DITN(Diabetes in the News)という月刊新聞があります。この新聞 は糖尿病治療に関する最先端の研究から、臨床現場でのチーム医療や地域医療の取り組み、さらに患者教育まで幅広い話題が幅広く載っているとても勉強になる新聞で、糖尿病専門医だけでなく、一般の医師さらには医療スタッフまで、糖尿病診療に携わる全ての読者に愛読されているものです。私も毎号とても楽しみにしているんです。
10月号は糖尿病診療に携わる西埼玉病院の成宮学先生による素晴らしい記事にとても共感しました。
糖尿病患者さんの、運動療法・食事療法は実際に自分がやってみると継続が大変であることが分かります。必ず医療者が自分で試し出来ない事は患者さんに勧めない事です。どうしたらできるか、医療者が自分の体を使って試行錯誤することによりいろいろとアイデアが浮かんでくるのではないでしょうか。
そうそう、それそれ!!!って読みながら大きく頷いてしまいました、笑。
糖尿病は診断・治療方針の決定は、私たち医師が行います。そして、それに次ぐ治療の実行は患者さんご自身が行う事になるわけです。糖尿病との付き合いは長期戦、一生もん。
あれだめ、これだめ。
あーしろ、こーしろ。
では続かない、人生が楽しくないと思うんです。
だから、私は例えば「旅行の時は糖尿病の事を忘れて、思いっきり楽しんだら良いです。美味しい料理を存分に味わって下さいね」と言います。そして旅行から帰って来たら帳尻を合わせれば良いと思うんです。関連記事→旅先ではダイエットを忘れて良いと思う理由
ジャンクフードだって時には良いじゃないですか、食べたって。時々なら全然OKって思います。だって、私自身が好きですから・・・笑。私は自分に嘘はつけません。患者さんにも嘘はつけません、嘘は言えません「マックなどのジャンクフードはもっての他!」だなんてね。※3ヶ月に1度位無性に食べたくなります。ポテトチップスなんかも。
私は糖尿病の患者さんが、それそれの人生を楽しく幸せに送って欲しいのです。なので、1人1人に寄り添った治療方法を一緒に探し提案し、希望を持ち共に頑張れたら良いなって思います。私は患者さんの良き伴走者でありたいな、って思います。糖尿病の治療は1人1人違う、出来る事も出来ない事も違うんです、治療方法にしたって教科書通り、杓子定規になんて出来ないんです。私は、患者さん1人1人の心と体に寄り添って行きたいです!
西宮学先生による【3つの希望】。これ良いですね!とっても素敵な希望。
楽しまなくっちゃ、人生を!
こんな【まごころご飯会】も企画しました!患者さんと私たちが一緒にお寿司ランチを楽しむ会です。詳しくは<あやこまごころ診療所>までお問い合わせ下さい。
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あなたがあなたらしく笑顔で生き生きとした人生を送れるように、私たちは応援します!
「もっと早くに知っていたらきちんと向き合っていたのに」にならないように
あやこ先生@あやこまごころ診療所院長@ayacoharada
何か問題があった時は、立ち止まる時、よく振り返って考えてみる時だと思う。そしてこれから更に躍進するというビッグチャンスでもあるんだと、思うのです。
2017年11月10日 21:47
群馬県安中市磯部4-13-18
あやこ先生の自己紹介
群馬県安中市磯部に2017年9月19日≪あやこ まごころ診療所~一般内科・糖尿病・ダイエット・予防接種・訪問診療~≫開業致しました。安中市の地域に密着した医療に力を注ぎます。【おしゃべりだけでもどうぞ いつでも気軽にお立ち寄りください】という想いの元、健康の事、体の事、病気の事、福祉や介護の事、日常のお困り事、など…をいつでも気軽に相談出来る診療所でありたいと思っています。
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