皆さま、おばんです!
またもご無沙汰してしまいました。
今晩も毎度ながら、駅記事を書かせて頂きますぜ☆
三陸鉄道北リアス線・陸中野田(りくちゅうのだ)駅です!
北リアス線にある駅の中でも、
乗降客数はダントツの多さを誇る駅でした。
「道の駅のだ」を併設している現在の駅舎は2代目で、
昭和50年の開業時に造られたPC製の初代駅舎に代わって、
平成5年に建てられたものなんだそうで。
駅舎内では出札業務も行われており、
とにかくいつ行っても賑やかな駅なのですよ。
おりょ!?
最寄に現在は観光鉱山となった野田玉川鉱山があったとは…
自分、完全にノーマークでした。
次回の訪問の時には絶対に寄ってみるんだから。
小高い築堤の上にあるホームへは、
駅舎を潜らずにも入場することが出来ますけど、
駅ファンの自分はもちろん、
出札窓口とホーム、見ての通り結構離れておりますね。
陸中野田駅は島式ホームが1本、
国鉄・久慈線時代は、
単式ホームが1本あるだけの陸中野田駅でしたが、
将来の線増の際に島式ホームに転用できる構造になっており、
昭和59年の三陸鉄道移管の際に、
予定通りに駅の改良工事が行われた模様。
ホームには継足しが行われた様子が、
現在もしっかりと残っておりました。
そんな陸中野田駅のホーム上で、
牛…なぜに陸中野田駅に牛の絵が?
(すみません…間違えて最初に”馬”って書いちゃいました。おしんさん、ツッコミ感謝です!)
駅の待合室に意味深なメッセージが込められているのが、
三陸鉄道クォリティ。
北緯40度上にある普代駅には、こんな待合室がありましたっけ。
で、陸中野田駅にあるこちらの牛の絵ですが、
野田の牛方像!?
ふむふむ。
説明によると、藩政時代から明治時代にかけて、
この周囲一帯には塩釜があり、製塩作業が行われていたんだそうな。
製造された塩(野田塩)をベコの背中に載っけて、
遠くは鹿角まで行商がおこなわれたんですって。
…鹿角って、花輪線沿線の鹿角?
なんだか、とてつもなく遠いんですけど。
先人の皆さまを労わずにはいられませんよね。
ちなみにこの時にベコが行き来していたソルトロード、
ここからは余談ですが、
大好評絶賛放映中のNHK朝の連ドラ「あまちゃん」。
自分も録画して、しっかりと楽しんでおりました。
あのオープニングで出てくる、
田んぼの中を走る北三陸鉄道(三陸鉄道)の列車走行シーン、
こちら陸中野田駅と陸中宇部駅間で撮影されたものなんだそうで。
自分的にはこの区間、完全に聖地扱いしているんですけど、
観光客の皆さんでこのことに気付かれている方、
いらっしゃるんでしょうかね?
三陸鉄道北リアス線
宮古駅
山口団地駅
一の渡駅
佐羽根駅
田老駅
摂待駅
島越駅
田野畑駅(平成25年2月9日)
陸中野田駅(平成25年2月9日)