皆さま、おはようございます！
青い森鉄道・向山駅構内で催される向山駅愛好会主催のイベント、
「鉄道ファンこごさあづまれー」 が今週末に迫ってきました。
今週日曜日の天気予報を見ると…曇時々雨とな？
自分が知る限り、３人の雨男が参加するのですが
そのパワーはやはり絶大だったか…
でもでも、向山駅愛好会の皆さんの日頃の行いの良さがあれば
必ず晴れると思います。
このイベント、今まで雨天は一度もありませんでしたしね。
話は変わり、今朝は昨年の向山イベントの翌日に訪れた
こちらの駅の訪問記でした。
三陸鉄道北リアス線・田野畑（たのはた）駅です！
見てくださいよ、この晴れ渡る青空を。
今週末もきっとこんな天気になること間違いなしです。
田野畑駅は昭和59年４月に
三陸鉄道・北リアス線の開通に併せて開業した駅でした。
駅舎に描かれたサクラ・アートですが、
ネスレ日本が主催する「キット、ずっとプロジェクト」によるもので、
震災復興の願いを込めて施されたものなんだそう。
そういえば、さんてつ（三陸鉄道）には、
車体全体にサクラを纏った「キット、ずっと号」も走ってましたっけ。
田野畑駅と言えば、
駅から歩いて５分の場所にある平井賀川の水門が有名です。
この水門、さんてつの車両を模したデザインですのよ。
この水門ですが、近くで見ると結構破壊されているっぽく。
田野畑は、高さ20メートルもの震災津波が押し寄せた地域。
波は水門を越え、小高い場所にある田野畑駅の
駅舎の手前で迫って来たそうで。
改めて言うのもなんですが、津波の威力って本当に恐ろしいです。
さてさて、話を駅に戻しますが、
田野畑駅は平成24年の「キット、ずっとプロジェクト」開始に併せ、
「カンパネルラ田野畑」という副駅名が付けられました。
カンパネルラといえば、宮沢賢治の小説
「銀河鉄道の夜」の主人公・ジョバンニの友達ですけど、
友達みたいな身近な駅って意味で付けられたのかしら？
当初は期間限定だったサクラ・ラッピングですが、
現在もそのままの姿で残されているみたいですね。
駅舎内は事務スペースの他に、
交流センターや喫茶店も入居してましたよ。
そしてこちらが改札口。
硬券入場券も販売されてますので要チェックです。
駅舎とホームは地下通路で結ばれてました。
続いてはホームにイン。
田野畑駅は島式ホーム１面２線構造で、１往復のみですけど
当駅を始発・終着とする列車が運行されてるそうです。
さてさて、田野畑駅で忘れちゃいけないのが
連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地になったことです。
ドラマ中に度々登場した三陸鉄道ですけど、
最終回にも登場した「畑野駅」はここ、田野畑駅だったのですよね。
ドラマが撮影された２年半前はまだ
北リアス線は全線復旧を果たしておらず、
アキちゃんとユイちゃんがトンネルを覗きこむシーンでは
錆だらけのレールが映り込んでいましたけど…
その後、北リアス線・南リアス線共に全線復旧したし、
山田線沿岸区間の三陸鉄道移管まで決まっちゃいました。
…以上、復旧に尽力されてる現場の皆さんは本当に大変かと思いますが、
鉄道ファンとしては先々がとても楽しみな三陸鉄道でした。
小本駅（平成25年２月10日） ・岩泉小本駅改称後（平成31年４月３日）
田野畑駅（平成26年６月30日）
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