英語ペラペラ教育と文系学部廃止で、安倍政権は日本国民の頭脳をペラペラにしようとしています。
まず、英語から説明します。
英語をペラペラに話せるようになるには、「英語のまま思考する」必要があります。しかし、英語のまま思考する場合、日本人は絶対にネイティブ並みの深い思考はできません。
せいぜい、中学3年~高校2年レベルの単語・論理でしか物事を考えなくなります。
そして、そういった場面が会社やプライベートで増えてくると、どんどん日本人の思考力は低下していくのです。
文系学部(一見役に立たない学問)の廃止も、同じように日本人の頭脳レベルを下げていきます。
文系で一見役に立たない学問、例えば哲学では、思考そのものを疑ったり、「思考を思考する」ような高度で抽象的なことが求められます。
こうした、一見すると役に立たない学問が、実は日本人の思考レベルの底上げにつながっているのではないか・・・と考えます。
文系学部(哲学など)を廃止すれば、必ずや日本人の知的レベルは下がっていくでしょう。
安倍政権はTOEFL重視や英語のコミュニケーション重視、文系学部の整理・廃止で、日本人を愚民化しようとしているのです。