さぁさぁ、今日は祝杯をあげましょう!
現在東京国際フォーラムで行われている【日本糖尿病学会2018】でのとても嬉しいニュースに心躍っております。
アボット社のFreeStyleリブレの妊婦さんへの使用禁忌が解除されたぞーー!!!
関連ページはこちら→【日本糖尿病学会2018】アボット、FreeStyleリブレの妊娠中の女性等への使用禁忌解除
すごくマニアックな話題かもしれませんが、私にとって、そして1型糖尿病妊婦さんにとっては今日は嬉しい記念日、安堵感でいっぱいです。
<あやこまごころ診療所>に通って下さっている、ある1型糖尿病患者さんの話を今日は熱く書きます。
K子さんとします。彼女はリブレを装着していて血糖コントロールはとても良好!そして待望の赤ちゃんが彼女のお腹に宿りました。
1型糖尿病という事で<あやこまごころ診療所>をいったん離れ引き続き県内の某病院で産科×内科での管理となります。するとなんという事でしょう!リブレを外されそうになったそうです!えーーー!リブレこそ妊娠中に必要では無いでしょうか?緻密で厳格なコントロールが必要な時期に指パッチンに戻るんですか!え?
その話を聞いたときに私は愕然としました。そしてまずアボット社に確認し、なぜリブレは妊婦さんの使用がダメな理由を問いました。すると、ダメという訳ではなく「安全性が確認されていない」だけであって、何か有害な事が起こったという訳ではないという事実を掴みます。その後、群馬県内でリブレを妊婦さんで使用している病院を複数確認します。
大丈夫だ!使えそう!医師(=つまり私)の判断と患者さんの認識が大丈夫であれば問題ないだろう、と私は確信を得ます。念のため全国で有名な愛知の糖尿病専門クリニックに電話(突然の電話でしたが丁寧に対応してくださった事、忘れません)し、妊婦さんのリブレ使用は大丈夫そう、いやいやむしろ妊婦さんこそ使えなきゃでしょ!と強く確信したのです。
今、K子さんは引き続きリブレを使用してお腹の中の赤ちゃんは元気にスクスクと育っています。
K子さんのリブレが無理矢理に剥がされそうになって、涙をぐっと堪えて孤児奮闘していたあの時が懐かしい。K子さん、元気な赤ちゃんを心から楽しみにしています。
飲めないけど今夜は祝杯をあげよう。こうやって医学は着実に一歩一歩進んでいくのだな。1型糖尿病もいつかきっと治る日が来る!きっと来る!と私は信じています。
リブレと私の二の腕
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「健康」をテーマに川柳募集
官製ハガキに
住所・氏名・ペンネームをお書きの上、奮ってご投句下さい。ハガキ1枚につき5句までです。
379‐0127 安中市磯部4-13-18 あやこまごころ診療所「川柳係」まで
<あやこまごころ診療所>内でも、川柳用紙をご用意しております。
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あやこ先生の自己紹介
群馬県安中市磯部に2017年9月19日≪あやこ まごころ診療所~一般内科・糖尿病・ダイエット・予防接種・訪問診療~≫開業致しました。安中市の地域に密着した医療に力を注ぎます。【おしゃべりだけでもどうぞ いつでも気軽にお立ち寄りください】という想いの元、健康の事、体の事、病気の事、福祉や介護の事、日常のお困り事、など…をいつでも気軽に相談出来る診療所でありたいと思っています。