皆さま、おばんです!
1週間後の今日・4月3日のことですけど
三陸鉄道南リアス線が部分開通します。
先月、北リアス線を訪れた時に、
鉄道の復興が地元の皆さまの心の支えになっていることを
特と感じさせられました。
残すは来年春に復旧する小本駅‐田野畑駅間10.5キロのみ。
北リアス線の全線復旧が今から楽しみですね。
そんなことで今晩はこちらの駅の訪問記でした。
三陸鉄道北リアス線・普代(ふだい)駅です!
第3セクター化される以前は、国鉄・久慈線の終着駅でした。
昭和50年7月に開業した駅ですが、
今でも各所に終着駅であった面影が残ってるのですよ。
ずいぶんとデッカイ駅だな~と思いましたが、
実は駅施設は右側のこの部分だけみたいですね。
左側にある大きな建物は、地産品の売店なんですって。
駅舎に近づくと、何やら動物たちが出迎えてくれてるようです。
どこに動物がいるかって?
ここですよ、ここ!
たぶんニャンコだと思いますけど…
裸足の主婦に追いかけられたお魚くわえたドラネコが暴徒化したやつ?
三陸鉄道の有人駅では硬券入場券が販売中。
今回もこちらをゲットして駅の中に入りますよ。
普代駅は築堤の上に島式ホームが設けられた駅でした。
ホームに繋がる長い通路が気になりますが、
手前側の空地に何か造られる予定があったのでしょうかね?
教えてくださいよ、中のお方。
普代駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造で、
国鉄久慈線時代に使用されていた工事列車用の側線も、
ちなみに駅舎寄りにある1番線ホームは久慈線時代からあるもので、
海側の2番線ホームは第3セクター化後に新設されたものです。
当初から50Nという高規格なレールが使用されているのですが、
こちらは列車の高速運転を目的としたものではなく、
メンテナンスフリーを図ったものなんですって。
ホームには待合室が設置されているのですけど、
40だと?
この数字の理由、皆さんはわかります?
自分は最後までわかりませんでした。
実はこれ、普代駅が北緯40度にあるから描かれたそうで。
北緯40度ってそんなに偉いんでしょうかね?
この数字のために、待合室の中はこんな感じになってましたよ。
なんとなく、無駄っぽいデザイン。
種市駅のトイレ ほどじゃないですけど。
こちらは駅舎の中に並べられた復興を祈願するダルマたちです。
鉄道の復旧は喜ぶべきことですけど、普代駅の海側では
国道45号線・普代バイパスの建設も急ピッチで進行中。
この道路は高速道路規格で建設が進められており、
将来は三陸道・八戸道とともに三陸縦貫道を形成するのだとか。
道路と鉄道、どちらかが不利になることなく、
共存できる街づくりが進められることを願うばかりです。
小本駅(平成25年2月10日) ・岩泉小本駅改称後(平成31年4月3日)
普代駅(平成25年2月10日)
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