皆さま、こんにちは!
今日はさんてつの、こちらの駅をいかせていただきます。
三陸鉄道北リアス線・陸中宇部(りくちゅううべ)駅です!
久慈駅のひとつお隣にあって、
旧・国鉄久慈線の駅として昭和50年に開業した駅でした。
久慈線(久慈駅‐普代駅間)と言えば、
昭和50年7月、久慈駅‐普代駅間に開通した路線で、
開通6年後の昭和56年には
第1次特定地方交通線40線のひとつとして廃止承認されてしまった、
悲しき路線だったのですよ。
振り返れば今から30年近くも前のこと。
当時、国鉄が催していた
「いい旅チャレンジ20,000km」キャンペーン目的で、
自分、青春18きっぷを利用して
東北のローカル線巡りをしていたんですけど、
この久慈線だけがどうしても踏破が難しい路線でした。
久慈線は盲腸線である八戸線の、更に奥にある盲腸線で、
しかも列車は1日にたった5往復のみ。
中学生だった自分には久慈線の存在意義なんか、
丸っきりわかってませんでしたもんね。
開業わずか6年で、
赤字による廃止対象路線に指定された久慈線でしたが、
その後に第3セクター・三陸鉄道によって、
未成区間であった田老駅‐普代駅が開通、
それまでの国鉄宮古線と久慈線を含めて、
昭和59年に三陸鉄道北リアス線となったのは周知の通りです。
陸中宇部駅も1日に21本が停車する駅になったんですから、
その飛躍ぶりには驚くばかりですよね。
陸中宇部駅は高台を走る北リアス線の、
坂道や階段続きの駅ですけど、
単式ホームが1本だけの棒線駅で、
高台を走る路盤が功を奏したと言ったらいいのでしょうか、
2年前の震災による津波被害もなく、
震災5日後の3月16日には、
久慈駅‐陸中野田駅間が復活運転を始めているんですって。
仙台に住んでいる自分も、
震災から1か月半後に全通した東北新幹線には、
すごい勇気を貰った気がしましたけど、
この三陸鉄道の始動、
地元の方の大きな原動力になったんじゃないでしょうか。
なんだか観光案内板が非常に大雑把なんですけど、
陸中宇部駅にはもっと多くの見どころがあるんですよね?
そうですよね、三陸鉄道さん!(;^ω^A
三陸鉄道北リアス線
宮古駅
山口団地駅
一の渡駅
佐羽根駅
田老駅
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田野畑駅(平成25年2月9日)
普代駅(平成25年2月10日)
堀内駅(平成25年2月10日)
野田玉川駅(平成25年2月9日)
陸中野田駅(平成25年2月9日)
陸中宇部駅(平成25年2月9日)
久慈駅(平成25年2月10日)