5話が結構、幸せな雰囲気で終わったので、どうせ、また、ずんどこに落とされるんじゃないか、と、覚悟はしてましたが、いやぁ、ラスト、いいところで切られてしまいました。

また、1週間待つのね?

 

望むところだ!!

目下、楽しみでしかない!

 

では、いつものご注意をば・・・。

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

『奇蹟 Kiseki』

 Kiseki  Dear to Me

 2023年(台湾)8/22~ Nov 7, 2023

 25分×全13話

 制作:GTV

 原作:林珮瑜

 

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#5-1  #5-2

 

 

Kiseki #6-1

 

~ゾンイーの家~

 

ゾンイー「なんで、洗い物手伝ってくんないの?」

ルイ「作ったのは俺だ、お前が洗うのが当然だろ」

ゾンイー「はいはい、あんたが料理した。だから、俺が洗えばいいんですね (-"-)」

 

・・・というやり取りがあり、洗い終わったゾンイー。

 

冷蔵庫をあけるルイ。

 

ルイ「このケーキ、賞味期限切れか?」

ゾンイー「昨日のだよ」

ルイ「だったら、食うよ」

ちょっと待った!

今、ケーキと一緒に、缶ビールも取らなかったかい?

ああ、やっぱり、見間違いじゃなかった。。

ハン・ジョールイ、なかなかレベルの高い甘党だな(笑)

 

ルイ「いちごのケーキだ。最高じゃん」

ビールを一口飲んでから、ケーキの蓋をあけるルイ。

ペヤング超超超大盛といい勝負くらいの大きさ?

(さすがに、ペタマックスの下)

 

ルイ「形はちょっと不格好だけど・・・」

と言いながら、一口。

 

この時の、ゾンイーの食い入るような目と、

「どう?」の畳みかけ感。

 

ちょっと、首をひねり、眉間に若干の皺が。。。

まさか、今度は塩か?(笑)

いや、塩だったら、反射的に吐いてたと思う。。。

危険じゃん。

 

ルイ「クリームはいい香りだ。スポンジもうまいよ。しっとりしてる。でも、甘すぎるなぁ。」

甘党のルイが言うくらいだから、相当なのかな。

 

ゾンイー「じゃ、次はもっと砂糖を控えるよ」

え・・と、手を止めるルイ。

ルイ「これ、お前が作ったのか?」

ゾンイー「ズーアンのお祖母ちゃんにレシピをもらったんだ。それで、作ってみた」

ルイ「ほんとかよ? お前、料理は下手だけど、いいパティシエになる素質はあるぞ。なぁ、続けてみろよ。いちごのケーキだけじゃなく、他のケーキも習ってみろって。俺、濃厚な味のチョコレートケーキも好きなんだよ。チーズケーキも悪くないな」

この嬉しそうな顔!

どんどんリクエストが出てくるよ(笑)← ルイって、(事情はあるみたいだけど)お金持ちのうちの子みたいだから、たぶん舌は肥えているはず。

 

ゾンイー「わかった! それ全部、作れるよう、習ってみる」

こっちも、目が輝いてます。

 

ルイ「俺、夢でもみてるのか? なんで、そんなに優しいんだよ」

内心、嬉しいくせに、調子狂うなぁ、くらいの感じに見せてるルイ。

 

おもむろに座りなおしたゾンイーが、真剣な目をして、ルイの口許についたクリームを取る時に、あごクイの角度から入って、

親指でふき取るの。

この手の動き、ちょっといいんです。

是非、動画でご覧くださいませ。

 

しかし、今どき、こんなベタな・・と思うけど、ここはね、クリームを取ることより、ルイの顔を自分にむける・・っていう動作が肝要なんだ、と注力してみていきたいと思います。(笑)

 

だって、ゾンイーの手が添えられただけで、ルイの表情がやばいもん。


もう、時間軸がね、ふたりの世界だから。

悔しいけど、わたし、部外者だからさ。

 

目の前の、ゾンイーの視線も、かなり来てます。

 

思い出すよね。

今日の帰り道の・・・あの、ドギマギを。。。

 

ゾンイーのまっすぐな目力を見たら、そりゃ、いたたまれず、目をそらさずにはいられないし、

おビールに口を運んじゃいますよ。

 

そして、とうとう・・・・

 

ゾンイー「だって、あんたが好きだから」

告白きました。どストレ~~ト!!

思ったとおりだ。

もう、コップの水、あふれ出てるから、とまらないって。

 

言い終わるか、言い終わらないか、の絶妙なタイミングで、飲んでたビールを吹き出したルイ。

なんとも芸術的なしぶきの飛び散り方!

 

顔面、ビールまみれ。。。なゾンイー。

ゾンイー「・・・・・・」

一世一代の告白が。。。

 

こういうときになんだけど、なんか、余裕のないルイって可愛いな。

我に返ったルイ。

え・・・と、見返すゾンイー。

 

・・・と思ったら、ビールの缶を片手に持ち、逃げ出した!!!

 

これは、私の想像以上に、余裕なかったみたいだ。

 

残されたゾンイーと、いちごのケーキ。

そりゃ、呆然自失だよね。

 

顔についたビールの雫がぽたっと落ちるのが、まるで涙のようだけど、早く拭いたほうがいいと思います。

 

 

~バー~

そして、こっちも、盛大に、アイディが酒を吹き出したものの、被害を寸止めしました。

バーテンさんに、大丈夫だって手で制するとこ、かわゆす。

 

アイディ「やったじゃん。これで、あんたも、今や、あんたのことを好きになってくれる若い子を捕まえられたってわけだ」

 

アイディに、どこまで話したんだろう?(笑)

 

ルイ「・・・・・・・」

そんな冗談には付き合えません。

真剣なんです。

しかも、カッコ悪いことに、逃げてきちゃったんです。

いひひ👿

 

アイディ「で、これからどうするつもりなんだよ?」

ルイ「わかんないよ。混乱してるんだ。こんなの初めてで、自分の気持ちをコントロールできないよ」

 

アイディ「コントロール?」

 

ああ~~と、ため息をつくルイを見て、笑ってしまうアイディ。

 

アイディ「ああ、もう、考えるなって。(バーテンに)ね、その酒、取ってよ」

 

なんか、陶器入りの、強そうな酒じゃん?と思ったら、テキーラでした(笑)

 ちなみに、普通に買えますね。😁

 

ルイ「俺、そんなの、いらないって」

本気で嫌そうだよ。

 

アイディ「いいから、今日はいい酒を飲もうぜ。これ、うちにある酒で一番いいやつだからさ。あとは好きに飲めよ! さぁ、いい酒に・・乾杯。 お祝いだろ?」

ルイ「・・・・・」

アイディ「そんな落ち込むなよ。飲め、飲め。ああ、もうちびちび飲むなよ。はい、もっと飲んで飲んで。あんただって若いんだからさ」

 

~ゾンイーの学校~

ゾンイー、スーニン、ズーアンの3人、なにかを持ちながら、廊下を歩いてます。

 

あくびしてるズーアン。

スーニン「疲れてるの? また、あくびしてるよ」

 ズーアン「居残りして勉強しなきゃならないんだ。おまえたち二人みたいに推薦で大学に入れるわけじゃないからな。上級科目テストをうけなきゃならないのさ。俺だけが一般入試を受けなきゃならないんて・・ほんと、おまえらが羨ましいよ」

 

一人、心ここにあらずなゾンイー。

 

スーニン「推薦だって、大学側から拒否されることだってあるのよ。私だって、最終的には、一般試験を受けなきゃならないかもしれないんだから・・」

 

ズーアン「ああ、もういいって。俺だって、お前たちが出来るだけ早く、推薦が通るよう、願ってるんだよ。それに、今は、脳に効く強壮剤とかもあるし・」

 

そんな会話をスーニンとズーアンがしているとき、廊下の反対側から歩いてきたルイと鉢合わせ。

 

明らかに、一旦、戻りかけ、ゾンイーに背中を見せるルイ。

いつまで逃げ続けるつもりかな?

 

ここから、二人の大事な場面なんですが、後ろでかすかに聞こえてる、ズーアンとスーニンの会話のほうがヤバイんだってば!!

 

ズーアン「お前ら二人だって、俺の勉強、助けてくれないと。。」

スーニン「脳に効く強壮剤って?」

ズーアン「友達が勧めてくれたんだ。本当に効果があるんだよ。それ飲んだあとは、すごくリフレッシュするんだ」

 

 

ああ、でも、ゾンイーの意識は、ルイに釘付け。

 

この時、ズーアンの言葉を聞いていたら、医大志望のゾンイーがひっかからないはずない・・・かどうかは確証ないけど、なんか嫌なフラグだなぁ。

・・・っていうのは、画面上では、ほんの一瞬。


高先生に気づき、挨拶するズーアンとスーニン。

 

やはり、逃げてばかりいるわけにはいかない、と思い返したルイが、ゾンイーの手を引いて、連れ出していく。

 

ズーアン「高先生は、バイ・ゾンイーをどこにつれてく気だ?」

スーニン「そんなのどうやって、私にわかるのよ?」

 

二人の後ろ姿を目で追うズーアンとスーニン。

 

その後、すぐさま、パシっと、ズーアンの腕を叩くスーニン。

スーニン「あんた、人をリフレッシュさせる脳に効く強壮剤って言ったわよね」

ああ、スーニンが気づいてくれるといいんだけど。。

 

~使われていないホール~

めったに生徒がこない人気(ひとけ)のないスペースまで、ゾンイーの手を引いて連れてきたルイ。

あの告白から、2~3日くらい経ってるのかな。


ルイもなんて言っていいのか、すぐには言葉がでてこない様子。

 

ルイを見据えるゾンイー。

ゾンイー「あの日、俺が、あんたを好きだって言っ・・」

 
それ以上は言わさない、とばかりに、さっとゾンイーの口をおさえるルイ。
 
ルイ「俺は、お前のことを弟のようにしか見ていない」
 
悩んで悩んだ末に、こういう態度を取ることに決めたのね。
 
ルイ「お前はまだ17だ。愛と賞賛を混同してもおかしくない。」
 
ルイの手を降ろすゾンイー。
 
すでに、不機嫌なのは、本能的に、ルイが真実を語ってないとわかるからです。
ゾンイー「料理の腕以外に、あんたを褒めるところなんて、どこにある? 俺は真剣だ」
 
ルイ「もし、お前が諦めないなら、俺たち・・」
 
今度は、ゾンイーが最後まで言わせません。
ゾンイー「もし、俺の気持ちをあんたが受け入れられないなら、もうお互い会うのはやめよう」
 
ルイ「・・・・・・」
息を飲むルイ。
 
ゾンイーの脳裏には、いままでのルイとの日々。
どんどん、ルイに惹かれていった、この気持ちは、もうごまかせないところまで来ちゃってます。
 
ゾンイー「俺には、あんたの弟のふりなんて無理だ。それに、あんたに、このことで負担を強いるのもいやだ。もう、会わない方がいいよ。学校でも、お互い、知らないふりをしよう。(そうすれば)この恋愛感情だって、すぐに消えるかもしれないだろ・・」
 

違うんだ、そういうことを言いたかったわけじゃなくて・・・いや、自分が言ったのは、そういうことなんだが・・・と、どんなふうに言葉をかければいいのか、わからないくらい、大混乱に陥ってるルイ。

 
ゾンイー「そうだね。あんたが言ったとおり、俺はまだ17歳だ。愛と憧れを混同しがちだよね」
そのまま、立ち去ろうとするゾンイーの手を掴むルイ。
ルイ「こんなのないだろ・・」
そう言うのが精一杯なルイ。
 
振り返るゾンイー。
ゾンイー「でも、俺には、こうしかできないよ。なにもなかったふりができるほど、大人じゃない」
 
かろうじて、ルイが絡めていた指をほどくように、強くひくと、今度こそ、本当に立ち去るゾンイー。
もう、ルイも、そんなゾンイーを引き留めることはできませんでした。
 
そんなときに、メッセージが。。。
おお、登録名が、老大になってる。。。
辞書を変えてみたら、老大でも、ボスって出た。
最初、長男って出たから、老板(ボス)にしといたんだけど、直してこよう。(笑)
 
老大《今夜、本部にくるように。少し話したいことがある》
 
気持ちを切り替えざるをえないルイ。
 
~義雲盟本部~
 
なんと、老大自ら、お食事の準備を・・・(笑)
それ、絶対、辛い奴~~♪
 
あ、ルイも手伝ってるのね。
 
ドンヤン「范家から連絡があった。お前に戻るように言ってきている」
ルイ「家族の鍋パーティに顔を出すように、と誘ったのに、今度は、いなくなれって言うんですか? こんなの、矛盾してませんか?」
ルイ、かなり、ドンヤンに突っ込んだ形で話ができるのね。
 
ドンヤン「お前は、なにも罪を犯してはいない。今なら、まだ、間に合うぞ」
ルイ「范家の中でうまくやってほしくないし、ここで、(ヤクザとして)身を貶めることも許さない。一体、私にどうしてほしいんですか? 生まれかわれ、と?」
 
ドンヤン「ここは、本当に、お前が身を沈める場所なのか?」
住む世界が違う、と暗に語ってますね。
 
その時、部屋の外まで来ていたミンレイ。
胃のあたりを押さえてるのが気になるわ~~~。
これ、フラグ?
 
ドンヤン「自分の運命を受け入れろ。范家に戻り、会長の言うことをきくんだ」
ルイ「范家には、十分、人材がいます。私なんかがいなくても、十分やっていけます。私はここにいたいんです」
 
そこまで聞くと、姿をあらわすミンレイ。
ミンレイ「義雲盟は、幼稚園じゃないぞ。お前を楽しませるための場所でもない」
席に着いたミンレイに、「私だって馴染もうとしてます。ここの一員になりたいんです」と反論するルイ。
ミンレイ「そうか? 私はお前に冷酷になれ、と言ったが、お前はできない、と言ったな。私が犯罪に関わるように言ったときも、お前は(自分を)善人だと言った。私の要求に何一つ応える気がない。それで、どうやって馴染むだと?」
ルイ「・・・・・・」
 
ドンヤン「まぁ、食事中に、そう怒るな」
ミンレイ「・・・・・」
ドンヤン「もし、それが本当だとしても、そうあけすけに言うもんじゃないぞ。あまり恥をかかせるな・・」
ミンレイを諭すドンヤン。
お風呂の時もそうだったね。
厳しい現実を突きつけたり、耳障りの悪いことを言ったり、叱咤する憎まれ役は全部ミンレイが引き受け、ドンヤンがそれを宥める、というのが、この組における、二人の役割分担だということがはっきりしました。
 
まぁ、今回のわかりやすい盛大な皮肉は、ルイ自身に気づかせるためもあるんでしょうけどね。
 
・・・とわかってはいても、当事者のルイの立場に立てば、ミンレイの、それもそうだな、と、茶番のように、あっさりと引くところとかも
耐え難いかも。
 
納得がいかないように、首をかしげるルイ。
ルイ「私は、そんな子供ではありません」
・・・って言い返しちゃうところが、まだまだ大人になり切れていないとも言えますが。。
 
ここで、わかったのは、ルイは、義雲盟に預けられてる“客分”扱いだということ。
しかも、義雲盟としても、范家というのは、相当、気を遣う相手だということ。
 
それについては、初回で、「おじい様に気に入られるように・・・」っていう母親の声があったり、3話では、「お前の家族に知られたら、俺たち命ない」っていうアイディの言葉からしても、片鱗はありましたよね。
 
ドンヤンは、これ以上、この件で話を掘り下げるつもりがないのね。
 
そこに、チェンイーとアイディが入ってくる。
ドンヤン「おお、きたな。さぁ、座れ。」
 
ルイにも、座れ、と合図するドンヤン。
話が途中になってしまったことを、不服に思いながら、席に着くルイ。
 
ミンレイ「ジャントンの件、解決するのに、残り10日しかないな。」
チェンイーとアイディが座るなり、またも嫌味をかますミンレイ。
憎まれ役だとわかっていたとしても、これは、本気で憎まれても仕方なわ。 
 
ドンヤン「食事の時には、仕事の話はなしだ。」
ミンレイ「ああ」
ドンヤン「さぁ、自由にたべてくれ。(アイディに)お前のために、これを準備したんだぞ。お前、辛い鍋が好きなんだろ」
火鍋に、二色のスープが入ってます。
アイディ「・・・はい、ありがとうございます」
複雑なアイディ。
 
うわ、しかも、和牛のいい肉だなぁ。
贈答用箱入りだわ~~!
これ、ミンレイが箱を傾けて、ドンヤンのために、取りやすくしてるんだよね。
 
とんこつスープに、霜降り様をしゃぶしゃぶと・・・。
 
ミンレイが四川スープに入ってた塊肉(?)を、穴開きのお玉で取ろうと持ち上げると、それをすかさず先に箸でとり、
自分の皿に入れるドンヤン。
二、三度、自分のスープにくぐらせると、
「さぁ、これで少しは辛さが取れただろう」と、ミンレイに戻す。
ミンレイ「・・・・」
これは、ラブめし作法じゃないね。
ドンヤンは、ミンレイの胃痛のことを知ってるのね。
 
でも、チェンイーの視線は、ミンレイを凝視するばかり。
そして、そんなチェンイーを見つめるアイディ。
 
ドンヤン「(ミンレイに)なにをそんなに見てる? 食え。なんだよ、俺に食べさせてほしいのか?」
ドンヤンが箸をのばすと、慌てて、自分の箸をもつミンレイ。
 
ドンヤン「うまいか?」
ん、と小さく頷くのみの、ミンレイ。
 
ドンヤン「うまいと思うものがあれば、投資しよう。そうすれば、毎日、食べられるぞ」
投資話にもっていってますけど、これ、少しでも、(食べられるうちに)おいしいものを食べさせてあげたい、と言ってるとかじゃないよね。
 
ミンレイ「十分、忙しいんじゃないのか?」
ドンヤン「お前が気に入るなら、忙しさなんて感じるものか」
ミンレイ「・・・・・・」
 
これがさ、『KinPorsche』の二人の20年後とかって考えると、泣けてくるけど、きっと、そういう展開じゃないんだよね?
 
チェンイーって、こういうとき、ドンヤンよりも、ミンレイを睨んでるほうが多い気がするのは気のせいかな。
なにか、ミンレイについて、知ってるのかな?
 
ドンヤン「さぁ、お前たちも食べろ」
澱んだ空気の中で、グラスをもちあげる5人。
 
ルイの様子も気にかかる。。。
 
~ゾンイーの部屋~
手書きの、いちごのロールケーキのレシピを開くゾンイー。
ああ、イチゴのロールケーキだ。
 
こういうときは、この句ですよね。(笑)
 
来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ
(藤原定家)
「(この句の)言いたいことは、「来ない人を待って身を焦がしている」という、ただそこだけなのです。」
 
焼かれるのが、藻塩だろうと、ケーキだろうと、大した違いはないってことです。← 嘘です。違います。(笑)
 
ルイ:なぁ、続けてみろよ。いちごのケーキだけじゃなく、他のケーキも習ってみろって。俺、濃厚な味のチョコレートケーキも好きなんだよ。チーズケーキも悪くないな。
 
一人で、ルイのことを思いながら、ケーキを頬張るゾンイー。
 
ルイのことを意識しはじめてから、たくさんのボディタッチがありました。おねがい
回想割愛。。
 
こんなにも、誰かのことを好きになったことなんて初めてだったんでしょう。
紛れもなく、初恋です。
 

ゾンイー「あんたが好きだから」


弟としか見れない、と言われたけれど、
まだ、17歳のガキ扱いされたけれど、
この想いを、恋愛じゃなく、単なる憧れだと決めつけられたけれど、
 
想いは募るばかりです。
 
その時、妹のジンユーから着信が。。
 
ゾンイー「もしもし?」
ジンユー「お兄ちゃん、数日以内に暴風雨になるってニュースで見たよ。知ってた?」
ゾンイー「ああ。去年みたいに、家を浸水させたくないよ」
ジンユー「なんか、声が変なんだけど? 泣いてるみたいよ」
ゾンイー「違うよ」
そういうゾンイーの目には、実際、涙が滲んでます。。。
 
ジンユー「ウソでしょ。だって、声がすごく低いもん。」
ゾンイー「どうやって、声聞いただけで、俺の気分がわかるんだよ」
ジンユー「私、音には敏感なのよ。私に嘘をつこうなんて、100万年早いよ」
ゾンイー「・・・・・・」
ジンユー「もしかして、誰かに失恋とかしたんじゃないの?」
さすが妹!! するどい!!
 
ゾンイー「ちがうって! 失恋なんてしてない」

ジンユー「父さ~~ん、ちょっとこっちきて。息子さんが誰かに失恋したんだって~~。私たちに言えないような人と付き合ってたんだよ~~~。はやくこっち来てったら! 息子が失恋したんだよぉ~~~」
大声を張り上げるゾンイー。
容赦ないな、妹。
 
ゾンイー「バイ・ジンユー、お前、何ってんだよ? 俺は誰にも失恋なんかしてないってば!」
 
そこに、なんだか、ほがらかそうな父さん登場!
ああ、いかにも病気がちで神経質そうなタイプじゃなくてよかった。
 
父「おお、息子よ。誰かと付き合ってただなんていいことじゃないか。勉強以外のこともどんどんやれよ」
ジンユーのスマホに向かって、喋り出す父。
そんなパパの腿をパシっと叩くジンユー。
ジンユー「父さんったら、お兄ちゃん、別れちゃったのよ! 落ち込んでるの!」
すでに、確定事項として、話が進んでます。
 
父「そうなのか? おい、おまえが付き合ってたっていうのはどんな人なんだ?」
ジンユー「いい?聞いて。失恋は、ワクチンみたいなものなのよ。一度経験したら、次はそんなに悲しくないんだから! 心配しないの! お兄ちゃんには、父さんと私がついてるんだからね。」
 
ゾンイー「バイ・ジンユー、お前、今日は一体なんなんだよ!・・・それに父さん、調子はどう?最近、天候が不順だろ。心臓の状態には特に注意を払わないとね」
話を変えるゾンイー。
父「ああ、ああ、大丈夫だよ。心配いらないですよ。お医者様。・・お前とは、今ここで、身体のことで話なんかしないからな。おい、ちゃんと話してみろ。なんで、別れちゃったりしたんだ?もし、なにか誤解があったのなら、ちゃんと説明しにいくんだぞ、わかったか?」
 
ゾンイー「だから、失恋なんかしてないってば! うそなんか言わないよ」
 
そんなこんなで、気づけば、明るい家族に励まされ、涙が引っ込んでいたゾンイー。
 
ジンユー:いいから、話しちゃいなさい!父さんと私が助けになるから
 
いい家族だなぁ照れ
このあと、ゾンイーは、結局、どこまでつっこまれたんだろうか?(笑)
 
ここで、切ります。(笑)

 

★『奇蹟 Kiseki』Ep.06-1 雑感★ 

 

もう、あの帰り道の感じからして、予測どおりと言いますか、自分の気持ちを正々堂々と、ルイに伝えたゾンイー。

 

吹き出したまま、何も言わずに、逃げ帰ったルイ。

『みなと商事コインランドリー』の湊さんも、年がど~のこ~の、と随分、シン(慎太郎)と付き合うことを了承するまでに、いろいろありましたんでございます。

 

それだけ、高校生との恋愛に躊躇うというのが、良識ある大人、というものなのでしょうか。

でしょうね。← どこか他人事のようでスマソ。

 

だって、ルイには、ちょっとは、なにかしら、感じてたんじゃないのか?と問い詰めたい。

でも、「こんなのはじめてだからわかんない」とアイディに、ぶちまけちゃうルイちゃんをあまり責められないしなぁ。

 

対するゾンイーは、ルイに対し、自分を好きかどうか、は訊ねませんでした。

嫌われてはいないはず、とわかっているから。

自分の気持ちは確固たるものだと確信もっているから。

彼の恋愛観そのままに、0-100を言い出しました。

受け入れてもらえないのであれば、0に。
 

この、竹のようなまっすぐさ。

戸惑うルイには、とてもついていけないスピード。

これが成長ホルモンのなせる業なのか。

 

恋愛に不慣れな君たちは、もう少しだけ、右往左往するのがいいのかもね。

真摯に向き合う恋から学ぶことはたくさんあるから。。

 

不慣れと言えば、ルイって、ことあるごとに、ゾンイーを黙らせようとするとき、口をふさぐよね(笑)

 

頭いいんだけど、理屈じゃなくて、感覚の人っぽくって好き。

 

あ、いろいろ触れたいところが多すぎる。

 

ドンヤンやミンレイの生活や来歴がまるでわからないのに、あんなふうに見せつけられて、どうすればよろしいやら。

勝手に、話を作ってる感じがして、申し訳ない気がします。

ただ、ものすごく意図的に、画を作ってるのは感じるので、黙ってみていくしかないんですけどね。

 

あはは、バイ家の父ちゃん&妹、最高!!

(たぶん、過去には、お母さんがらみで辛いことがあった家族なのよね)

パパ、心臓病か。

今後も、気にかけなければならないところは、もちろん、たくさんありそうです。

 

それよりなにより、あたしゃ、ズーアンが心配でならないよ。

 

★『奇蹟 Kiseki』Ep.6-2に続く★