平工京子(ひらくきょうこ)です。
現役の雑誌編集者、
そして究極の
おひとりさまである私が、
「ブログ添削」という、
新しい道を見つけました。
あなたの大切なブログを
たくさんの方に
読まれるブログへ
大変身させるために、
雑誌編集者歴35年の
スキルを持つ私が
お手伝いさせていただきます！
[ネタあり過ぎの私的自分史]
というテーマで
あらためて自己紹介を
させていただいています。
私の家族構成と
幼児のころに始まった
母からの虐待の話。
成績マシーンと化した小学校時代。
70年代のカルチャーを吸収した
フェリス時代。
研究室にこもって
フランス映画を分析した大学時代。
女子大生ブームに自信喪失するも
一発奮起してコーデ術を身につけるまで。
『流行通信』入社。
私の編集者人生は挫折で始まった。
からの続き
私が『流行通信』編集部に
初めて足を踏み入れたのは
1983年1月。
新米ファッション編集者として
なんとかスタートを切ったものの、
ただ雑用に追われ、
『流通』のおしんと呼ばれていた
私でしたが、
できる女編集長と
厳しい職場環境にもまれて
強い女編集者に
ぐんぐん成長していきました。
私のメインの仕事は
外人モデルを起用した
イメージ性の強い
ファッションページを作ることです。
モード好きの読者や
雑誌のクライアントである
業界の人たちに、
格好いい、今っぽい
と思ってもらえるのが目的で
実用性はまったくありません。
物心ついたころから
海外ドラマや洋画などの
外人が演じる
フィクションの世界に
没頭してきた私にとっては、
慣れ親しんだものを
再現するような感覚です。
さらに６p、8p、12pなどの長さで
ストーリー性を持たせるのが特徴。
4～5歳のころに、
オリジナルの紙芝居を
作っていた私にとっては、
まさに「三つ子の魂百まで」と
言える仕事でした。
大学時代に2年の時間を割いた
フランス映画の分析。
これは、
パリ出張のときの
会話に役立ったのと、
80年代の一大トレンドだった
東京コレクションレポートを
まるごと担当するほどの
分析力に活かされました。
ほかにも、
女子大生ブームに影響されて
身につけた自己プロデュース力と
コーデ術がものをいったのは
言うまでもありません。
私はモード誌編集者の仕事が
好きで好きでたまらなくて
なったわけではないのですが、
結婚にたとえれば、
たいして好きでもない人と
結婚したら、
意外に相性がよかった。
そんな感じです。
仕事に脂がのって
編集部内でも古株になった
1988年に、私はようやく
横浜の実家を出て
一人暮らしを始めました。
有名建築家による、
このコンクリート打ち放しデザイナーズ物件で、
ザ・80年代的な一人暮らしをスタート！
実家で、料理はおろか
家事の手伝いなど、
したことがなかった私が
一人暮らしなど、
できるわけがないと
思われていたようです。
が、あにはからんや。
私は水を得た魚のように
ひとり暮らしを
エンジョイし始めます。
私を強くしてくれた
元凶でもある母。
私の一挙一動に
口をはさんできた
祖父母と2人の叔母。
私は、家族の束縛から解放され
やっと自由を手に入れた！
その後、実家には
ほとんど寄り付かなくなったばかりか、
今なお、おひとりさま道を
驀進中です。
へ続く…。
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