皆さま、こんにちは！
今から６年前のこと。
三陸鉄道リアス線…当時は「北リアス線」の小本駅を訪れました。
（その日のブログもチェックくださいね）
【まったり駅探訪】三陸鉄道北リアス線・小本駅に行ってきました。
当時の小本駅は「小本観光センター」の一角に
三陸鉄道の切符販売所を備えた駅でしたが、
平成26年に駅舎は解体され、
駅舎跡に翌年に「小本津波防災センター」が完成したのです。
その後、建て替え中の小本駅は見ましたけど、
完成後の駅舎は機会が無くて見ることが出来ず…
そして今月初旬、ついにと言いますか
ようやくその機会が巡ってきたのですよ。
小本駅、ずいぶんと立派になられたようで。
変わったのは駅舎だけではありません。
岩泉町の玄関口であることから、駅名も岩泉小本駅に改称。
以前は岩泉線・岩泉駅が存在していたので
混同を避けるために「小本駅」とされてましたが、
岩泉駅は岩泉線とともに平成26年に廃止されたために、
駅舎の建て替えに合わせて改称されたみたいですね。
とても同じ駅とは思えない近代的な駅舎に変わった岩泉小本駅。
さっそく中を覗かせて頂きましたぜ☆
まずは駅スペースの位置を確認。
正面の出入口を入って２階に上がれば駅構内に入れるようです。
それでは１階フロアには何があるのかというと…
正面から入って左側に折れると岩泉町役場の小本支所。
右に折れた所には、駅の待合室を兼ねた
「三鉄駅の小さな博物館」がありました。
ちなみにここで何が展示されてるかというと…
自分はこの事実を知らなかったのですけど、
昭和53年に小本町の茂師海岸で
日本で初めて草食性の大型恐竜の化石が発見されたそうで、
地名から「モシリュウ」と名付けられたそうです。
ここに収められているのは、その「モシリュウ」の化石。
こんな場所（施設の皆様ごめんなさい）に
そんな貴重なモノが置かれていて大丈夫なの!?と思いましたが、
展示物に（レプリカ）と書かれてホッとしました。
どうしてもホンモノを見たい方は
上野公園にある国立科学博物館に出向いてくださいね。
それにしても日本初の恐竜発見とは、小本町はすごいなぁ。
待合室の全景はご覧の通り。
一角で職員さんが常駐されているので
フリーきっぷ等はここで購入することが可能ですよ。
階上のホームには、こちらの階段を伝って入ることが出来ます。
てんとう虫の先が従来からある駅の出入口ですが、その前に…
２階フロアには「三陸鉄道 子ども図書館」がありました。
岩泉町の小本地区は、小学校、中学校とも
校舎が津波で被災してしまった（現在は復旧済み）みたいですが、
防災拠点に子供が楽しめるスペースがあるのは
とても良いことだと思います。
「津波が来たらここに逃げろ」って頭に残りますしね。
図書館の中を眺める。
壁面に貼られた「さんてつ」車両のイラストがめっちゃイイ感じでした。
図書館内で芸能人さんたちの応援メッセージを発見！
小本の子供たちはもちろん、山口さんもお友だちと仲良くしてほしいです。
図書館を出て正面の通路を抜けるとホームに入れます。
ここから先は旧駅舎時代と変わってなさそうですね。
階段を上がってホームにイン。
ホームは基本的に震災前と変わってなさそうな様子です。
いやいや、ひょっとしたら待合室は建て替えられてたかも。
ベンチが波々になってるのですけど、昔からこんなんでしたっけ？
うむむ、震災前の待合室の様子が思い出せん…
岩泉小本駅の駅名標のイラストは「龍泉洞」でした。
岩泉線・岩泉駅が現役の頃は
駅から２キロほどしか離れていないスポットでしたが、
岩泉小本駅からだと10キロ近く離れているので
バス移動（所要時間約30分）が必要です。
最後はホームから眺めた駅舎の画像で〆。
こうして新しく生まれ変わった岩泉小本駅を見て周りましたが、
やり残したことがあるようで気になってたのです。
帰宅してから気づきましたよ。
ふれあいランド岩泉に泊まるの忘れてた！
ふれあいランド岩泉とは、岩泉町内の「道の駅」に隣接する
格安でブルトレに宿泊できる施設です。
ここは寝台車に乗りたいという鉄道ファンの夢が叶う場所。
（動きませんけど）
何も考えずに宮古のルートインに宿泊した自分を恨んでやる～
…ってことで、いつかここも再訪したいと思います。
最近は旅するたび、こんな後悔が増え続けてるなぁ。
小本駅（平成25年２月10日） ・岩泉小本駅改称後（平成31年４月３日）
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