モード誌編集者歴35年の
平工京子(ひらくきょうこ)です。
現役の雑誌編集者、
そして究極の
「おひとりさま」である私が、
1年間毎日ブログを
書き続けた結果、
「ブログ添削」という、
新しい道を見つけました。
あなたの大切なブログを
たくさんの方に
読まれるブログへ
大変身させるために、
雑誌編集者歴35年の
スキルを持つ私が
お手伝いさせていただきます!
もう30年以上前、
私が新米編集者として
スタートしたときに、
初めて担当になったページが
“ファッション・トピックス”
という、雑誌の巻末に設けられた
情報ページでした。
編集者になったばかりのころの私です。
これは、おもに
雑誌に広告を出している
クライアントさんの
キャンペーン企画や
打ち出しの商品を紹介する
告知記事を集めたもの。
たいがい、
どこの編集部でも
新人が担当することに
なっています。
どのクライアントさんにも
平等になるように
掲載できる写真は1、2点と
決まっていて、
文字数は150~200字程度。
雑誌は原稿より先に
レイアウトを作成するので、
そこで文字数が決まり、
決められた文字数に
ほぼ、ぴったり合うように
原稿をまとめます。
まだ、パソコンどころか
ワープロもなかった時代。
原稿用紙に手書きで、
何度も書き直して
やっと1記事が完成。
それで終わり、ではなく、
書き上がった原稿は
すべて編集長のチェックを
受けて、問題なければ入稿、
ですが、赤字が入ったら
書き直しです。
これを毎月6〜7本、
たぶん3年くらいは
担当していました。
↑
こういうページです。
編集長から赤字が入る原因で、
いちばん多かったのが、
「意味がよくわからない」
もしくは、
「読者に伝わりにくい」
というもの。
このページの原稿は
クライアントさんが作成した
プレスリリースという
内部資料をもとに
書くことが多かったのですが、
内容をきちんと
自分の腑に落とさず、
書かれている言葉を
ただ、なぞるような
文章だったときは、
ほとんど百発百中で
そこを指摘されました。
みなさんは、
ブログを書くときに、
書きたいことを
きちんと自分の腑に落として
書いていますか?
こんな感じで書いておけば、
わかってもらえるだろうと、
それらしい言葉を
なんとなく並べてしまうことは
ありませんか。
ブログには、
客観的にみてくれる
編集長はいないし、
そこの意味がよくわからない
と、つっこんで質問してくる読者は
まず、いないので、
あなたの書いた
いまひとつわかりにくい
内容のブログは、
そのままスルーされるか、
おつきあいのいいねを
もらって、読者のこころに
ひびくことなく、
埋もれていきます。
せっかく時間を割いて
ブログを書いているのに、
これでは悲しくないですか。
正直、きちんと自分の腑に落とす
って、けっこう時間がかかります。
でも、それをすることで
自分もすっきりするし、
それでこそ文章に
説得力が生まれます。
文章を書くことに
苦手意識があって、
わかりやすい文章を
書くのにすごく時間がかかる。
ヒラクさんに
教えてもらえれば、
さらっと短時間で
わかりやすい文章が
書けるようになりますか?
と、いうようなことを
聞かれたことがあるのですが、
う~ん、どうかな。
それは、
文章が苦手うんぬんの前に
自分の腹に落とすことを
きちんとしていないからでは?
と、私は思ってしまったのでした。
でもね、
そういう方には
私からひとつご提案があります。
自分の腑に落ちていないことを
努力してがんばって
うんうん、うなりながら
書くのではなくて、
もともと、
あなたの腑に落ちていること、
無理にひねり出さなくても
すんなり出てくることを
書けばいいんですよ。
それは、きっと
あなたの日常や
これまでに経験したことの中に
あるはずです。
それをできるだけ、
具体的に書いてみてください。
そのブログは、
素のあなたがどんな人かが
よくわかる、
おもしろいブログになるはずです。
おつきあいではない、
本当のいいねが増えて、
その中から、
いつもあなたのブログを
楽しみにしてくれる人が
きっと現れますよ。
そして、つまりこの状態が、
ブログにファンができる
ということ!
あなたもブログを書くことが
どんどん楽しくなって、
文章の苦手意識が
いつの間にか、
消えていると思います。
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