手放しの境地
今年、コロナにいろいろと翻弄されながら、一方で、「二極化」とか「針の目」という言葉にも翻弄されてきたなぁと思います。スピリチュアルに生きたらポジティブな道に行ける?…なんだかよくわからないまま、要するに、「二極化」とかの情報を、みずから取りに行って、あおられてたなぁと思います。最近すごく、自分の成功はもうどうでもいいと思えるようになりました。いろいろと、心の中にあったものが手放されていきました。ある意味、これは諦めでもありました。もう若くないし、もう頭も働かないし…。結果的に、心が軽くなりました。たとえば、自営の仕事をしています。いつも何年間も、売り上げ目標がありました。でも、それはいつも達成されませんでした。達成できないのはなぜ?自分の何が悪いの?そんなことを考えて自分の首を絞めていた…いまとなってはそう思えます。今年初めて、売上目標なんてどうでもいい今の仕事をちゃんと(自分が納得できるように)やっていければいい、と思えるようになりました。本当は、そんなにこの仕事が好きじゃないからかもしれない。だけど、「この仕事が好きじゃないなら、何なら好きなの?」と聞いても何も浮かばなかった。売上目標ばかりあって、好きでもないことをしていたのだから、たしかにつらかったかもしれない。好きなことがない自分。好きなことが考えられない自分。このことも、考えようによっては自分を責める材料になり得ます。だけどさー、そもそも責める必要なんてないんだよ!好きなことがそんなにない自分も、それでいいんだよ!時に流されるだけの自分でも、それでいいんだよ!まず、手放して、自分にエネルギーを戻すんだ。そしたら、もしかして自分の好きなことが見つかるかもしれない。見つからないかもしれないし。わからないけど、いつも「どんなものも、それでもいい」って思えれば、いいと思う。今日も「ワクワク」をあきらめない。72秒間、自分と周りの人が笑顔で楽しんでいる絵を、ワクワクしながらイメージして過ごしている。明日の「ワクワク」のために、今日、いまを「ワクワク」で生きている。ワクワクがつながっていくと信じて!