11月のこと、四年ぶりの楽しい高知旅の続き。
メンバーは、高知のかずみさんご夫妻、そしてしづちゃんと私。
一夜明けた朝、寝過ごしてしまい、出発まで一時間しかない。
ホテルのレストランでの朝食はあきらめ、急いでシャワーを浴び身支度をすると、かずみさんご夫妻にいただいたお土産の中から割れおかきとみかんを取り出して食べる。
どちらも美味い。
迎えに来てくれたかずみさんご夫妻の車にしづちゃんと共に乗車し、目的地に向かう。
驚いたことに、しづちゃんは早起きして日曜朝市に行ってきたとのこと。
そして嬉しいことに、朝市でみょうが寿司と玉子巻きずしを買ってきてくれていた。
みょうが寿司と玉子巻きずしの朝食を食べる間にも車は南進し、太平洋に突き当たる。
太平洋は広い。
逆光なので暗く写っているが、実際には美しい青。
こっちは室戸岬方面。
こっちは足摺岬方面。
かずみさんご夫妻としづちゃんを記念撮影。
続いて、かずみさんと私が交代して撮影。
しばらく西進し、仁淀川の河口を見に行く。
ここが仁淀川の河口。
大きな川だが、河口には一面に砂が堆積し、海への出口は細い流れとなっている。
でも海が凪いでいて波が無いので、誰も波に乗れていない。
車を止めたのは、新居地区観光交流施設の「南風」。
南風は普通は”はえ”なのだが、ここでは”まぜ”と言うようだ。
地元の名産品や農産物が並ぶ。
色々買いたいところだが、今から酒蔵を訪問するので我慢。
約束の時間が近づいたので、先を急ぐことにする。
到着したのは、土佐市の亀泉酒造。
ここは東京でも人気の酒、亀泉 純米大吟醸 CEL-24を醸す蔵。
事務所で西原社長の出迎えを受け、驚いたことに蔵を案内してくれるとのこと。
既に酒の仕込みが始まっているので普通は見学できないのに、特別なご配慮に感謝。
洗米工程。
蔵人の皆さん、お忙しいところ済みません。
洗った米の水切り。
これから蒸しの工程に移る。
蒸した米はここで冷却される。
続いては、仕込みタンク。
西原社長の説明を真剣に聴き入る二人。
タンクの上部を見ることができる作業用の足場に上らせてもらう。
蓋を開けて香りを嗅がせてくれる。
素晴らしい醸造香。
香りを胸いっぱいに吸い込むと、それだけで酔ってしまいそうだ。
代わる代わる発酵の様子を観察し、香りを嗅がせてもらう。
蔵の中にいる嬉しさと充満するアルコールのため、既にハイになっている。
最後は搾りの工程。
機械は、お馴染みの藪田式自動醪搾機。
この大きな箱の中身は酒粕。
CEL-24酵母で醸した酒の酒粕を食べながら西原社長の説明を聞く。
友人たちと過ごす、亀泉酒造での楽しい蔵見学は続きます。