皆さま、おばんです!


またもご無沙汰してしまいました。

今晩も毎度ながら、駅記事を書かせて頂きますぜ☆


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d08020/陸中野田駅

三陸鉄道北リアス線・陸中野田(りくちゅうのだ)駅です!


北リアス線にある駅の中でも、

乗降客数はダントツの多さを誇る駅でした。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d08021/陸中野田駅

「道の駅のだ」を併設している現在の駅舎は2代目で、

昭和50年の開業時に造られたPC製の初代駅舎に代わって、

平成5年に建てられたものなんだそうで。

駅舎内では出札業務も行われており、

とにかくいつ行っても賑やかな駅なのですよ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d08022/陸中野田駅

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d08023/陸中野田駅

おりょ!?

最寄に現在は観光鉱山となった野田玉川鉱山があったとは…

自分、完全にノーマークでした。

次回の訪問の時には絶対に寄ってみるんだから。



小高い築堤の上にあるホームへは、

駅舎を潜らずにも入場することが出来ますけど、

駅ファンの自分はもちろん、

駅舎から延びるこちらの通路を渡って進入しますよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d08024/陸中野田駅

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d08025/陸中野田駅

出札窓口とホーム、見ての通り結構離れておりますね。


陸中野田駅は島式ホームが1本、

それに保線車両用の側線が1本ある構造です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d08026/陸中野田駅

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d08028/陸中野田駅

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d08027/陸中野田駅

国鉄・久慈線時代は、

単式ホームが1本あるだけの陸中野田駅でしたが、

将来の線増の際に島式ホームに転用できる構造になっており、

昭和59年の三陸鉄道移管の際に、

予定通りに駅の改良工事が行われた模様。

ホームには継足しが行われた様子が、

現在もしっかりと残っておりました。



そんな陸中野田駅のホーム上で、

ちょっと目を引くのがこちらの待合室です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0802a/陸中野田駅

牛…なぜに陸中野田駅に牛の絵が?

(すみません…間違えて最初に”馬”って書いちゃいました。おしんさん、ツッコミ感謝です!)


駅の待合室に意味深なメッセージが込められているのが、

三陸鉄道クォリティ。

北緯40度上にある普代駅には、こんな待合室がありましたっけ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d03209


で、陸中野田駅にあるこちらの牛の絵ですが、

答えは駅前に建つこちらの銅像にありましたよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0802b/陸中野田駅

野田の牛方像!?


ふむふむ。

説明によると、藩政時代から明治時代にかけて、

この周囲一帯には塩釜があり、製塩作業が行われていたんだそうな。

製造された塩(野田塩)をベコの背中に載っけて、

遠くは鹿角まで行商がおこなわれたんですって。


…鹿角って、花輪線沿線の鹿角?

なんだか、とてつもなく遠いんですけど。

先人の皆さまを労わずにはいられませんよね。


ちなみにこの時にベコが行き来していたソルトロード、

現在でも辿ることが出来るみたいです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0802e/陸中野田駅



ここからは余談ですが、

大好評絶賛放映中のNHK朝の連ドラ「あまちゃん」

自分も録画して、しっかりと楽しんでおりました。


あのオープニングで出てくる、

田んぼの中を走る北三陸鉄道(三陸鉄道)の列車走行シーン、

こちら陸中野田駅と陸中宇部駅間で撮影されたものなんだそうで。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0802c/陸中野田駅


ちなみにこちらは、久慈駅北側にある長内川の橋梁らしく。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d0802d/陸中野田駅

自分的にはこの区間、完全に聖地扱いしているんですけど、

観光客の皆さんでこのことに気付かれている方、

いらっしゃるんでしょうかね?




三陸鉄道北リアス線


宮古駅

山口団地駅

一の渡駅

佐羽根駅

田老駅

摂待駅

小本駅(平成25年2月10日)

島越駅

田野畑駅(平成25年2月9日)

普代駅(平成25年2月10日)

白井海岸駅(平成25年2月9日)

堀内駅(平成25年2月10日)

野田玉川駅(平成25年2月9日)

陸中野田駅(平成25年2月9日)

陸中宇部駅(平成25年2月9日)

久慈駅(平成25年2月10日)