皆さま、こんにちは!


今日はさんてつの、こちらの駅をいかせていただきます。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D02180

三陸鉄道北リアス線・陸中宇部(りくちゅううべ)駅です!


久慈駅のひとつお隣にあって、

旧・国鉄久慈線の駅として昭和50年に開業した駅でした。


久慈線(久慈駅‐普代駅間)と言えば、

昭和50年7月、久慈駅‐普代駅間に開通した路線で、

開通6年後の昭和56年には

第1次特定地方交通線40線のひとつとして廃止承認されてしまった、

悲しき路線だったのですよ。


振り返れば今から30年近くも前のこと。

当時、国鉄が催していた

「いい旅チャレンジ20,000km」キャンペーン目的で、

自分、青春18きっぷを利用して

東北のローカル線巡りをしていたんですけど、

この久慈線だけがどうしても踏破が難しい路線でした。

久慈線は盲腸線である八戸線の、更に奥にある盲腸線で、

しかも列車は1日にたった5往復のみ。

中学生だった自分には久慈線の存在意義なんか、

丸っきりわかってませんでしたもんね。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d01287

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D02185

開業わずか6年で、

赤字による廃止対象路線に指定された久慈線でしたが、

その後に第3セクター・三陸鉄道によって、

未成区間であった田老駅‐普代駅が開通、

それまでの国鉄宮古線と久慈線を含めて、

昭和59年に三陸鉄道北リアス線となったのは周知の通りです。


陸中宇部駅も1日に21本が停車する駅になったんですから、

その飛躍ぶりには驚くばかりですよね。



陸中宇部駅は高台を走る北リアス線の、

更に小高い場所にホームがある駅です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D02181


坂道や階段続きの駅ですけど、

駅から見渡すことができる街の景色はなかなか絶景ですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D02186


単式ホームが1本だけの棒線駅で、

ホームには大き目の母屋根と待合室が設置されておりました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D02184

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D02183

高台を走る路盤が功を奏したと言ったらいいのでしょうか、

2年前の震災による津波被害もなく、

震災5日後の3月16日には、

久慈駅‐陸中野田駅間が復活運転を始めているんですって。


仙台に住んでいる自分も、

震災から1か月半後に全通した東北新幹線には、

すごい勇気を貰った気がしましたけど、

この三陸鉄道の始動、

地元の方の大きな原動力になったんじゃないでしょうか。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D02182

なんだか観光案内板が非常に大雑把なんですけど、

陸中宇部駅にはもっと多くの見どころがあるんですよね?

そうですよね、三陸鉄道さん!(;^ω^A




三陸鉄道北リアス線


宮古駅

山口団地駅

一の渡駅

佐羽根駅

田老駅

摂待駅

小本駅(平成25年2月10日)

島越駅

田野畑駅(平成25年2月9日)

普代駅(平成25年2月10日)

白井海岸駅(平成25年2月9日)

堀内駅(平成25年2月10日)

野田玉川駅(平成25年2月9日)

陸中野田駅(平成25年2月9日)
陸中宇部駅(平成25年2月9日)

久慈駅(平成25年2月10日)