一瞬で。

〇〇するだけで。

誰でもできる。

必ず〇〇。

〇〇秒で解消。

 

 

 

これらの表現は身体に関する発信で近年のトレンドの一つです。

 

 

 

もちろん、書籍やWebでの発信だからいろんな裏事情があるでしょう。

マーケティング的にこれらの表現が”ウケがいい”のも理解できます。

 

 

 

しかし、二つの観点から僕はこのような「身体の変化」に関する表現がどんどん簡単さの強調傾向があることに違和感を持っています。

 

 

 

一つは時間と効果の側面。

結論から言うと、人間の身体はそんなに簡単に変わりません。

誰でもそんなことわかってる上での表現だろ、とは思ってはいたものの、もしかしたらそうでもないのかも、と。。

 

 

 

まず、冒頭の表現の対象となる人は、多くの場合、ダイエット目的または肩こりや腰痛・膝痛などだと思います。

 

 

 

人間の身体がそんなに簡単には変わらない理由。

いわゆるダイエットは簡単にわかりますね。

日々の摂取カロリーと運動量の関係です。

これが逆転しないとまず成功しません。

しかも一定以上の期間、です。

だからちょっとここでは横に置いておいて、、。

 

 

 

問題は肩こりや腰痛など向けの表現。

確かにいくつかの方法を使えば「その場では」急に楽になったりすることは可能です。

しかし多くの場合、その場限りの変化、になってしまうことが多く、ものによっては数分後には元に戻ることだってあります。

 

 

 

これらが意味することは、根本的な原因の存在。

コリや痛みは表面にでている信号で、その根っこにはもっと複雑な要因がある可能性を示唆しています。

肩こりの原因が股関節にあることだって頻繁にあるのです。

 

 

 

それら複数の要因のうち、かなり重要になるのが「動き」

重力がかかる中で生活をする上で行われる動きです。

多くの腰痛や肩こりは、動かなければ起こりません。

*寝ているだけでも起こるやんって思うかもしれませんが、これらは原因が違います。

 

 

 

動いている中でコリや痛みが起こるのだとしたら、改善するためには動きが変わらなければなりません。

人間の動きには専門的にはパターンと呼ばれるものが大きく関与しています。

簡単に言うと「クセ」です。

どちらかの脚に体重をかけがち、気付いたらいつも頭が前に出ている、着替える時は必ず同じ側の腕から、など人には必ずクセがあります。

 

 

 

身体の問題を改善するには、このパターンを変える必要があります。

パターンの変化とは動きの変化であり、脳の変化です。

▶︎アスリートが地味トレを本気でやる唯一の理由

 

 

 

 

様々な専門的な情報はできるだけ省略して簡単な構図にしていますが、これらの理由から読み取れるのは、人間の身体はそんなにすぐには変わらないということ。

クセを修正するのには、動きの変化を起こすのには、時間がかかる。

だからすぐに変わったものは、すぐに元に戻ります。

*トレーニングの3原理5原則より

 

そんなにすぐに変わったら、世の中から肩こりや腰痛はもうなくなっていてもいい頃です。

 

 

 

『身体の変化には時間がかかるし、難しいから腹を括ってください。数ヶ月は続けないとすぐに元に戻りまっせ。』

って表現すると本は売れないのでしょうけれど。。

 

 

 

***

 

 

 

本題はもう一つの理由の方。

 

 

 

冒頭のような表現は、主に身体の専門家側が使っていると推察されます。

まさかそれで本当に問題が解決できるとは思っておられないと思いますが、、そのような表現を使うことで生じる影響について考えるべきではなかろうか。

 

 

 

その表現でウケればその表現はどんどん増える。

”本当に”そんなに簡単に身体が変わるのであれば、社会にとってその専門家が不要になっていく。

誰もが身体を変えるのは簡単だ、と考えるようになった先には何があるのだろうか。

 

 

 

その結果、身体に関する専門家たちの存在意義が薄れていくとは思わないのか。

その結果、身体に関する文化そのものが浅くなるとは思わないのか。

 

 

 

専門家という立場で、何かを表現する、何かに出演する、何かを出版するという行為には、本人が意図するしないに関わらず、その業界を代表するという見られ方をします。

つまりその発信者を通してその業界が評価されるということ。

 

*だから専門家という立場の多くの方は自分の発信には細心の注意を払いますし、もし誤っていたことがわかった場合、必ず誠意を持った対処をします。

 

 

 

専門家として発信することそのものは自由だけれど、それには責任が伴うことは忘れてはならない。

自省を込めて。。

 

 

 

***

 

 

 

膨大な情報量、膨大な積み上げ、それらがクロスオーバーする、さらにそれらが階層的に構造を生み出して複雑化かつ洗練されているのが高度な文化ではないでしょうか。

決して「こうなればこう」みたいな1対1の関係を並べ立てるようなものではないはず。

*もちろん文化(や技術)は成熟すればするほど洗練されてシンプルになるという側面もあるが。

 

 

 

いろんな解釈があるだろうけれど僕はそのように思っています。

僕は身体に関するあらゆる一般的な基準をもっと高くしていきたいし、身体を通して文化としてのレベルを高めていきたい。

身体に対するリスペクトを高めたい、と言ってもいいかもしれない。

 

 

 

 

みんなが簡単に、手っ取り早く、短期間に成果を得られることを求め出した先に文化は見えない。

難しいことを、面倒だって考える人が多くなった集団の先にあるものは”簡単に”想像がつくはずです。

 

 

 

 

『身体の変化には時間がかかるし、難しいから腹を括ってください。数ヶ月続けないとすぐに元に戻りまっせ。』

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

この傾向は身体に関することだけではなく、料理などいろんな業界で見られるようになりました。

日本全体がとにかく簡単、手っ取り早く、すぐに成果を求めるようになっているんじゃなかろうか。

時間がない、忙しくなっているのか。。

いや深読みすると、思考するのが面倒になっているのかもしれない。思考する環境が失われているのかもしれない。

いずれにせよ思考には気力が必要です。

気力には身体の状態が良いことが必要です。

 

 

▶︎JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

スポーツと気力は深い関係あり。

身体の状態を良くしていきましょう。

 

 

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https://www.instagram.com/tak.nakano/

 

 

▶︎トレーニング動画プログラム

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身体操作の根幹部分のトレーニング。

パフォーマンス向上はもちろん、テクニックの習得速度が上がります。

 

 

 

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前回の記事で、スポーツトレーナー・フィジカルコーチの能力で最も重要なことは分析能力であることを書きました。

もしかしたらこれまではトレーニングの知識が豊富で引き出しが多いことが大きな武器になっていたかもしれません。

しかし武器となるものは時代によって変わる可能性があります。

 

 

 

現在はトレーニングの「方法」は簡単に手に入れることができます。

YouTubeなど多くの動画チャンネルでトレーニングの方法が無料紹介され、書籍が中心だった頃よりも圧倒的に臨場感を持ってトレーニングの方法を知ることができるようになっています。

 

*僕もたくさんのトレーニングをインスタで公開しています。

 

 

 

 

ということは、トレーニングの方法をたくさん知っていることの価値は相対的には下がっていると言えます。

トレーニング方法の引き出しが多いのは、もはや当たり前。

みんな持ってるものは武器にはなりません。

 

 

 

そういう前提のもとに何が武器になるのか。

僕は分析能力だと思っています。

 

 

 

選手の動きの分析、トップアスリートの動きの分析、トレーニング動作の分析です。

これがないと、いくらトレーニングの引き出しが圧倒的でもそこからどれを選択するか、どう組み合わせるかの指針が作れません。

高級食材を集めたからって最高の料理は作れるとは限らないのです。

 

 

 

いやいや、スポーツトレーナーにとって分析能力なんて昔っから超重要でしょ。

もちろんその通りです。

 

 

 

分析能力、トレーニングの引き出しと選択、指導能力、予測能力、手本能力などスポーツトレーナーとして信頼されるために必要な能力は数多くあります。

 

 

 

しかし、冒頭に述べたように、トレーニング動画氾濫しているという前提のもと、相対的にその比率が押し上げられているのが分析能力なのではないか。

数多くある必須能力のうち、なぜ分析能力なのかというと、「根っこ」だからです。

どのようにトレーニングを進めていくかの戦略を練る、現場で即座に判断する、などトレーニング指導の根っこになるのが分析能力だからです。

 

 

 

 

スポーツトレーナーの分析対象は、主に選手の動きです。

スポーツだから多くの動きは速く、複雑です。

競技によっては同じ動きなんてほぼ出現しないなんてこともあります。

そんな動きをどう分析するのか。

現状とゴールの差を効率よく埋めるための戦略をどう立てるのか。

 

 

 

スポーツトレーナーが要求される分析能力は、ただその現象を説明できればいいというわけではありません。

その情報を解釈して戦略を構築するところまでが分析です。

ここが「研究」とは大きく異なるところです。

 

 

 

スポーツトレーナーの立場からパフォーマンスを向上させるためには、その競技の運動構造を階層的に分析し、それに対する目の前の選手の動きの比較分析が重要となります。

そのため、トレーニング構築のためには動作を構造的に分析する能力が不可欠です。

 

 

 

構造と比較。

 

 

 

スポーツトレーナーとして選手やチームのパフォーマンスを高めるにはここを欠かすとうまくいきません。

その競技そのものの動きの構造とは、「どうすればうまく競技動作が行えるか、その共通項とは」という課題です。

そして比較は、目の前の選手と「競技共通項」の比較です。

現状とゴール。

その差を埋めるのがトレーニングであり、最も効率よいのが身体操作を主体にしたトレーニング体系と考えています。

 

▶︎僕が身体操作を教える理由

▶︎身体操作とウエイトトレーニング

▶︎身体操作は単なる自重トレーニングにあらず

 

 

競技の構造分析を不十分にしたままトレーニングを指導することは、お医者さんが病気の構造を知らないまま薬を処方するのと同じ構図です。

 

 

 

 

以上の理由から、、

僕が代表を務めるJARTAのスポーツトレーナーコースでは、徹底して動作分析の能力を高める仕組みを用います。

3つの視点を使いこなした動作分析テクニックにより、その選手の課題の要因となっている運動構造を的確にピックアップし、トレーニングを選択・アレンジしていきます。

 

もちろんトレーニングの方法もたくさん出てきますが、全て運動の構造が中心に展開されます。

▶︎JARTAトレーニング理論コース

 

▶︎コンディショニングに関する分析をマスターしたい方はこちら

 

 

 

***

 

 

 

今回は分析能力の重要性について触れましたが、今後は分析技術が上がることは容易に推測できます。

途中で触れた分析と研究の違いは埋められていくでしょう。

現象を捉え、解決のための戦略までもがAIに生み出される世界になるのは時間の問題です。

しかし目の前の選手にそれを待つ時間はありません。

予測し準備しつつ、目の前の選手のために自分に必要なことを迅速に獲得していく、それがスポーツトレーナーの時間感覚です。

 

 

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

いずれ分析能力は大きな武器にはならず、使いこなせて当たり前のものになります。

その先にあるのは、指導能力というアナログ的な部分の重要性の向上。

人が人に伝えるときに使われる言葉。ニュアンス。距離感。信頼されるに足る振る舞い。

そういった数値化できないものの重要性が上がってきます。

もちろん今でも重要な部分ですが、分析に差がなくなり、トレーニング方法もどんどん獲得することができる。

そうなると、人と人を結ぶ部分の要素が重要になってきますね。

 

▶︎https://jarta.jp/j-seminar/newcourse/

 

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子年。

十二支の一番目にあたる今年は新しいことにチャレンジするのに適した年です。

 

 

 

さて世の中にトレーニングは数多くあり、現在進行形で「方法」は増え続けています。

方法論ばかりが増えると、必ず「どのトレーニングがいいのか」という対比論が起こります。

 

専門家が自他のトレーニングについて議論することは良いことなのですが、スポーツの現場では困ったことになります。

どのトレーニングがいいのか、という疑問はそのまま「本当にこの方法でいいのか」という不安になるからです。

 

 

 

だから僕は物理学という普遍の概念をベースに置くことが重要と考えました。

その競技のパフォーマンスアップにつながるかどうかの選択基準つまり物差しになるからです。

▶︎科学的とはどういうことか言えますか?

 

 

 

***

 

 

 

トレーニングをどう選択するかは非常に重要です。

努力のベクトルを決めるわけですから。

特に我々のような指導する側の立場だと、他者の努力の方向性を決めるわけですからなおさら。

 

 

 

だからどんなトレーニングを導入するかを絶対に間違うべきでない。

だから導入する前には指導側は徹底的に勉強せよ。

 

 

 

と、いうのが理想論。

実際はなかなかそんなわけにはいきません。

 

 

 

「合っているか、ずれているか」なんて、なかなかわかるもんではありません。

結果から見極めようにも、スポーツの結果は大小様々な要因から決定するもの。

トレーニングは勝敗に関与する一つのファクターに過ぎないのが現実。

 

 

 

だから強豪校やトップアスリートがやっているトレーニングが絶対に正解、と言えるわけではなく”正解の可能性が高いモノ”に留めるべきシロモノです。

 

 

 

 

トレーニングはやればやるほど身体が変わります。

同時に、動きも変わります。

良い方向にも、良くない方向にも。

いずれにせよ自身の持つ課題に対しての解決策として的確なのかどうかの検証が不可欠です。

 

 

 

***

 

 

 

トレーニングにしっかり取り組めば取り組むほど、身体や動きはどんどん変わります。

ということは同じトレーニングでは事足りなくなります。

事足りなくなるというのは、簡単にいうと神経や筋肉、脳に対する刺激量が足りなくなるということです。

簡単に挙げられる重さ、簡単にできる動きばかりやっていても不十分だというのが一例です。

 

 

 

だからトレーニングは選手の変化に応じて必ず変化させていかなければなりません。

 

 

 

 

ここからが重要です。

 

 

 

変化させるものは、とにかく変えればいい、とにかく強度を上げればいい、という単純なものではありません。

変化させる場合、方向性がずれないために最も重要なことは何でしょうか。

 

 

 

それは原則です。

原則とは、多くの場合にあてはまる基本的な規則や法則(大辞林)。

 

 

 

つまり判断基準であり、変化の物差し。

だから応用がきく。

数学の公式みたいなものです。

 

 

 

トレーニングを変化させて選手に最適化するには原則が不可欠です。

軸のブレない変化には原則が必要なのです。

 

 

 

というわけで、JARTAトレーニングの4原則。

トレーニング時の指針であり、JARTAのトレーニング全てがここに当てはまるように設計されています。

 

 

 

1)全身操作性の原則

偏った部位だけでなく全身を思い通りに細部まで多様に操作せよ。

空間・速度・力・タイミングの操作を鍛錬せよ。

空間とは関節の角度調整のこと。

速度とは収縮速度・脱力速度・重心移動速度・身体そのものの操作(移動)速度。

力とは最大出力・最大脱力のこと。収縮・脱力の幅。リラックス度合い、外力利用。

 

 

 

2)同時実行の原則

複数のタスクを同時に実行できるように展開せよ。

そのために誰もがリラックスが難しい場面でこそリラックスできるようにせよ。

同時実行項目は、筋力・バランス・スピード・呼吸・目の操作・会話・ボール操作・内外認識・戦術実行など多岐に渡る。

試合や練習に臨む以上、それを相手よりも優位に遂行するために必要な全ての因子は同時実行に関与するタスクである。

参照▶︎アブレスト能力

 

 

 

3)反射利用の原則

伸張反射を使いこなせるように身体機能・身体操作の向上を展開せよ。

動きの中で、反射が担う割合を増やしていけ。

反射を阻害しないようにしながらパワーを向上させよ。

どんな場面でも反射を起こせる状態を獲得せよ。

参照▶︎ハイパフォーマンスに必須の回旋系身長反射

 

 

 

4)運動学習の原則

試合や日常で無意識に出現・獲得できるまで繰り返せ。

頻度と質を重視せよ。

日常の全ての動きと意識を鍛錬とせよ。

*頻度と日常レベルの習慣によって脳に変化を起こす(パターンの変化)。

参照▶︎人間の強力な学習能力

 

 

 

+)連環性

上記それぞれが相互に影響し合う。

 

 

 

以上がJARTAトレーニングが考えるパフォーマンス向上のために不可欠な原則です。

この原則を無視して行うとトレーニングと成果が乖離するリスクが大きくなります。

 

JARTAには明確なコンセプトがあり4原則もここに内包されます。

 

 

 

 

 

 

 

最後に。

そもそもトレーニングにおいては一般的な原理原則がすでに存在します。

非常に基礎的な部分なので、もちろんそれも押さえた上でのJARTAトレーニング4原則です。

 

 

 

念のため、ざっくり記載しておきます。

トレーニングの3原理5原則。

 

 

 

▶︎トレーニングの3原理

1)過負荷の原理

機能を向上するためには、すでに持っている能力以上の負荷を与える必要があるということ。

ある程度重さや動きに慣れてきた場合には、さらに大きな負荷をかける必要があるということを意味する。

 

2)特異性の原理

トレーニングの種類によって効果は変わってくるというもの。

特定の効果が必要ならそれに応じたトレーニングを行わなければならないということ。

 

3)可逆性の原理

トレーニングをやめてしまうと身体が元の状態に戻ってしまうというもの。

 

▶︎トレーニングの5原則

1)意識性の原則

トレーニングを行うときに意識をすることでさらに効果が高まるという原則です。

自分がやっているトレーニングの意味や効果、鍛えている部分などを理解することで、トレーニングの効果向上が期待できる。

 

2)全面性の原則

全身をまんべんなく鍛えることで効果がアップするというもの。

身体の一か所だけを鍛えると、関節や筋肉に負担がかかり、ケガの原因にもなる。

 

3)漸進性の原則

「漸進性」とは物事をゆっくり進めるという意味。

トレーニングでは少しずつ負荷を上げていくほうが効果的としている。

 

4)個別性の原則

トレーニングを行う人の体力や性別、年齢に合わせたメニューが必要という意味。

トレーニングのメニューはそれぞれの身体特性に合わせて決定する必要がある。

 

5)反復性の原則

トレーニングは繰り返し、規則的に長い時間かけて行うことで、効果が高くなるというもの。

短期間のトレーニングで鍛えた身体は、運動を辞めてしまうと短い時間で元に戻ってしまう。

 

 

 

 


 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸1

トレーニングの選択、そのための分析などは非常に難しいものですが、体系立てた学習と努力の積み上げで必ず習得できます。

JARTAトレーニング4原則も学んでいただけます。

https://jarta.jp/j-seminar/newcourse/

 

 

追伸2

JARTAのトレーニング指導はこんな原則のもとに行われています。

効果が出ない時、方向性がわからなくなった時、この原則に立ち戻ってみてください。

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/


 

 

▶︎中野崇のインスタはこちら

動きにチャレンジしてできなかった場合→JARTAのトレーニング指導を受けましょう。

できた場合→もしかしたらもっと深い意味があるトレーニングなのかもしれません。JARTAのトレーニング指導を受けましょう。

 

 

 

▶︎トレーニング動画プログラム

https://jarta.jp/online-jarta-training-program/

身体操作の根幹部分のトレーニング。

パフォーマンス向上はもちろん、テクニックの習得速度が上がります。

面倒な指導受けたくない。

自分のペースでやりたい。

近くにJARTAのトレーナーがいない。

全て解決できます。

 

 

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明けましておめでとうございます。

自分の未熟さや想定の甘さを痛感しながらも、多くの方々に支えてもらっていることにも深く感謝する元旦を迎えております。

本年も少しでも選手やスポーツトレーナー業界にとって貢献できるように活動してまいります。

何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

***

 

 

 

2020年は、日本のスポーツ界は否が応でも区切りを迎えます。

世界的なイベントの開催に支えられたスポーツへの投資は、これからのスポーツ界の底上げになるものであったか。

 

 

 

それらは文化としてのスポーツのレベル、すなわちスポーツの位置づけをどれだけ変えることができたのか。

自国での”記念すべき”オリ・パラが終わってから、それが思いっきり問われることになる。

 

 

 

スポーツの位置づけ。

 

 

 

ただの”金のなる木”として利用されるものだったのか、東京開催が本当に日本のスポーツ文化に良い影響を与えるものだったのか。

僕が知りうる程度の深さでは前者と感じる側面が強いけれど、後者につながることを信じる。

後者につながるように行動する(しかない)。

 

 

 

トップクラスへの最新設備や手厚いサポートはもちろん重要だけれど、それだけでは日本の文化におけるスポーツの位置づけは決して変わらない。

少年チームやマイナー競技の資金や環境の差はまだまだ大きい。

 

 

 

いくら大きなイベントが自国開催されても、いくらお金が集まっても、この部分は改善されないことを目の当たりにした。

なぜかって、お金にならないから。

お金にならないものには資金は集まらず、お金になるものに集中していく。

それはむしろより顕在化されたと感じる。

お金になるかならないか。

 

 

 

つまりまだ日本のスポーツは文化としての位置づけは獲得できていない。

 

 

 

もっとも気になるのは、少子化という人口減少を背景に、各競技が「パイの奪い合い」をしていないかということ。

(最近では経済格差もここに関与してきた)

 

 

 

資本主義下におけるスポーツの資金力と競技人口はけっこう関係がある。

ミニマムで考えても、部員数によってひと月にチームが使える予算はけっこう変わる。

 

 

 

だから多くの競技が競技人口を増やすことを課題に位置付けている。

けれど目にするのは、うちのスポーツは素晴らしいですよ!楽しいですよ!やりましょう!

ばっかり。

 

 

 

それで本当に競技人口は増えるのだろうか。

そもそもの人口は確実に減り続けている。

2019年は、51万2000人減った。(初めて50万人を突破)

2019年の出生数は86万4000人。(初めて90万人を割った)

 

 

 

減り続けるパイをさわやかに奪い合うグループに、明るい未来は待っているだろうか。

 

 

 

日本では、ものすごい数の競技が選択できる。

メリットは、選択肢が多いこと。

デメリットは、分散によって競技人口が減る、資金が集まりにくいこと。

*マイナー競技では日本代表ですら自費での大会出場やボランティアコーチの集団になっている。

 

 

 

自分の競技さえ集まれば、がベースにある間は決して解決しない問題です。

 

 

 

メリットをそのままに、デメリットを最小限化する方法はないのか。

理想論を語ると現実味がないとか言われそうだけれど、元旦ぐらいは理想論を。

 

 

 

複数の競技を同時にできること。

アメリカなどで導入されているシーズン制みたいな。

野球とアメフトなどがどちらもできます。

 

 

 

*MLB、NFL両方でオールスターに出場したボー・ジャクソン選手

引用:https://www.nfl-32.com/entry/2018/10/02/172604?amp=1

 

 

 

これが本格的に議論されるべき時期ではなかろうか。

 

 

 

僕の立場ではいろんな競技の選手の指導をします。

そうすると親和性が高い競技や、両方やるとどちらにも良い影響があるな、と感じる組み合わせにはたくさん出会います。

 

 

 

 

目の前の選手だけが良ければいいと思っているようではスポーツトレーナーや指導者として社会に影響を与えていくには不十分。

同じように、自分の競技だけ良ければいいと思っているようでは、スポーツの未来は危うい。

 

 

 

 

正月は明るい話題でなければならない、みたいな風潮はあるけれど、僕にとっては向き合うべき問題と向き合うタイミング。

暗い話題と感じる人もいるかもだけれど、暗いという理由で本質的な問題と向き合わないのはもっと暗い。

そもそも、この話題は暗いものではなく、戦略とかスタンスの話。

この状況はポジティブに繋げられるはず。という前提です。

 

 


 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今年も。

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

今年はかなりセミナーも充実させていきます。

 

▶︎https://jarta.jp/j-seminar/newcourse/

 

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先週のことですが、JARTAでサポートしているJリーガーたちと一緒に二日間の合同自主トレを行いました。

今年はフル代表、U23代表それぞれに定着した選手が増えてきたこともあって前回より少なめの8名。

 


 

 

普段はみんなパーソナルでJARTAトレーニングを受けている選手たち。

年に一度、一緒に取り組むことでたくさんの発見があります。

 

 

 

 

 

今回のテーマは、前回と共通部分として上半身、軸脚、目、コンタクト。

それぞれバージョンアップして実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今回から追加したのがストップ動作、身体の傾き、緩急、テンポ。

 

 

 

 

 

 

 

***

サッカーにおける上半身操作は、スピード・バランス・パワー・怪我防止、全てでものすごく大きな影響があります。

腕の重要性は、腕組みして走ったりシュートしてみるとわかりますね。

▶︎詳細

サッカーと上半身のカンケイ。

https://ameblo.jp/bodysync/theme-10103036397.html

 

 

 

***

 

 

 

それぞれ、柔軟性や使うべき部位への刺激など下地を改めて作ってから身体操作トレーニングへ。

 

 

 

 

そこからボールを使った動きなど、ボールと動きの関係性を作り上げていくという流れです。

 

 

テクニックが先にあるのではなく、テクニックの土台には身体操作があるということ、テクニックを高める要因として身体操作の重要性があります。

 

 

 

 

身体操作能力が高まると、簡単にいうと思い通りに身体を操ることができるようになります。

つまりイメージ通り。

だから身体操作能力が高まると、サッカーのテクニックの習得速度が上がります。

 

 

 

 

フィジカルとテクニックは決して別物ではありません。

 



 

 

 

今年は前回より参加選手が少なかったと書きましたが、実は1月にもう1回合同トレーニングがあります。

12月開催に参加できなかった選手たちがもう1回同じ内容でやって欲しいという要望です。

@柏です。

 

 


 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 



全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

僕はサッカーやってきませんでしたが、経験・未経験問わず、指導する上で重要なのが分析力。

トレーナーにとって分析力は自分の持っているものを他者に提示し、努力を方向付ける上で絶対に不可欠な要因です。

サッカー選手への指導であれば、提示するトレーニングがなぜサッカーのパフォーマンス向上につながるのかを論理的に説明できることはトレーナーの責任としてものすごく重要なところです。

我々は他者に努力させる立場ですから。

トレーナーはまずとにかく分析能力。

トレーナーに特化した分析力を体系立てて学べる場がJARTAの認定トレーナー養成コースです。

資格を取得した多くの方がトレーナー活動を開始されています。

▶︎https://jarta.jp/j-seminar/newcourse/

 

▶︎JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

▶︎中野崇のインスタはこちら。

https://www.instagram.com/tak.nakano/

 

 

▶︎トレーニング動画プログラム

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組織のトップになったとき、組織が目的を達成し続けられるために注意すべきことは多々あり、それこそ正解はありません。

 

しかし正解がないからといって何でもOKということでは当然ありません。

 

だからどんなパーソナリティを持った人がトップを担ってもやはり留意すべきことには一定以上の共通項があります。

 

 

 

僕自身もJARTAというトレーナー団体を主催しているので、普段からこういったことを考えざるを得ない立場にありつつ、コーチやトレーナーとして「組織の一員」としてトップ(監督)の指示を受ける立場。

 

組織のトップと一員を同時に経験しているのです。

そういったやや特殊な立ち位置から学ぶことは本当に多いです。

 

 

うまくいったこと、失敗したこと、理不尽だったこと、誤解を生んで苦労したことなど、たくさんあります。

その経験をどの立場でするのかによって見える景色は変わると思いますが、僕の場合は見えた景色を複数の立ち位置から考察することができる状況にあるので、様々な経験から得られるものを増幅していける環境だと感じています。

 

 

 

今回はその共通項の一つと僕が考える、「意見を貫く」部分について。

*組織全体のトップだけでなく、各部門のトップを担う立場にも当てはまると思います。

 

自分の意見を貫くことは、非常に重要なことです。

トップともなれば、その重要度そしてそうすることができる能力というものの重要度はさらに上がります。

トップが意見をころころ変えていては当然組織はうまくいきません。

 

 

 

しかし単に意見を貫く、という点に執着してしまうことは、同時に重大な問題も生み出します。

 

 

 

その鍵を握るのは、「意見の違う側近」「イエスマン」の存在です。

 

 

 

結果としてトップが自分の意見を選択したとして、そのプロセスが「意見を貫く価値」を決めます。

 

 

意見の違う側近。

もう少し正確に表現すると「トップとは違う意見を提案できる」「トップの意見に異を唱えることができる」という意味です。

 

 

 

そういった”違う意見”を十分に聞くことができ、それらをしっかり分析・シミュレートした上で、結果として自分の意見を選択するトップ。

つまり反論に対して議論することができる、その結果相手を納得させ、自分の意見を貫けるトップ。

 

 

 

「自分と違う意見があれば言ってくれ」という言葉はトップがよく発しますが、それだけでなく、違う意見を言われたときのリアクションも含めて周囲が意見を言いやすい在り方が重要どころか、積極的にその意見を要求するぐらいでちょうどいいのかもしれません。

 

 

 

***

 

 

 

「イエスマン」について。

結果としてトップの意見を選択することになったとき、周囲がイエスマンになっていないかに最大限注意すべきです。

どこかの首相のように「我々の意見は完全に一致している」なんてことは、プロフェッショナルの集団では基本的にはあり得ません。

普段から自分の担当分野について四六時中考え続け、あらゆる想定をしていれば、簡単に「異議なし」とはならないはずです。

大きなベクトルでは一致、しかし大小関わらず必ず議論すべき点が存在するはずです。

 

 

 

そういった議論が起こらない集団になってしまうと、かなり危険です。

トップの意見が十分議論されないまま、つまり検証されないまま、組織の結論になってしまいかねません。

そしてイエスマンは実は本当のイエスマンではなく、陰で不平不満を言いまくっている、なんて構図はどこの組織でも経験することです。

 

 

 

それでも結果がうまく出ている間は問題にならないし、むしろトップの発言力は増大するでしょう。

しかし思わしい結果が出ないことが続くと、イエスマンの集団そのものが組織を崩す要因となるのは明白です。

 

 

 

知らぬ間に自分の周りがイエスマンばかりになっていないかどうかを自分自身気をつけることはもちろん、自分が組織の一員という立場になったときは自分自身がイエスマンになっていないかにもやはり注意が必要です。

 

 

 

 

 

海外では「ディスカッションが当たり前」の前提をスタッフも選手も持っていることが多く、この点についてはプロを含めて日本の多くのチームでかなり不十分だと感じます。

トップに意見言えない人が多いし、自分と違う主張をうまく受け入れられるトップが少ない。

 

 

 

 

*議論が当たり前だから、やりとりは予定よりだいぶ長くなる笑

 

 

 

背景を少し考察すると、日本では学校レベル、家庭レベルから議論をするスキルの教育はあまりなされていません。

反論されたときに感情的になるのはその典型です。

一つの主張には反論があって当たり前、という議論の当たり前の前提が欠如しているからです。

 

 

 

そういった議論スキルの重要さも、日本で生活している分にはあまり感じないかもしれません。

その結果、その場での権力保持者に反する意見を言えない(議論できない)、議論が感情的になる、議論しようとする人に対して冷笑系の反応をする、といった行動が選択されることになるのかもしれません。

 

 

 

海外がこうだから日本もこうすべきだ、という論調ではなく、議論できる方がいいのか、できなくていいのか、という視点から考えると答えは一つです。

議論できることは、何か目的を達成するためにも不可欠のはずです。

 

 

 

これらはあくまで僕の個人的な考察ですが、いずれにせよ議論のスキルが低いことは組織に様々な問題を内包させてしまいます。

 

 

 

「全員、異議なし」の光景からは、もしかしたら結構大きな問題が見えてくるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

イエスマンはもしかしたら初めからイエスマンじゃなかったかもしれません。

一度意見を主張したときに、ちゃんと聞いてもらえなかった、頭ごなしに否定された、感情的に怒られた、その後の扱いが悪くなった、それを自他で経験し、イエスマンは生まれます。

 

 

 

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トレーナーに反論しまくってもらって大丈夫です笑

 

 

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先日、サポートしている永里優季選手のツイッター上のやりとりでこんなものがありました。

 

 

「両足をフラットにして回転することは、サッカーの競技特性上ほぼないにも関わらず、このワークアウトに取り組んでいるのは何故でしょうか?」

 

 

 

 

皆さんはどう思われますか?

トレーナーであれば、自分が指導するトレーニングに対してこのように指摘された場合、しっかりとつまり論理的に必要性を提示できなければなりません。

そうでなければ指導する資格はありません。

そして選手自身もやはり自分がやっているトレーニングであればその必要性はしっかりと理解していなければなりません。

 

 

 

***

 

 

 

選手個人の課題という視点はここでは除外し、トレーニングと競技の関係性というポイントに絞ります。

 

仮にこの主張に沿うのであれば、もちろん多くのトレーニングは”意味のないもの”となってしまいます。

(俗にいう筋トレは分類されて考えられているのかもしれませんが)

 

つまりサッカーの動きのみ、がトレーニングの対象に限られてしまいます。

もちろんそういった主張は理解はできます。

 

 

 

しかしこの点において議論し、考えなければならないのは、「サッカーの動きの向上につながっているのかどうか」です。

 

サッカーやトレーニングの動きについての外見ではなく、動きの構造です。

 

 

 

僕が指導する身体操作トレーニングは、そんな動きの構造を対象としたトレーニングです。

動きの構造には筋力要素も含みますので、時々出会う筋トレか身体操作か、みたいな二次元論は視点がずれているのです。

 

 

 

身体操作トレーニングは、動きの構造を対象としたトレーニング。

その前提において、身体操作トレーニングは動きを作り出すファクター、そしてそれらに影響を与えるファクター全てにアプローチする必要があります。

僕はそれがパフォーマンスを向上するための必須ポイントだと考えます。

 

 

 

動きを生み出しているのは決して筋肉だけではありません。

 

 

 

脳や神経はもちろん、 内臓や経絡や意識などもその対象です。

情報入力チャンネルであるや圧受容器などの感覚器も含みます。

 

 

そして筋肉の階層で言うと、筋肉の連動パターンもその対象になります。

どの筋肉とどの筋肉を繋げて使うのか、どのような力の伝達を使って動きを生み出すのか、などがこれにあたります。

 

 

 

永里選手が書いている「上半身の動きに対して下半身が追従するパターン」と言うのはこの部分を指しています。

サッカーでは上半身が下半身に協力する運動パターンの獲得と強化は非常に重要です。

 

image

 

 

 

また、身体の位置を変えずに(地面を蹴ったジャンプをせずに)両足を同時に地面から浮かす動き(膝抜き)のパターンについてはサッカーでは頻繁に使われています。

もちろんGKもです。

 

 

 

いずれにせよ、「サッカーの動き」で見られる「外見」は、様々な力(重力や反射、運動パターンなど)による「結果」です。

 

 

結果となる形だけを作りにくことは、同じ動き(外見)なのに働いているところが違う、という形骸化を生みます。

▶︎「身体の使い方トレーニング」の重大なリスク

 

 

 

これはトレーニングやパフォーマンスにおける「フォーム指導」における注意点とも重なります。

▶︎フォーム指導の問題

 

 

 

結果としてのフォームには、どんな力が作用した結果なのかをしっかり見極めることはトレーニングを選択・指導する上では不可欠な要素です。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

 

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中野 崇

 

 

 

 

 

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トレーナーやコーチとして選手のパフォーマンスを向上させていく上で、見落としてはならないポイントがあります。
それは、パフォーマンスの構造です。
パフォーマンスをアップさせるには、その構造を熟知していなければなりません。

僕はその構造に目を向けていることがパフォーマンスアップを考える上での最低ラインだと考えています。

(もちろん熟知していることが理想)

 

 

 

構造を知らないままパフォーマンスをいじるほどリスキーなことはありません。

命に関わらないから問題にならないだけで、本来は、医師が人体の構造を十分に知らないままオペに臨むようなレベルです。

 

 

 

パフォーマンスは大きく分けて、フィジカル・スキル・認識力(内的認識力・外的認識力)の3つの構成要素から成ります。

 


内的認識力とは、自分の状態がどうなっているかということを認識する能力のことです。
例えば今どこに重心位置があるのか、どこに力が入っているのかということが認識できる能力のことです。

内的認識力が低い状態だと、「思い通りに身体を操る」というパフォーマンスの土台部分がぶれることになります。

*もちろん重力という外力が関わっている以上、外的な認識能力とも無関係ではありません。

 

 

 

これは非常に重要なことなのですが、内的認識力が低いと「なぜうまくいったのか」「なぜうまくいかなかったのか」というフィードバック・フィードフォワードが不十分になり、再現能力修正能力が低い状態となってしまいます。

イチローさんや武井壮さんも同様のことをおっしゃっており、彼らがいかにこの内的認識力という能力を重視していたのかを伺い知ることができます。

 

 


外的認識力とは、相手と自分の位置関係や、ゴールまでの距離・方向、ボールの重さや道具の重心位置を認識する能力のことです。

サッカーやバスケのように瞬時にスペースを見つけて走ったり、ボールを保持しつつも相手を振り切ってフリーになった味方選手にパスを出したりするには非常に重要な能力です。

 

 

 

また、多くのスポーツで道具を使用しますが、道具の重心位置や形状・硬さなどを感知し、その道具の能力を最大化できるように身体操作を行う能力も、この外的認識力が強く関与します。

 

 

 

一例を挙げると、ゴルフのクラブはシャフト部分がしなるようになっていますが、一流選手は必ずこのしなりを最大限活かすようにスイングします。

シャフトのしなりを感じながら、しなりの反動が最大化するタイミングでインパクトを迎えられるように振ります。

これができれば、「軽く振っているのにめっちゃ飛びますやん!」につながります。

近年シャフトは大きくはしならない方向性にありますが、小さいしなりであればあるほどこの認知による差は大きくなります。

 

 

 

近代スポーツでは道具の機能がどんどん高くなってきており、その機能をフル活用できるか否かが勝負に大きな影響を与えるようになっています。

外的認識力は、そういう意味でも重要性が高まっています。

 

*JARTAではエクスコーディネーションというトレーニング体系によって集中的に外的認識力をトレーニングすることができます。

 

 

 

スポーツ科学の発展によりこれらの要素の細分化については非常に進んできています。
現状のトレーニングの傾向として、細分化したものを個別に強化し、それぞれの向上が全体の向上につながるという考え方になっています。

 

 

 

しかし、ここで気をつけたいのが、それぞれの関係性です。
この三つの構成要素は、決して別個に独立して成立するものでなく、お互いに強く影響し合います。

 

 


例えば、ストレングスを目的として重いバーベルを何回も挙げられるように全力でバーベルを持ち上げている時、内外の認識力はどうなっているでしょうか?

多くの場合、全力でバーベルを持ち上げることに集中がいくことで内外の認識力は発揮されていない傾向が強くなります。

 

 

 

このとき問題になるのが人間の「学習能力」です。
人間はすべての運動と、その運動の「状態・様式」を学習します。
例えば日常生活の動作も競技のパフォーマンスに反映されるのです。

バーベルを持ち上げるために全力で筋力を発揮することと、内外の認識力を発揮することは一見「別個」のように思われがちですが、そうではありません。

これらは密接に関係しあいながら身体は変化していくのです。

この作用が、「身体は大きくなった、筋力も上がった、でも肝心の競技でパフォーマンスが低下した」という現象の理由です。(マイナスの学習といいます)

 

 


人間は良くも悪くも、すべての運動を学習してしまいます。

無意識に左足に乗って立つとか、無意識に腕組みするなどのクセだって、覚えようとしてやったわけじゃないでしょう。

 

 

 

学習能力を利用して全ての日常生活を鍛錬に活かそうという考えを言葉にしたのが「行住座臥」という古来より武道で用いられる概念です。

休んでいる時も寝転んでいる時も全てトレーニングですよ、全て自分のパフォーマンスに影響与えまっせ、という意味です。

 

 

 

パフォーマンスアップを考える上では、実施するトレーニングがフィジカル・スキル・認識力がどのように関係し合うのかを念頭に置く必要があるのです。

 

JARTAではこの考え方を統合化トレーニングとし、トレーニング指導においては、強化する一つの要素がどのように他の要素に影響を与えるのかを分析しながらトレーニング方法を考案し、マイナスの学習を排除しながらパフォーマンスアップを図っています。

我々は他者に努力させる側だから。

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

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スポーツトレーナーが要求される仕事として「問題解決」があります。

特にフィジカルまたはメディカルの分野においてチーム・選手が抱える問題の解決は我々の仕事のメインタスクと言ってもいいものです。

 

 

 

その問題の構造や原因を分析し、解決するための具体的な手段を構築して提示します。

その手段はウエイトトレーニングでもストレッチでも何でもいいと思います。

 

 

 

問題を解決できるならば何でもいい。

 

 

 

ただし解決に至るまでに要する「時間」は十分に考慮しなければなりません。

言い方を変えるならば「効率」「合理性」です。

 

 

 

選手たちが選手でいられる時間には限りがあります。

 

 

 

選手寿命という意味でもそうですし、プロであればパフォーマンスが上がらなければ契約解除、部活であれば最後の大会で引退、という時間の枠組みの中で選手たちは戦っているからです。

 

 

 

時間、効率、合理性。

それらを担保するために必要なのが論理性です。

 

 

 

〇〇選手がやっていたから。

最近のトレンドだから。

そんな根拠ではもちろん不十分です。

なぜその手段が問題解決の手段になるのか、それを論理的にスジを通さなければなりません。

 

 

 

我々は「他者」である選手に努力させる立場だからです。

 

 

 

 

と、ここまではトレーナーとして現場で選手をサポートしていれば当たり前のことだと思います。

 

 

 

今回はもう一つ踏み込んで、問題の解決の一歩手前の話について。

 

 

 

「問題の発見」です。

もっというと「問題になる前の兆候の発見」です。

 

 

 

我々は問題解決が仕事なのですが、そもそも問題が表面化した状態は、結構な割合で問題の原因が複雑化しています。

 

 

 

複雑化した原因は、解決に時間を要します。

時間というファクターを考えると、複雑化する前の段階、なるべく早い段階で手を打てる方がいい。

ということは、問題とその兆候をできるだけ早く発見するという視点が重要になります。

 

 

 

つまりある意味で問題を提示されてからでは遅い。

自分で問題を発見するのです。

自分で問題が起こりそうな兆候を発見するのです。

 

 

 

チームのウォーミングアップ。

選手たちのセルフケアの意識。

食事への意識。

練習の強度や頻度。

練習に入るまでの習慣。

選手たちの普段の動き・姿勢。

試合前後の選手やスタッフの振る舞い。

監督やコーチによる叱責(威嚇)。

威嚇されると身体に起こる問題はコチラ。

 

 

 

などなど、兆候として目を光らしておくべき項目をあげればゆうに200以上は挙がります。

 

*集合写真の立ち位置からだって、問題の兆候が見えることもある。

 

 

 

 

 

 

 

僕はいろんな競技のいろんなチームに行くので、ある種客観的に「そのチームの文化」を観ることが多いですが、チームとして「当たり前」になっているところに問題の原因が潜んでいることもあります。

 

 

 

ただし、一つ厄介なのが、こちらが問題の兆候だと主張しても、まだ問題になっていないことで「そんなことない」「大丈夫だろ」という対応を受ける可能性があることです。

チームのマネジメントや選手自身のマネジメントはリスク管理でもあるわけですから、本当はそういう対応はよろしくないのですが、実際あります。

 

 

 

しかしそればかりは、相手側ではなく、なぜ問題の兆候だと言えるのかをそれこそ論理的に提示できるかどうか、つまりこちら側の説得力の問題にするしかありません。

 

 

 

***

 

 

 

問題解決と問題発見について書いてきましたが、これらは言い換えると「チームの勝利」のための阻害因子の発見と解決のプロセスです。

 

 

 

チームの勝利に影響を与えうるファクターを普段からどれだけ整理できているかが、「問題の発見」のポイントです。

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

どこまでをパフォーマンスへの「影響因子」と考えるかという話でした。

良い選手は、環境に依存せずに自分で環境を作ろうとします。

つまり自分に影響を与えると考える範囲が広い。

であれば、サポートする側はそれ以上の範囲を考えられなければ「指導している」とは言えません。

そしてまだその範囲が狭い選手には、範囲を広げてあげるのが僕の仕事の一つです。

 

 

 

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これまで何度か言及してきたトレーナー業界の現状と将来。

ちょっと感じることがあったので、改めて。

 

 

 

まず、一応今はまだパーソナルトレーニングが流行していると言われてます。

あとどれぐらい流行が”維持”されるのかはわからない。

でも流行は、必ず終わります。

僕らは流行の終わりを何度も何度も見てきたはず。

 

 

 

今ではどこでも出会えるようになったタピオカもいつかは終わる。

だいぶ前に流行ったナタデココも、今はもうなかなか出会えない。

どちらも流行る前から好きだった僕にとってはなかなか厄介な現象です。

 

 

 

パーソナルトレーナーの流行。

「流行が必ず終わることを前提」にして考えるべきことはなんだろうか。

いろいろあると思うけれど、少なくとも僕らスポーツトレーナー業界がやるべきことは、「流行に乗っかる」ことではなく、「当たり前にする」ことであり、それをある意味で文化にしていくこと。

 

 

 

流行している最中というのは、そのチャンスでもあり、流行の終わりと同時に一気に廃れる分岐点でもある。

だから僕らスポーツトレーナーの発信は、俗にいうハウツーに終始してはならない。

ハウツーはどこまでいってもハウツーだ。

 

 

 

ナタデココの終焉を目の当たりにした経験からいうと、流行り出したらどこでもみんなナタデココをアピールし出した。

あらゆるお店でナタデココを使ったスイーツが出されるようになった。

テレビでも雑誌でもナタデココ特集。

ナタデココナタデココナタデココ。

それがだんだん”飽き”を引き起こした。

 

 

 

誰もが流行りに乗っかるばかりで、誰もナタデココの存在意義を語らなかった。

 

 

 

今ではコンビニでもナタデココにはあんまり会えない。

タピオカがこの道を辿る日は近い、かもしれない。

 

 

 

そしてたくさんのスポーツトレーナーたちによる膨大なハウツー発信も、ナタデココの構図に近づいていってないだろうか。

 

 

 

僕らが流行の終わりで終わらないためには、生き残るためには、スポーツトレーナーに社会的に存在意義があることを提示していかなければならない。

 

 

じゃあスポーツトレーナーの社会的意義って果たしてなんなのだろうか。

もちろん答えのない問いではあります。

でも答えがないからこそ、スポーツトレーナーの職にある人全員がその問いについて考え続けることから始めるべきじゃなかろうか。

 

 

「これこそがスポーツトレーナーの社会的存在意義だ!」と今の僕にはまだはっきり言えないけれど、少なくとも日々自問自答し続けている。

それぞれが自分なりに社会的に意義のある行動かどうかを常に考えながら自分の行為を省みる。

そのために社会問題には常に関心を持っておく。

「自分ごと」の範囲をできるだけ広げる。

僕はそんな業界であってほしい。そんな業界になっていってほしい。そんな業界になっていかなければならない。

 

 

 

流行中とはいえ、トレーナー業界はまだまだものすごく小さい市場。

どれだけの人がスポーツトレーナー「だけ」の仕事で余裕のある経済力を獲得できている?

少なくとも、他の理論や他のトレーナー・トレーニングを蹴落とそうとしている場合じゃない。

 

 

どこが優れているか、どこが課題なのかは、第三者が決めることであり、目の前の人をより良くする、トレーニングに携わることで社会をより良くするという想いの部分で我々は協力すべきじゃないかな。

みんなスポーツ界・フィットネス界をより良くしようとしているはず。

そのことが社会にどのような良い影響をもたらすことができるのかを議論・検証し続けるのが本物の「専門家」だと僕は思います。

 

 

 

専門知識や技術を持っているのが専門家じゃない。

資格的にはそうなのかもしれないけれど。。

それを社会に還元できるかどうかが重要なはず。

そもそも、その知識や技術、ひいてはその存在が社会的に意義・価値があるから、その分野が出来上がったはず。

 

 

 

自分の「専門知識」がどれだけ社会に良い影響をもたらせるかを考えずに、目先の事象にのみ心を奪われるのはスポーツトレーナーを専門分野にしてくれた先輩たちにあまりに失礼だ。

 

 

 

理想論かも知れないけれど、僕はこれがトレーナー界が生き残っていく上で不可欠なことだと信じてます。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

そんなこと考えてられないって思う人も多いでしょう。

そんなこと自分の仕事とは関係ないって思う人も多いでしょう。

めんどくさ、、って思う人も多いでしょう。

綺麗ごとやんって思う人も多いでしょう。

でもそういう人ばかりになった業界は必ず廃れてきました。

そのことをどう感じるかだけだ。

 

 

 

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