平工京子(ひらくきょうこ)です。
現役の雑誌編集者、
そして究極の
おひとりさまである私が、
「ブログ添削」という、
新しい道を見つけました。
あなたの大切なブログを
たくさんの方に
読まれるブログへ
大変身させるために、
雑誌編集者歴35年の
スキルを持つ私が
お手伝いさせていただきます！
[ネタあり過ぎの私的自分史]
というテーマで
あらためて自己紹介を
させていただいています。
からの続き
[自己紹介１]では私の家族構成と
幼児のころに始まった
母からの虐待の話を書きました。
今回も引き続き、
小学校に上がる前までの話です。
海上自衛官だった父の友人である外人さんと。
かなり緊張気味の私。おチビながら、
ファッションはちゃんと60'sしてます。
隠居する前は
小学校の校長だった祖父と
幼稚園を経営していた祖母。
あれこれ忠告すればするほど
母は逆上します。
見るに見かねた祖父母は
母と私をできるだけ
引き離す作戦に出ました。
私は月曜から金曜までは
祖父母の家で過ごし、
週末だけ両親の元で寝泊まりする
生活が始まります。
そのころ、母は
父の親戚が経営する
印刷店で働いていて、
ウィークデイの間、
祖父母が私の面倒をみてくれるのは
渡りに船だったのです。
子ども心にどん引きするほど
仲の良い夫婦だったので、
父との新婚気分を味わえるのも
利点だったはず。
2拠点生活が始まった私は、
幼稚園に入ってすぐに
小児喘息になりました。
高度経済成長期だった当時、
小児喘息の原因は
車の排気ガスなどによる
大気汚染とされていました。
が、ストレスが
原因だったんじゃないかと
今は思っています。
病気を心配した祖父母は
どんどん過保護になり
私は外で友だちと
遊ぶことはほとんどなく
家に引きもって
ひとり遊びをするように
なりました。
本を読んだり絵を描いたり
着せ替え人形で遊んだり。
両親と過ごす週末の楽しみは、
窓いっぱいに広がる空を
ぼ～っと眺めることと、
父が好きだった海外ドラマを
夜更かしして観ることでした。
大のお気に入りは、
「0011 ナポレオン・ソロ」。
当時、大人気だった
デヴィッド・マッカラム（右）が私の初恋の人。
写真はjauce.comから拝借。
母の仕打ちと喘息という
2本立ての辛い現実を
忘れさせてくれるのが
海外ドラマという
フィクションの世界だったのです。
物心ついたころから
本を読むのが好き、
お絵描きも好き。
しかも、小学校の校長だった
祖父が腰を抜かすほどの文章力。
私はほどなく、
自分でお話を考えて
絵を描いて、
オリジナルの紙芝居を作り始めました。
小学校に上がる前、
4～5歳のときのことだと思います。
お話（ストーリー）と
絵（ヴィジュアル）で
ひとつの世界を作り上げること。
これは、その後、
私の長年の仕事になった
モード誌のファッションページを
作る仕事に繋がっていきます。
今書いているブログも
文章と写真で
表現するという点は
同じなんですよね。
三つ子の魂百まで
とは、まさにこの事！
現実逃避から始まった
私のクリエーション。
今も、文章を書いたり
写真を撮ったり、選んだり、
ドラマや映画を観るのは
無心で没頭できる
大好きな時間です。
へ続く。
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