ワインは素敵な恋の道しるべ -25ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年7月のこと、ちぃさんと「六本木ヒルズ」の広島お好み焼き、『電光石火』で過ごす楽しい夜の続き。

 

低温調理スペアリブの鉄板焼き、バーボン風味が届く。

 

下側の1本が見えにくいが、大きなスペアリブが2本。

ソースは煮詰めたバルサミコ。

 

肉は柔らかく美味い。

 

そろそろ〆の広島お好み焼を注文することにしよう。

 

鉄板で私たちのお好み焼きが焼かれ始める。

 

熱々の”人にやさしく”が届く。

名前の由来は聞いていない。

 

この盛り上がりが素晴らしい。

 

二つに大きく切り分ける。

中には、二倍量の肉、牡蠣、そば、全体を包んでいるのは卵焼き、そしてトッピングは葱、大葉、刻み海苔。

麺はそばかうどんを選ぶことが出来る。

 

怪獣レモンハイボールを飲み干すと、ジンのソーダ割りを注文。

ジンの銘柄は、六(ロク)。

 

六はなかなか美味いジンだ。

六種類のボタニカルが使われているので、六と名付けられた。

コロナ前、ミッドタウンガーデンでこのジンを飲んだねと、ちぃさんと話が盛り上がる。

 

その時の記事は、こちら。

 

 

広島お好み焼きと六のソーダ割りの組み合わせが気に入った。

 

オタフクお好みソースをたっぷりかけて味わう。

やはり広島お好み焼きはヴォリュームがある。

もうお腹は満杯。

 

ところで、ちぃさんはこのグラスがとても気に入ったとのこと。

薄くて軽く、口当たりが良い。

購入できるか調べてみると、グラス付きの六の販売を見付けた。

セット価格から六の価格を差し引くと、グラス代は760円。

表面には、六に使われている六種類のボタニカルの絵が描かれている。

桜葉と桜花。

 

玉露と煎茶。

 

柚子と山椒。

 

満腹満足で店をあとにする。

スタッフのTシャツの背中を撮影させてもらった。

 

大屋根プラザのヨギボーとミニヨンのコラボ企画には、夜になり子供が居なくなっている。

 

そこで、ミニオンのヨギボーでリラックス。

このあと、ヨギボーから立ち上がるのに苦労する。

 

今度は、東京タワーと「麻布台ヒルズ」の森JPタワーを背景に、ちぃさんを撮影。

 

ちぃさんと過ごす、「六本木ヒルズ」での楽しい夜でした。

でも、六本木の夜はまだ続きます。

 

 

 

 

 

 

先日、地球温暖化がベランダ菜園に及ぼす影響について書いたが、今日はデンマークカクタスの開花時期異常について。

 

デンマークカクタスの花が美しく咲いた。

この株は100cmx110cmほどの大きさで、花数は蕾も合わせると220輪あまりある。

花弁の縁が赤い大輪の花を咲かせるキングレッドという人気品種。

 

何が異常かと言うと、クリスマスカクタスの別名があるとおり、通常は11月末から12月末にかけて開花する。

ところが今年は10月の気温が異常に高かったため花芽が遅れ、開花が一か月以上遅くなり、一輪も花が無いクリスマスとなってしまった。

昨年はソメイヨシノの開花も予想より大幅に遅くなったが、今年は何日頃に満開となるのだろうか。

お花見クルーズの日程をどうするか悩ましいところだ。

 

今日からまた時系列記事に戻ります。

昨年7月のこと、ちぃさんと六本木で待ち合わせ。

 

メトロハットには新木優子さんプロデュースのカラコンのPR。

 

向かったのは、「六本木ヒルズ」。

 

予約時間まで余裕があるので、66プラザから大屋根プラザ方面に歩を進める。

ママンは今日も元気。

 

大屋根プラザには、何体ものミニオンズ。

 

これは、映画「怪盗グルーのミニオン超変身」とヨギボーのコラボレーション企画。

 

ヨギボーでは、限定ミニオンカバープレゼントを実施するのだそうだ。

(2024年8月1日~31日に実施済。)

 

今年も”グルメバーガー グランプリ”が開催されている。

(2024年7月1日~9月1日に開催済。)

どれが美味しそうかとか、3,500円のハンバーガーは高いねとか、しばらくポスターの前で好き勝手な意見交換。

 

予約時間が近付いたので、ウエストウォークのレストラン階へ。

 

今夜のお店は、広島お好み焼きの『電光石火』。

 

ディナーの開店と同時に入店したので、一番乗り。

 

壁際の片側ソファー席に案内されたが、窓側の明るい席に変えてもらう。

 

生ビールで乾杯。

大ジョッキは重いので、テーブル上で乾杯。

 

ビールの銘柄は聞き忘れたが、泡がきめ細かく美味い。

 

鉄板だし巻き玉子。

トッピングは、瀬戸内しらす、博多明太子、瀬戸内穴子の三種類から選べる。

 

瀬戸内穴子を選ぶ。

トッピングではなく、玉子焼きの中に穴子が入っているので、穴子で作るうまきのようだ。

 

鉄板で作るので、だし巻き玉子と言うより、穴子の薄焼き玉子巻き。

 

ちょっと見えにくいが、取り皿にはオタフクソースのトレードマーク。

オタフクソースは広島県広島市の調味料メーカー。

 

卓上のソースも、オタフクお好みソース。

オタフクソースはまさに広島のソウルフード。

電光石火ではオタフクソースをそのまま使っている。

 

広島菜の豚キムチ。

 

豚肉と白菜キムチともやしと広島菜に、葱と白ごまのトッピング。

この広島菜がシャキシャキで美味い。

 

そこで広島菜を注文。

鉄板で炒めたものかと思っていたが、予想に反したヴィジュアル。

届けてくれた若い男性スタッフに、「お浸しなのですか」と聞くと、「たぶん」と一言。

スキマ・アルバイトなのかもしれない。

 

なかなかうまい。

料理が薄味で塩分控えめなのが嬉しい。

 

生ビールの大ジョッキを飲み干すと、怪獣レモンハイボールを注文。

”怪獣レモン”は、尾道市の瀬戸内百姓が販売するレモンのブランド。

 

レモンが凍っているので、飲んでいる間もハイボールが温くならず、薄くもならない。

ちぃさんと過ごす、六本木の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

昨年12月のこと、友人たちと表参道のフレンチ/イタリアン、『タバーン バイ・ザ・グリーン』で過ごす素敵な夜の続き。

 

ここは人気店で、私たちの入店後、あっという間に満席となった。

 

パンが美味しいので、私は二籠目。

これを平らげると、8個も食べたことになる。

 

今夜はシャンパーニュ・ディナー。

どんどん飲み進んでいる。

 

飲んでいるシャンパーニュは、ロジャー・バルニエ、ブリュット、キュヴェ・ブランシェ、ミレジム2016年。

ぶどうはシャルドネ100%。

既に三本目を飲んでいる。

 

茶目子さんのメインの二皿目は、シーフードトマトガレット、モッツアレラ、和風ヴェルデ、ハーブ、アスタキレッド、パルミジャーノ・レッジャーノ。

ガレットと言うより、見た目はお好み焼き目玉焼き乗せといった感じ。

 

すみれさんと私は、信玄鶏腿肉のグリル、ブラジリアンスタイル、バジルグリーンカレーソース、マカダミアナッツピューレ、ナスのアチャール、ガリニャーダ。

 

ガリニャーダは鶏肉をトマトソースで煮込み、ご飯と混ぜたブラジル料理。

小さな干しぶどうが良い味変となっている。

 

肉料理にもシャンパーニュを飲み続け。

 

「パンの追加は如何ですか」と、パン籠が届く。

 

私はまた追加してしまう。

これで三籠目。

 

そして更にシャンパーニュ。

 

新しいボトルを抜栓したが、前のボトルのシャンパーニュがグラスに残っていたので、グラスも新しいものに代えてくれた。

 

食後の〆は熱いコーヒー。

 

今夜のシャンパーニュも料理も素晴らしかった。

 

食後にお二人の記念撮影。

 

するとお店のスタッフが「三人でのお写真を撮りますよ」ということで、撮影してもらう。

 

満腹満足で席を立つ。

カウンター上にも多くのシャンパーニュ。

ここにはまたシャンパーニュを飲みに来たいと思う。

 

来るときは階段を使ったが、帰りはエレベーターを利用することに。

 

エレベーターを降りると、1階の『ゼルコヴァ』のカフェコーナーに出る。

一週間前にはここでスイーツを食べたばかりだ。

 

エントランスの純白のクリスマスツリーに見送られ、「ザ・ストリングス表参道」をあとにする。

友人達とクリスマスシーズンの表参道で過ごす、素敵な夜でした。

 

 

 

 

 

 

昨年12月のこと、友人たちと表参道のフレンチ/イタリアン、『タバーン バイ・ザ・グリーン』で過ごす素敵な夜の続き。

 

ダイニングルームの一番奥のソファー席に案内される。

ここにはこの豪華なソファー席が二つだけあり、私のテーブルは何時もここ。

 

開店時間10分前に店内に案内されたので、しばらくたっても客の数は僅か。

でもここは人気店で、今夜も満席の予約。

 

ダイニングルームの中央にもホワイトクリスマスツリー。

 

今夜はシャンパーニュ・ディナー。

早速シャンパーニュを抜栓。

 

「今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします」の乾杯。

今夜のメンバーは、すみれさん、茶目子さん、そして私。

 

抜栓したシャンパーニュは、ロジャー・バルニエ、ブリュット、キュヴェ・ブランシェ、ミレジム2016年。

 

ロジャー・バルニエは5世代にわたってシャンパーニュを造り続ける高品質少量生産のR.M.(レコルタン・マニピュラン)。

ぶどうはシャルドネ100%。

瓶内熟成期間は55ヶ月と極めて長く、ドサージュは5.5g/ℓと少ない。

8年の熟成を経たシャンパーニュが美味い。

 

今夜はプリフィックスのコース料理。

井澤優太シェフの料理はスパイスの使い方が秀逸で、パンチがあって大好きだ。

 

パンが届く。

 

パンは四種類。

今夜はお代わり自由。

 

お供はE.V.オリーブオイルと、塩麹とレモンのホイップバター。

これでパンをどんどん食べてしまう。

 

スターターは三人とも同じ料理を選んだ。

愛媛県産カンパチのマリネ、タオチオソース、ダークグリーンコールスロー、かんずりレリッシュ、ソイマスカルポーネ、スマック。

手前の白いソースがソイマスカルポーネ。

右の赤いのがかんずりレリッシュ。

 

茶色いソースは、タオチオソース。

タオチオはタイの豆味噌。

パウダーは、スマック。

ウルシ科に属するルス・コリアリア(Rhus coriaria)という植物赤い実を乾燥させて粉状にしたもので、中東料理には欠かせないスパイス。

 

カンパチのマリネの中には、ダークグリーンコールスロー。

各種スパイスやソースが複層的に混じり合い、広がりのある素晴らしい味わいを生み出す。

 

スターターとパンを食べるだけで、シャンパーニュが1本空いてしまう。

そう言えば、前回この三人で食事をしたときは、シャンパーニュを4本空けてしまった。

 

その時の記事はこちら。

 

 

 

すみれさんのメイン料理の一皿目は、燻製鴨のパスタ、フェデリーニ、長ネギのグリル、水菜のサラダ、ごぼうのフリット、旬のフルーツのキャラメリゼ、チポトレクリーム。

チポトレはメキシコ料理で使われる、燻製した唐辛子の香辛料。

 

茶目子さんのは、信玄鶏腿肉のグリル、ブラジリアンスタイル、バジルグリーンカレーソース、マカダミアナッツピューレ、ナスのアチャール、ガリニャーダ。

私はこの料理を第二のメインで注文している。

 

私のは、メカジキの西京みそバターミルクマリネ、山葵ブールブラン、蕪とセミドライイチジクの燻製サラダ、ブラウンケバブ。

 

野菜を掻き分けると、肉厚のメカジキの切り身が現れる。

 

メカジキは火を通し過ぎるとパサパサになるが、このメカジキは火入れが絶妙でとてもジューシー。

 

すみれさんから鴨とパスタのお裾分け。

わたしもメカジキをお返し。

友人達と過ごす、表参道の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

今日からはまたクリスマスシーズンの記事をアップ。

昨年12月のこと、友人たちと表参道で待ち合わせ。

 

レストランの予約時間より少し早めに集合し、表参道のイルミネーションを楽しむことに。

まず向かったのは、”OMOTESANDO CROSSING PARK”。

 

今年のクリスマス・シーズンの出店は、カルティエのポップアップストア。

 

中に入ろうかとも思ったが、他にも行きたい場所があるのでパス。

 

表参道のイルミネーションを観ながら散策。

ティファニーブルーが美しい。

 

今夜ご一緒しているのは、すみれさんと茶目子さん。

 

平日とはいえ、多くの人出。

寒い夜だが、美しいイルミネーションに皆さんの顔も輝いている。

 

「表参道ヒルズ」の今年のクリスマスツリーは、建築家の沖津雄司氏による、4万枚のレンズを用いた高さ8.4mの”光のクリスマスツリー”。

 

白から赤へ。

 

そして緑。

 

続いて黄。

 

青へと変化する淡い光のグラデーションが美しい。

 

正面入り口前には今年もジョー・マローン・ロンドンのクリスマスツリー。

 

ツリーは後ろ側からの方が良く見える。

地下3階には”ジョー・マローン・ロンドン クリスマス・スペシャル”のポップアップストアも出来ている。

 

青山通りを隔てたお向かいのFENDIのツリーが可愛いので立ち寄ることに。

若い頃はFENDIが好きで、結構色々なグッズを使っていた。

 

このポップな感じがとても楽しい。

FENDIを見ると、昔のある出来事を思い出す。

ドイツでの仕事が早く終わったので、一日早くフランクフルトから帰国することに。

急なフライト変更だったが、幸いなことに1席空いていて搭乗することが出来た。

ルフトハンザドイツ航空(LH)のファーストクラスの一番前の通路側の席に座ると、後方で二人の男性の鋭い口調の声が。

一人は顔見知りのLHの日本人スタッフ。

もう一人は後でわかったことだが、要人警護のSP。

「大臣の並びの席には日本人客は座らせないことになっているでしょ」と、SP。

「この方は当社の重要なお客様で、身元は保証します」と、LHスタッフ。

どうやら私のことを話している。

元々空けておいた席に私が急な搭乗で座ってしまったようだ。

程なく現れたのは、外務大臣(当時)ご夫妻。

ヨーロッパで開催された外相会議からの帰り道。

驚いたのは奥様の身なりで、全身ピンクのFENDIで統一したコーディネイト、バッグ類も靴もFENDI。

脱いだハイヒールが私の方に倒れたので、FENDIの文字が見えた。

飛行中はシャンパーニュをガンガン飲まれ、鼻歌を歌いながら上機嫌。

その間、大臣は食事もとらずに爆睡。

SPが心配したのは私が危険人物かどうかではなく、日本人に大臣の奥様のファッションと行動を見られることだったのだと納得。

このことは今まで一度も誰にも話したことがないが、もう時効だろうと思い、アップ。

 

今夜のレストランの開店時間まで20分ほどあるが、外は寒いので「ザ・ストリングス」に早めに入ることにする。

 

1階の『ゼルコヴァ』の真っ白なクリスマスツリーが素敵。

 

今夜のディナーの場所は、2階の『タバーン バイ・ザ・グリーン』。

開店時間まで15分ほどもあるので、エレベーターホールの椅子やソファーで待つことにする。

 

エレベーターホールのインテリアも品が良い。

 

ソファーで寛いでいるところを、すみれさんが撮影してくれた。

一眼レフカメラで被写界深度を浅くして人物を浮かび上がらせる撮影技術が素晴らしい。

私のマスクはクリスマス仕様のサンタクロース柄。

 

開店時間までまだ10分ほどあるが、「お席の準備が出来ました」とのことで店内に案内される。

友人たちと過ごす、表参道の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

昨年6月のこと、彼女と北参道のフレンチ、『ル・ビストロ』で過ごす素敵な夜の続き。

 

冷前菜は二人とも同じものを選んだ。

静岡県産紅富士トラウトのカルパッチョ、柑橘のヴィネグレット。

 

クスクスの上に、紅富士トラウト。

その上には、たっぷりの季節の野菜。

 

バゲットが届く。

お供はエシレバター。

 

お隣のワインショップ、『ラ・ギャルリィ』で購入し持ち込んだワインを出してもらう。

ブルゴーニュのドメーヌ・ブリュノ・クレール、マルサネ・ルージュ、2017年。

マルサネはコート・ド・ニュイの最北部、赤・白・ロゼの三種類が一つのA.O.C.で認められている、コート・ド・ニュイ唯一の産地。

 

ブリュノ・クレールはマルサネ最高の造り手と称され、タイユヴァンの説明によると、クロード・デュガ、メオ・カミュゼ、エマニエル・ルジェと同等の評価を獲得しているとのこと。

ラズベリーやレッドチェリーなどの赤系果実の香り。

フレッシュで綺麗な果実味、活き活きとした酸と重厚なタンニン。

洗練された力強さを持つ、素晴らしいボディだ。

ぶどう栽培はリュット・レゾネ、発酵は自然酵母。

ブリュノ・クレールのワインとの出会いは、丸の内の『エスプリ・ド・タイユヴァン』。

その時の記事はこちら。

 

 

最初、女性スタッフが普通のグラスを持ってきた。

それを見た支配人が慌ててテーブルに来て、「大きなグラスに代えさせていただきます」と言って出してくれたのが、リーデルのピノ・ノワール/ネッビオーロ専用グラス。

 

彼女の温前菜は、自家製クラブケーキ、グリビッシュソース。

 

私の温前菜、というよりプリモピアットは、本日のリゾット。

 

グリーンアスパラと青海苔のリゾット。

青海苔の香り、グリーンアスパラガスの歯応えが素晴らしい。

 

マルサネがリゾットにも綺麗に寄り添ってくれる。

 

バゲットが美味しいので、二個目。

このあともう一個もらい、三個も食べてしまった。

 

メイン料理は、二人とも同じ選択。

 

黒毛和牛頬肉のブフ・ブルギニョン。

 

この大きな肉の存在感が半端なく、口の中でとろける美味しさ。

 

ブルゴーニュ料理のブフ・ブルギニョンとブルゴーニュのピノ・ノワールの組み合わせが美味しくないはずがない。

 

ブリュノ・クレールのマルサネの最後の一杯をゆっくり味わう。

「このピノ、とっても美味しい。エスプリ・ド・タイユヴァンで飲んだ造り手のワインだなんてよくわかったわね」と彼女。

「君と一緒に飲んで美味しかったワインは忘れないよ」と私。

 

彼女のデセールは、クレーム・キャラメル。

 

私は、スフレ風チーズケーキ。

 

大きなバニラアイスクリームが添えられている。

 

彼女の飲み物は、ハーブティー。

四種の茶葉を自由に組み合わせることができる。

 

ローズヒップを選んだようだ。

 

私は、ホットコーヒー。

 

お供は、オーガニック・ココナッツ・シュガー。

使わないが、それでも良い品が出されると気持ちが良い。

 

支配人に見送られ、満腹満足で店をあとにする。

坂道に面しているので、上下にはなっておらず並びだが、レストランは二階、ワインショップは一階の位置関係にある。

 

緑に覆われたグリーンウォールが素晴らしい。

ここにはまた食事に来ることにしよう。

彼女と過ごす、北参道の素敵な夜でした。

 

帰り道、明治神宮前駅にある野見山暁治画伯が原画を描き監修を行った、ステンドグラス「いつかは会える」を見に行く。

昨年(2023年)12月に「アーティゾン美術館」で”野見山暁冶展”を観て以来、このステンドグラスを観たいと思っていた。

 

”野見山暁冶展”鑑賞記はこちら。

 

 

 

 

 

 

ベランダ菜園の赤花絹さやが開花した記事を以前アップした。

 

その後順調に花数が増え、小さな実が幾つも生っていた。

ところが元日のこと、賑やかな鳥の声に気が付きベランダに出ると、ムクドリかヒヨドリかわからないが三羽の鳥が飛び立った。

そして一株だけ植えている赤花絹さやの姿にショックを受けた。

花も実も葉っぱもほとんど食べ散らされ、ボロボロになっていた。

そして30株ほどあったサニーレタスの苗も大部分が食べ尽くされていた。

 

今は室内で育てている赤花絹さやは回復しつつあり、鳥たちの食べ残しの実を5個収穫することができた。

地球温暖化の影響はベランダ菜園にも大きな影響を与えている。

夏は猛暑で花が咲かず、カメムシ、コガネムシ、アオムシが異常発生し、虫を食べる鳥が増殖し、ベランダ菜園の植物に虫害・鳥害をもたらしている。

 

昨年6月のこと、彼女と北参道で待ち合わせ。

コロナ以前はこの辺りのフレンチで時々ディナーを楽しんでいたが、今夜は久し振りの北参道。

 

北参道駅構内には、吉武研司氏の作品、「晴れのち雨のち晴れ」。

大小様々な500枚近い陶版を組み合わせた巨大壁画で、向かって左から太陽=晴、水=雨、太陽=晴を表現している。

 

彼女と向かったのは、約10ヶ月前、2023年8月26日に開業したフレンチ・レストラン、『ル・ビストロ』。

 

ディナーの前に、お隣のワインショップ、『ラ・ギャルリィ』に立ち寄る。

(この写真は、帰りに撮影したもの。)

 

ここはワインショップであると共に、最近(2024年5月)になって試飲もできるようになった。

 

シックな雰囲気の店内には銘醸ワインが並ぶ。

 

右手奥には、高価なワインのセラー。

 

左手にはシャンパーニュ、その左右にはブルゴーニュやボルドーのワインが並ぶ。

好きな造り手のブルゴーニュのピノ・ノワールを見付けたので、購入。

お隣の『ル・ビストロ』に持ち込むことにする。

 

今日の試飲ワインは、この5本。

フランスワインが中心かと思ったら、フランスは1本だけで、イタリアが2本、アメリカが1本、オーストラリアが1本。

 

ここではスパークリングワインを飲むことにする。

 

イタリア、ピエモンテ州、コッコナート・ダスティに本拠地を置くコッキが造る、コッキ、ブリュット、ピエモンテ。

 

アスティでは甘口のスパークリングが中心だが、そこで造られた爽やかな辛口。

セパージュは、ピノ・ネロ70%、シャルドネ30%。

 

お供は、オリーブのE.V.オリーブオイル漬け。

 

アペロをサクッと楽しむと、この緩やかな階段を上り、『ル・ビストロ』に移動する。

 

店内はとてもシックな大人の雰囲気。

 

私たちは一番奥の静かな席へ通される。

 

パン皿は店名入り。

セルヴィエットが和の手ぬぐいのイメージで横長なので、膝に乗せやすい。

 

塩と胡椒のミルは、プジョー。

左が塩で、右が胡椒。

 

今夜はプリフィックスのコースを予約している。

冷製アペタイザー、温製アペタイザー、メイン料理、そしてデセールをそれぞれチョイスできる。

 

スパークリングは『ラ・ギャルリィ』で飲んだので、白ワインをグラスで注文。

 

ブルゴーニュ、マコネのヴェルゼ村に本拠地を置く、ドメーヌ・ド・ラ・ジョブリーヌが造る、マコン・ヴィラージュ、シャルドネ、2019年。

100年余りにわたり、親、子、孫と受け継がれてきた家族経営のドメーヌ。

 

濃厚な果実味と熟成感、それを豊かなミネラルが支える。

飲み応えのあるシャルドネだ。

彼女と過ごす、北参道の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年6月のこと、友人たちと日本橋浜町の隠れ家イタリアン、『ランゴロ』で過ごす楽しい夜の続き。

 

『ランゴロ』の名物料理が届く。

イクラと発酵バターのブルスケッタ。

 

これを食べたくて、一番良い贅沢プランのコースを予約した。

アラカルトで注文すると、1,100円/pcする。

 

日本橋浜町の『ブーランジュリー・ジャンゴ』のバゲットの上に、発酵バター、フレッシュマッシュルーム、イクラ、博多葱。

これは最高に美味い。

 

北海道産アサリの白ワイン蒸し。

 

アサリが大きくて立派。

 

オレンジワインを合わせる。

アブルッツォ州のピノ・グリージョで造られた、自然派ワイン。

 

パテ・ド・カンパーニュ。

 

この厚みが素晴らしい。

 

四つに切り分けたが、少し崩れてしまった。

粒マスタードをたっぷり乗せて味わう。

 

パスタが届く。

これもヴォリューミー。

 

説明は受けたが、何だったのか記憶にない。

 

私が四人に取り分けたのは覚えている。

赤は白とオレンジと同じくアブルッツォ州の自然派ワインで、ぶどうはモンテプルチアーノ。

 

はこだて大沼黒牛のロースト。

 

焼き色が素晴らしく、肉厚もある。

 

北海道産の肉にはコーンがよく合う。

 

食後の飲み物は、ちぃさんはハイボール、私はジントニック。

 

〆に更に飲んでいる。

きゅーちゃんとピエールロゼさんは何を頼んだのだろう。

ちぃさんと私は、白ワイン。

 

ゆっくり食事をしていたので、満席だった店内にも幾つか空席が出来ている。

 

今夜もいっぱい食べ、いっぱい飲んでしまった。

 

満腹満足で、店長さんに見送られ、店をあとにする。

 

正面入り口は既に施錠されているので、警備室の前を通り、通用口から出てくださいとのこと。

 

ロビーの明かりが消えると、”第五人格”の化け物たちが動き出しそうだ。

友人たちと過ごす、日本橋浜町の隠れ家イタリアン、『ランゴロ』での楽しい夜でした。

 

 

 

ピエールロゼさんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

今日からはまた時系列記事に戻ります。

昨年6月のこと、友人たちと日本橋浜町の隠れ家イタリアン、『ランゴロ』で待ち合わせ。

 

『ランゴロ』が入居するビルの入り口には、”第五人格”の人形。

前回、2023年秋にここに来たときはこの人形に驚かされたが、今度は今も置かれていることにびっくり。

 

ここは”IDENTITY Ⅴ JAPAN LEAGUE”の会場になっているが、今度は2024年夏のリーグのようだ。。

”IDENTITY Ⅴ”=”第五人格”は、中国のポータルサイト、「Netease  Games」が開発・運営する非対称対戦ゲーム。

1人のハンターと4人のサバイバーに分かれ、ハンターは逃げ惑うサバイバーを捕まえる、サバイバーはハンターから逃げながら脱出を目指すというゲーム。

 

これが、2023年秋のリーグ。

 

ここにイタリアンがあるとは全く想像もできない場所に、『ランゴロ』はある。

まさに隠れ家イタリアンだ。

 

人気のお店で、何時も満席。

今回の訪問も、2ヶ月近く前に予約している。

 

早い時間に入店したので、先客は一組のみ。

でも30分後には満席となった。

 

私たちの席は驚いたことに、ひとつだけある広い個室。

ここを四人で使えるとは嬉しい限りだ。

 

窓に並べられたワインの空き瓶のイルミネーションが可愛い。

 

まずはスパークリングワインで乾杯。

今夜のメンバーは、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。

 

名門トーレスが造る、ヴィーニャ・エスメラルダ、スパークリング、ブリュット。

フレッシュ & フルーティ、シトラスの香り、綺麗な酸を持ち、後味はキュッと引き締まったブリュット。

 

ヴィーニャ・エスメラルダはバルセロナでもいっぱい飲んだが、その頃はスパークリングは無かった。

エスメラルダ・シリーズ初のスパークリングワインなのだそうだ。

ぶどうは、モスカテル。

 

季節野菜のサラダ。

 

たっぷりの新鮮野菜が嬉しい。

 

メロンとクリームチーズとペコリーノチーズ。

 

この料理は季節によって果物が変わる。

 

シャルキュトリー盛り合わせ、と言っても二種類。

 

切りたてプロシュート。

 

モルタデッラ。

 

一挙に届いたので、テーブルが賑やかになる。

 

各自、自分で取り皿に盛り付け。

 

自家製の黒パンが届く。

 

スパークリングワインの次は、ハートランド。

中瓶2本を四人で飲むことに。

 

ビンチョウマグロのカルパッチョ。

 

四人分とはいえ、量がとても多い。

ここのコース料理は品数が多いだけでなく、ヴォリュームもある。

 

最初はこのくらいを皿に盛る。

四人が取り分けても、まだだいぶ残っている。

 

魚料理には白ワイン。

アブルッツォ州のマルヴァジア。

ここのワインは自然派。

箱ワインなので写真は無し。

友人たちと過ごす、日本橋浜町の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

今日は池袋東武で日本酒のお買い物。

 

目的の場所は、高知県の高木酒造の販売コーナー。

毎年新春に販売会を開催しているが、今年は1月9日から15日。

初日に五代目に会いに行く。

 

高木酒造の豊能梅、土佐金蔵はお気に入りの日本酒。

今日は、毎年購入している”純米吟醸おりがらみ生酒”と”純米吟醸いとをかし”を購入。

 

五代目と記念撮影。

美味い土佐酒に興味のある方は、是非池袋東武へ!

 

昨年12月のこと、彼女と六本木の「国立新美術館」のレストラン、『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』で過ごす楽しい夜の続き。

 

届いたデセールを見て、「とっても素敵」と彼女。

 

リースに見立てた苺とホワイトチョコレートのムース、ヴァニラ風味のアイスクリーム、フランボワーズのクーリー。

 

ホワイトチョコレートのムースの上には、柊のデコレーション。

 

ヴァニラ風味のアイスクリーム。

 

メニューには書かれていないが、オレンジのアイスクリームも。

赤はフランボワーズのクーリー。

 

松尾支配人がテーブルに来られ、「よろしければデザートワインをどうぞ」と嬉しいプレゼント。

 

シャトー・デュ・モン、サント・クロワ・デュ・モン、2011年。

サント・クロワ・デュ・モンはガロンヌ川を挟んだソーテルヌの対岸にあり、ソーテルヌと並ぶ貴腐ワインの銘醸地。

シャトー・デュ・モンは、濃密な甘さと綺麗な酸を持つ上質の貴腐ワイン。

ぶどうは、セミヨン100%。

 

貴腐ワインをお供に素敵なデセールをいただく。

 

熱いコーヒーでいっぱいになったお腹を癒す。

 

ポール・ボキューズのサインとロゴマークが入ったカップが可愛いが、取っ手に穴が無いので指に力を込めて挟んで持たなければならない。

 

今夜の料理もワインも素晴らしかった。

松尾支配人に見送られ、店をあとにする。

 

ゆっくり食事をしたので長居をしたようだ。

国立新美術館は既に暗闇に溶け込んでいる。

 

正門に向かって歩いていると、ビルの谷間に「麻布台ヒルズ」の森JPタワーが見えていることに気が付く。

 

「東京ミッドタウン」に至る。

 

ミッドタウンガーデンの”光の散歩道”に入る。

 

これは”Timeless Gold Tree”。

 

”Ensemble lights”の周りには何重にも人垣ができている。

 

次々と色が代わり、スモークやシャボン玉が吹き出すのを眺めて過ごす。

 

”KOSE MIDTOWN ICE RINK”では多くの人がスケートを楽しんでいる。

 

ガレリアに入館。

今夜は地階の”クリスマスマルシェ”も賑わっている。

 

1階に”サンタツリー”を観に行く。

このツリーが設置されるのは久し振り。

 

高さ約4mのツリーに、約1,600体の小さなサンタクロースが飾られている。

 

地階に戻ると、「プレッセ」で彼女と私の朝食用のサラダを幾つか購入。

 

安田侃さんの「意心帰」の横を抜け、帰途に就く。

彼女と過ごす、六本木の楽しい夜でした。