで、1話は無料に見れるんですよね。

ま、私は、いつものとおり、英訳を自分で訳しながら、見ていきます(笑)

訳や人名やら、なんなら、解釈も、違ってるかもしれませんが、そこんところは、いつもの如く、大目

にみてくださいませ。

 

ちなみに、長いです!

 

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

『奇蹟 Kiseki』

 Kiseki  Dear to Me

 2023年(台湾)8/22~ Nov 7, 2023

 25分×全13話

 制作:GTV

 原作:林珮瑜 

 

 

Kiseki #1 

 

2023年3月

 

メインカップルの片割れである バイ・ゾンイー(白宗易/Bai Zong Yi)が、刑務所から出所するシーンで始まるというところからして、もうセンセーショナルすぎます。 

 

やっぱり『圏套』のラスト、タン・イーが出頭する場面だったのを意識してしまうけれど、更にドラマティックな設定にあげてきた感じ?

さすが、リンペイユ先生。


振り返ろうとしたゾンイーの後頭部を「振り返るな。またな、とも言うなよ。」と、押さえつけたのは、一緒に出所したアイディ(艾迪/Aidi)

アイディ黒髪Ver.

 

そう、もう二度と戻ってきてはいけないから。

 

アイディ「くそ!俺が言っちまったじゃん・・・」

(微笑んでるゾンイーに対して)

アイディ「なに見てんだよ! お前のせいだろうが!」

その背後で、自動的に、ガラガラ~っと音を立てて閉まる門扉。

 

見計らったかのように、チェン・イー(陳毅/Chen Yi)の車が、正面に到着する。

くぅ〜、ブルーのアウディ(ちなみに 検索したら、Audi A5 Sportback S lineって出てた)、いい色じゃまいか🇯🇲

 

途端に、真顔になるアイディ。

「乗れ」と言われても、無視して、ゾンイーと歩き出そうとするアイディ。

嫌だ、離せ、と暴れまくるアイディを、軽々と担ぎ上げ、助手席に押し込むチェンイー。

でも、アイディの頭が当たらないように縁に手を当てたり、全然、乱暴な仕草じゃない。


なにか言いたげな視線を向けるチェンイーと

なにもかも承知していると言った風のゾンイーの視線が交差する。

 

それでも、あえて無言のまま、アイディだけを車に乗せたチェンイー。

 

車の窓から身を乗り出し、出所後の行先について、メモを見ろよ、バス停を左だぞ。連絡取れるようにしとけよ!とゾンイーに大声で伝えるアイディ。

 

「ああ」とだけ、短く答えるゾンイー。

 

走り出した車の中で、「あいつのためを思うなら、距離を置いたほうがいい」と言い聞かせるチェンイー。

その意味がわからないアイディじゃない。

アイディ「・・・うるさい」

少しくらいいいだろ、お前がついてる俺とは違うんだから、ってことでしょうか。

口もガラも悪いけど、心根は熱く、優しいアイディって感じかな?

 

チェンイー「・・・・・」

 

一方、残されたゾンイー。

小さくほほえみ、チェンイーたちを見送ったあと、

メモ帳を取り出すゾンイー。

すごい、これ、出獄の日のスケジュール?

これ、アイディが書いたの?

まさかね。← 早速失礼。

でも、振り返るな、モノを残すな、とかまで、ゾンイーが書くかな?

※ この疑問は後に判明します。

 

9:30 回老家 家に帰る

30分のところに波線が引いてあって、状況によるって書いてある。。

 

バス停:入口を左折

 

メモ帳の背扉に、写真が挟んである。

赤い染みは、血痕?

 

ゾンイーの隣に写っているのは、もう一人のメイン、ファン・ジョールイ(范哲睿)

 

ゾンイー「もう4年だ・・・。どうしてる?」

 

そして・・・

どうしてる、と問われたジョールイの、現在の姿かな。

25歳+4年で、29歳?

精悍な雰囲気だけど、どこか寂しげです。

 

さすがに、筋追いするのに、登場人物の名前もわからん😭💦💦状態では困るので、いろいろ人物紹介のところを見ていたら、てっきりゾンイーって、医大生かと思ってたら、4年前は17歳だって書いてあって、医大を目指す高校生だったのね Σ(゚Д゚)

 

その辺の時系列などは、これから、おいおい、わかることでしょう。

 

ゾンイーが微笑みながら、コイントスをしたところで、オープニングです。

 

rakuten様、共同制作ありがとうございます!!

皆さん、できれば、いや、ぜひとも、Rakutenでご覧になってあそばせ~~~!! 

 

⏰楽天TV で 8/22(火) 20時より(日本時間)、日台同時配信開始します。 

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___________ 

#台湾BL #奇蹟 #KISEKI

 

ちなみに、案件ではなく、勝手に紹介しています! ← “さがらごうち ”さん風

 

 

 

さて、オープニング明けは、2018年11月にさかのぼってます。

 

なにげなく道を歩いていたゾンイーが、耳聡く、小銭が道に落ちたチャリーンキラキラという音をとらえ、路地裏に入ってしまったことが運の尽きか、はたまた運命か?

小銭を拾い上げようとして、腕を掴まれる。

しかも血だらけ。

 

これが、ゾンイーとジョールイ(ルイ)の記念すべき出会い。

 

 

~場面変わって、ゾンイーの部屋

 

ルイの右胸に刻まれたナイフ傷の手当をしようとするゾンイー。

ゾンイーが向けた消毒綿を見て、思わず、手で制してしまうほど、ただでさえ激痛です。

ちょっと傷に、消毒液がついただけで、「優しく!」

 

その間、部屋の中を見回すと、一間の部屋に、勉強スペースやら、キッチン代わりのコーナーやら、きちんと整理整頓されている。

 

ルイ「名前は?」

ゾンイー「・・・・・」

無視したまま、手当を続けるゾンイー。

ルイ「お前、慣れてるな。 医者の卵か?」

ゾンイー「・・・・・」

ルイ「客を睨むなよ」

ガーゼを貼り終えると、「どこに客が・・?」と皮肉を返すゾンイー。

 

そして、ここで、例の路地裏に戻り、回想。

手を掴まれて、必死で離そうとするゾンイーの手のひらに、ナイフを握らせるルイ。

自分を刺したナイフに、ゾンイーの指紋を付けると、「助けてくれ。さもなきゃ、お前は犯人だぞ」って、なんてご無体な。。(苦笑)

(回想終わり)

 

なにも好きで、ここに連れてきたわけじゃなく、なかば、脅かされて、手当てまでする羽目になったイケメン高校生。

「笑えよ」と言われて、笑えるわけがないです。

 

ルイ「生意気な坊主だな」

 

小鬼って言ってます?

そこからはもう、なんか食うものないのか? 腹が減った、だの、言いたい放題。

 

かまわず、手当を続けるゾンイーのこと、気に入り始めた・・・っていうか、これはたぶん、最初からだよね。

こいつは、俺を助けるはずだ・・って、一目見て、見抜いたというか、ビビビッときちゃったんだろうなぁ。

 

ゾンイー「欲しけりゃ、ちゃんと金払ってください」

治ったら、2倍にして、いや、3倍にして返すから、ツケにしておけ、だそうです。

ゾンイーが睨むと、ビニール袋に入れたナイフをちらつかせるルイ。

 

仕方なく、固そうなメロンパンを投げつけると、ちゃんとかかった費用をメモしはじめるゾンイー。

ゾンイー「生理食塩水50(元)、包帯20」

ルイ「ツケの記録か・・・」

ゾンイー「当然です」

1元=3~4円ってところかな。

 

アラームを見ると、バイトの時間が迫ってます。

 

仕度をすると、「勝手に触らないでください」と言い残し、用心のため、貴重品?全財産?も手に持って、外側から、鍵をかけるゾンイー。

 

ジョールイ「おい、くそガキ! おまえんちが火事になったらどうする気だ?」

ゾンイー「なら、あんたの命運もそこまでってことじゃないですか」

ジョールイ「おい、ガキ! 名前は? こら、戻ってこい!」

 

そんな声を無視して出かけていくゾンイー。

 

 

~カイエンオートショップ~

 

場面、がらっと変わりました。ここが、“義雲盟”のアジト的な場所なんでしょうか。

 

金髪Ver.のアイディです。

 

床に、投げ飛ばされる手下たち。

 

アイディ「ルイに逃げろ、と言われたから、おまえら全員、ルイを置いて、のこのこ帰ってきただと? 俺たちの掟の第一条は?」

 

男たち「みんなは一人のために、一人はみんなのために」

All for one, one for all

この英訳じゃ、『三銃士』か『スクールウォーズ』じゃん(笑)

 

何があっても仲間を見捨てるな! 的なことですよね。

 

シャオジェ(小杰)「でも、ルイさんが、自分を置いていけと、俺たちに言ったんです」

 

まだ、人名とか一致しなくて、よくわからない。てへぺろ

 

倒れたまま、状況を説明するシャオジェに、さらに、怒りの拳を見舞おうとするアイディの手首をつかむチェンイー。

 

ぐっと、後ろから、アイディをおさえます。

ええ、わかってます。この構図はまぎれもなく、谷村新司&小川知子の『忘れていいの』(笑)

 

チェンイー「(小声で)まずは、ケガしてるルイを探さないと。」

アイディに対しては、そう耳打ちをし、

押さえつけてる感じ、すでに、色っぽい雰囲気が・・・。

 

それから、手下たちには、「はやく、ルイを探しに行け! ジャントンが見つける前に連れ戻せ!」と、厳しい声をあげるチェンイー。

 

ジャントン(張騰)というのが、ウェインが演じる敵役のヤクザ組織「龍幫」のメンバーのことですね。

ちなみに、チェンイーは、「義雲盟」のボス陳東揚(チェン・ドンヤン)の養子。

 

車で出かける手下たちに怒鳴りつつ、ルイへの心配が高じて、「あの、バカルイ・・。なんで、首を突っ込んだんだよ。あいつは参謀だぞ。後ろに控えてるべきだろ。また、やったら、承知しないからな!」と悪態をつき、プリプリ怒りながら、アイディが立ち去っていく。

 

手下たちが車で去るのを、その場で黙ったまま、仁王立ちのチェンイー。

 

~ゾンイーのバイト先~

 

バイト中、店主と店員の、(店主が)女の子をお持ち帰りした翌朝、目がさめたら、家財道具が盗まれてた。いい子だと思ったのに、その子が強盗だったんだ、という会話を聞くゾンイー。

(この店主さん、『正負之間』にも出てた人ですね。)

 

警察まで呼ぶ騒ぎとなり、実際、10年来の炊飯器まで持っていかれた、と、笑うに笑えない笑い話。

 

それを聞きながら、気が気じゃないゾンイー。

 

バイト後、アパート(屋根部屋)に猛ダッシュで帰ると、締めたはずのフェンスが開けっ放しになっており・・・。

 

「いつも、こんなに遅いのか?」という声に振り向くと、

ちゃっかり、(ゾンイーの)服を着てるルイが、テラスにいました。

 

ルイ「今度からは、誰かを監禁したい時は、その相手が、鍵をこじ開けられるような奴かどうか、確認したほうがいいぞ。」

 

それを聞いて、慌てて、部屋の中に入るゾンイー。

ルイ「もし、俺がお前の全財産を狙ってたら、ここに突っ立ってるわけないだろ。おい、坊主、お前の部屋には、俺の靴より高いモノすらないじゃないか。」

一応、引き出しの中などを見ていたゾンイー。

 

完全に、むかついてます。

ゾンイー「だったら出てけよ。金持ちなら、俺のことなんかほっておけよ。あんた、ヤバイ奴なんだろ? なんか悪いことをして、ケガをさせられたに違いない。だから、ここに身を隠してるんだ!」

 

ゾンイーの口をふさぐルイ。

 

ルイ「叫びたかったら叫べよ、自分の命で償うことになるぞ、バイ・ゾンイー」

 

やっぱり、本物の脅しは違います。

 

ルイ「しばらく、ここに泊めてもらう。助けてくれたら、礼はする」

 

ゾンイーの眼から、戦意喪失。。。(苦笑)

 

普通の、いや、普通以上に苦労してる高校生なのに・・・とんでもないことになりました。

 

ルイ「俺は、ファン・ジョールイ、約束は守る男だ」

 

ゾンイー「それで、頼んでる?」

ルイ「頼むよ~~、いいよな? イエスと受け取るぞ。ありがとな」

 軽い調子で、押しきると、庭先の倒れた鉢植えを元通りに立たせるルイ。

これって、さっき、ゾンイーが倒したのかな?

 

訳ありの・・おそらくは、関わっちゃいけない人なんだろう、と、頭の中では危険信号がなってるものの、そのルイの、優しいしぐさに、どうなってんだ~~~!!と大混乱なゾンイー。

 

~ゾンイーの部屋 夜~

床に寝てるゾンイー。

 

ベッドまで、ルイ様に御貸しした(ぶんどられた)のですね。。(笑)

 

でも、熟睡できず、目を開けてる。。。

  

~ゾンイーの高校~

 

「わが校の、最優秀学生、バン・ゾンイーの最強ノートが来たぞ~」

その声に、生徒たちがこぞって押しかける。

限定30部ともなれば、飛ぶように売れていく。

なるほど、ゾンイーのノートのコピーは、高く売れるのね。

 

友人のズーアン(子安)の入れ知恵か、とりあえず、6000元を手にしたゾンイー。

 しかも、ただのコピーじゃなくて、ちゃんと授業のポイントをまとめた解説入りらしいです。

 

同じく友達の女子スーニン(思寧)が、ゾンイーを心配する。

スーニン「ずっと浮かない顔してるけど、試験がストレスだからなの? それとも、こいつ(ズーアン)があんたのノート、安く売りすぎた?」

そんなわけない、残りも全部買い取ってもいい、というズーアン。

スーニン「何言ってんの。コピーをどれだけ手にいれても、あんたの成績がのびるわけないでしょ。」

そんなやりとりをしつつ、二人とも、ゾンイーを心配してる。

 

そこで、

ゾンイー「俺、道端で拾っちゃったっていうか・・・」

ズーアン「なんだ、捨て犬か? 猫か?」

 

ゾンイーの家で過ごすようになったルイを見てると、味は舐めて確かめるし、かなりの猫舌。

それに、ベッドでゴロゴロするしぐさは間違いなく・・・猫

 

ゾンイー「・・・たぶん・・猫?」

 

ズーアン「猫って奴は、気むずかしいんだからな。なんで、飼うことにしたんだ? 聞けよ、今頃、お前の部屋の本やノートは、ボロボロに破かれてるかもな」

スーニン「私は、犬がいいな、犬は忠誠だし。猫は、私たち人間のことを奴隷だ、くらいに思ってるでしょ」

 

奴隷という言葉に、ルイとの、ここ数日の生活を思い返すゾンイー。

 

~回想~

せっかく食事をつくっても、出前を取ろう、というルイ。

ルイ「立て替えておいてくれ。あとで、返金するから」

ゾンイーが、文句を言おうとすると、ナイフの入った袋を見せるルイ。

 

ある時は・・

 

ルイ「バイトが終わったら、俺に、携帯を買ってきてくれ」

こともなげに要求してくるルイ。

 

ルイがトイレにいったのを見計らい、ナイフを探しまわるゾンイー。

ルイ「おい、坊主。俺も、おまえみたいに、いつだって、貴重品は持ち歩くことにしてるんだ」

またしても、ナイフの袋を見せるルイ。(笑)

 

ある時は・・・

 

ゾンイーが学校から戻ってくると、テーブルには、食べたものは食べっぱなし。

それを黙って片付けるゾンイー。

ルイ「バイトの帰りに、イチゴのケーキショートケーキ、買ってきてくれよ」

スイーツ好きなヤクザ飛び出すハート

 

ゾンイー「炎症を引き起こすかもしれないから、甘いものは、あんたの傷によくない」

さすが、ゾンイー。

 

自分の身体を気遣ってくれる恩人ゾンイーに対し、容赦なく、ナイフの袋をちらつかせるルイ。(笑)

 

ルイ「一切れでいいんだよ。ケーキ一切れ」

 

かまわず、仕度をし、「うるさい!」と言って出ていくゾンイー。🤭

 

(回想おわり)

 

最後のが、今朝の出来事だったのね。。。(笑)

 

ゾンイー(一体、なんで、俺はあいつを家に連れ帰ったんだ?)

 

試験のための、数学のノートを2日でしあげてくれ、と頼むズーアン。

スーニン「ノートがあったからって、子安の試験がうまくいくとは思えないけどね・・」

この二人も、今後、ゾンイーを支えてくれるのかな。

 

~ゾンイーの部屋~

 

ゾンイーの留守中、机まわりを見ているうちに、

奨学金の証明書をみつけるルイ。

他にも、表彰状が複数枚。

 

親に頼らず、学費は奨学金、生活費はバイトで賄っている。。

毎日、生活を共にしていれば、その程度のことはわかってくる。

 

机の兄弟3人で撮った写真を手に取り、

「笑うとかわいいのにな。でも、あいつ、俺には一切、笑顔を見せないな」と、ちょっと寂しそうに呟くルイ。

 

家族からの手作りバースディカードを手に取り、(未来のお医者さんか・・・。家族からは、すごく期待されてるんだな)と、少しずつ、ゾンイーのことを把握しながら、自分の過去についても思い出す。

 

女性の声(たぶん、お母さん):ルイ、聞きなさい。試験で100点を取る必要なんてないの。ピアノを弾いたりする必要もね。あなたの兄弟より、優秀であってはならないのよ。そうすれば、お祖父さまも、私たちのこと、好きになってくれるはず。わかった?

 

これは、聞いてるだけでも、なかなかハードで、複雑な家庭環境みたいです。

 

そこに、着信あり。

携帯に出るルイ。← ん? ほんとに、ゾンイーに携帯、買わせたの?

 

ルイ「数え切れないくらい掛けまくって、ようやく、電話してきたな」

見知らぬ番号からかかってきて、チェンイー、ずっとシカトしてたのね。(笑)

 

チェンイー「どこにいる?」

ルイ「ジャントンとはどうなった?」

チェンイー「ジャントンとその取り巻きたちは、姿を消した」

ルイ「そうか・・俺、しばらく行方不明のままでいようと思う。アイツの縄張りを奪うためにも、(探すという名目で)動き回る口実ができるだろう。でも、あまりやりすぎるなよ。適当に、遊んでやれ」

 

チェンイー「あいつは、麻薬を売るために、うちらの組の名前を語って利用したんだぞ。落とし前はつけさせる」

ルイ「頑固だな。とにかく、気を付けろ。あ、そうだ。この番号のことは、アイディには言うなよ。アイツからのひっきりなしの電話にはうんざりだ」

チェンイー「ん・・そっちも気をつけろ。今回の件、ジャントンが、お前の仕業だと知れば、ただじゃおかないぞ」

ルイ「心配するな。奴らの目に触れないところにいるからな。」

チェンイー「事態が落ち着いたら・・・」

 

その時、「自業自得だろ!!」という大声やら、叫び声が聞こえ、突然、騒がしくなる。

 

電話を切り、そちらに向かうチェンイー。

 

階下というか、地下なのかな?

 

アイディ「徹底的に調べ上げろ!」

 

チェンイー「なにかわかったか?」

アイディ「なにも。ジャントンは疑いぶかいからな。奴の周囲にいるほんの数人だけが、居場所を知ってるんだ」

 

ああ、なるほど。ここは、ジャントンのアジトってことね?

 

チェンイー「だったら、そいつらを探せ。草の根わけても探し出すんだ!」

アイディ「なんで、そんな面倒を? そのまま、生き埋めにしてやるよ」

 

ジャントンの手下を殴りつけた血がついているアイディの手を掴むチェンイー。

顔の横にも、飛び散った血がついている。

 

その隙をついて、背後から、アイディに襲い掛かってきた「龍幫」の手下を、回し蹴りで、しとめるチェンイー。

 

アイディ「てめぇ、卑怯な奴!」

アイディが倒れた男の腹に思いっきり、踵を蹴り落とす。 

止めるチェンイー。

 

気付けば、この人数を倒したのか、っていうくらい、他にも、床に男たちが倒れてる。

 

チェンイー「シャオジェ、お前ら二人、ここに残れ。もし、ジャントンのことがわかったら、すぐに俺に知らせろ」

 

そういうと、アイディの肩を抱き、引き上げていくチェンイー。

すでに、扱いが、情婦というか、情人っぽく見えちゃう。

 

ジェ「ジロジロ見てんじゃねぇ。さっさと見つけろよ!」

 

~ゾンイーの部屋~

 

買い物してきたものを冷蔵庫にしまっているゾンイー。ショートケーキもあったよ。ちゃんと買ってきてあげたんだね。おねがい

 

ルイ「お、帰ってたか。朝は、おはよう、夜には、こんばんは、帰った時は、ただいまくらい言えよ。ホント、俺の言うことは聞かないよな。それで、最優秀学生だなんて、よく言えるな」

ゾンイー「関係ないだろ」

ふと、ルイを見上げるゾンイー。

 

ゾンイー「あんた、何した?」

ルイ「シャワー浴びた。ケガして以来、もう、何日もシャワーを浴びてなかったからな。ちょっと手伝ってくれないか?腕があがらないんだ」

 

うまくシャツが羽織れないルイ。

 

ゾンイー「まったく、手がかかる・・」

そういうと、袖を引き寄せるゾンイー。

傷が引きつれて、痛そうなルイ。

結局、最初からやり直し。。

 

ゾンイー、背が高いんだね。。

 

襟元を引っ張った力が強かったのか、うきょきょ、ニアミス。(笑)

この感じ、すでにやばい!!ラブ

 

偶然にも、ゾンイーの手が、ルイの心臓の上に。。。

言わなくてもわかるわ。。。

ルイの鼓動が、ドンドコドンなんでしょ?(笑)

 

慌てて、離すゾンイー。

 

ゾンイー、気まずさを隠そうとしてるでしょ(笑)

ゾンイー「なんで、包帯を濡らしたんだ? 治るものも治らないぞ? 包帯、巻きなおさなきゃならないだろ。。念のために言っておくけど、全部、費用は書き留めてあるからね。もう、4315元かかってるよ」

 

ルイ「学生のくせに、金金、うるさいぞ。他人に親切にすることは、金持ちになるより重要だぞ」

 

説教じみてるルイを尻目に、救急箱セットをテーブルに広げ始めたゾンイー。

 

ゾンイー「金持ちになったら、俺だって親切にしますよ」

ルイ「・・・!」

なにか、はっとしたような感じ。

なんだろ? 最初に、ゾンイーに言われてから、お金の件で見下すような発言は控えてたはずなのに、つい気を抜いちゃったから?

 

 ゾンイー「なにしてるの? こっち来てよ。冷蔵庫に、イチゴのケーキも入ってるよ。包帯を取り替えたら、食べていいよ」

 

笑顔になるルイ。

ルイ「坊主、今日はやけに親切だな」

頭を撫でられて、振り払うゾンイー。(笑)

 

なんだかんだ言って、傷の様子を確認したり、ちゃんと手当してあげるゾンイー。

 

その後・・・

イチゴのケーキを食べ終わり、満足そうなルイ。

ルイ「ああ、いい気分だ。心配するな、坊主。ちゃんと、かかった費用は3倍にして返してやるから」

ゾンイー「・・・・・」

ケーキも食べずに、試験勉強(攻略ノート作り)をしているゾンイー。

ルイ「もし、甘いものが苦手なら、俺が食べてやるから心配するな。」

ケーキの皿を自分のほうに引き寄せるルイ。

 

ゾンイー「なにすんの! 俺だって、甘いものは大好きだよ」

取られまい、と、慌てて、頬張ったものの、

甘すぎたのか、いっぱい口に入れすぎたのか、ちょっとつらそう。

 

ルイ「俺、まだ、食べられるぞ」

虎視眈々と狙う大人げないルイ。

そういえば、25歳らしいね。(笑)

 

そこに、電話が。。

バイト先からで、一人が急遽、休むことになったみたいで、今から来られるか?っていう内容でした。

ゾンイー「はい、すぐに行きます」

 

立ち上がり、「急にバイトが入ったから、そのケーキ・・」と言いかけると、「ああ、俺が食べておくよ。お前が帰った時には、ないからな」と、バクバク食べちゃうルイ。 

ゾンイー「俺は、冷蔵庫にしまっておいてほしかったのに!」

 

時すでに遅し。

 

ルイ「ところで、帰りに、パンケーキと、おにぎり、お前の店の、小籠包、あと、豆乳も買ってきてくれ」

ゾンイー「買ってくるか!」

ほほえみながら、ゾンイーの後ろ姿を見送ってるルイ。

 

その夜かな。

結局・・・小籠包の箱がテーブルの上にあるじゃん。

ゾンイーったら、言われたとおり、買ってきたんだね。

 

お風呂あがりのゾンイー。

ゾンイー「お腹すいてたって言ってたのに、半分しか食べてないじゃん」

ルイ「俺は小食なんだよ。お前、食えよ」

 

ゾンイーのために、半分残しておいたんでしょ(笑)

 

ゾンイー「俺をなんだと思ってるの? ゴミ溜めかなにかか?」


早速、勉強、再開です。

 

ルイ「じゃ、いらないんだな?」

ゾンイー「ゴミ箱じゃないんでね」

 

ルイ「なんの勉強だ?」

覗き込むルイ。

ルイ「おい、ここ、間違ってるぞ。 Y=sin(x). 周期は2π だから・・・絶対値の周期はπ だろ」 

 

ゾンイー「へぇ、そう・・・・・・・・!」

まともに相手をせず、手元の問題を解き続けていたゾンイーが、急に手を止める。

ゾンイー「・・・なんで、答え、わかったの?」

 

驚きを隠せないゾンイー。

ゾンイー「あんた、勉強、出来るのか?」

ルイ「・・・さぁな。お休み」

 

そう言うと、ベッドに入ってしまうルイ。

深く追求されたくないのかな。

 

じっと考えていたゾンイー。

ゾンイー「数学のノートをまとめるの、手伝ってよ。また、ケーキ、買ってくるからさ。欲しいんなら、イチゴのシフォンケーキ、丸ごとでもいいよ」

大の大人を、ケーキで釣る高校生。(笑)

 

ルイ「コール!!」

釣られる大人。(笑)

 

ちゃんと、テキストとノートを開き、数学を始めたルイを見て、ちらりと、小籠包に目を向けるゾンイー。

(冷めちゃっただろうけど)小籠包を頬張るゾンイーを

チラ見するルイ。

 

なんとも言えない時間が流れてるねぇ。

もうこうなると、普通に、楽しい同居生活だねぇ。(笑)

 

~どこかわかりませんが、ジャントンの潜伏場所~

 

雰囲気、一変。

 

ジャントンが、一人の男に、ナイフを向けてます。

さっと、腕を動かすと、一瞬だけ聞こえたうめき声と、どさっと倒れる音。

 

うわ、喉を一発で・・・。

 

ジャントン「俺たちの縄張りを奪おうとするチェンイーの、手助けしてる奴を見つけてこい。挨拶しに行くべきだろ」

 

うわ、チュッパチャプス舐める悪役っていうか、なに考えてるのか不明な感じ、「ジェネラルルージュの凱旋」の速水センセを思い出します(笑)

 

殺気を感じたのか、夜中、カッと目を開くルイ。

 

ちなみに、エンディングソング、歌声が懐かしい。

”エイミー・アイ(艾雨帆)さんの曲です。

 

もう君を愛する資格なんてない・・・って意味でいいのかな?

 

★『奇蹟 Kiseki』Ep.01 雑感★ 

 

うわ、なんかいろいろと濃い。。。

ストーリーの密度も濃い。

今後に通じる兆しがありまくりで、どれも目を離したらいかんって感じ。

ま、初回ですからね。

実は、内容については、ほぼほぼ掴んでおらず、かなり、テキトーに脳内補完してます。

アウディについて検索なんかせずに、もう少し、ちゃんと調べればいいのにね。

 

まぁ、そんなことより、すでに、ジョールイとゾンイーの関係性がいい!

 

ルイは、インテリヤクザなのね。

ヤクザになった経緯も、きっと、事情があるんでしょう。

 

アイディが、すでに、ボスの情人のような立ち位置に見えるのは、気のせい?(笑)

 

ウェイン、思ったより、怖い役だった。

 

気付けば、またまた、裏社会モノも手をつけた、わたし?てへぺろ

 

25分枠なのに、このボリューム。

この先、どうしよう。。。(笑)

刻む?

 

★『奇蹟 Kiseki』Ep.02-1に続く★